【CofeeLake対応】Intel CPU Core i7, i5, i3の性能の違いについてと比較

投稿日:2018/06/05 更新日:

Intel-6th-core

【Coffee Lake】【Skylake】【Kaby Lake】IntelのCore i7とCore i5とCore i3の性能の違いについてと比較。

CPUの選び方

CPUはパソコンの頭脳に当たる最も重要なパーツで、演算処理を行います。PC全体の処理能力を一番左右します。この記事ではデスクトップ版のCore i7, Core i5, Core i3の機能の違いやスペックについてまとめています。

「Core i7」「Core i5」「Core i3」というのはIntelのCPUのブランド名のことで、ハイエンドなCore i7、ミドルレンジのCore i5、ローエンドのCore i3に分けられます。Core i3でも十分な処理速度はありますのでご安心ください。

結局どのCPUを買えばいいの?という質問に対しての回答は、「コア数が多くて、動作周波数が高くて、自分の予算と折り合うCPUを買え」です。第8世代でいうとこんな感じ。

第7世代まではCore i7とCore i5のコア数は4、Core i3のコア数は2でしたが、第8世代からはCore i7およびCore i5はコア数6、Core i3はコア数4に強化されました。これによりマルチスレッド性能が大幅に向上しました。

Coffee Lakeで1台自作しています

Core i7-8700Kで自作PCを1台組んでいます。詳細や構成はこちらから。この構成で今まで初期不良や相性問題など一切発生していません。ぜひとも参考にしてください。

Core i7(ハイエンド)

動画のエンコード・RAW・Photoshopなどで画像編集・動画編集など高い処理能力が要求される・CPUの負荷の大きな作業をしたい・最高画質+ヌルサクでゲームがしたい、オーバークロックして遊びたい。パソコン1台で何でもやりたいと考えている人にCore i7がオススメです。

Core i5(ミドルレンジ)

Core i7までは予算を出せないけども、Core i7同様の用途でそこそこの処理能力が欲しいと考えている人にオススメ。

人によっては「(用途にもよるが)Core i7は必要なく、Core i5を買って浮いた予算でSSDを購入するべきだ」という人もいます。

これはごもっともな意見だと思います。Core i7+HDDよりもCore i5+SSDの方が幸せになれると思います。予算が潤沢にある人であればCore i7+M.2 SSDにするともっと幸せになれますよ。

Core i3(ローエンド)

ゲームや動画編集など重い作業をしない、ネットで動画を見たりWordやExcelを使う程度だという人にオススメ。

上記用途だとCore i3でも十分すぎるほどの性能です。

スペック表の見方について

  • 簡潔に言うと表内の各項目の数値が高ければ高いほど性能がいいです(TDP除く)
  • コア数 : CPU内部に物理的に存在するプロセッサコアの数。コンピュータが計算などの処理を行う部分。コア数が多ければ多いほど早く処理できる
    • 4コアのCPUだと同時に4つの計算を処理出来る。2人で作業するよりも4人で作業したほうが早く作業が終わるし、1人あたりの作業量も減る
  • スレッド数 : CPUが同時に処理できる作業の数。スレッド数が多いほど並行作業できる数も増える
  • CPU定格/TB : 定格時の動作周波数とターボ・ブースト・テクノロジーが有効になっている時の最大動作周波数。どちらも値が大きいほど処理速度は高速になる
  • L3 : L3キャッシュのこと。データを一時的に保存する場所。キャッシュの容量が大きいほど高機能
  • TDP : CPUの最大消費電力。低いほど省電力。しかしCPUの負荷状態に合わせて消費電力も増減するため、常にTDP欄の数値の消費電力で動作しているわけではない

【第8世代】Cofee Lake-S

第7世代CPU「Kaby Lake」よりもコア数スレッド数キャッシュが増えた

第8世代「Cofee Lake-s」では、コア数やスレッド数、キャッシュが増えています(大雑把)。

第7世代CPU「Kaby Lake」の最上位モデルであるCore i7-7700Kは4コア8スレッドキャッシュ8MBでしたが、Core i7-8700Kでは6コア12スレッド12MBと増えました。

Core i5も同様に、Core i5-7600Kでは4コア4スレッド6MBだったのが6コア6スレッド9MBになりました。

また、下位モデルのCore i3も4コア4スレッドになっています。

Coffee Lake-SはZ370, H370, B360, H310チップセットのみ対応!

