QC3.0対応&USB-C搭載の12000mAhモバイルバッテリー｢Tronsmart Presto｣レビュー

QuickCharge 3.0対応ポート&USB-Cポート搭載の12000mAhモバイルバッテリー｢Tronsmart Presto｣レビュー。

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Tronsmart様よりTronsmart Prestoのサンプルをいただきましたのでレビューを行います。

外箱。

箱の中身。バッテリー本体とUSB-A to USB-C(56kΩ抵抗を実装)ケーブルが付属しています。microUSBケーブルではないので持っていない人は別途購入する必要があります。

バッテリーの容量は12000mAhで、セルはiPhoneと同じATL製ポリマーセルを使用しています。iPhone 6に約4.5回、LG G5に約3回、Galaxy S7に約2.5回、HTC 10に約2.5回の充電が可能です。

大きさは幅約15.7cm、奥行約5.4cm、高さ約1.8cm、重量は約250g。サイズ感はiPhone 6sと比べるとこんな感じ。よほど小さいボディバッグなどでない限り普通に入ります。

Quick Charge 3.0ポート(左, 18W, 3.6-6.5V/3A, 6.5-9V/2A, 9-12V/1.5A)とUSB-Cポート(右, 15W, 5V/3A)がそれぞれ1つずつ搭載されています。

Quick Charge 3.0とはQualcommが開発した高速充電技術の3世代目にあたる規格。

Quick Charge 3.0は普通の充電器と比べると4倍の速度で充電でき、Quick Charge 1.0と比較して最大2倍の充電速度、Quick Charge 2.0と比較して約27%充電速度が向上しています。また、Quick Charge 3.0は前世代との互換性があるので、この充電器でQuick Charge 2.0や1.0対応機器も充電できます。

モバイルバッテリー本体を充電する際にはUSB-Cポートと付属しているUSB-A to USB-C ケーブルを使い充電することになります。6時間で満充電可能です。

iPhone、iPad、Androidスマートフォン、Androidタブレットなども充電できるのでご安心下さい。

本体左側面に電源ボタン。

本体上面にはバッテリー残量を表示するインジケーター。電源ボタンを押すと光って残量を表示します。

QuickCharge 2.0に対応したdocomo Galaxy S7edgeを手持ちのmicroUSBケーブルでQuick Charge 3.0ポート側に充電してみると、きちんと｢急速充電中｣と表示されました。

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15時25分に5%の状態から充電を開始し、30分後(15時55分)に39%、1時間後(16時25分)に70%、1時間46分後(17時11分)に100%の状態になりました。

電流電圧をチェックしてみると9.06V/1.02V流れていました。ご参考までに。

Quick Charge3.0対応のモバイルバッテリーを初めて使用する機会をいただきましたが、QuickCharge 3.0対応のAC充電器と変わらない速度で充電できるのはとてもありがたく、旅行など出先でも重宝しそうです。もちろん非対応機器でも問題なく充電できますが、Quick Charge対応機器と組み合わせることでこのモバイルバッテリーは真価を発揮します。Galaxy S7edgeを1時間で65%充電できたのは驚きました。

また、USB-Cポートを搭載しているので将来USB-Cコネクタを搭載したスマートフォンに買い替えた際にも使えます。

出先でも早く充電したい人、IngressやPokemon Goをプレイしている人にオススメできそうです。