解説

エックスサーバーとConoha WINGどちらがおすすめか徹底比較!

2023年7月21日

レンタルサーバー「エックスサーバー」と「Conoha WING(コノハウィング)」どっちがおすすめか徹底比較。

エックスサーバーとConoha WING WINGパックの料金比較

エックスサーバーはベーシック・スタンダード・プレミアムの3プラン、Conoha WINGのWINGパックはベーシック・スタンダード・プレミアムの3プランが提供されています。

エックスサーバーは料金 | レンタルサーバーならエックスサーバーで利用料金を公開しています。

Conoha WINGは、ConoHa WINGのスペック・料金というPDFファイルを公開しています。こちらに掲載されている料金が定価と考えていいでしょう。

XスタンダードプランとWINGパック ベーシックプランの比較(定価比較)

結論からいうと、どちらもそんなに著しく金額が高い安いということはありません。数十円安いとかそういうレベルです。

エックスサーバーConoha WING
プランスタンダードプランWINGパック
ベーシックプラン
初期費用0円0円
月額料金
(1ヶ月あたり)
【3ヶ月】月額1,320円
【6ヶ月】月額1,210円
【12ヶ月】月額1,100円
【24ヶ月】月額1,045円
【36ヶ月】月額990円
【3ヶ月】月額1,331円
【6ヶ月】月額1,210円
【12ヶ月】月額1,089円
【24ヶ月】月額1,029円
【36ヶ月】月額968円

 

XスタンダードプランとWINGパック スタンダードの比較(定価比較)

結論からいうと、どちらもそんなに著しく金額が高い安いということはありません。数十円安いとかそういうレベルです。

エックスサーバーConoha WING
プランスタンダードプランWINGパック
スタンダードプラン
初期費用0円0円
月額料金
(1ヶ月あたり)
【3ヶ月】月額1320円
【6ヶ月】月額1210円
【12ヶ月】月額1100円
【24ヶ月】月額1045円
【36ヶ月】月額990円
【3ヶ月】月額2783円
【6ヶ月】月額2602円
【12ヶ月】月額2360円
【24ヶ月】月額2239円
【36ヶ月】月額2118円

サーバー側の推奨しているプランは?

エックスサーバーConoha WING
プランスタンダードプランWINGパック
ベーシックプラン

エックスサーバーはスタンダードプラン、Conoha WINGはWINGパック ベーシックプランを推奨しています。

エックスサーバーとConoha WINGどっちがオススメ?サービス仕様を比較

エックスサーバーとConoha WINGの違いどちらがおすすめか各項目でて徹底開設します。

スペックの比較

サーバーのスペック・仕様を比較したところであまり分からないかと思いますが、だいたい同じだと考えてOKです。

エックスサーバーConoha WING
初期費用【スタンダード】無料
【プレミアム】無料
【ビジネス】無料
【ベーシック】無料
【スタンダード】無料
【プレミアム】無料
vCPU/メモリ
(サーバー全体)
【スタンダード】128コア/1024GB
【プレミアム】128コア/1024GB
【ビジネス】128コア/1024GB
コア数/メモリ数非公表
vCPU/メモリ
リソース保証
【スタンダード】6コア/8GB
【プレミアム】8コア/12GB
【ビジネス】10コア/16GB
【ベーシック】6コア/8GB
【スタンダード】8コア/12GB
【プレミアム】10コア/16GB
ディスク容量【スタンダード】300GB
【プレミアム】400GB
【ビジネス】500GB
【ベーシック】300GB
【スタンダード】400GB
【プレミアム】500GB
RAID構成RAID 10RAID 10
OSLinx
(詳細非公開)
CloudLinux
WebサーバーApache 2.4.x
nginx
Apache
nginx
データベースMySQL 5.7.x, MariaDB 10.5.x
のいずれか
DB1個につき5GBまで
MySQL 5.7
DB1個につき4.5GBまで