第8世代CPU「Coffee Lake-S」のソケット形状LGA1151ですが、Intel Z370, H370, B360, H310チップセットを搭載するマザーボードにしか第8世代CPUを搭載できません。

コードネームCoffee Lake-SKaby LakeSkylake
世代第8世代第7世代第6世代
ソケット形状LGA1151LGA1151LGA1151
【対応しているチップセット】
Intel Z370××
Intel H370××
Intel B360××
Intel H310××
Intel Z270×
Intel H270×
Intel B250×
Intel Z170×
Intel H170×
Intel B250×
Intel H110×

Intel Z370, H370, B360, H310チップセットの違いについてはこちらから。

Core i7 性能比較

Core i7-8086Kが動作周波数やTB時周波数がCore i7-8700Kよりも0.3GHz高いのでこれから組もうとしている人におすすめ。

0.3GHz高いだけじゃん?Core i7-8700K買ったほうがよくね?と思った人はCore i7-8700Kを購入して差額をSSDとかに回しましょう。

モデル名コア/スレッド定格周波数
TB時周波数
GPUL3TDPOCHTTB
 i7-8086K6 / 124GHz
5GHz
Intel UHD
Graphics 630
12MB95W
i7-8700K 6 / 123.7GHz
4.7GHz
12MB95W
i7-87006 / 123.2GHz
4.6GHz
12MB65W×
i7-8700T6 / 122.4GHz
4.00GHz
12MB35W×

Core i5 性能比較

モデル名コア/スレッド定格周波数
TB時周波数
GPUL3TDPOCHTTB
i5-8600K6 / 63.6GHz
4.3GHz
Intel UHD Graphics 6309MB95W×
i5-86006 / 63.1GHz
4.3GHz
9MB65W××
i5-85006 / 63.00GHz
4.1GHz
9MB65W××
i5-84006 / 62.8GHz
4.0GHz
9MB65W××
i5-8500T6 / 62.1GHz
3.5GHz
9MB35W××
i5-8400T6 / 61.7GHz
3.3GHz
9MB35W××

 

Core i3 性能比較

モデル名コア/スレッド定格周波数
TB時周波数
GPUL3TDPOCHTTB
i3-8350K 4 / 44.0GHz
記載なし
Intel UHD
Graphics 630
6MB91W××
i3-83004 / 43.7GHzIntel UHD
Graphics 630
8MB62W×××
i3-81004 / 43.6GHz
TB非対応
Intel UHD
Graphics 630
6MB65W×××
i3-8300T4 / 43.2GHz
TB非対応
Intel UHD
Graphics 630
8MB35W×××
i3-8100T4 / 43.1GHzIntel UHD
Graphics 630
6MB35W×××

 

 

【第7世代】Kaby Lake

Kaby Lake搭載時はWindows 10のみ対応!

Intelの第7世代CPU「Kaby Lake」を搭載時の対応OSはWindows 10 64bitのみとなり、Windows 8.1/8、Windows 7はインストール出来ません。

ソケット形状がLGA1151

Kaby LakeはSkylakeと同様にソケット形状はLGA1151です。

また、Z170, H170, B150, H110マザーボードのUEFI BIOSをアップデートすることによりKaby Lakeを搭載できるようになります。

Core i7 性能比較

Core i7-7700KとCore i7-7700の違いは、「動作周波数・TB時の動作周波数」と「オーバークロックが出来るかどうか」・「TDP」の3つです。

モデル名コア/スレッドCPU定格/TBGPUL3TDPOCHTTB
i7-7700K4 / 84.2 / 4.5 GHzIntel HD Graphics 6308MB91W
i7-77004 / 83.6 / 4.2 GHz8MB65W×
i7-7700T4 / 82.9 / 3.8GHz8MB35W×

Core i5 性能比較

Core i5-7600KとCore i5-7600の違いは「オーバークロックが出来るかどうか」・「TDP」の2つです。

Core i5-7600Kはオーバークロックが可能、Core i5-7600はオーバークロックが不可能です。

モデル名コア/スレッドCPU定格/TBGPUL3TDPOCHTTB
i5-7600K 4 / 43.8 / 4.2 GHzIntel HD Graphics 6306MB91W×
i5-7600 4 / 43.5 / 4.1 GHz6MB65W××
i5-75004 / 43.4 / 3.8 GHz6MB65W××
i5-74004 / 43.0 / 3.5 GHz6MB65W××
i5-7600T4 / 42.8 / 3.7 GHz6MB35W××
i5-7500T4 / 42.7 / 3.3 GHz6MB35W××
i5-7400T4 / 42.4 / 3.0 GHz6MB35W××

