【CofeeLake対応】Intel CPU Core i7, i5, i3の性能の違いについてと比較

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【Coffee Lake】【Skylake】【Kaby Lake】IntelのCore i7とCore i5とCore i3の性能の違いについてと比較。第9世代も追加しました。

Intel Core iシリーズの性能の違いについてと比較

この記事ではデスクトップ版のCore i7, Core i5, Core i3の機能の違いやスペックについてまとめています。

CPUは、人間で言うところの頭脳に当たる最も重要なパーツで、演算処理を行います。PC全体の処理能力を一番左右します。

はじめにCore i9/Core i7/Core i5/Core i3の用途など解説

Core i9(超ハイエンド)

Core i9はCore i7よりも上の最上位に位置するプロセッサになります。Core i9-9900Kはちょっと例外な感じで、Core i7-9700Kよりもちょっといいと思っていればOKです。

ハイスペック・最上級思考であればCore i9-9900Kをオススメしますし、別にそこまで…ならCore i7-9700Kを買って差額でM.2 SSDか2.5インチSSDを買えばいいかと思います。

Core i7(ハイエンド)

動画のエンコード・RAW・Photoshopなどで画像編集・動画編集など高い処理能力が要求される・CPUの負荷の大きな作業をしたい・最高画質+ヌルサクでゲームがしたい、オーバークロックして遊びたい。パソコン1台で何でもやりたいと考えている人にCore i7がオススメです。

Core i5(ミドルレンジ)

Core i7までは予算を出せないけども、Core i7同様の用途でそこそこの処理能力が欲しいと考えている人にオススメ。

人によっては「(用途にもよるが)Core i7は必要なく、Core i5を買って浮いた予算でSSDを購入するべきだ」という人もいます。

これはごもっともな意見だと思います。Core i7+HDDよりもCore i5+SSDの方が幸せになれると思います。予算が潤沢にある人であればCore i7+M.2 SSDにするともっと幸せになれますよ。

Core i3(ローエンド)

ゲームや動画編集など重い作業をしない、ネットで動画を見たりWordやExcelを使う程度だという人にオススメ。

上記用途だとCore i3でも十分すぎるほどの性能です。

Coffee Lakeで1台自作しています

Core i7-8700Kで自作PCを1台組んでいます。詳細や構成はこちらから。この構成で今まで初期不良や相性問題など一切発生していません。ぜひとも参考にしてください。

第8世代と第9世代はIntel 300シリーズチップセットのみ対応!

第8世代CPUと第9世代CPUは、Intel 300シリーズトップセットを搭載するマザーボードにしか搭載できません。

第6世代/第7世代CPUをIntel 300シリーズトップセットを搭載するマザーボードには搭載することはできません。

また、Intel 100シリーズ/200シリーズチップセットを搭載するマザーボードにも、第8世代CPUと第9世代CPUを搭載することはできません。

コードネームCoffee Lake-SCoffee Lake-SKaby LakeSkylake
世代第9世代第8世代第7世代第6世代
ソケット形状LGA1151v2LGA1151v2LGA1151LGA1151
【対応しているチップセット】
Intel Z390××
Intel Z370××
Intel H370××
Intel B365
Intel B360××
Intel H310××
Intel Z270××
Intel H270××
Intel B250××
Intel Z170××
Intel H170××
Intel B250×
Intel H110××

Intel Z370, H370, B360, H310チップセットの違いについてはこちらから。

スペック表の見方について

  • 簡潔に言うと表内の各項目の数値が高ければ高いほど性能がいいです(TDP除く)
  • コア数 : CPU内部に物理的に存在するプロセッサコアの数。コンピュータが計算などの処理を行う部分。コア数が多ければ多いほど早く処理できる
    • 4コアのCPUだと同時に4つの計算を処理出来る。2人で作業するよりも4人で作業したほうが早く作業が終わるし、1人あたりの作業量も減る
  • スレッド数 : CPUが同時に処理できる作業の数。スレッド数が多いほど並行作業できる数も増える
  • CPU定格/TB : 定格時の動作周波数とターボ・ブースト・テクノロジーが有効になっている時の最大動作周波数。どちらも値が大きいほど処理速度は高速になる
  • キャッシュ : L3キャッシュのこと。データを一時的に保存する場所。キャッシュの容量が大きいほど高機能
  • TDP : CPUの最大消費電力。低いほど省電力。しかしCPUの負荷状態に合わせて消費電力も増減するため、常にTDP欄の数値の消費電力で動作しているわけではない