エックスサーバーの「リソース保証機能」について

エックスサーバーは他ユーザーの影響を受けずに、安定的なサーバー速度を提供する「リソース保証機能」を導入しています。同価格帯の他社レンタルサーバーやVPSサービスと比較しても、CPU・メモリリソースは圧倒的としています。

これからエックスサーバーを契約する人は「sv13001.xserver.jp」が割り当てられるため、リソース保証機能が確実に付与されます。

sv13001.xserver.jp 以降のサーバー

  • スタンダード…CPU 仮想6コア / メモリ 8GB
  • プレミアム…CPU 仮想8コア / メモリ 12GB
  • ビジネス…CPU 仮想10コア / メモリ 16GB

sv10001~sv13000.xserver.jp のサーバー

  • スタンダード…CPU 仮想4コア / メモリ 4GB
  • プレミアム…CPU 仮想6コア / メモリ 8GB
  • ビジネス…CPU 仮想8コア / メモリ 12GB

それ以前のサーバー(sv**.xtwo.ne.jpも対象)

  • リソース保証なし

サーバー仕様一覧 | レンタルサーバーならエックスサーバー

nginxについて

「nginx(エンジンエックス)」とは、大量の同時アクセスの処理に最適化され、静的コンテンツの配信に特化したWebサーバーです。突発的にPC・スマートフォンなどからアクセスが集中した場合でも高速かつ安定したWebサイトの運営が可能です。

Apacheでは、ユーザーからのリクエストを順次処理するため、リクエストの待ちが発生する場合がありますが、nginxでは大量のリクエストを同時並行で処理が可能です。

その他共通仕様

エックスサーバーConoha WING
WINGパック
転送量課金【スタンダード】無し
【プレミアム】無し
【ビジネス】無し
【ベーシック】無し
【スタンダード】無し
【プレミアム】無し
転送量目安【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
【ビジネス】無制限
【ベーシック】無制限
【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
無料独自SSL【スタンダード】あり
【プレミアム】あり
【ビジネス】あり
【ベーシック】あり
【スタンダード】あり
【プレミアム】あり
データベース
(MySQL)
【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
【ビジネス】無制限
【ベーシック】無制限
【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
独自ドメインの
利用できる数
(マルチドメイン)
【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
【ビジネス】無制限
【ベーシック】無制限
【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
サブドメインの
利用できる数
【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
【ビジネス】無制限
【ベーシック】無制限
【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
メールアカウント【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
【ビジネス】無制限
【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
【ビジネス】無制限
サブFTPアカウントの追加【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
【ビジネス】無制限
【スタンダード】無制限
【プレミアム】無制限
【ビジネス】無制限

マルチドメインについて

エックスサーバーもConoha WINGも、複数の独自ドメインを設定して、追加料金不要で複数のWEBサイトを作成できます。登録ドメイン数は無制限です。

たとえばエックスサーバーのスタンダードプランを契約して、「example.com」「example.jp」「example.blog」のように、複数サイトを運営できます。

サブドメインについて

exapmle.co.jp というドメインに対し、 test.example.co.jp といったサブドメインを利用できます。

yahoo.co.jpだと、「auctions.yahoo.co.jp」や「shopping.yahoo.co.jp」がサブドメインになります。

サブFTPアカウントについて

1人でWordPressを運用するのであれば一切関係ない機能です。

  • 特定のフォルダ(ディレクトリ)へアクセスを制限したい
  • 複数の管理者にそれぞれアカウントを作成したい

上記のような場合にサブFTPアカウントを利用しましょう。

 

無料になる独自ドメイン数

エックスサーバーConoha WING
無料独自ドメイン最大2つWINGパックの
1台契約につき1個

エックスサーバーでは契約期間12ヶ月以上または24ヶ月以上を選択して料金を支払うと、独自ドメインが最大2つ無料になります。詳細は独自ドメイン永久無料特典をご覧ください。

