ツクモ G-GEAR GA5A-H204/XTスペックまとめと評価。
ツクモ G-GEAR GA5A-H204/XTについて
G-GEAR GA5A-H204/XTは、2020年11月6日より発売されているツクモ「G-GEAR」のゲーミングデスクトップパソコンです。
Ryzen 5 5600X、メモリ16GB、NVIDIA GeForce RTX3070、500GB NVMe SSDを搭載しています。大抵のゲームは問題なくプレイできるでしょう。
ツクモ G-GEAR GA5A-H204/XTスペック
OS | Windows 10 Home (64ビット版) | |
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CPU | AMD Ryzen™ 5 5600X | |
(6コア12スレッド 定格3.7GHz Boost時最大4.6GHz L2+L3キャッシュ35MB) | ||
グラフィック機能 | NVIDIA® GeForce RTX™ 3070 | |
ビデオメモリ | 8GB (GDDR6) | |
マザーボード | ASRock X570 Steel Legend (ATX) | |
チップセット | AMD X570 | |
メインメモリ | 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2) | |
最大 128GB メモリスロットx4(空き2)288-pin | ||
サウンド | オンボードHDオーディオ | |
ストレージ | システム用 | 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続) |
データ用 | (オプション) | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R 2層書込み対応) | |
ネットワーク | Ethernet 10/100/1000 LAN | |
無線LAN | - | |
Bluetooth | - | |
インターフェース | 前面 | USB3.0ポートx2 オーディオ入出力(マイク入力x1 ヘッドフォン出力x1) |
グラフィック | ディスプレイ出力(HDMI) x1 ディスプレイ出力(DisplayPort) x3 | |
バックパネル | [X570 Steel Legend]仕様 | |
拡張スロット | PCI Express x16スロットx1(空き0) PCI Express x16スロットx1(空き1) PCI Express x1スロットx3(空き3) | |
電源ユニット | CWT製 700W (定格 650W) 80PLUS BRONZE対応 | |
ケース | G-GEAR ミドルタワーケース (69JD) | |
ファン | フロントx1、リアx 1(120mm) | |
拡張ベイ | 5インチx2(空き1) 3.5インチx1(空き1) 3.5シャドーx3(空き3) 2.5シャドーx4(空き4) | |
付属ソフト | 総合セキュリティ | カスペルスキー インターネット セキュリティ (90日版) |
その他付属品 | クイックセットアップガイド オペレーティングシステムディスク ドライバディスク 付属ソフトウェアディスク | |
キーボード、マウス、スピーカー | 別売 | |
外形寸法 | 190(W)x475(D)x435(H)mm (本体のみ、突起物含まず) | |
本体重量 | 約12kg |
ツクモ G-GEAR GA5A-H204/XTスペック解説レビュー
CPU
標準で搭載しているCPUはAMD Ryzen 5 5600Xです。注文時にRyzen 7 5800Xへのアップグレードが可能です。
Ryzen 5 5600XとRyzen 7 5800Xのスペックの比較は以下の通り。
CPU名 | Ryzen 5 5600X | Ryzen 7 5800X |
コア数 | 6コア | 8コア |
スレッド数 | 12スレッド | 16スレッド |
基本クロック | 3.7GHz | 3.8GHz |
最大ブーストクロック | 最大4.6GHz | 最大4.7GHz |
L2キャッシュ合計 | 3MB | 4MB |
L3キャッシュ合計 | 32MB | 32MB |
デフォルトTDP | 65W | 105W |
オーバークロック | 可能 | 可能 |
Passmarkスコア | 22257 | 28594 |
Ryzen 5 5600XのPassmarkスコアは22257です。
