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【Skylake】Intel CPU Core i7とCore i5とCore i3の性能の違いについてと比較

   

Intel-6th-core

【Skylake】Intelの第6世代CPU「Skylake-S」のCore i7とCore i5とCore i3の性能の違いについてと比較。

CPUの選び方

CPUはパソコンの頭脳に当たる最も重要なパーツで、演算処理を行う装置。PC全体の処理能力を一番左右します。

「Core i7」「Core i5」というのはIntelのCPUのブランド名のことで、ハイエンドなCore i7、ミドルレンジのCore i5に分けられます。この記事ではデスクトップ版のCore i7, Core i5の機能の違いやスペックについてまとめています。

Core i7(ハイエンド)

動画のエンコード・RAW・Photoshopなどで画像編集・動画編集など高い処理能力が要求される・PUの負荷の大きな作業をしたい・パソコン1台で何でもやりたいと考えている人にCore i7がオススメです。

Core i5(ミドルレンジ)

Core i7までは予算を出せないけども、Core i7同様の用途でそこそこの処理能力が欲しいと考えている人にオススメ。

人によっては「Core i7は必要なく、Core i5を買って浮いた予算でSSDを購入するべきだ」という人もいます。これはごもっともな意見で、Core i7+HDDよりもCore i5+SSDの方が幸せになれると思います。予算が潤沢にある人であればCore i7+SSDにするともっと幸せになれますよ。

Core i3(ローエンド)

ゲームや動画編集など重い作業をしない、ネットで動画を見たりWordやExcelを使う程度だという人にオススメ。

表について

  • Core i7, Core i5というのはCPUのブランド名のこと
  • 性能はCore i7>Core i5>順に高いです。価格も高いです
  • 簡潔に言うと表内の各項目の数値が高ければ高いほど性能がいいです(TDP除く)
  • コア数 : CPU内部に物理的に存在するプロセッサコアの数。コンピュータが計算などの処理を行う部分。コア数が多ければ多いほど早く処理できる。4コアのCPUだと同時に4つの計算を処理出来る
    2人で作業するよりも4人で作業したほうが早く作業が終わるし、1人あたりの作業量も減る
  • スレッド数 : CPUが同時に処理できる作業の数。スレッド数が多いほど並行作業できる数も増える
  • CPU定格/TB : 定格時の動作周波数とターボ・ブースト・テクノロジーが有効になっている時の最大動作周波数。どちらも値が大きいほど処理速度は高速になる
  • L3 : L3キャッシュのこと。データを一時的に保存する場所。キャッシュの容量が大きいほど高機能
  • TDP : CPUの最大消費電力。こちらは低いほど省電力ということになります。しかしCPUの負荷状態に合わせて消費電力も変化するため、常にTDP欄の数値の消費電力で動作しているわけではありません

Core i7, Core i5の世代の見分け方について

現在使用しているパソコンのCPUがCore i7, Core i5, Core i3のいずれかを搭載していて、「自分のパソコンがどの世代のCPUを積んでいるのか知りたい」と言う人は以下の記事をご覧ください。

CPU末尾のアルファベットについて

Intel のCore iシリーズには、Core i7-6700K, Core i5-4690S, Core i5-6600Tなど末尾に「K」「S」「T」といったアルファベットが付与されているCPUがありますが、それぞれにちゃんとした意味があります。詳細は以下の記事をご覧ください。

 

Core i7 性能比較

Core i7-6700KとCore i7-6700の違いは、「動作周波数・TB時の動作周波数」と「オーバークロックが出来るかどうか」・「TDP」の3つです。

Core i7-6700Kはオーバークロックが可能、Core i7-6700はオーバークロックが不可能です。

モデル名 コア/スレッド CPU定格/TB GPU L3 TDP OC HT TB
i7-6700K 4 / 8 4.0 / 4.2 GHz  HD Graphics 530 8MB 91W
i7-6700 4 / 8 3.4 / 4.0 GHz 8MB 65W ×
i7-6700T 4 / 8 2.8 / 3.6 GHz 8MB 35W ×

 

オーバークロックするならCore i7-6700K一択。H170, B150チップセットのマザーボードと組み合わせるならCore i7-6700。

Core i5 性能比較

Core i5-6600KとCore i5-6600の違いは「オーバークロックが出来るかどうか」・「TDP」の2つです。

Core i5-6600Kはオーバークロックが可能、Core i5-6600はオーバークロックが不可能です。

モデル名 コア/スレッド CPU定格/TB GPU L3 TDP OC HT TB
i5-6600K 4 / 4 3.5 / 3.9 GHz HD Graphics 530 6MB 91W ×
i5-6600 4 / 4 3.3 / 3.9 GHz 6MB 65W × ×
i5-6500 4 / 4 3.2 / 3.6 GHz 6MB 65W × ×
i5-6402P 4 / 4 2.8 / 3.4 GHz 6MB 65W × ×
i5-6400 4 / 4 2.7 / 3.3 GHz 6MB 65W × ×
i5-6600T 4 / 4 2.7 / 3.5 GHz 6MB 35W × ×
i5-6500T 4 / 4 2.5 / 3.1 GHz 6MB 35W × ×
i5-6400T 4 / 4 2.2 / 2.8 GHz 6MB 35W × ×

 

