公安9課

*

【2017年夏版】2.5インチSSD性能/スペック比較と選び方

   

front

2.5インチSSD性能/スペック比較と選び方についてまとめました。

はじめに

CrucialMX200-5

SSDとはフラッシュメモリを記憶装置として用いたストレージのこと。

基本的にデスクトップパソコン・ノートパソコン内にHDDが納まるスペースがあればSSDに交換するだけで搭載できます。そんなこと知ってるわという人も知らない人も、まずは基本について振り返ってみましょう。

SSDのメリット・デメリット

SSDのメリットは、HDDよりも高速なデータ通信が可能であること、物理的な可動箇所がないので省電力、動作音がしないので静か、振動や衝撃に強いことが挙げられます。逆にデメリットは、HDDよりも値段が高い事、サーバーやデータベースなどの用途では寿命が短くなる場合があること、故障時のデータ復旧が困難ということが挙げられます。

SSDはデータ転送が高速

速度1
HDDとSSDの速度の比較です。

見て分かるようにSSDはHDDよりも高速にデータの読み込み(Read)・書き込み(Write)が可能なため、導入すれば体感速度が上がり、非常に快適な環境になるのは間違いありません。

PCの動作が遅くなったという人はHDDからSSDへの換装を検討しましょう。 SSDにすればOSの起動やプログラムの処理速度が格段に向上します。

ゲームのロード時間も短縮されるので1分1秒を争うようなFPSをしている人にも断然オススメです。

SSDの選び方

シーケンシャルアクセス性能(シーケンシャルリード・シーケンシャルライト)も重要ですが、体感速度を左右すると言われているランダムアクセス性能(ランダムリード・ランダムライト)、NANDフラッシュにも注意してSSDを選んでいきましょう。

シーケンシャルアクセス・ランダムアクセス

シーケンシャルアクセスはデータへのアクセス方法の1つであり、記憶媒体の先頭から順番に検索してアクセスすること。

ランダムアクセスはアクセスしたいデータの場所をインデックスなどの位置情報を元に割り出して直接その場所にアクセスすること。

ランダムアクセスは常に記憶媒体の先頭からアクセスするシーケンシャルアクセスに比べて、はるかに高速にアクセスできるのが特徴でコンピュータにおいては主流になっています。

SSDのスペック表のランダムアクセス性能の数値が高ければ高いほど良いです。

NANDフラッシュ

SSDで内部で使用されている部品、NANDフラッシュには「SLC」「MLC」「TLC」の3つのタイプがあり、SLC>MLC>TLCの順番で信頼性・耐久性があると言われています。

ただし、SLCは値段が高いので個人向けSSDでは採用されていません。個人向けSSDは大抵MLCかTLCであり、最近発売されている値段の安いSSDはTLCを使用していることが多いです。

TLC NANDが採用されているSSDといえばSamsungを真っ先に思いつく人もいるかと思いますが、最近ではCrucialやIntelもTLC NAND(ex. Crucial BX200シリーズ、Intel 540Sシリーズ)を採用しています。

ぶっちゃけるとメーカーが「エントリー向け(低価格)SSD」として売ってるっていうだけです。低価格のほうが売れますからね…。

SATA2のマザーボードにSATA3 SSDを接続してもちゃんと認識する

SATA2ポートしかないマザーボードにSATA3 SSDを接続しても正常に動作しますし、パソコンもきちんと認識してくれますが、CrystalDiskMarkでベンチマークをしても270MB/s程度しか出ません。500MB/sなんてスコアは絶対に出ません。

SATA2-SATA3

SATA3の実効転送速度は600MB/sですが、SATA2の場合は実効転送速度300MB/sとSATA3の約半分の転送速度です。

同じSSD(SATA3対応)をSATA2ポート、SATA3ポートに接続してそれぞれベンチマークした結果が上の画像。見て分かるようにSATA3とSATA2ではこんなに速度が違います。

というわけで、SATA3 SSDをSATA2ポートに接続しても500MB/sなんてスコアが絶対に出ません。SSDではなくPC側(マザーボード)がネックになっているんですよ。

