パソコンのメモリ増設方法・メモリの選び方を解説

ノートパソコンやデスクトップパソコンのメモリの増設の仕方について解説。

パソコンのメモリの増設はめちゃくちゃ簡単です

パソコンのメモリの増設は、あなたが思っているよりも遥かに簡単です。

  1. 自分のパソコンがどのメモリに対応しているか確認する←ここが時間かかります
  2. メモリを購入する
  3. パソコンのフタを開ける
  4. 挿さっているメモリを抜く
  5. メモリスロットにメモリを挿す
  6. パソコンがメモリを認識しているか確認する

たったこれだけです。

この中で時間がかかるのがメモリの確認です。すんなり調べ上げて、「このメモリを挿せばいいのね」と分かる人もいれば、「全く分からない」という人もいます。

メモリの増設に必要なもの

  • メモリ
  • ドライバー
  • 取扱説明書

【前提】メモリはデスクトップPC用とノートPC用で形が違います

デスクトップ用PCは長い

こちらがDIMM。デスクトップPC向け。細長いです。

ノートパソコン用メモリは短い

こちらがSO-DIMM。ノートパソコン向け。DIMMの半分くらいの大きさです。

スリムタイプのデスクトップPCの場合は、こちらのノートパソコン用メモリが搭載されていることがあるので注意しましょう。

今搭載しているメモリ容量を確認する

「コンピューターの基本的な情報の表示」画面で、現在搭載しているメモリ容量を確認することができます。

「コンピューターの基本的な情報の表示」画面は、複数の方法で表示することができます。自分の好きな方法で表示してください。

  • Windowsキー+Pause/Breakキーを同時押し
  • コントロールパネル→システムとセキュリティ→システム
  • Windowsロゴ(スタートボタン)を右クリック→システム
  • スタートメニュー→コンピュータを右クリック→プロパティ

私はマザーボードに8GBメモリを4枚挿しているので32GBと表示されています。

自分のパソコンがどのメモリを搭載できるか確認する

  • 今どのメモリを搭載しているのか(DDR3-1600、DDR4-2133など)
  • そのパソコンは最大何GBまでメモリを認識するのか
  • メモリスロットが何個あるのか(ノートPCなら2つ、デスクトップPCは2~4つ)

搭載しているメモリ・メモリ最大認識容量・メモリスロット数を確認する方法

  • GoogleやYahoo!などで、パソコンの型番を検索する
  • 付属しているマニュアル・カタログ・仕様書で確認する
  • デスクトップPCなら、パソコンのフタをあけてマザーボードの型番を検索して調べる
  • ノートパソコンなら、パソコンのフタを開けて刺さっているメモリの数字を調べる

【具体例】ノートパソコンでメモリ周りを確認する流れ

step
1
型番を確認する

今回は、マウスコンピューターから発売されている「m-Book F シリーズ m-Book F556BD-S」を例に挙げて、どのメモリを搭載しているか、最大何GB認識するか、メモリスロットが何個あるかを確認していきます。

step
2
メモリ周りの仕様を確認する

m-Book F シリーズ m-Book F556BD-Sのスペックを見てみるとこのようになっています。

この表記から、

  • 8GBのメモリを1枚搭載している
  • メモリスロットは2つ、最大32GB(16GB×2枚)まで認識する
  • メモリタイプはPC4-19200 DDR4-SODIMM

となっていることが分かります。

PC4-19200はDDR4-2400のことを、SO-DIMMとはノートパソコン用メモリのことを指しています。

つまり、このノートパソコンでメモリを増設したいときには、DDR4-2400(PC4-19200)のノートパソコン用メモリを買えばいいこと、最大で32GB認識することが分かりました。

step
3
メモリの組み合わせを考える

DDR4-2400(PC4-19200)のノートパソコン用メモリを買えばいいことが分かったところで、次はメモリの組み合わせを考える必要があります。

標準で8GBが1枚挿さっているので、4GB×2枚は論外ですね。

考えられる組み合わせとしては、

  • DDR4-2400 8GBメモリを2枚購入して挿す
  • DDR4-2400 8GBメモリを1枚購入して挿す
  • DDR4-2400 16GBメモリを1枚購入して挿す
  • DDR4-2400 16GBメモリを2枚購入して挿す
  • DDR4-2400 32GBメモリを1枚購入して挿す

