【2020年春】2.5インチSSD性能/スペック比較。選び方、オススメSSDも紹介

2.5インチSSD性能/スペック比較と選び方についてまとめました。選び方、オススメSSDも紹介。

はじめに

CrucialMX200-5

SSDとはフラッシュメモリを記憶装置として用いたストレージのこと。

基本的にデスクトップパソコン・ノートパソコン内にHDDが納まるスペースがあればSSDに交換するだけで搭載できます。

そんなこと知ってるわという人も知らない人も、まずは基本について振り返ってみましょう。

SSDのメリット・デメリット

SSDのメリットは、HDDよりも高速なデータ通信が可能であること、物理的な可動箇所がないので省電力、動作音がしないので静か、振動や衝撃に強いことが挙げられます。

逆にデメリットは、HDDよりも値段が高い事、サーバーやデータベースなどの用途では寿命が短くなる場合があること、故障時のデータ復旧が困難ということが挙げられます。

SSDはデータ転送が高速

速度1
HDDとSSDの速度の比較です。

見て分かるようにSSDはHDDよりも高速にデータの読み込み(Read)・書き込み(Write)が可能なため、導入すれば体感速度が上がり、非常に快適な環境になるのは間違いありません。

PCの動作が遅くなったという人はHDDからSSDへの換装を検討しましょう。 SSDにすればOSの起動やプログラムの処理速度が格段に向上します。

ゲームのロード時間も短縮されるので1分1秒を争うようなFPSをしている人にも断然オススメです。

SSDの選び方

シーケンシャルアクセス性能(シーケンシャルリード・シーケンシャルライト)も重要ですが、体感速度を左右すると言われているランダムアクセス性能(ランダムリード・ランダムライト)、NANDフラッシュにも注意してSSDを選んでいきましょう。

シーケンシャルアクセス・ランダムアクセス

シーケンシャルアクセスはデータへのアクセス方法の1つであり、記憶媒体の先頭から順番に検索してアクセスすること。

ランダムアクセスはアクセスしたいデータの場所をインデックスなどの位置情報を元に割り出して直接その場所にアクセスすること。

ランダムアクセスは常に記憶媒体の先頭からアクセスするシーケンシャルアクセスに比べて、はるかに高速にアクセスできるのが特徴でコンピュータにおいては主流になっています。

SSDのスペック表のランダムアクセス性能の数値が高ければ高いほど良いです。

NANDフラッシュ

SSDで内部で使用されている部品、NANDフラッシュには「SLC」「MLC」「TLC」の3つのタイプがあり、SLC>MLC>TLCの順番で信頼性・耐久性があると言われています。

ただし、SLCは値段が高いので個人向けSSDでは採用されていません。個人向けSSDは大抵MLCかTLCであり、最近発売されている値段の安いSSDはTLCを使用していることが多いです。

TLC NANDが採用されているSSDといえばSamsungを真っ先に思いつく人もいるかと思いますが、最近ではCrucialやIntelもTLC NAND(ex. Crucial BX200シリーズ、Intel 540Sシリーズ)を採用しています。

ぶっちゃけるとメーカーが「エントリー向け(低価格)SSD」として売ってるっていうだけです。低価格のほうが売れますからね…。

SATA2のマザーボードにSATA3 SSDを接続してもちゃんと認識する

SATA2ポートしかないマザーボードにSATA3 SSDを接続しても正常に動作しますし、パソコンもきちんと認識してくれますが、CrystalDiskMarkでベンチマークをしても270MB/s程度しか出ません。500MB/sなんてスコアは絶対に出ません。

SATA2-SATA3

SATA3の実効転送速度は600MB/sですが、SATA2の場合は実効転送速度300MB/sとSATA3の約半分の転送速度です。

同じSSD(SATA3対応)をSATA2ポート、SATA3ポートに接続してそれぞれベンチマークした結果が上の画像。見て分かるようにSATA3とSATA2ではこんなに速度が違います。

というわけで、SATA3 SSDをSATA2ポートに接続しても500MB/sなんてスコアが絶対に出ません。SSDではなくPC側(マザーボード)がネックになっているんですよ。