注意事項

  1. それぞれの項目で優れている、もしくは一番数値の高い物は赤で強調しています
  2. 読込:シーケンシャルリード,書込:シーケンシャルライト, ランダムリードライトの数値の単位はIOPS
  3. シーケンシャルアクセス性能だけでなく体感速度を左右するランダムアクセス性能も大事です
  4. 内部で使用されている部品、NANDフラッシュはSLC>MLC>TLCの順番で信頼性・耐久性があると言われています
  5. ただし、SLCは値段が高いので個人向けSSDでは採用されていません。個人向けSSDは大抵MLCかTLCです
  6. 最近発売されている値段の安いSSDはTLCを使用していることが多いです
  7. SSDは長期保存には向かないという話がありますが、そもそも長期保存を要するデータはHDDに保存するべきです
  8. 20GBもしくはそれ以上をOSが占有するので容量は余裕を持ちましょう。256GB以上推奨。メインとして使うなら120GBだと後悔しますよ
  9. 最近のゲームは高容量化が進んでいます。SSDにインストールしようと考えている人は最低でも256GBを推奨します

(CoD:AWで約55GB、BF4で約30GB, BF HLで約60GB)

120GB-128GBのSSDスペック比較

容量も値段も一番下なモデルなだけあって各社スペックは低めです。とはいえ、HDDよりは間違いなく転送速度は速いです。

製品名メーカー容量NAND読込書込ランダムリードランダムライト
WDS120G1G0AWD120GB540MB/s430MB/s370000630000
SSDSC2KW120H6X1Intel120GBTLC560MB/s480MB/s8400085000
TS128GSSD370STranscend128GBMLC570MB/s170MB/s7000040000
ASU800SS-128GT-CADATA128GBTLC560MB/s520MB/s8500085000
MZ-7KE128B/ITSamsung128GB
TLC550MB/s470MB/s100000
90000
MZ-750120B/ITSamsung120GBTLC540MB/s520MB/s9400088000
SDSSDA-240G-J26SanDisk120GBTLC530MB/s400MB/s記載なし記載なし

 

240GB-256GBのSSDスペック比較

128GBだけじゃちょっと残り容量が心もとないなぁ…って人が買い求める人が多いのがここらへん。ノートパソコンのHDDとのリプレースやデスクトップのシステムドライブとしてオススメ。

製品名メーカー容量NAND読込書込ランダムリードランダムライト
WDS240G1G0AWD240GB540MB/s465MB/s3700068000
WDS250G1B0AWD250GB540MB/s500MB/s9700079000
CT256MX100SSD1Crucial256GBMLC550MB/s330MB/s8500070000
CT275MX300SSD1Crucial275GBTLC530MB/s500MB/s5500083000
CT250BX100SSD1Crucial250GBMLC535MB/s370MB/s8700070000
SSDSC2BW240A401Intel240GBMLC
540MB/s490MB/s4100080000
TS256GSSD370STranscend256GBMLC570MB/s310MB/s7500075000
ASU800SS-256GT-CADATA256GBTLC560MB/s520MB/s8500085000
MZ-7TE250B/ITSamsung250GBTLC540MB/s520MB/s9700070000
MZ-7KE256B/ITSamsung256GBTLC550MB/s520MB/s100000
90000
MZ-750250B/ITSamsung250GBTLC540MB/s520MB/s9700088000
SDSSDA-240G-J26SanDisk240GBTLC530MB/s440MB/s記載なし記載なし
SDSSDHII-240G-J26 SanDisk240GBTLC550MB/s500MB/s9100083000

480GB-525GBのSSDスペック比較

謳い文句でよくある「シーケンシャルリードは最大◯◯MB/s」とか「ランダムリードは最大◯◯IOPS」というのは大体この容量帯のモデルのことを指します。最高スペックを求めるリッチな人に。

製品名メーカー容量NAND読込書込ランダムリードランダムライト
WDS250G1B0AWD500GB545MB/s525MB/s10000080000
CT512MX100SSD1Crucial512GBMLC550MB/s500MB/s9000085000
CT500MX200SSD1Crucial500GBMLC555MB/s500MB/s10000087000
CT525MX300SSD1Crucial525GBTLC530MB/s510MB/s9200083000
PX-512M6SPLEXTOR512GBMLC
520MB/s440MB/s9400080000
PX-512M6ProPLEXTOR512GBMLC
545MB/s490MB/s100000
88000
PX-512M6VPLEXTOR512GBMLC535MB/s455MB/s8300080000
SSDSC2BW480A4K5Intel480GBMLC
540MB/s490MB/s4800080000
TS512GSSD370STranscend512GBMLC570MB/s470MB/s7500075000
ASU800SS-256GT-CADATA512GBTLC560MB/s520MB/s8500085000
MZ-7TE500B/ITSamsung500GBTLC540MB/s520MB/s
9800090000
MZ-7KE512B/ITSamsung512GBTLC550MB/s520MB/s100000
90000
MZ-750500B/ITSamsung500GBTLC540MB/s520MB/s9800088000
SDSSDA-240G-J26SanDisk480GBTLC535MB/s445MB/s記載なし記載なし
SDSSDHII-480G-J25SanDisk480GBTLC550MB/s500MB/s9800083000

