【2018年版】HDDからSSDに交換・換装!必要なものや作業手順まとめ!

投稿日:2018/06/23 更新日:

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デスクトップパソコンやノートパソコンのHDDをSSDに交換・換装する手順に必要になるものや作業手順、データを移行・コピー・クローン・引越させるソフトやそのやり方についてまとめています。

HDDからSSDに交換・換装するのは思っているよりも簡単です

購入した直後はサクサク動作していたパソコンも、長年使っていると、

  • ソフトウェアやWindowsの起動になんか時間がかかる
  • 終了が遅い
  • 要領の大きいファイルを開くときに時間がかかる
  • よくフリーズする

といった問題が発生してきます、メモリ容量が不足しているのが原因で動作が遅いのであればメモリ増設も選択肢の1つですが、より効果的なのがHDDからSSDに交換することです。

SSDはデータの転送速度がとても高速です。SSDはHDDと比べると最低でも転送速度は数倍、高価なSSDだと数十倍にもなります。HDDがカメならSSDはチーターと同じくらい速いです。

「SSDの交換ってなんか難しそう…」と尻込みしてしまう人もいるかと思いますが、デスクトップPCでもノートPCでも、あなたが思っているよりも簡単にHDDからSSDに交換できます。恐れずにチャレンジしてみましょう。

HDDとSSDの速度比較

こちらはデータの読み込み速度・書き込み速度を測定してくれるソフトウェアでHDDとSSDをテストした結果です。数値が大きければ大きいほどデータの読み込み・書き込み速度が速度が速いです。

HDD

2.5インチSSD

M.2 SSD

これの見るといかに高速か分かると思います。段違いです。

HDDからSSDへとデータを移行する際のおおまかな手順

さらーーっと書くと以下の通り。

  1. SDをPCとつなげてフォーマットする
  2. HDDからSSDにデータを移行する(クローンを作成する)
  3. デスクトップならPCケース内にSSDを取り付ける、ノートパソコンならHDDとSSDを交換する

OSをクリーンインストールするのもいいですよ

データ移行をするのもいいですが、環境を一度リセットしたいという人はクリーンインストールするのもいいですよ。SSDにOSを新規インストールするだけなので大して時間がかかりません。

OSのクリーンインストールとSSDへのデータ移行のメリット・デメリットも見ておきましょう。

OSのクリーンインストール SSDへのデータ移行
メリット データ移行よりも作業時間がかからない
セットアップが終わればすぐ使えるようになる
問題が発生しにくい
データ移行作業後にすぐに使えるようになる
今までの環境をそのままSSDに移行出来る
デメリット クリーンインストールなので、
ソフトやドライバのインストールや、
データの復元の手間、
環境の再構築に時間がかかる
データ移行に時間がかかる
問題が発生するとクリーンインストールよりも
作業時間がかかる可能性あり
最悪の場合はOSが起動しなくなることも

 

HDDからSSDへデータ移行の際に必要になるもの

何が付属していて何が付属していないのかはSSDの紹介文に記載されているはずなので、必要になるもの・ならないものをよく考えて購入しましょう。

デスクトップPC ノートPC
Windowsの
インストールディスク
絶対必要 絶対必要
2.5インチSSD
M.2 SSD
絶対必要 絶対必要
2.5インチ→3.5インチブラケット 必要 不要
SATA3ケーブル 絶対必要 不要
SATA-USB変換アダプタ 不要 絶対必要
7mm→9.5mm変換アダプタ 不要 必要に応じて
SATA電源コネクタの余り 必要 不要
クローンHDDスタンド 必要に応じて 必要に応じて

デスクトップPCで絶対必要なのは、Windowsのインストールディスク/USBメモリ、SSD本体、SATA3ケーブル。

ノートPCで絶対に必要なのは、Windowsのインストールディスク/USBメモリ、SSD本体、SATA-USB変換アダプタ。

Windowsのインストールディスク/USBメモリ

メーカー製のデスクトップPC、ノートPCならばOSのインストールディスクが箱やマニュアルの中に入っているはずです。

入っていない場合はリカバリディスクを作成しましょう。自作PCの場合は購入したWindowsのインストールディスクやUSBメモリを利用しましょう。

2.5インチSSD本体/M.2 SSD本体は容量の大きいものをオススメ

だいたい240GB~500GBはほしいです。1TBのHDDを120GB使っているなら240GBのSSDを、300GB使っているなら500GBのSSDを買いましょう。リッチにいくなら1TBのSSDを買いましょう。