Conoha WINGでは料金タイプWINGパックでサーバーを追加した場合無料で独自ドメインを新規取得・移管が出来ます。詳細は無料独自ドメインの設定方法をご覧ください。

WordPress向け機能・セキュリティ設定

エックスサーバーとConohaWINGのWordPress(ワードプレス)向け機能・セキュリティ機能は以下の通り。

エックスサーバー側機能Conoha WING側機能
WordPressを簡単に
設定する機能
WordPress
簡単インストール
WordPress
かんたんセットアップ
他社サーバーから
移行する機能
WordPress簡単移行WordPressかんたん移行
サイトコピーする機能WordPressの
サイトコピー
WordPressサイトコピー
複数回のログインを
検知すると
ログイン制限する機能
ログイン試行回数
制限設定
ログイン回数制限
スパムコメントや
トラックバックを
制限する機能
コメント・トラックバック
制限設定
スパムコメント/
トラックバック制限
海外からのコメントや
トラックバックを制限する機能
コメント・トラックバック
制限設定
海外コメント/
トラックバック制限
海外からのアクセスを
制限する機能
国外IPアクセス制限設定海外アクセス制限
WAF設定あり
各機能ごとに
オンオフ可能
あり
一括オンオフのみ

 

WAFについて

WAF(Webアプリケーションファイアウォール)は、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護することが可能です。

不正アクセスからサイトを保護し、WordPressなどのWebアプリケーションの安全性を簡単な設定で向上することができます。

エックスサーバーはWAFの各項目(XSS対策、SQL対策、ファイル対策、メール対策、コマンド対策、PHP対策)ごとにオンオフ可能ですが、Conoha WINGはWAF自体のオンオフのみが可能です。

WordPressで利用しているテーマやプラグインによっては、WAFをオフにすることで問題が解決することがあります。エックスサーバーは問題の項目だけオフにできますが、Conoha WINGは一括でオフにするしかありません。

WEBサイト表示を高速化する機能

エックスサーバー側機能Conoha WING側機能
WordPress高速化機能XアクセラレータWEXAL
LiteSpeed LSAPIなし
FastCGIはあり
あり
PHP対応
PHP5, 7, 8対応
対応
PHP5, 7, 8対応
HTTP/2対応対応
OPcache対応対応
コンテンツキャッシュ対応対応
ブラウザキャッシュ対応対応

どのレンタルサーバーであっても、WEBサイトの表示速度を高速化させるための機能、PHPなどの処理を高速化させるための機能、CPU負荷を軽減させるための機能は絶対に搭載しています。

名前が違うだけで同じような機能はたいてい存在します。わざと表示速度や処理速度を遅くするような業者は存在しません。

WEBサイトを高速化することで、コンバージョン率の向上、検索順位に好影響、顧客満足度の改善といった恩恵が受けられます。

Amazon.comが行ったA/Bテストによるとページ表示速度が0.1秒遅くなるごとに、売上が1%低下するという結果が出ています。Webサイトの高速化では、離脱率を改善し、コンバージョン率と売上を向上させることができます。

検索エンジンGoogleは2018年1月にページの表示速度が順位決定に関係することを公式に発表し、Webサイトの高速化により、検索結果の順位に好影響を与えることができます。

Webサイトが高速に表示することにより、サイト訪問者にストレスをあたえることがなく、満足度やサイト内容に対する理解と信頼感を高めることができます。

PHPバージョンは7.3か7.4があればいい

日本で人気のあるWordPressの有料テーマの動作必須環境はPHP 7.3か7.4以上で、大抵の場合はPHP 7.4.xで利用することになるはずです。

エックスサーバーのWordPress高速化機能について

エックスサーバーはConoha WINGとは違い「WEXAL Page Speed Technology」は導入していませんが、エックスサーバー独自機能として「Xアクセラレータ」を提供しています。