注意事項

  1. それぞれの項目で優れている、もしくは一番数値の高い物は赤で強調しています
  2. 読込:シーケンシャルリード,書込:シーケンシャルライト, ランダムリードライトの数値の単位はIOPS
  3. シーケンシャルアクセス性能だけでなく体感速度を左右するランダムアクセス性能も大事です
  4. 内部で使用されている部品、NANDフラッシュはSLC>MLC>TLCの順番で信頼性・耐久性があると言われています
  5. ただし、SLCは値段が高いので個人向けSSDでは採用されていません。個人向けSSDは大抵MLCかTLCです
  6. 最近発売されている値段の安いSSDはTLCを使用していることが多いです
  7. SSDは長期保存には向かないという話がありますが、そもそも長期保存を要するデータはHDDに保存するべきです
  8. 20GBもしくはそれ以上をOSが占有するので容量は余裕を持ちましょう。256GB以上推奨。メインとして使うなら120GBだと後悔しますよ
  9. 最近のゲームは高容量化が進んでいます。SSDにインストールしようと考えている人は最低でも256GBを推奨します

(CoD:AWで約55GB、BF4で約30GB, BF HLで約60GB)

オススメの2.5インチSSDまとめ

500GBクラス

2020年4月現在、500GBの2.5インチSSDでも1万円以下で購入できます。どうせなら多いほうがいいですよ。

このSSDを選んでも大丈夫?という人へ

これがオススメ!と言われてAmazonを見てみると、たしかに星4以上だったりレビューががたくさんついてるけど、なんか☆1のレビューがあるな~不安だな~と思う人もいるかと思います。

ぶっちゃけメーカーがサムスンでも、Crucialでも、Transcendでも、Western Digitalでも、メーカー問わず☆1文句たらたらレビューが存在します。

そういったレビューを気にしたところで時間の無駄です。その人の環境や使い方で問題が発生しただけです。

誰にでも発生する問題だったら、もっと評価が低いですしボロクソに書かれたレビューがたくさんあります。

120GB-128GBのSSDスペック比較

容量も値段も一番下なモデルなだけあって各社スペックは低めです。とはいえ、HDDよりは間違いなく転送速度は速いです。

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
CT120BX500SSD1Z Crucial 120GB TLC 540MB/s 500MB/s 記載なし 記載なし
SDSSDA-120G-J27 SanDisk 120GB TLC 530MB/s 310MB/s 記載なし 記載なし
SDSSDA-120G-G27 SanDisk 120GB TLC 530MB/s 310MB/s 記載なし 記載なし
WDS120G2G0A WD 120GB - 545MB/s 320MB/s 記載なし 記載なし
TS128GSSD370S Transcend 128GB MLC 570MB/s 170MB/s 70000 40000
TS120GSSD220S Transcend 120GB TLC 550MB/s 300MB/s 記載なし 記載なし
TS128GSSD230S Transcend 128GB TLC 560MB/s 490MB/s 85000 35000
ASU800SS-128GT-C ADATA 128GB TLC 560MB/s 520MB/s 85000 85000
MZ-7LN120B/EC Samsung 120GB
TLC 540MB/s 520MB/s 70000
88000
SA400S37/120G Kingston 120GB TLC 500MB/s 320MB/s 記載なし 記載なし
SP120GBSS3S55S25AC シリコンパワー 120GB TLC 550MB/s 420MB/s 記載なし 記載なし
SP128GBSS3A55S25 シリコンパワー 128GB TLC 550MB/s 420MB/s 記載なし 記載なし

 

240GB-256GBのSSDスペック比較

128GBだけじゃちょっと残り容量が心もとないなぁ…って人が買い求める人が多いのがここらへん。ノートパソコンのHDDとのリプレースやデスクトップのシステムドライブとしてオススメ。

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
WDS240G2G0A WD 240GB - 545MB/s 430MB/s 記載なし 記載なし
WDS250G2B0A WD 250GB - 550MB/s 525MB/s 95000 81000
CT250MX500SSD1/JP Crucial 250GB TLC 560MB/s 510MB/s 95000 90000
CT240BX500SSD1Z Crucial 240GB TLC 540MB/s 500MB/s 記載なし 記載なし
TS240GSSD220S Transcend 240GB TLC 540MB/s 500MB/s 80000 80000
TS256GSSD370S Transcend 256GB MLC 560MB/s 320MB/s 75000 75000
ASU800SS-256GT-C ADATA 256GB TLC 560MB/s 520MB/s 85000 85000
MZ-76P256B/EC Samsung 256GB TLC 560MB/s 530MB/s 100000
90000
MZ-76E250B/EC Samsung 250GB MLC 550MB/s 520MB/s 98000 90000
SDSSDA-240G-G26 SanDisk 240GB - 530MB/s 440MB/s 記載なし 記載なし
SDSSDH3-250G-G25 SanDisk 250GB - 550MB/s 525MB/s 95000 81000
SA400S37/240G Kingston 240GB TLC 500MB/s 350MB/s 記載なし 記載なし
SP256GBSS3A55S25 シリコンパワー 256GB TLC 550MB/s 450MB/s 記載なし 記載なし
SP240GBSS3S55S25AC シリコンパワー 240GB TLC 550MB/s 450MB/s 記載なし 記載なし
ASP600S3-256GM-C  ADATA 256GB MLC 540MB/s 290MB/s 68000 65000