【第9世代】Coffee-Lake-S

Core i9 性能比較

モデル名コア数
スレッド数
定格周波数
TB時周波数
iGPUキャッシュTDPOCHTTB
i9-9900K8コア
16スレッド
3.6GHz
5.0GHz
Intel UHD
Graphics 630
16MB95W
i9-9900KF8コア
16スレッド
3.6GHz
5.0GHz
無効16MB95W
i9-99008コア
16スレッド
3.1GHz
5.0GHz
Intel UHD
Graphics 630
16MB65W
i9-9900T8コア
16スレッド
2.1GHz
4.4GHz
Intel UHD
Graphics 630
16MB35W

Core i7 性能比較

モデル名コア数
スレッド数
定格周波数
TB時周波数
iGPUキャッシュTDPOCHTTB
i7-9700K8コア
8スレッド
3.6GHz
4.9GHz
Intel UHD
Graphics 630
12MB95W
i7-9700KF8コア
8スレッド
3.6GHz
4.9GHz
無効12MB95W
i7-97008コア
8スレッド
3.0GHz
4.7GHz
Intel UHD
Graphics 630
12MB65W
i7-9700F8コア
8スレッド
3.0GHz
4.7GHz
無効12MB65W
i7-9700T8コア
8スレッド
2.0GHz
4.3GHz
Intel UHD
Graphics 630
12MB35W

Core i5 性能比較

モデル名コア数
スレッド数
定格周波数
TB時周波数
iGPUキャッシュTDPOCHTTB
i5-9600K6コア
6スレッド
3.7GHz
4.6GHz
Intel UHD
Graphics 630
9MB95W
i5-9600KF6コア
6スレッド
3.7GHz
4.6GHz
無効9MB95W
i5-96006コア
6スレッド
3.1GHz
4.6GHz
Intel UHD
Graphics 630
9MB65W
i5-9600T6コア
6スレッド
2.3GHz
3.9GHz
Intel UHD
Graphics 630
9MB35W
i5-95006コア
6スレッド
3.0GHz
4.4GHz
Intel UHD
Graphics 630
9MB65W
i5-9500F6コア
6スレッド
3.0GHz
4.4GHz
無効9MB65W
i5-9500T6コア
6スレッド
2.2GHz
3.7GHz
Intel UHD
Graphics 630
9MB35W
i5-94006コア
6スレッド
2.9GHz
4.1GHz
Intel UHD
Graphics 630
9MB65W
i5-9400F6コア
6スレッド
2.9GHz
4.1GHz
無効9MB65W

Core i3 性能比較

モデル名コア数
スレッド数
定格周波数
TB時周波数
iGPUキャッシュTDPOCHTTB
i3-9350K4コア
4スレッド
4.0GHz
4.6GHz
Intel UHD
Graphics 630
8MB91W
i3-9350KF4コア
4スレッド
4.0GHz
4.6GHz
無効8MB91W
i3-93204コア
4スレッド
3.7GHz
4.4GHz
Intel UHD
Graphics 630
8MB62W
i3-93004コア
4スレッド
3.7GHz
4.3GHz
Intel UHD
Graphics 630
8MB62W
i3-9300T4コア
4スレッド
3.2GHz
3.8GHz
Intel UHD
Graphics 630
8MB35W
i3-91004コア
4スレッド
3.6GHz
4.2GHz
Intel UHD
Graphics 630
6MB65W
i3-9100F4コア
4スレッド
3.6GHz
4.2GHz
無効6MB65W
i3-9100T4コア
4スレッド
3.1GHz
3.7GHz
Intel UHD
Graphics 630
6MB35W

 

【第8世代】Cofee Lake-S

第7世代CPU「Kaby Lake」よりもコア数スレッド数キャッシュが増えた

第8世代「Cofee Lake-s」では、コア数やスレッド数、キャッシュが増えています(大雑把)。

第7世代CPU「Kaby Lake」の最上位モデルであるCore i7-7700Kは4コア8スレッドキャッシュ8MBでしたが、Core i7-8700Kでは6コア12スレッド12MBと増えました。