Xアクセラレータ有効時の処理速度は無効時と比較すると処理スピード・不可体制は最大10倍の差があります。

「XPageSpeed」という機能も提供されていますが、こちらはエラーや不具合・コンテンツがうまく表示されない要因になるためWordPressのテーマによっては利用を推奨していないことがあります。(AFFINGERなどが非推奨)

Conoha WINGのWordPress高速化機能について

Conoha WINGのWordPress高速化エンジンは、優れたWebサイト最適化ノウハウを持つ「プライム・ストラテジー」社が提供する高品質なWordPress高速化エンジン「WEXAL Page Speed Technology」を導入しています。

AIがJSやCSSなどのファイルを自動圧縮し、軽量・最適化されたファイルを作成します。読み込み先を最適化データに変更することで転送量削減・高速化が実現するので、オリジナルデータは改変されずに利用できます。

画像はJPGと比較して25-34%程度、PNGと比較して28%程度容量が抑えられるとされている「WebP」へ対応ブラウザごとに自動変換されます。検索エンジンの推奨フォーマットに対応することで、SEOにも効果が期待できます。

 

自動バックアップ面

エックスサーバーConoha WING
WINGパック
自動バックアップ1日1回バックアップ
過去14日分を復旧用データとして
利用可能
1日1回バックアップ
過去14日分を復旧用データとして
利用可能
バックアップ対象WEB・メールデータ
MySQLデータベース
WEB・メールデータ
MySQLデータベース

エックスサーバーとConoha WINGともに、サーバー上のデータを1日1回バックアップしてくれる機能が搭載されています。過去14日分を復旧用データとして利用可能です。

トラブルが発生したときも過去のデータに遡ってデータを取り戻すことができます。(バックアップ対象外のものに注意)

サポート面

エックスサーバーConoha WING
WINGパック
サポートメール(24時間)
電話(平日10時~18時)
チャット(平日10時~18時)
メール(平日10時~18時)
電話(平日10時~18時)
チャット(平日10時~18時)

エックスサーバーとConoha WINGともに、メール・電話・チャットでのサポートを受け付けています。

メールでの問い合わせはどちらも24時間365日受け付けていますが、エックスサーバーは返信メールについては問い合わせから24時間以内に返信、Conoha WINGは平日10時~18時に順次案内されます。

即レスが欲しい人はエックスサーバーを選んだほうがいいでしょう。

ちなみに私はWordPressを10年以上運用していますが、過去一度もサポートにお世話になったことはありません。

アダルトサイト運営はどちらも不可

エックスサーバーとConoha WINGはアダルトサイト運営は不可能です。

エックスサーバー

以下のコンテンツの運用は禁止しております。
該当のコンテンツを運用されていることが発覚した場合、サービスの提供を停止することがございます。

  • ポルノサイト、またはそれに類似するもの
  • 売春を助長するようなもの
  • 第三者の知的財産権や肖像権・プライバシーを侵害する、または侵害するおそれのあるもの
  • 無限連鎖講(ねずみ講)、マルチ商法、またはそれらに類似するもの
  • 日本国内の法律に違反するもの
  • 以上のようなサイトへのリンクが含まれるもの

なお、当サービスでは、風俗店やアダルトグッズを取り扱うコンテンツ、同人系コンテンツの運用自体は、禁止事項に該当をいたしません。
しかしながら、性行為、またはそれを連想させる画像・動画を掲載している場合は、禁止事項に該当するコンテンツであるとの判断をいたします。

詳しくは「レンタルサーバー利用規約」をご参照ください

禁止事項について - よくある質問 | レンタルサーバーならエックスサーバー

Conoha WING

出会い系サイトやわいせつ、児童ポルノ若しくは児童虐待に相当する画像、映像、音声若しくは文書等を送信又は表示する行為、又はこれらを収録した媒体を販売する行為、又はその送信、表示、販売を想起させる広告を表示又は送信する行為は禁止しています。弊社にて確認次第、サービスの制限をいたします。その他禁止事項に関しましては「ConoHa会員規約」[第21条]をご覧ください。

