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ドスパラ GALLERIA RM5R-G50スペックと評価まとめ

2020年8月22日

ドスパラ GALLERIA RM5R-G50(GTX 1660 SUPER搭載)スペックと評価まとめ。

ドスパラ GALLERIA RM5R-G50について

GALLERIA RM5R-G50は、Ryzen 5 3500、GeForce GTX 1650、メモリ16GB、512GB NVMe SSDを搭載したゲーミングデスクトップパソコンです。

スペック的にはライトゲーマー向きです。高画質で高リフレッシュレートや高FPSを求めるなら不向きです。特にそんな気にしないから軽くゲームがプレイしたいならオススメ。

GALLERIA RM5R-G50スペック表

OSWindows 10 Home 64ビット (ディスク付属)
オフィスソフトOffice なし
SteamSteamクライアントのインストール
CPUAMD Ryzen 5 3500
(3.6GHz-4.1GHz/6コア/6スレッド)
グラフィック機能NVIDIA GeForce GTX 1650
4GB (DVI x1,HDMI x1)
電源ユニット500W 静音電源
(80PLUS BRONZE)
メモリ16GB DDR4 SDRAM
(PC4-21300/8GBx2/2チャネル)
SSD512GB NVMe SSD
(M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 2000MB/s)
ハードディスク/SSDHDD 無し
光学ドライブ光学ドライブ無し
(※カスタマイズで選択可能)
サウンドマザーボード 標準 オンボードHDサウンド
ケースガレリア専用 SKMケース (MicroATX) スタンダード(ガンメタリック)
リアケースファン14cm 静音FAN
LANギガビットLANポート x1
(マザーボードオンボード)
マザーボードAMD A520チップセット マイクロATXマザーボード
(PCI-Ex16 x1
PCI-Ex1 x1
メモリスロット x2 (最大64GB)
SATA3 x4
M.2 x2(Key E×1))
入出力ポート(前面)USB 3.2 Gen1 Type-A x4
入出力ポート(背面)USB2.0 x4
USB 3.2 Gen1 Type-A x2
HDMI2.1×1
VGA×1
DP1.4×1
※グラボ搭載モデルは、マザー側映像端子は使わない
標準キーボードキーボード無し
標準マウスマウス無し
サイズ220(幅)×440(奥行き)×425(高さ) mm
重量約14Kg
持込修理保証保証期間1年

3D性能(Direct X)ベンチマーク(3D Mark)

Time Spy3601
Fire Strike8059
Fire Strike Ultra1850

 

総合ベンチマーク(PC Mark 10)

  • 総合スコア5575

GALLERIA RM5R-G50の詳細はこちらから!

GALLERIA RM5R-G50

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ドスパラ GALLERIA RM5R-G50の個人的なスペック評価

ドスパラのパソコンの標準構成の注意点

ドスパラはパソコンの標準構成やアップグレードのオプションを事前案内なしに突然変更するので、この記事の情報が古い可能性があります。

例えば、9月27日時点ではABCへのアップグレードができたけど、9月28日に突然ABにしかアップグレードできなくなる、標準搭載CPUのグレートが下がる、といったことが起こる可能性があります。

ドスパラの公式製品ページに掲載されている情報が常に最新で正しいものになります。購入の際はご注意ください。

CPU

標準搭載しているCPUはRyzen 5 3500です。CPUのアップグレードは不可能です。

Ryzen 5 3500は、6コア6スレッド、動作周波数3.6GHz~4.1GHzのプロセッサで、評価としては「コスパ抜群」「この値段でこの性能はすごい」といった感じ。

スペックを求めるのであれば、もうちょっと奮発してRyzen 7 3700Xを搭載したモデルを視野に入れてもいいのではないか、と思います。搭載されているマザーボードのグレードもアップします。

CPUクーラーは変更不可

AMD CPUクーラーというものを搭載しています。メーカーも不明、詳細は謎です。

グラフィックボード

グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1650 4GB (DVI x1,HDMI x1)を搭載しています。変更は不可能でメーカー不明です。

GeForce GTX 1650は、2020年8月16日現在は上から9番目にスペックがいいです。つまりあんまり良くないです。

  • GeForce RTX2080Ti
  • GeForce RTX2080 SUPER
  • GeForce RTX2070 SUPER
  • GeForce RTX2060 SUPER
  • GeForce GTX1660 SUPER
  • GeForce GTX1660
  • GeForce GTX1060 3GB
  • GeForce GTX1650 SUPER
  • GeForce GTX1650←この製品が搭載しているのはこれ
  • GeForce GT1030

メモリ

  • DDR4-2666
  • メモリ8GB×2枚=16GB
  • デュアルチャネル

を標準で搭載しています。

ゲーミングデスクトップPCとしては標準的なメモリ容量ですが、ゲーム画面と一緒にブラウザを起動しておくような人だとメモリ容量不足に陥る可能性があります。

予算に余裕がある人は32GBまでアップグレードすることをオススメします。

マザーボード

マザーボードは、AMD A520チップセットのmicroATXマザーボードを搭載しています。

マザーボードのメーカーは明記されていませんが、ドスパラサポートページを見てみると、ASUS製マザーボードまたはASRock製マザーボードが搭載されていることが読み取れます。