ちなみにIntelの第10世代CPUであるCore i7-10700KのPassmarkスコアは19690なので、Ryzen 5 5600Xを選んだからといってCPUが足を引っ張るということは無いでしょう。
CPUクーラー
CPUクーラーについて記載がありませんが、こういうときは絶対に空冷CPUクーラーを搭載しています。水冷CPUクーラーなんて載ってることは絶対に無いです。
グラフィックボード
を標準で搭載しています。
大抵のゲームは快適に遊べるでしょう。ただし、プレイするゲームによっては最高画質にするとfps値があまり出ないかもしれません。
注文時にRTX3080かRTX3090へのアップグレードも可能です。
- NVIDIA GeForce RTX 3090 / 24GB (HDMI 、DisplayPort x3 / ※3スロット占有)
- NVIDIA GeForce RTX 3080 / 10GB (HDMI 、DisplayPort x3 / ※3スロット占有)
参考になりそうなRTX3070ベンチマーク
メモリ
メモリは標準でDDR4-2666 16GB搭載しています。
ゲーミングデスクトップパソコンとしては標準的ですが、動画編集をしたり、ゲームをしながら配信したりブラウザを立ち上げていたりするとメモリ容量不足に陥る可能性があります。
そういった作業をしている、する予定という人は32GBまでアップグレードするといいかもしれません。何かをするために何かを終了させるのってなかなかストレス貯まりますよ。
注文時にアップグレードも可能です。
- 64GB (16GB x4枚) DDR4-3200/CD16G-D4U3200x4 センチュリーマイクロ製
- 32GB (16GB x2枚) DDR4-3200/CD16G-D4U3200x2 センチュリーマイクロ製
- 16GB (8GB x2枚) DDR4-3200/CD8G-D4U3200Hx2 センチュリーマイクロ製
- 64GB (16GB x4枚) DDR4-2666/PC4-21300 SDRAM メジャーチップ採用
- 32GB (16GB x2枚) DDR4-2666/PC4-21300 SDRAM メジャーチップ採用
マザーボード
搭載しているマザーボードのメーカーはASRockで、「X570 Steel Legend」を搭載しています。
プレミアム60Aパワーチョーク、ニチコン製12Kブラックコンデンサ、XXLアルミニウム合金製ヒートシンクなどの高品質コンポーネントを採用することにより、安定した動作と高い耐久性を実現しています。
PCI Express 4.0 x4の帯域を使用することにより、最大64Gb/sの転送速度を実現することができるHyper M.2スロットを2基装備。
強力な冷却用ヒートシンク「M.2 Armor」と高耐久ファンを搭載しており、M.2デバイスの放熱効率を高めています。
製品名 | ASRock X570 Steel Legend |
チップセット | AMD X570チップセット |
対応CPU | Socket AM4 |
フォームファクター | ATX |
メモリソケット | DDR4 DIMM×4(最大128GB) DDR4-4666(OC)対応 |
拡張スロット | PCI Express 4.0 x16スロット×2 PCI Express 4.0 x1スロット×3 M.2スロット×1(Wi-Fiモジュール用) |
インターフェース | USB 3.2 Gen 2×2(Type-C×1、Type-A×1) USB 3.2 Gen 1×10(Type-A×6、ヘッダピン×4) USB 2.0×4(ヘッダピン×4) PS/2×1 ALC1220 HD Audio(8ch) オプティカル S/PDIFポート×1 Intel I211-AT ギガビットイーサネット×1 |
映像出力 | HDMI×1、DisplayPort×1 |
ストレージ | SATA 6Gbps×8 M.2 64Gbps×2 |
対応RAID | RAID 0,1,10(SATA) |
SSD
標準搭載しているSSDはM.2 SSDで、WD Blue SN550の500GBモデルです。
- 容量 : 500GB
- インターフェース : PCIe Gen 3
- コネクタ : M.2
- シーケンシャル読み取りパフォーマンス : 2400MB/s
- シーケンシャル書き込みパフォーマンス : 1750MB/s
が用意されています。