ConoHaについて|ConoHaサポート

「管理画面が分かりやすいか」は気にしなくてよい

  • エックスサーバーの管理画面は分かりにくい
  • Conoha WINGの管理画面は分かりやすい

みたいな意見が散見されますが、分かりやすい分かりにくいとかいう意見は無視していいです。そもそも何をもって分かりやすいといってるのかが分かりません。

管理画面上での基本的な設定・手順や◯◯をオンにする方法等は、エックスサーバー公式サイトやConoha WING公式サイトで画像付きで丁寧に解説されています。それを見ればいいだけです。

私も「これはどういう機能だっけ?どこでオンにする?どこでオンになっているか確認する?」と検索して調べることがあります。

そもそも管理画面なんてめったに触りません。一度WordPressの設置が完了したらその後見ることはほぼありません。私も数ヶ月に1回みるかどうかのレベルです。

エックスサーバーの基礎知識・契約するメリットについて

エックスサーバーの基礎知識

エックスサーバーは、エックスサーバー株式会社が運営する、安定性と高速性を追求した快適なサーバー環境により国内シェアNo.1を誇るレンタルサーバーサービスです。17万社の企業と240万件のサイトで利用されています。

2003年のサービス提供開始から19年間積み重ねたノウハウと確かな技術力で、創業以来99.99以上の稼働率を維持しています。

高速かつ大量アクセスに強い『最高』のサーバー環境を提供するために、1台あたり1千万円を超える最新の商用サーバー機器をはじめ、世界最速クラスのWordPress実行環境「KUSANAGI」の高速化技術や、高速な処理性能と高い障害耐性を兼備する「NVMe」など、業界最高レベルの機器と技術を採用しています。

エックスサーバーを契約するメリットは?

超高速・大量アクセスに強いハイスペックサーバー

  • 1台あたり1千万円を超える最新の商用サーバー機器を採用
  • 高速WordPress実行環境「KUSANAGI」の高速化技術を導入
  • 「リソース保証機能」で、他ユーザーの影響を受けない安定的なサーバー速度を提供

Webサイトの運営に便利な充実の機能・特典

  • 大容量300GBが、初期費用無料、月額990円からの高コストパフォーマンス
  • クリックするだけでかんたんにWordPressを始めることができる「WordPress簡単インストール」機能
  • マルチドメイン、メールアドレス無制限
  • 悪意のある攻撃からWebサイトを保護する「WAF設定」機能や、独自SSLが無料で利用可能
  • 人気のドメインが1つ、永年無料で利用できる「独自ドメイン永久無料特典」
  • 16種類のドメインが1年間無料で使える「独自ドメイン1年無料特典」
  • 「自動バックアップ」機能でWeb、メール、MySQLデータを1日1回自動でバックアップ。誤って削除しても無料で復旧が可能。

安心・安全な運用実績と、充実のサポート体制

  • 創業以来99.99%以上の稼働率を堅持
  • 24時間365日のサポート体制で初心者でも安心
  • 導入企業17万社、運用サイト240万件の豊富な運用実績による膨大なノウハウあり

エックスサーバーを契約するデメリットは?

  • 「契約管理ページ」と「サーバーパネル」で分かりにくい等の意見あり
  • 初期費用3300円かかったのは昔の話。今は無料なので心配なし
  • 最短利用期間が3ヶ月ある
  • 上位プランへの変更は簡単、下位プランへの変更は難しい。そもそもスタンダードプランで十分