960GB-1TBのSSDスペック比較

ここまで来るとSSDだけで安いノートパソコンやタブレット端末が購入できるレベルの値段になります。用途としてはノートパソコンやデスクトップの大容量ストレージとしてはもちろんですが、PS4やPS3の換装用のSSDとして人気を博しているのがこの1TB級のSSDです。

製品名メーカー容量NAND読込書込ランダムリードランダムライト
CT1050MX300SSD1Crucial1TBTLC530MB/s510MB/s9200083000
CSSD-S6T960NRG4QCFD(東芝)960GBTLC550MB/s520MB/s8600085000
TS1TSSD370STranscend1TBMLC570MB/s470MB/s7500075000
MZ-75E1T0B/ITSamsung1TB
V-NAND540MB/s520MB/s9800090000
MZ-7KE1T0B/ITSamsung1TB
TLC550MB/s520MB/s
100000
90000
SDSSDXPS-960G-J25SanDisk960GBMLC550MB/s515MB/s10000090000
SDSSDA-240G-J26SanDisk960GBTLC535MB/s450MB/s記載なし記載なし

2TBのSSDスペック比較

製品名メーカー容量NAND読込書込ランダムリードランダムライト
CT2050MX300SSD1Crucial2TBTLC530MB/s510MB/s9200083000
MZ-7KE2T0B/ITSamsung2TBTLC550MB/s520MB/s10000090000
MZ-75E2T0B/ITSamsung2TBTLC540MB/s520MB/s9900090000

 

4TBのSSDスペック比較

製品名メーカー容量NAND読込書込ランダムリードランダムライト
MZ-75E4T0B/ITSamsung4TBV-NAND540MB/s520MB/s9800090000

 

 

 

以上。SSDの購入時の参考になれば幸いです。

シー・エフ・デー販売 TOSHIBA製SSD採用 2.5inch 内蔵型 SATA6Gbps 512GB CSSD-S6T512NHG6Q





Y!mobileでは音声SIM申し込みでキャッシュバックが貰えるキャンペーンを実施中です!


  「【2017年夏版】2.5インチSSD性能/スペック比較と選び方」をSNSでシェア



  関連記事



PREV
SilverStoneのSFX規格のGOLD電源「SST-SX650-G」「SST-SX500-G」発売
NEXT
ASUSのIntel B250マザー「EX-B250-V7」発売。ネカフェやマイニング用途に最適

コメント

  1. サムスン より:

    サムスンのSSDは TLCじゃないだろう 3D V-NAND

  2. ボン より:

    SDSSDXPS-480G-J25はTLCではなくMLCでした。間違っています。
    おそらくここに載っている他のsandisk製品もMLCです

    • 公安9課 Daisuke Aramaki より:

      SDSSDXPS-480G-J25はここのリストには無いんですけど?
      ついでなので追加しておきますね^^

      • ボン より:

        ゴメンなさい、SDSSDXPS-480G-J25とSDSSDHII-480G-J25が別物だと気づいてませんでした。掲載情報は正しいです、お手数かけました(。-_-。)

  3. な。 より:

    これ、赤字の優秀項目だけじゃなくて、青字とかで微妙な性能の項目も強調して欲しいなぁ
    赤がいっぱいで凄そう!とかでADATAのASX900S3-256GM-Cとか選んじゃうと、
    ランダム遅くて泣きを見そう
    一般用途で重要なのは4Kとかランダムの数値だしね

    あとはSSDは長期保存には使えないってことも周知して欲しいなぁ
    MLCで無通電でも10年はデータは揮発しないって言われてるけど、
    最近2年程度でもデータ飛んだって話を聞いたし
    TLCは更に早くデータが揮発するとかなんとか…

  4. かっぱくん より:

    主さんナイスです。非常にわかりやすく参考になる記事です。
    密林派なのでリンクも超助かります。

    内容チェック(粗探し?)してる方々も乙です。

  5. SSDに置き換え中 より:

    プレクのM6VはMLCだな

  6. ぐぐる先生できました より:

    SATA方式以外のSSDについて知りたくて来たのに残念です。
    来年にはNVM Express方式のも取り扱われていることに期待します。

  7. アキラ より:

    TBWも載せてほしいっていうのはさすがに酷ですかね?

  8. 匿名 より:

    とても見やすくて助かります。
    SSDを買い換える参考にさせていただきます。

  9. 匿名 より:

    HDDに保存すれば長期保存できるような書き方はよくない。

    長期保存が必要なら冗長化しましょう。

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。