Core i3 性能比較

Core i3としては初のオーバークロックが可能な「Core i3-7350K」があります。

モデル名コア/スレッドCPU定格/TBGPUL3TDPOCHTTB
i3-7350K 2 / 44.2GHzIntel HD Graphics 6304MB65W
i3-73202 / 44.1GHz4MB51W××
i3-73002 / 44.0GHz4MB51W××
i3-71002 / 43.9GHz3MB51W××
i3-7300T2 / 43.5GHz4MB35W××
i3-7100T2 / 43.4GHz3MB35W××

 

Core i7とCore i5とCore i3の違い

Core i7

  • Core i5よりも高性能
  • Core i7-6700Kのみオーバークロックが可能
  • コア数4(第8世代ではコア数6)
  • スレッド数8(第8世代ではスレッド数12)
  • 全てのモデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全てのモデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが有効
  • L3キャッシュが8MB
  • Core i5よりも値段が高い

Core i5

  • Core i5-6600Kのみオーバークロックが可能
  • コア数4(第8世代ではコア数6)
  • スレッド数4(第8世代ではスレッド数6)
  • 全てのモデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全てのモデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが無効
  • L3キャッシュが6MBに削減されている
  • Core i7より値段が安い

Core i3

  • 全てのモデルでオーバークロックが不可能
  • コア数2(第8世代ではコア数4)
  • スレッド数4(第8世代ではスレッド数4)
  • 全てのモデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全てのモデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが有効
  • L3キャッシュが3MBに削減されている
  • Core i7, Core i5よりも更に値段が安い

 

Core i3とCore i7はハイパースレッディングが有効

ハイパースレッディングとは、1つのプロセッサ(CPU)をあたかも2つのプロセッサであるかのように見せかける技術のこと。

Core i5は4コア4スレッドですが、ハイパースレッディングが有効になっているCore 3は2コア4スレッド、Core i7は4コア8スレッドと、スレッド数がコア数の2倍になっています。

スレッド数が2倍になったからといって処理速度が2倍になるというわけではありませんが、4スレッドと8スレッドは間違いなく処理速度に違いが出てくるでしょう。

ターボ・ブースト・テクノロジーはどちらも有効

自動的に定格の動作周波数より高速でCPUを動作させる機能。必要に応じてパフォーマンスを高め、より高い処理能力を必要とするタスクに対応します。

ハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)はCore i7とCore i3で有効

1個のCPUをOS上で2つのCPUに見せかけて処理能力を上げる技術。

2つの処理をいっぺんに1つのコアで処理してしまおうというもの。 CPUに対して与えられた複数の命令を同時に処理するため、ソフトやシステムの動作が高速になります。

オーバークロックとは

オーバークロックとは、CPUを定格時/TB時の動作周波数よりも高い動作周波数で動作させること。オーバークロックすることにより高い処理能力を得られます。ただしオーバークロックをすると通常時よりもCPUの発熱が増えるというデメリットもあります。

Skylakeの場合は、Core i7-6700KまたはCore i5-6600KとZ170チップセットを搭載したマザーボードでオーバークロックが可能です。

Core i7-6700Kの定格動作周波数は4.0GHzですが、Z170マザーボードなどの設定を変更することにより4.5GHzで動作させることが出来ます。設定に寄ってはそれ以上も可能ですが、発生する熱を逃がすためにより高性能なCPUクーラーを用意する必要があります。

ソフトウェアで簡単なオーバークロックが可能

マザーボードメーカー各社が独自のソフトウェアを提供し、ソフトウェア上で簡単なオーバークロックを出来るようにするソフトウェアを提供しています。ちょっと試してみたいとかいう人向けのカジュアルなやつです。

環境がある人もない人も興味が湧いた人は試してみましょう。

 

Core i7, Core i5の世代の見分け方について

現在使用しているパソコンのCPUがCore i7, Core i5, Core i3のいずれかを搭載していて、「自分のパソコンがIntelのどの世代のCPUを積んでいるのか知りたい」と言う人は以下の記事をご覧ください。

CPU末尾のアルファベットについて

Intel のCore iシリーズには、Core i7-6700K, Core i5-4690S, Core i5-6600Tなど末尾に「K」「S」「T」といったアルファベットが付与されているCPUがありますが、それぞれにちゃんとした意味があります。詳細は以下の記事をご覧ください。

 

 

以上。参考になれば幸いです。




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荒巻大輔(管理人)

公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。

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