「契約管理ページ」と「サーバーパネル」で分かりにくい等の意見あり

エックスサーバーには、「契約管理ページ」と「サーバーパネル」の2つの管理画面があります。

契約しているサーバーやドメインの情報を表示する画面が「契約管理ページ」です。

PHP Ver切り替えやXアクセラレータ、サーバーキャッシュ設定・ブラウザキャッシュ設定などのサーバーを設定・操作する画面が「サーバーパネル」です。

サーバーやドメイン更新を自動更新にしていて、支払い方法はクレジットカードにしていたら契約管理ページは一切見ません。普段見るのは「サーバーパネル」です。

最短利用期間が3ヶ月

エックスサーバーは最低利用期間があり、少なくとも3ヶ月以上契約する必要があります。

そもそも新規でアフィリエイトサイトを立ち上げる場合、3ヶ月程度でウハウハ稼げることは絶対にありません。「アフィリエイト初めてみたけど儲からないから3ヶ月で止める」のは早すぎです。

上位プランへの変更は翌月適用、下位プランはサーバー利用期限月のみ

契約しているプランよりも上位プランに変更する場合は月単位での変更が可能で、プラン変更希望月の前月1日~20日までに「プラン変更」から申請を行ってください。翌月1日から上位プランへ変更となります。

契約しているプランよりも下位プランに変更する場合は、「利用期限月」の1日~20日までに「プラン変更から申請を行ってください。翌月1日から下位プランに変更となります。

エックスサーバーで個人がWordPressを運用する程度であれば「スタンダードプラン」で契約すれば十分です。

プラン変更時でこういうデメリットがありますよと言われても「はぁ、そうなんですか」となる人がほとんどでしょう。私もそうです。

Conoha WINGの基礎知識契約するメリットについて

Conoha WINGの基礎知識/WINGパックって何?

Conoha WING(コノハウィング)は、GMOインターネット株式会社が運営する高機能かつ高い安定性で日本国内最速の処理速度を持つ高性能レンタルサーバーです。

「ConoHa WING」は、特にWordPressを使用したWebサイトやブログの運営用途で利用されており、他社レンタルサーバーから簡単に移行できる「WordPressかんたん移行」や、WordPressの管理画面上のみでWebサイトの設定を更新できる「WordPressプラグイン」など、WordPressを用いたWebサイトを運営する上で便利な機能を独自開発・提供しています。

料金プランは、時間単位の料金でいつでも始めやすい「通常料金」のほか、サーバー料金と無料独自ドメイン2つがセットになった長期利用割引プラン「WINGパック」の2種類が用意されています。大抵の人はWINGパックで契約します。

Conoha WINGのおすすめポイント

圧倒的な速さと安定性を両立

Conoha WINGは最新の高性能サーバーを採用し、ストレージは高速・安全にデータを書き込めるオールSSD RAID 10構成です。

Conoha WING独自にチューニングされた強力なキャッシュ機能を始め、通信を高速化できるHTTP/2に完全対応しています。

従来のPHP7からさらに処理速度が向上したPHP8が利用できるほか、PHPアプリケーション実行環境としてFastCGIより20%も高速なLiteSpeed LSAPIを採用。

安定性

同時大量アクセスの高速処理に優れたnginxを採用しており、アクセス集中時でも安定したレスポンスを実現します。

CPU・メモリなどのリソースを保証し、他ユーザーの利用状況に影響されず常に安定した環境を利用できるプランが用意されています。

サービス品質保証(SLA)を導入し、品質保証値はサーバーの月間稼働率99.99%以上としています。

WINGパックを契約するメリットは?

WINGパック

  • サーバー料金がおトク・独自ドメインが2つ永久無料
  • 初回申込月は利用料金無料
  • 人気WordPressテーマが割引価格で使える

サーバー料金がお得・独自ドメインが2つ永久無料

「WINGパック」は、レンタルサーバーと独自ドメインがセットになった長期利用割引プランです。

WINGパックの契約中は、独自ドメインを最大2つまで永久無料で利用できます。「.com」「.net」「.info」などの好きな独自ドメインを選び、レンタルサーバーと組み合わせてすぐに利用できます。