昔と比べて大容量のSSDもだいぶ安くなりました。オススメは以下。

2.5インチ→3.5インチブラケット(SSDに付属していない場合&デスクトップPCの場合)

SSD-Retrofit-3

SSDをデスクトップPCのケース内の3.5インチベイに固定する際に必要になります。ケース内に2.5インチSSD/HDDベイがあるからそこに取り付けるよ、という人はブラケットは不要です。

安価なSSDにはコスト削減のためにブラケットが付属していない場合があります。手元にあって困るものでは無いので、持ってない場合は購入しましょう。

SATA3ケーブル(SSDに付属していない場合&デスクトップPCの場合)

デスクトップPCではSATA3ケーブルがないと意味がありません。SSDとマザーボードを繋ぐためのケーブルです。

勘違いしている人がいるのですが、SSDとHDDをSATAケーブルで繋げても意味はありません。データが転送・コピーされるようなことは絶対にありません。

SATA-USB変換アダプタ(ノートPCの場合)

ノートパソコンは内蔵HDDのデータをSSDに移行する際はこのようなSATA→USB変換ケーブルが必要になります。SATAコネクタはSSDに接続、USBケーブルはノートパソコンに接続します。

7mm→9.5mm変換アダプタ(ノートPCの場合)

無くても問題ないんですが、無いとノートPC内で隙間ができてしまいSSDがグラグラするので変換アダプタ(隙間を埋めるためのプラスチックまたはゴム製の板)が必要になります。

SATA電源コネクタの余り(デスクトップPCの場合)

デスクトップPCの場合は電源ユニットのSATA電源ケーブル(黒いコネクタ)に余りがないかを確認しないといけません。SATA電源ケーブルがないとSSDに電力を供給できません。

HDDスタンドを使うのもいいんじゃない?

  1. 玄人志向 HDDスタンド USB3.0接続 KURO-DACHI/CLONE/U3 パソコンなしでHDDのまるごとコピー機能付き
  2. 玄人志向 HDDスタンド PCレスでクローン/HDD内データ完全消去機能付 KURO-DACHI/CLONE+ERASE/U3

パソコンなしでHDD内のデータをまるごとコピー・クローンしてくれる機能がついているHDDスタンドがあります。

このHDDスタンドに古いHDDやSSD、新しいSSDを搭載すればボタン1つでまるごとコピーしてくれます。操作が不安な人、手間をかけずにやりたい人はHDDスタンドを使うのもいいでしょう。

SSDを取り付ける方法

デスクトップパソコンの場合

  1. SSDをケース内部に固定する
    • 2.5インチ→3.5インチベイにSSDを固定してPCケース内部の3.5インチベイに固定
    • 2.5インチベイや取り付けスペースにSSDを固定
  2. SSDとマザーボードをSATAケーブルで接続
  3. 電源ユニットのSATA電源ケーブルを接続
  4. (SSDにデータを移行する)

ノートパソコンの場合

  1. (SATA-USB変換アダプタをノートパソコンとSSDに接続してSSDにデータを移行する)
  2. ノートパソコンを分解してHDDを取り出す
  3. 2.5インチSSDを取り付ける

参考に : メーカー製デスクトップPCのHDDをSSDに交換した際の手順

おおよその手順ですが、メーカー製デスクトップPCのHDDをSSDに交換した際の手順はこんな感じです。2.5インチSSD・2.5インチブラケット・SATA3ケーブルを購入しました。

SSD-Retrofit-1

使用したSSDはCrucial BX200シリーズの240GBモデルのCT240BX200SSD1

SSD-Retrofit-2

Crucial BX200シリーズにはブラケットが付属していないので、オウルテックのオウルテック 2.5インチHDD/SSD用→3.5インチサイズ変換ブラケット ネジセット付き ブラック OWL-BRKT04(B)を購入。

SSD-Retrofit-3

SSD-Retrofit-4

SSDをブラケットに付属のネジを使って固定します。

SSD-Retrofit-5

次はSSDを固定したブラケットをPCケース内に取り付けますが、この時にHDDや電源ユニットから出ている電源ケーブルが邪魔でスムーズに取り付けられないパターンがあります。