AMD A520チップセットはエントリーモデル(=価格が安い・機能が削減)にあたり、オーバークロック、グラボ2枚差し、PCI Express 4.0はサポートしていません。

もしも将来オーバークロックをして遊びたくなったとき、PCI Express 4.0に対応したSSDを使いたくなったときには不満が出てくるかもしれません。

メモリスロットは2つ、SATA3ポートは4つ、M.2ソケットは1つありますが、最低限の数だな~というのが正直な感想です。

何個もSSDやHDDを載せていきたい人は要注意です。

標準で搭載しているNVMe SSD

  • 容量512GB
  • NVMe SSD
  • M.2 2280
  • 読込速度 3200MB/s
  • 書込速度 2000MB/s

標準で搭載されているNVMe SSDはメーカー不明です。オプションでアップグレードも可能です。

どのメーカーのどのSSDを搭載しているのか分からない=品質が分からないので、個人的にはSamsung 500GB NVMe SSD(970 EVO Plusシリーズ, 読込速度 3500MB/s, 書込速度 3200MB/s, 3bit MLC)へのアップグレードをオススメします。

SSD/HDDは追加で合計2台まで搭載可能

SSDやHDDは追加で2台まで搭載可能です。標準だとNVMe SSDのみを搭載しています。

標準構成だとSSD1台のみ搭載なるので、ゲーム用SSDやデータ用HDDを追加したい人はここで選びましょう。

標準搭載されているSSDにはOSなどの最低限のソフトウェアをインストールするようにして、ゲーム専用のSSDを追加するのもオススメです。

SSD/HDDのオプション

  • 1TB HDD
  • 2TB HDD
  • 4TB HDD
  • 8TB HDD
  • 500GB SSD
  • WD 1TB SSD (WD BLUEシリーズ, 読込速度 560MB/s, 書込速度 530MB/s)《オススメ》
  • WD 2TB SSD (WD BLUEシリーズ, 読込速度 560MB/s, 書込速度 530MB/s)
  • Samsung 500GB SSD (860 EVOシリーズ, 読込速度550MB/s, 書込速度520MB/s, 3bit MLC)
  • Samsung 1TB SSD (860 EVOシリーズ, 読込速度 550MB/s, 書込速度 520MB/s, 3bit MLC)

光学ドライブはオプション

光学ドライブはオプションになっています。

パソコン浦島太郎の人は光学ドライブを搭載していないことに対してびっくりするかもしれませんが、Windows 10のインストールメディアでもUSBメモリが使われていたりします。

光学ドライブのオプション

  • DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)
  • DVD-ROMドライブ
  • Blu-rayドライブ (BD-XL 対応)
  • Pioneer Blu-rayドライブ (BDR-212XJBK/WS BD-XL 対応)

電源ユニットについて

電源ユニットは80PLUS BRONZEの500Wのものを搭載しています。電源ユニットのメーカーは不明です。

どのメーカーのどの電源ユニットを搭載しているのか全く分からないのが不安です。

SILVERSTONE 750W 静音電源 (80PLUS PLATINUM / SST-ST75F-PT)にアップグレードすることをオススメします。

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GALLERIA RM5R-G50

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PCケースや冷却性能について

GALLERIA RM5R-G50はのPCケースは、ガレリア専用 SKMケース (MicroATX) スタンダード(ガンメタリック)という名前のものを採用しています。ドスパラオリジナルケースです。

サイドパネルは左右側面ともに一部が透明になっており、冷却ファンや各ボードの配線パターンなどをデザインとして魅せることができます。

PCケースの拡張性について

ケースの仕様が明かされていないので不明ですが、3.5インチSSDと2.5インチSSDをそれぞれ2台ずつ搭載できるのは間違いないです。

スペック確認・変更画面において、SSDは標準のNVMe SSDのままで

  • 2.5インチSSDを2台追加
  • 3.5インチHDDを2台追加

の2パターンを試してみましたが、問題なくカートに入りました。

なにか問題があれば構成画面の時点で「その組み合わせダメです」とかいうエラーメッセージが出て弾かれるはずなので大丈夫なはずです。

エアフローについて

ケースの前面や左右の側面から空気を取り込み、ケースの上部と背面から空気を出すようになっています。

ケース左右側面はメッシュになっているようなので、埃が入ってきそうななのがちょっと心配です。

搭載しているファンについて

  • ケースのフロント(前面)部分に14cmファン1個搭載(吸気)
  • ケースのトップ(上面の後部)に14cmファン1個搭載(排気)
  • ケースのリア(背面)部分に14cmファン1個搭載(排気)
  • 【オプション】ケースのトップ(上面の前部)に14cmファン1個搭載