<a href="https://shop.westerndigital.com/ja-jp/products/internal-drives/wd-blue-sn550-nvme-ssd#WDS250G2B0C">WD Blue™ SN550 NVMe™ SSD | Western Digital ストア</a>
HDD/SSDはオプションで追加可能
3.5インチHDDはカスタマイズ時に2台、2.5インチSSDはカスタマイズ時に1台追加可能です。
光学ドライブ
光学ドライブは、 DL対応 DVDスーパーマルチ(ASUS製 / 書込ソフト付 / SATA接続 )が標準で搭載されています。
電源ユニット
電源ユニットは、 【80PLUS BRONZE認証】 CWT製 GPK650S (最大700W、定格650W)が標準で搭載されています。
この電源容量で足りるかどうかちゃんと計算した結果この電源容量になっているはずです。
CWTって聞いたことないメーカーだと思う人もいるかと思いますが、コルセアやThermaltakeの一部の電源ユニットを製造しているのはCWTだったりします。変なメーカーじゃないですよ。
カスタマイズ時に電源ユニットのアップグレードも可能です。オススメは 【80PLUS GOLD認証】 Seasonic製 FOCUSシリーズ (定格650W)です。
CWT製 GPK650Sのスペック
電圧帯 | +3.3V | +5V | +12V | -12V | +5Vsb |
---|---|---|---|---|---|
電流 | 20A | 17A | 50A | 0.3A | 2.5A |
コンバイン時最大出力 | 120W | 600W | 3.6W | 12.5W | |
定格出力 | 650W | ||||
最大出力 | 715W |
コネクタ数
- ATX 24/20pin x1
- ATX 4/8pin x1
- PCI-E 6/8pin x2
- SATA x6
- HDD 4pin x3
- FDD 4pin x1
バックパネルインターフェース
- 2 x アンテナポート (I/O パネルシールド上)
- 1 x PS/2 マウス/キーボード ポート
- 1 x HDMI ポート
- 1 x DisplayPort 1.2
- 1 x SPDIF 光出力コネクタ ポート
- 1 x USB 3.2 Gen2 Type-A ポート (10 Gb/s) (静電気放電 (ESD) 保護に対応)
- 1 x USB 3.2 Gen2 Type-C ポート (10 Gb/s) (静電気放電 (ESD) 保護に対応)
- 6 x USB 3.2 Gen1 ポート (静電気放電 (ESD) 保護に対応)*
- 1 x RJ-45 エリアネットワークポートおよび LED インジケータ (アクティビティ/リンク LED と速度 LED)
- HD オーディオジャック: リアスピーカ / ミドルスピーカ / 低音スピーカ / サウンド入力 / フロントスピーカ / マイクロフォン (ゴールドオーディオジャック)
液晶ディスプレイと接続するときは、グラフィックボード側に端子を使うようにしてください。
マザーボード側に搭載されている端子を使っても映像出力できません。
ケースの拡張性について
- 5インチベイx2(空き1)
- 3.5インチベイx1(空き1)
- 3.5インチシャドウベイx3(空き3)
- 2.5インチシャドウベイx4(空き4)
- 300mmまでのグラフィックボードに対応
標準だとM.2 SSDがマザーボードに取り付けられているだけなので、3.5インチHDDは3台、2.5インチSSDは4台まで取り付けることができそうです。
ケースは300mmまでのグラフィックボードに対応しています。
ファン2つ搭載のグラフィックボードはだいたい300mm以内なのでセーフ、ファン3つ搭載のグラフィックボードは299mmギリギリか300mmを超えているのでアウトです。
299mmギリギリのグラフィックボードを買ったけど取り付けられない!なんてことも考えられます。
ケースの詳細はTSUKUMOの以下の記事をご覧ください。
カスタマイズしたいパーツ
- メモリを16GBから32GBに増量
- 欲を言えばDDR4-3200までアップグレードしたい
- 電源ユニットをSeasonic製のものに変更
- 2.5インチSSDをゲーム用SSDとして追加
注文時だけでなく、後から自分でパーツをAmazonとかで買ってきて取り付けるのもOKです。安く済むならそっちがいいです。
自分でパーツを取り付けるのが怖い人、保証がどうしても気になる人は注文時にカスタマイズするようにしましょう。