IntelのCPUの末尾にあるK, S, T, Uなどのアルファベットについてまとめ

IntelのCPUの末尾についているK, S, T, U, Xなどのアルファベットついてのまとめ。

Core i以降のCPUで末尾についているアルファベットのまとめ

Core i5-4690K CPU-Z

IntelのCore iシリーズには、Core i7-6700K, Core i5-4690S, Core i5-6600Tなど末尾に「K」「S」「T」といったアルファベットが付与されており、それぞれにちゃんとした意味があります。

この末尾についているアルファベットがCPUの世代を示しているわけではありません。アルファベットはCPUの種類を示しています。

デスクトップ向けCPUの末尾についているアルファベットまとめ

デスクトップ向けCPUのアルファベット一覧表

2020年現在、比較的一般的な末尾についているアルファベットは、K、F、Tです。

末尾のアルファベット説明
アルファベットなし通常版CPU
Core i7-9700とか
X倍率ロックフリー
Core Xシリーズのほう
Core i7-9800Xとか
K倍率ロックフリー
Core Xシリーズのほう
Core i7-6900Kとか
K倍率ロックフリー
通常版の1つ上のモデル
Core i9-10900Kなど
末尾Kはこっちがメジャー
F内蔵GPUが無効のモデル
映像出力はグラボが必須
Core i7-10700KFなど
C末尾X, Kと同様に倍率ロックフリー
第5世代だけで登場
Core i7-5775Cなど
S省電力版CPU
通常版CPUよりも性能ダウン
第4世代以降は存在しない
T末尾Sよりも更に省電力CPU
Sよりも性能ダウン
Core i5-10500Tとか
第10世代でも存在
P内蔵GPUが無効のモデル
映像出力はグラボ必須
RCPU単体では販売されていない
第5世代だけ存在

末尾にアルファベットがついていない(Core i7-9700など)

  • 通常版CPU

Core i7-9700、Core i7-8700などの、末尾にアルファベットがついていないのは通常版CPUになります。

末尾に「X」がついている(Core i7-5960Xなど) ※Core i7 Extreme Edition

  • Xは倍率ロックフリーを示す
  • オーバークロックが可能
  • Core i7 Extreme Editionの最上位モデルに付与されている
  • 性能も価格もExtreme

末尾に「K」がついている(Core i7-4930Kなど) ※Core i7 Extreme EditionのKモデル

  • 倍率ロックフリーを示す
  • オーバークロックが可能
  • ※Core i7 Extreme Editionの方のKモデル

こちらは一般的ではないほうのKモデルです。

末尾に「K」がついている(Core i9-9900Kなど) ※通常版の1つ上のKモデル

  • 倍率ロックフリーを示す
  • オーバークロックが可能
  • 末尾なしの通常版CPUよりも1つ上のグレードに位置

Core i9-9900K、Core i7-9700Kなどが該当します。

末尾に「F」がついている(Core i7-10700KFなど)

  • iGPU(Intel UHD Graphics 630とか)が無効になっているモデル
  • グラフィックボードがないと映像出力できません
  • 第9世代で新登場したアルファベット

末尾に「F」がついているのは、iGPU(内蔵グラフィックス、Intel UHD Graphics 630など)が無効になっているモデルです。

たまにすごい勘違いをする人がいるんですが、無効になっているiGPUは自分で有効にすることはできません。有効にするための裏コマンドとかそういうのは無いので、面倒に感じるなら末尾にFがついていないCPUを買ってください。

この末尾FのCPUを使うときはグラフィックボードが絶対に必要です。グラフィックボード側に搭載されているHDMI端子やDisplayPort端子を使って映像出力することになります。

たとえばCore i7-10700KFとZ490マザーボードを使って自作する場合は、Z490マザーボード側に搭載されているHDMI端子やDisplayPort端子では映像出力ができません。

末尾に「C」がついている(Core i7-5775Cなど)

  • 末尾X, Kと同様に倍率ロックフリーを示す
  • オーバークロックが可能
  • 末尾Cは第5世代CPU「Broadwell」のこの2つのCPUのみ

末尾に「S」がついている(Core i7-4770Sなど)

  • 省電力版CPU
  • 省電力になることと引き換えに、通常版CPUよりも動作周波数がダウン

末尾に「T」がついている(Core i7-4770Tなど)

  • 超省電力版CPU
  • 末尾SのCPUよりも省電力かつ動作周波数がダウン

末尾に「P」がついている(Core i5-2450Pなど)

  • iGPU(内蔵グラフィックス)を搭載していないモデル

末尾に「R」がついている(Core i7-5775Rなど)

  • CPU単体では販売されていないモデル
  • GIGABYTEの小型PCに搭載されている

モバイル向けCPUの末尾についているアルファベットまとめ

末尾に「B」がついている

  • 第8世代「Coffee Lake」から登場
  • スペック等はデスクトップ向けのB通常版モデルと同一
    (Core i7-8700BはCore i7-8700とほぼ同じ)
  • ソケット形状がノートパソコン向けになってるだけ

末尾に「G」がついている

  • AMD GPUをパッケージ上で統合したCPU
  • Core i7-7700HQ+GeForce GTX1060を上回る性能を実現
  • 8th Gen Core Processors with RADEON RX Vega M Graphics

末尾に「H」がついている

  • ハイパフォーマンス・グラフィックス

末尾に「HK」がついている

  • ハイパフォーマンス・グラフィックス
  • 倍率ロックフリー
  • DELLやMSIのゲーミングノートPCに搭載

末尾に「HQ」がついている

  • ハイパフォーマンス・グラフィックス・クアッドコア
  • ただただハイスペック
  • ハイエンドノートパソコンに搭載されている

末尾に「MK」がついている

  • モバイル・エクストリーム・エディション
  • 第4世代CPU「Haswell」まで存在
  • 第5世代「Broadwell」以降は末尾MのCPUは無い

末尾に「MQ」がついている

  • クアッドコア・モバイル
  • 第4世代CPU「Haswell」まで存在
  • 第5世代「Broadwell」以降は末尾MのCPUは無い

末尾に「MX」がついている

  • モバイル・エクストリーム・エディション

末尾に「M」がついている

  • モバイル
  • ちょっと前のノートパソコンに搭載されていたのがこれ
  • 第4世代CPU「Haswell」まで存在
  • 第5世代「Broadwell」以降は末尾MのCPUは無い

末尾に「U」がついている(ノートパソコンで最もよく見るのがこれ)

  • 超低消費電力CPU
  • ノートパソコン搭載CPUでよくみるやつです

末尾に「Y」がついている

  • 極低消費電力CPU
  • Surface Goなどに搭載されています

末尾に「QM」がついている

  • クアッドコア・モバイル
  • 第3世代CPU「IvyBridge」まで存在
  • 第4世代CPU「Haswell」以降は末尾QMのCPUは無い

搭載されているCPUを確認する方法

windows7-cpu-check

  • メーカー製デスクトップパソコン・ノートパソコンは品番で検索する
  • スタートメニュー→コンピューターの上で右クリック→プロパティで表示される画面で確認する
  • CPU-Z | Softwares | CPUIDをインストールして確認する
  • 【Windows】Windowsキー+Pauseキー同時押し

Coffee Lakeで1台自作しています

Core i7-8700Kで自作PCを1台組んでいます。詳細や構成はこちらから。この構成で今まで問題なく動いていますよ。ぜひとも参考にしてください。

 

以上。参考になれば幸いです。

 

情報元 : インテル® プロセッサー・ナンバー:ノートブック PC、デスクトップ PC、モバイルデバイス

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  • この記事を書いた人

荒巻大輔(管理人)

公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。

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