その際は一旦HDDを取り外したり電源ケーブルの結束バンドを切除して取り付けられるようにします。

SSD-Retrofit-6

それでも取り付けられない場合はシャドウベイごと取り外して作業を行います。何をどうやっても頑張っても固定出来ない場合はPCケースの底部分に置いておくのもいいでしょう。

SSD-Retrofit-7

シャドウベイのブラケットをPCケース内部に固定完了。

SSD-Retrofit-10

古いメーカー製PCだとSATA3ポートが1つしかなく、すでにHDDや光学ドライブなどで使用されているパターンがあります。

そういうときは他の空いてるSATAポートにケーブルを挿し直してSATA3ポートを開けるようにしましょう。

SSD-Retrofit-11

こちらが今回使用するSATAケーブル。サンワサプライ 下L型シリアルATA3ケーブル 0.5m TK-SATA3-05SLです。

片方がL字型になっているものですが、ストレート型でも問題ありません。むしろ干渉する恐れのないストレート型のサンワサプライ シリアルATA3ケーブル 0.5m TK-SATA3-05をオススメします。

SSD-Retrofit-13

SSD-Retrofit-14

SATA3ケーブルを使用してSSDをマザーボードに接続。

SATA-Connector

SATA3ケーブルを接続した後は、SSDにSATA電源ケーブルを接続するのを忘れないようにしましょう。電源ケーブルに画像右のような黒いコネクタがあるはずです。

 

OSのインストールが完了したらソフトウェアの入れなおし、Windows Updateの適用を行いましょう。Windows Updateには時間がかかるので寝る前や出かける前にやっておくといいでしょう。

詳しくは以下の記事でもまとめています。

EaseUS Todo Backupを使ってデータをSSDに移行する(私が実際に使ったソフトです)

ETB-1.

私はEaseUS Todo Backupの「クローン機能」を使って古いSSDから新しいSSDへとOS(Windows 7)やデータを移行しました。

EaseUS Todo Backupを使ってデータを移行した時の手順

  1. EaseUS Todo Backupのクローン機能を使って移行元SSD(HDD)と移行先SSDを選択してデータをコピーする
  2. 移行元SSD(HDD)をパソコンから取り外し、移行先SSDを接続する
  3. BIOS画面でSSDが一番最初に起動するように順番を変更する
  4. パソコンを起動させる。SSDを交換しただけだとエラーが出る(こともある)ことを確認する。エラーが出なければここで終わり

エラーが出た場合の手順

  1. Windowsのインストールディスクを光学ドライブに挿入し、光学ドライブが一番最初に起動するように順番を変更する
  2. 「コンピュータを修復する」でコマンドプロンプトでとスタートアップ修復ツールを使ってエラーを修正する
  3. 「BOOTMGR is missing」とメッセージが出て起動しない場合はもう一度スタートアップ修復を行う
    →Windowsのインストールディスクを挿入する
  4. スタートアップ修復を複数回行えば正常に起動できるようになるので諦めない
  5. 正常に起動するようになれば終了!

EaseUS Todo Backupを使用したデータ移行について詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

SSDにOSインストール後起動するとOS選択画面になることがある

デスクトップPCの場合、SSDとHDDの2つにWindowsがインストールされていることにより、マルチブートと認識してしまうことがあります。マルチブートと認識されると、「複数のOSがインストールされているからどちらかを選べ」という画面が出てきます。

この問題はマルチブート システムでの Windows 7 のアンインストールに掲載されている手順で解決します。

ETB-14

ETB-15

「ス タートメニュー」→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」→「システム構成」→「ブートタブ」を開くとOSの一覧が表示されます。不要なOSを削除してOKをクリックし再起動をかけます。この画像は不要なWindows 7を削除した後のものです。これでCドライブのWindows 7のみが起動するようになります。

SSDに移行した人は設定も忘れずに

HDDからSSDに移行した人は設定も忘れないようにしましょう。

とは言っても、これらの設定はSSDが発売された当初から変わっていないので、今時発売されたSSDではそこまで必要ないかと思います。あくまで「おまじない」「迷信」程度のものです。

 

とりあえずここまで。
他社のデータ移行ソフトは追々調べてまとめるかもしれません。

 




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荒巻大輔(管理人)

公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。

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