初回申込月は利用料金無料

「WINGパック」の申込月の翌月から「WINGパック」の契約期間となりますが、申込日からレンタルサーバーと独自ドメインを利用できます。

契約期間が開始するまでの利用料金は無料。月初の申込で、最大31日間無料で利用できます。

人気WordPressテーマが割引価格で使える

Conoha WINGはWordPressの有料テーマを取り扱いしており、WINGパックとのセット利用でお得に有料テーマを購入できます。

テーマ名通常料金セット利用
JIN:R1万9800円1万8800円
JIN1万4800円1万4250円
SANGO1万4800円1万4000円
THE THOR1万6280円1万4960円
THE SONIC8580円6578円
Cocoon0円0円

Conoha WINGのデメリット

  • サービス開始が2018年9月で
  • メールサポートも平日10時から18時まで、土日はやっていない

 

エックスサーバーとConoha WINGはどっちがオススメ?

両社ともにサーバーを新規申込する場合の初期費用無料、料金はキャンペーンによって安くなる

エックスサーバーとConoha WINGともに、初期費用は無料で、「契約期間◯ヶ月以上」で新規申し込みすると通常料金から◯%オフしますというキャンペーンを定期的に実施しています。積極的にキャンペーンを利用してください。

なお、割引期間終了後の月額料金はエックスサーバーもConohaWINGもほぼ同じで、既存契約者を対象に料金を割引するキャンペーンはありません。

あなたが契約を検討している時点で、キャンペーンが実施されていて・年間の利用料金が安い方を選ぶといいでしょう。

【一例】エックスサーバーとConona WING WINGパックのキャンペーン料金比較

とある日のキャンペーン適用時のエックスサーバースタンダードプランと、Conoha WING WINGパック ベーシックプランの比較は以下の通り。

エックスサーバーConoha WING
プランスタンダードプランWINGパック
ベーシックプラン
初期費用0円0円
月額料金
(1ヶ月あたり)
【3ヶ月】月額1320円
【6ヶ月】月額1210円
【12ヶ月】月額880円
【24ヶ月】月額783円
【36ヶ月】月額683円
【3ヶ月】月額1331円
【6ヶ月】月額1210円
【12ヶ月】月額941円
【24ヶ月】月額842円
【36ヶ月】月額652円

 

どっちを契約するかは完全に好みなので、悩んだらフィーリングで良いと思った方を契約するとよい

エックスサーバーとConoha WINGのどちらを契約するかは完全に好みなので、フィーリングでなんか良いなと思った方を契約するのが一番です。

「エックスサーバーじゃないとできないこと」「Conoha WINGじゃないとできないこと」はありません。

コスパ重視ならConoha WINGとか言われていますが、エックスサーバーとConoha WINGの料金の差なんて数十円程度しかありません。

料金割引キャンペーンを実施していてもほぼ同じ料金ですし、キャンペーン終了後の料金、更新料金もほぼ同じです。何の理由があってコスパが抜群とか言っているのか分かりません。

表示速度は使用するテーマ・プラグイン・環境によっていくらでも変わる

WEBサイトの表示速度はあなたの環境によっていくらでも変わります。

文章だけしか無いWEBサイトであれば当然表示速度は速いでしょう。Cocoonをインストールして文章だけの記事を数記事入れただけのサイトで処理速度を比較しても同じようなスコアになるだけです。全く意味ないです。

画像、動画、YouTubeなどの埋め込みコンテンツ、広告が多い場合は表示速度が遅くなっていきます。

エックスサーバーとConoha WINGの公式サイトの表示速度を比較している訳の分からないサイトはあまり参考にしないほうがいいです。

「WordPress初心者向けのセットアップ機能」はどちらもある

エックスサーバーとConohaWINGともに、WordPress初心者向けのセットアップ機能は存在します。

エックスサーバーでは「WordPressクイックスタート」機能が提供されています。エックスサーバー契約時にWordPress新規設置、独自SSL自動設定、ドメイン取得・設定が可能な「WordPressの一括設定無料オプション」が用意されています。