Core i5も同様に、Core i5-7600Kでは4コア4スレッド6MBだったのが6コア6スレッド9MBになりました。

また、下位モデルのCore i3も4コア4スレッドになっています。

Core i7 性能比較

Core i7-8086Kが動作周波数やTB時周波数がCore i7-8700Kよりも0.3GHz高いのでこれから組もうとしている人におすすめ。

0.3GHz高いだけじゃん?Core i7-8700K買ったほうがよくね?と思った人はCore i7-8700Kを購入して差額をSSDとかに回しましょう。

モデル名コア数
スレッド数
定格周波数
TB時周波数
GPUキャッシュTDPOCHTTB
 i7-8086K6コア
12スレッド
4GHz
5GHz
Intel UHD
Graphics 630
12MB95W
i7-8700K 6コア
12スレッド
3.7GHz
4.7GHz
12MB95W
i7-87006コア
12スレッド
3.2GHz
4.6GHz
12MB65W×
i7-8700T6コア
12スレッド
2.4GHz
4.00GHz
12MB35W×

Core i5 性能比較

モデル名コア数
スレッド数
定格周波数
TB時周波数
GPUキャッシュTDPOCHTTB
i5-8600K6コア
6スレッド
3.6GHz
4.3GHz
Intel UHD Graphics 6309MB95W×
i5-86006コア
6スレッド
3.1GHz
4.3GHz
9MB65W××
i5-85006コア
6スレッド
3.00GHz
4.1GHz
9MB65W××
i5-84006コア
6スレッド
2.8GHz
4.0GHz
9MB65W××
i5-8500T6コア
6スレッド
2.1GHz
3.5GHz
9MB35W××
i5-8400T6コア
6スレッド
1.7GHz
3.3GHz
9MB35W××

 

Core i3 性能比較

モデル名コア数
スレッド数
定格周波数
TB時周波数
GPUキャッシュTDPOCHTTB
i3-8350K 4コア
4スレッド
4.0GHz
記載なし
Intel UHD
Graphics 630
6MB91W××
i3-83004コア
4スレッド
3.7GHzIntel UHD
Graphics 630
8MB62W×××
i3-81004コア
4スレッド
3.6GHz
TB非対応
Intel UHD
Graphics 630
6MB65W×××
i3-8300T4コア
4スレッド
3.2GHz
TB非対応
Intel UHD
Graphics 630
8MB35W×××
i3-8100T4コア
4スレッド
3.1GHzIntel UHD
Graphics 630
6MB35W×××

 

【第7世代】Kaby Lake

Kaby Lake搭載時はWindows 10のみ対応!

Intelの第7世代CPU「Kaby Lake」を搭載時の対応OSはWindows 10 64bitのみとなり、Windows 8.1/8、Windows 7はインストール出来ません。

ソケット形状がLGA1151

Kaby LakeはSkylakeと同様にソケット形状はLGA1151です。

また、Z170, H170, B150, H110マザーボードのUEFI BIOSをアップデートすることによりKaby Lakeを搭載できるようになります。

Core i7 性能比較

Core i7-7700KとCore i7-7700の違いは、「動作周波数・TB時の動作周波数」と「オーバークロックが出来るかどうか」・「TDP」の3つです。

モデル名コア数
スレッド数
CPU定格/TBGPUキャッシュTDPOCHTTB
i7-7700K4コア
8スレッド
4.2 / 4.5 GHzIntel HD
Graphics 630
8MB91W
i7-77004コア
8スレッド
3.6 / 4.2 GHz8MB65W×
i7-7700T4コア
8スレッド
2.9 / 3.8GHz8MB35W×

Core i5 性能比較

Core i5-7600KとCore i5-7600の違いは「オーバークロックが出来るかどうか」・「TDP」の2つです。

Core i5-7600Kはオーバークロックが可能、Core i5-7600はオーバークロックが不可能です。

モデル名コア数
スレッド数
CPU定格/TBGPUキャッシュTDPOCHTTB
i5-7600K 4コア
4スレッド
3.8 / 4.2 GHzIntel HD
Graphics 630
6MB91W×
i5-7600 4コア
4スレッド
3.5 / 4.1 GHz6MB65W××
i5-75004コア
4スレッド
3.4 / 3.8 GHz6MB65W××
i5-74004コア
4スレッド
3.0 / 3.5 GHz6MB65W××
i5-7600T4コア
4スレッド
2.8 / 3.7 GHz6MB35W××
i5-7500T4コア
4スレッド
2.7 / 3.3 GHz6MB35W××
i5-7400T4コア
4スレッド
2.4 / 3.0 GHz6MB35W××