オーバークロックするならCore i5-6600K一択。よく売れているのはCore i5-6500。

Core i3 性能比較

モデル名 コア/スレッド CPU定格/TB GPU L3 TDP OC HT TB
i3-6320 2 / 4 3.9GHz HD Graphics 530 4MB 51W × ×
i3-6300 2 / 4 3.8GHz 4MB 51W × ×
i3-6100 2 / 4 3.7GHz 4MB 51W × ×
i3-6098P 2 / 4 3.6GHz HD Graphics 510 4MB 54W × ×
i3-6300T 2 / 4 3.3GHz HD Graphics 530 4MB 35W × ×
i3-6100T 2 / 4 3.2GHz 4MB 35W × ×

 

オススメなのはCore i3-6100。

Core i7とCore i5とCore i3の違い

Core i7

  • Core i5よりも高性能
  • Core i7-6700Kのみオーバークロックが可能
  • コア数4
  • スレッド数8
  • 全てのモデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全てのモデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが有効
  • L3キャッシュが8MB
  • Core i5よりも値段が高い

Core i5

  • Core i5-6600Kのみオーバークロックが可能
  • コア数4
  • スレッド数4
  • 全てのモデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全てのモデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが無効
  • L3キャッシュが6MBに削減されている
  • Core i7より値段が安い

Core i3

  • 全てのモデルでオーバークロックが不可能
  • コア数2
  • スレッド数4
  • 全てのモデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全てのモデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが有効
  • L3キャッシュが3MBに削減されている
  • Core i7, Core i5よりも更に値段が安い

 

Core i3とCore i7はハイパースレッディングが有効

ハイパースレッディングとは、1つのプロセッサ(CPU)をあたかも2つのプロセッサであるかのように見せかける技術のこと。

Core i5は4コア4スレッドですが、ハイパースレッディングが有効になっているCore 3は2コア4スレッド、Core i7は4コア8スレッドと、スレッド数がコア数の2倍になっています。

スレッド数が2倍になったからといって処理速度が2倍になるというわけではありませんが、4スレッドと8スレッドは間違いなく処理速度に違いが出てくるでしょう。

ターボ・ブースト・テクノロジーはどちらも有効

自動的に定格の動作周波数より高速でCPUを動作させる機能。必要に応じてパフォーマンスを高め、より高い処理能力を必要とするタスクに対応します。

ハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)はCore i7とCore i3で有効

1個のCPUをOS上で2つのCPUに見せかけて処理能力を上げる技術。

2つの処理をいっぺんに1つのコアで処理してしまおうというもの。 CPUに対して与えられた複数の命令を同時に処理するため、ソフトやシステムの動作が高速になります。

オーバークロックとは

オーバークロックとは、CPUを定格時/TB時の動作周波数よりも高い動作周波数で動作させること。オーバークロックすることにより高い処理能力を得られます。ただしオーバークロックをすると通常時よりもCPUの発熱が増えるというデメリットもあります。

Skylakeの場合は、Core i7-6700KまたはCore i5-6600KとZ170チップセットを搭載したマザーボードでオーバークロックが可能です。

Core i7-6700Kの定格動作周波数は4.0GHzですが、Z170マザーボードなどの設定を変更することにより4.5GHzで動作させることが出来ます。設定に寄ってはそれ以上も可能ですが、発生する熱を逃がすためにより高性能なCPUクーラーを用意する必要があります。

ソフトウェアで簡単なオーバークロックが可能

マザーボードメーカー各社が独自のソフトウェアを提供し、ソフトウェア上で簡単なオーバークロックを出来るようにするソフトウェアを提供しています。ちょっと試してみたいとかいう人向けのカジュアルなやつです。

環境がある人もない人も興味が湧いた人は試してみましょう。

第6世代CPU「Skylake」における注意点

Core i7-6700K, Core i5-6600KはCPUクーラーが付属しません

末尾にKがついたオーバークロックが可能なCore i7-6700K, Core i5-6600Kの2モデルはCPUクーラーが付属していないので別途購入する必要があります

通常版CPUについてはばっちりCPUクーラーが付属しているのでご安心ください。

ソケット形状がLGA1151

SkylakeのCPUおよびマザーボードのソケット形状はLGA1151です。LGA1150とは互換性が一切ありませんので、第9世代/第8世代マザーボードにSkylakeのCPUを載せることは出来ません。逆もしかりです。

DDR4メモリが主流に

SkylakeではDDR4メモリが主流になっています。DDR3メモリに対応したマザーボードもいくつかありますが、DDR4メモリに対応したマザーボードと比べると数は少ないですし、ハイエンドなマザーボードはほぼありません。

DDR3メモリの方が今は安いですが、いずれはDDR4メモリもDDR3メモリと同じくらいの値段まで下がってくるでしょう。

なのでCPUとマザーボードとメモリの新規購入が必要

ソケット形状がLGA1151でなのでLGA1150との互換性が一切ありませんし、DDR3メモリも使えないので、今PCを組んでいる人がSkylakeに換装したいとなると、CPU・マザーボード・メモリを購入しないといけなくなります。

なかなかの出費になりますがこれは仕方ないですね。

 

 

 

以上。参考になれば幸いです。



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公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。 管理人の誕生日は8月18日ですが、プレゼントはいつでもお待ちしております。Amazon ほしいものリスト2016

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コメント

  1. Yu より:

    とても分かり易い説明でした!
    パソコン販売店よりも素晴らしい説明でした!
    ありがとうございます!

  2. 匿名 より:

    参考になりました。

  3. ななし より:

    買い替えを模索しているところです。
    大変参考になりました! 感謝です。

  4. 匿名 より:

    参考になりました。
    ありがとうございました。

  5. 匿名 より:

    すっごい分かりやすかったです!

  6. 匿名 より:

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コメント

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