Conoha WINGは「WordPressかんたんセットアップ」という機能が提供されています。WINGパック契約時にWordPress新規設置、独自SSL自動設定、ドメイン取得・設定が可能です。

老舗かどうかや安心感で選ぶならエックスサーバーがオススメ

老舗かどうかで選ぶならエックスサーバーがオススメです。エックスサーバーは2003年7月、ConohaWINGは2018年9月26日にサービスが開始されました。

また、エックスサーバーは契約者数が多いですし、「◯◯したときの対処法」みたいな情報がゴロゴロ転がっているので、もしも自分に困ったことが起きても解決できる可能性が非常に高いです。

CPUには、第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)を採用しました。採用したCPUは、従来のものと比較して、約1.5倍※もの処理性能を誇ります。

全てのストレージで次世代の高速接続インターフェース「NVMe」に対応し、さらに高速な読み書きを可能とするストライピング構成とすることで、SSDの高速性能を最大限引き出すことを可能としました。
オールSSDやピュアSSDと呼ばれる従来のサーバー環境と比較し、読み込み速度が最大約14倍※に向上しました。

搭載メモリの性能向上と512GBから1TBへと倍増しており、プログラム処理性能を向上させることで、一層高速かつ安定した動作を可能としています。

サーバーあたりのvCPUコア数を「128コア」に拡張し、より高速な処理性能を備えました。コア数の多さから並列処理にも強く、これまで以上に大量のアクセスに耐えることが可能です。

エックスサーバーは10日間無料お試しがある

エックスサーバーではサーバーアカウントの申込日から10日間、無料お試し期間が設けられています。無料お試し期間を利用してエックスサーバーを体験してみるといいでしょう。

なお、エックスサーバーでWordPressを開設すると心に決めた場合は、エックスサーバー契約時にWordPress新規設置、独自SSL自動設定、ドメイン取得・設定といったWordPressの一括設定無料オプションが用意されているので利用するといいでしょう。

お試し期間中に確認するポイント

  • 「サーバーパネル」などの管理ツールが使いやすいか、各管理ツールにログインして確かめてみる。
  • WordPressなどのプログラムが簡単に設置できるかや、設置後の動作が満足いくものか、確認してみる。
  • 利用する予定のプログラムが問題なく動作するか、試しに設置してみる。

お試し期間中の機能制限について
お試し期間中には、以下の機能は利用できません。

  • メールアカウントの作成
  • その他プログラムを用いたメール送信全般
    ※サブFTPアカウントの追加※サーバー設定完了時に発行された「初期FTPアカウント」のご利用は可能です。
    FTP接続は「初期FTPアカウント」で行ってください。

エックスサーバーは各種設定マニュアルが豊富

エックスサーバーの各種設定はマニュアルが公開されているため、参考にして操作設定していけば問題ありません。一度自分でやってみると簡単にできます。

設定や手順を解説しているブログやWEBサイトも豊富にあります。

障害が発生しないレンタルサーバーは無い

身も蓋もないことを言いますが、サーバー障害・ネットワーク障害が絶対に発生しないレンタルサーバーはありません。

エックスサーバーとConoha WINGどちらを選んでも、短くて数分程度、運が悪ければ長時間の障害を起こすことがあります。

エックスサーバーは2022年4月10日23時53分から4月11日1時50分頃までネットワーク障害が発生したことがありました。また、一部サーバーが負荷上昇による著しい速度低下(数分程度で解決)がよく発生しています。

Conoha WINGだと、一部サーバーにおいてハードウェアの不具合が原因で2020年12月28日22時36分から2020年12月29日16時15分まで、約18時間も障害が発生したことがありました。

大規模サイトの移転ならまだしも、これから新規開設するなら最安プランでよい

まだWEBサイトを持ったことが無い人が新規でWEBサイトを立ち上げる場合は、エックスサーバーはスタンダードプラン、Conoha WINGはベーシックプランで十分です。

-解説