480GB-525GBのSSDスペック比較

謳い文句でよくある「シーケンシャルリードは最大◯◯MB/s」とか「ランダムリードは最大◯◯IOPS」というのは大体この容量帯のモデルのことを指します。最高スペックを求めるリッチな人に。

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
WDS500G2B0A WD 500GB - 560MB/s 530MB/s 95000 84000
CT500MX500SSD1/JP Crucial 500GB TLC 560MB/s 510MB/s 95000 90000
TS480GSSD220S Transcend 480GB TLC 540MB/s 500MB/s 80000 80000
TS512GSSD370S Transcend 512GB MLC 570MB/s 470MB/s 75000 75000
ASU800SS-256GT-C ADATA 512GB TLC 560MB/s 520MB/s 85000 85000
SSDSC2KW512G8X1 Intel 512GB TLC 550MB/s 500MB/s 75000 85000
MZ-76E500B/EC Samsung 500GB TLC 550MB/s 520MB/s 98000 90000
MZ-76P512B/EC Samsung 512GB TLC 560MB/s 530MB/s 100000 90000
SDSSDA-480G-G26 SanDisk 480GB - 535MB/s 445MB/s 記載なし 記載なし
SDSSDH3-500G-G25 SanDisk 500GB - 560MB/s 530MB/s 95000 84000
SP480GBSS3S55S25AC シリコンパワー 480GB TLC 560MB/s 530MB/s 記載なし 記載なし
SP512GBSS3A55S25 シリコンパワー 512GB TLC 560MB/s 530MB/s 記載なし 記載なし

960GB-1TBのSSDスペック比較

ここまで来るとSSDだけで安いノートパソコンやタブレット端末が購入できるレベルの値段になります。用途としてはノートパソコンやデスクトップの大容量ストレージとしてはもちろんですが、PS4やPS3の換装用のSSDとして人気を博しているのがこの1TB級のSSDです。

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
WDS100T2B0A WD 1TB - 560MB/s 530MB/s 95000 84000
TS1TSSD230S Transcend 1TB TLC 560MB/s 520MB/s 85000 85000
TS1TSSD370S Transcend 1TB MLC 570MB/s 470MB/s 75000 75000
MZ-76E1T0B/EC Samsung 1TB MLC 550MB/s 520MB/s 98000 90000
MZ-76P1T0B/EC Samsung 1TB MLC 560MB/s 530MB/s 100000 90000
SDSSDH3-1T00-G25 SanDisk 1TB - 560MB/s 530MB/s 95000 84000
SDSSDA-1T00-G26 SanDisk 1TB - 535MB/s 450MB/s 記載なし 記載なし
SP960GBSS3S55S25AC シリコンパワー 960GB TLC 560MB/s 530MB/s 記載なし 記載なし
CT1000MX500SSD1/JP Crucial 1TB TLC 560MB/s 510MB/s 95000 90000

2TBのSSDスペック比較

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
WDS200T2B0A WD 2TB - 560MB/s 530MB/s 95000 84000
MZ-76P2T0B/EC Samsung 2TB MLC 550MB/s 530MB/s 100000 90000
MZ-76E2T0B/EC Samsung 2TB TLC 550MB/s 520MB/s 98000 90000
CT2000MX500SSD1/JP Crucial 2TB TLC 560MB/s 510MB/s 95000 90000

 

4TBのSSDスペック比較

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
MZ-76E4T0B/EC Samsung 4TB TLC 550MB/s 520MB/s 98000 90000

 

 

 

以上。SSDの購入時の参考になれば幸いです。


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公安9課

荒巻大輔(管理人)

公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。

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