の組み合わせがあります。

標準で8GBのメモリを1枚搭載しているので、1枚だけDDR4-2400 8GBメモリを1枚購入して、8GB×2枚挿しもできます。

新たにDDR4-2400 8GBメモリの2枚組を購入して2枚挿しもできます。

DDR4-2400 16GBメモリを2枚購入して16GB×2枚挿しもできます。

【具体例】デスクトップPCでメモリ周りを確認する流れ

step
1
型番を確認する

今回は、Lenovoから発売されているゲーミングデスクトップPC「Lenovo Legion T530」のメモリ8GBモデルを例に挙げて、どのメモリを搭載しているか、最大何GB認識するか、メモリスロットが何個あるかを確認していきます。

step
2
メモリ周りの仕様を確認する

Lenovo Legion T530のメモリ8GBモデルのスペックを見てみるとこのようになっています。

この表記から、

  • 8GBのメモリを1枚搭載している
  • メモリスロットは2つ、最大32GB(16GB×2枚)まで認識する
  • メモリタイプはPC4-21300 DDR4-SDRAM UDIMM

となっていることが分かります。

PC4-21300はDDR4-2666のことを、UDIMMとはデスクトップ用メモリのことを指しています。

つまり、このデスクトップパソコンでメモリを増設したいときには、DDR4-2666(PC4-21300)のデスクトップ用メモリを買えばいいこと、最大で32GB認識することが分かりました。

step
3
メモリの組み合わせを考える

DDR4-2666(PC4-21300)のデスクトップ用メモリを買えばいいことが分かったところで、次はメモリの組み合わせを考える必要があります。

標準で8GBが1枚挿さっているので、4GB×2枚は論外ですね。

考えられる組み合わせとしては、

  • DDR4-2400 8GBメモリの2枚組になっているものを購入して挿す
  • DDR4-2400 8GBメモリを1枚購入して挿す
  • DDR4-2400 16GBメモリを1枚購入して挿す
  • DDR4-2400 16GBメモリを2枚購入して挿す
  • DDR4-2400 32GBメモリを1枚購入して挿す

の組み合わせがあります。

標準で8GBのメモリを1枚搭載しているので、1枚だけDDR4-2400 8GBメモリを1枚購入して、8GB×2枚挿しもできます。

新たにDDR4-2400 8GBメモリの2枚組を購入して2枚挿しもできます。

DDR4-2400 16GBメモリを2枚購入して16GB×2枚挿しもできます。

だいたいどこのメーカーでもここらへんのメモリを載せてます

ノートパソコンでもデスクトップパソコンでも、だいたいここらへんのメモリを載せてます。

  • DDR3-1600(一昔前のパソコン)
  • DDR4-2133(最近のパソコン)
  • DDR4-2400(最近のパソコン)
  • DDR4-2666(最近のパソコン)

メモリを何枚挿すか検討する

  • 4GB+4GBの2枚挿し
  • 8GB+8GBの2枚挿し
  • 16GB+16GBの2枚挿し
  • 32GB+32GBの2枚挿し
  • 4GB+4GB+4GB+4GBの4枚挿し
  • 8GB+8GB+8GB+8GBの4枚挿し
  • 16GB+16GB+16GB+16GBの4枚挿し
  • 32GB+32GB+32GB+32GBの4枚挿し

メモリスロット数にもよりますが、だいたいこのような組み合わせがあります。

メモリは2枚・4枚で買うのが定番

メモリは同じメーカーの同じ規格・同じ容量のメモリを2枚挿し、4枚挿しするのが定番です。メモリも2枚組、4枚組で販売されています。

もちろん1枚のメモリを4つ購入するのもいいです。私は1枚のメモリを4つ購入しました。

  • DDR4-2133 4GBのメモリが1枚刺さっている
  • DDR4-2133 8GBのメモリ2枚組を買って16GBにしたい
  • DDR4-2133 4GBのメモリを抜く
  • DDR4-2133 8GBのメモリ2枚を刺す
  • パソコン側がメモリを16GB認識する

1枚だけ買ってきて挿してもいいと思う(保証はしません)

しかしながら、1枚から2枚に増設するときに、すでに刺さっているメモリと同じ規格・同じ要領のメモリをもう1枚刺せば普通に動くと思います。

もうすでに1枚あるのに2枚組買うのはもったいない!1枚だけ刺す!という人は検討してみてはいかがでしょうか。

  • DDR4-2133 8GBのメモリが1枚が刺さっている
  • DDR4-2133 8GBのメモリを1枚買ってきて刺す
  • パソコン側がメモリを16GB認識する
  • これでも普通に動くと思います
  • 心配なら2枚組・4枚組になっているメモリを買うのが一番いいです