Core i3 性能比較

Core i3としては初のオーバークロックが可能な「Core i3-7350K」があります。

モデル名コア/スレッドCPU定格/TBGPUキャッシュTDPOCHTTB
i3-7350K 2コア
4スレッド
4.2GHzIntel HD
Graphics 630
4MB65W
i3-73202コア
4スレッド
4.1GHz4MB51W××
i3-73002コア
4スレッド
4.0GHz4MB51W××
i3-71002コア
4スレッド
3.9GHz3MB51W××
i3-7300T2コア
4スレッド
3.5GHz4MB35W××
i3-7100T2コア
4スレッド
3.4GHz3MB35W××

 

Core i7とCore i5とCore i3の違い

Core i7

  • Core i5よりも高性能
  • Core i7-6700Kのみオーバークロックが可能
  • コア数4(第8世代ではコア数6)
  • スレッド数8(第8世代ではスレッド数12)
  • 全てのモデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全てのモデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが有効
  • L3キャッシュが8MB
  • Core i5よりも値段が高い

Core i5

  • Core i5-6600Kのみオーバークロックが可能
  • コア数4(第8世代ではコア数6)
  • スレッド数4(第8世代ではスレッド数6)
  • 全てのモデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全てのモデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが無効
  • L3キャッシュが6MBに削減されている
  • Core i7より値段が安い

Core i3

  • 全てのモデルでオーバークロックが不可能
  • コア数2(第8世代ではコア数4)
  • スレッド数4(第8世代ではスレッド数4)
  • 全てのモデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全てのモデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが有効
  • L3キャッシュが3MBに削減されている
  • Core i7, Core i5よりも更に値段が安い

 

Core i3とCore i7はハイパースレッディングが有効

ハイパースレッディングとは、1つのプロセッサ(CPU)をあたかも2つのプロセッサであるかのように見せかける技術のこと。

Core i5は4コア4スレッドですが、ハイパースレッディングが有効になっているCore 3は2コア4スレッド、Core i7は4コア8スレッドと、スレッド数がコア数の2倍になっています。

スレッド数が2倍になったからといって処理速度が2倍になるというわけではありませんが、4スレッドと8スレッドは間違いなく処理速度に違いが出てくるでしょう。

ターボ・ブースト・テクノロジーはどちらも有効

自動的に定格の動作周波数より高速でCPUを動作させる機能。必要に応じてパフォーマンスを高め、より高い処理能力を必要とするタスクに対応します。

ハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)はCore i7とCore i3で有効

1個のCPUをOS上で2つのCPUに見せかけて処理能力を上げる技術。

2つの処理をいっぺんに1つのコアで処理してしまおうというもの。 CPUに対して与えられた複数の命令を同時に処理するため、ソフトやシステムの動作が高速になります。

オーバークロックとは

オーバークロックとは、CPUを定格時/TB時の動作周波数よりも高い動作周波数で動作させること。オーバークロックすることにより高い処理能力を得られます。

ただしオーバークロックをすると通常時よりもCPUの発熱が増えるというデメリットもあります。

Skylakeの場合は、Core i7-6700KまたはCore i5-6600KとZ170チップセットを搭載したマザーボードでオーバークロックが可能です。

Core i7-6700Kの定格動作周波数は4.0GHzですが、Z170マザーボードなどの設定を変更することにより4.5GHzで動作させることが出来ます。

設定に寄ってはそれ以上も可能ですが、発生する熱を逃がすためにより高性能なCPUクーラーを用意する必要があります。

ソフトウェアで簡単なオーバークロックが可能

マザーボードメーカー各社が独自のソフトウェアを提供し、ソフトウェア上で簡単なオーバークロックを出来るようにするソフトウェアを提供しています。ちょっと試してみたいとかいう人向けのカジュアルなやつです。

環境がある人もない人も興味が湧いた人は試してみましょう。

 

Core i7, Core i5の世代の見分け方について

現在使用しているパソコンのCPUがCore i7, Core i5, Core i3のいずれかを搭載していて、「自分のパソコンがIntelのどの世代のCPUを積んでいるのか知りたい」と言う人は以下の記事をご覧ください。

CPU末尾のアルファベットについて

Intel のCore iシリーズには、Core i7-6700K, Core i5-4690S, Core i5-6600Tなど末尾に「K」「S」「T」といったアルファベットが付与されているCPUがありますが、それぞれにちゃんとした意味があります。詳細は以下の記事をご覧ください。

AMD Ryzenはこちら

 

以上。参考になれば幸いです。





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荒巻大輔(管理人)

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