標準では14cmファンを3つ搭載しています。オプションでファンを追加することができますが、優先度は低いです。

ファンにこだわりがあるのであれば、後からAmazonとかで買ってきて追加したり交換するようにしましょう。

追加・変更したいパーツについて

BTO PCで一般的に言われていること

これはドスパラだけなく、マウスコンピューター、ツクモなど、どこであっても言われていることです。

  • PCパーツで型番を書いていないパーツは安いものを使っている可能性がある
    • 粗悪品とまでは言わないが、最低ランクのものが搭載されている可能性がある
    • 特に電源ユニットやSSDで言われている
  • とにかくメーカー名が分からないPCパーツが多いのだが、そこを気にしだしたらキリがない
  • 全て自分で決めたいなら自作PCがオススメ、全てのパーツを自分で決められます

個人的に追加・変更したいパーツはこれ

  • 電源ユニット
  • 標準SSD
  • 光学ドライブ(どうしても必要なら)

メモリ/SSD/HDDは後から簡単に追加できるので、簡単に交換できないところにお金をかけるのがいいです。

当サイトでは電源ユニットのアップグレード、標準SSDのアップグレードをオススメします。理由は後から交換はできるが、作業手順が面倒、作業時間がかかるからです。

電源ユニットをアップグレード

  • Seasonic 750W 静音電源 (80PLUS GOLD / FOCUS-GX-750 )に変更
  • SILVERSTONE 750W 静音電源 (80PLUS PLATINUM / SST-ST75F-PT)に変更

SeasonicとSILVERSTONEのどちらかにアップグレードしたいです。標準搭載している電源ユニットのメーカーが不明なのでちょっと不安です。

電源ユニットは、CPU、マザーボード、グラフィックボード、SSD、HDDなどの各PCパーツに電気を供給する重要なPCパーツです。電源ユニットはケチるなと言われています。

メーカー名が記載されていると電源ユニットのスペックなどが確認できます。

標準SSDをアップグレード

  • Samsung 500GB NVMe SSD(970 EVO Plusシリーズ, 読込速度 3500MB/s, 書込速度 3200MB/s, 3bit MLC)に変更
  • Intel 1TB NVMe SSD (660pシリーズ, M.2, 読込速度 1800MB/s, 書込速度 1800MB/s, QLC)に変更

個人的にはSamsungのNVMe SSDにアップグレードすることをオススメします。MVMe SSDはSamsungは鉄板です。

光学ドライブはどうしても使うなら追加

  • DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)

光学ドライブはどうしても使うなら追加しましょう。最近光学ドライブは使いましたか?DVDとか焼いたりしますか?

どうしても不安だという人は構成時に光学ドライブを追加してもいいと思いますが、必要に迫られたときにUSBの外付けDVDドライブを買っても良いと思いますよ。

Windows 10のパッケージって今は光学ディスクじゃなくてUSBメモリでも販売されているんですよ。また、インストールメディアは後からUSBメモリでも作ることができます。

メモリ/SSD/HDDは自分で買ってきて追加したほうが安いが、手間・面倒・保証が気になるなら構成時に追加を

身も蓋もない事を言いますが、構成次点でメモリ容量を増やしたり、2.5インチSSDや3.5インチHDDを追加したりするよりも、Amazonとかで自分で買って後から取り付けたほうが安いですよ。

構成時点でメモリを32GB(16GB×2枚)にしようとすると1万5800円(+税)かかりますが、Amazonで8GB×2枚組のメモリが7000円くらいで売っています。

それを2セット買って全部メモリを交換すれば1万4000円くらいで32GBにできます。

SSDやHDDも同様で、自分でSSDやHDD、SATA3ケーブルなどを買って追加したほうが安いです。

  • どうしてもパーツ追加方法が分からない
  • ケースを開けてパーツを追加したりするのが怖い
  • 調べたり取り付けたりする時間的コストを考えると、誰かにやってもらったほうが良い

という場合は構成時点でメモリ・SSD・HDDを増やしましょう。

【評価】フルHDで高設定でゲームなら大丈夫、それ以上だとCPUが足を引っ張りそう、設定次第

  • Ryzen 5 3500
  • GeForce GTX 1650
  • メモリ16GB
  • 512GB NVMe SSD

冒頭でも述べましたが、このパソコンはライトゲーマー向きのスペックです。フルHDでFPS値60くらいなら余裕で出るでしょう。

Ryzen 5 3500はそもそもグレードがちょっと低めのCPUで、「10万円以内で高コスパゲーミングPCを組む!といった企画でよく採用されています。

GTX1650はどちらかというと、古いGPUを使っていた人が新しく安く買い替えたいとき、最低限のGPUを求めているときに採用されるものです。

マザーボードはAMD A520チップセットのものを搭載してますし、上位のCPUへの交換も可能なので、スペックに不満が出たらCPUやグラボをとっかえひっかえしていくスタイルでもいいかもしれません。

子供にゲーミングパソコンを求められたときにもいいかもしれないですね。

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GALLERIA RM5R-G50

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