メモリの規格について

メモリやスペック表によっては、PC3-****、PC4-****のみ記載していて、DDR3-****、DDR4-****のほうが書いていないことがあります。

DDR3-****とPC3-****の対応表

PC3-8500DDR3-1066
PC3-10600DDR3-1333
PC3-12800DDR3-1600
PC3-14900DDR3-1866
PC3-15000DDR3-1866
PC3-17000DDR3-2133
PC3-19200DDR3-2400

 

DDR4-****とPC4-****の対応表

PC4-17000DDR4-2133
PC4-19200DDR4-2400
PC4-21300DDR4-2666
PC4-22400DDR4-2800
PC4-23400DDR4-2933
PC4-24000DDR4-3000
PC4-25600DDR4-3200
PC4-26400DDR4-3300
PC4-26600DDR4-3333
PC4-27200DDR4-3400
PC4-27700DDR4-3466
PC4-28800DDR4-3600
PC4-29800DDR4-3733
PC4-30400DDR4-3800
PC4-30900DDR4-3866
PC4-32000DDR4-4000
PC4-33000DDR4-4133
PC4-34100DDR4-4266
PC4-34600DDR4-4333
PC4-35200DDR4-4400
PC4-36000DDR4-4500
PC4-36800DDR4-4600

 

メモリを店舗や通販で購入する

店舗で買うとき

  • パソコンのマニュアル・仕様書を持っていく
  • スペックのページを印刷して持っていく
  • 店員に「このパソコンに合うメモリがほしい」と言って見せれば確実です

Amazonなどのメモリのページでは製品名に「デスクトップPC用」「ノートPC用」と書いてある

Amazonなどのメモリのページでも、タイトルに「デスクトップ用」とか「ノートPC用」と書かれています。安心してください。

デスクトップPC用メモリを買うべきなのに、間違えてノートPC用メモリを買わないようにしましょう。

パソコンを開けてメモリを増設する

メモリを購入して手元に届いたら、あとはメモリを増設するだけです。思っているよりも遥かに簡単です。

デスクトップパソコンやノートパソコンへのメモリ取り付けの様子は、YouTubeなどでいっくらでも動画があるので、イメージできない人はYouTubeにある動画で御覧ください。

step
1
ドライバーを使ってパソコンのフタを開ける

  • ドライバーを使えば簡単に開けられる
  • フタをスライドさせて開けるタイプのものもある
  • ノートパソコンだとメモリスロット部分がちょうどフタになっているタイプもある

step
1
メモリを抜く

  • メモリスロットにすでにメモリが刺さっているならメモリを抜く
  • 1枚増設してデュアルチャネルをする予定ならそのままにしておく
  • デスクトップPCの場合は、片方もしくは両方にツメがあるので、そのツメを倒すとメモリを取り外すことができます

こちらは何も挿さっていないメモリスロットになります。これはツメが両方にあるタイプのマザーボードで、両方についているツメを横に開くとメモリが外れます。

step
1
メモリを挿す

  • メモリスロットが2つの場合はそのまま2つ挿す
  • メモリスロットが4つの場合は、2枚挿す場合はスロット1+スロット3、またはスロット2+スロット4に挿すようにする
  • デスクトップPCのマザーボードの場合は、メモリを取り付ける前にメモリスロット横にあるツメを開いておく必要がある
  • 挿した後はフタをする

こちらはメモリスロット4つのマザーボードに4枚メモリを挿したときの様子です。

step
1
パソコンがメモリを認識していることを確認して終了

  • パソコンを起動して、増設したメモリを認識していることを確認する
  • メモリを認識していない、もしくは初期不良の場合は最初から起動しない
  • 最初は起動しても後から動作が不安定になったり、ブルースクリーンになることもある

Windows 10なら、Windowsキー+Pause/Breakキーを同時押しするとこの画面を表示することができます。

コントロールパネル→システムとセキュリティ→システムでもできます。この画面を開いて、実装メモリ(RAM)の部分が増設したメモリ分認識していることを確認してください。

私はマザーボードに8GBメモリを4枚挿しているので32GBと表示されています。

まとめ

  1. 自分のパソコンがどのメモリに対応しているか確認する←ここが時間かかります
  2. メモリを購入する
  3. パソコンのフタを開ける
  4. 挿さっているメモリを抜く
  5. メモリスロットにメモリを挿す
  6. パソコンがメモリを認識しているか確認する

たったこれだけでメモリを増設できます。本当に簡単なので、動作に不満があるときはまずはメモリの増設から試してみましょう・





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  • この記事を書いた人
公安9課

荒巻大輔(管理人)

公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。

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