ツクモ AeroStream RM5A-E204/Tスペックまとめと評価。
ツクモ AeroStream RM5A-E204/Tについて
ツクモのAeroStream RM5A-E204/Tは、2020年11月12日から発売されているツクモのBTOパソコンです。
AMD Ryzen 5 5600X、NVIDIA GeForce GTX1650、メモリ8GB、500GB NVMe SSDを搭載しています。
ツクモ AeroStream RM5A-E204/Tのスペック
OS | Windows 10 Home (64ビット版) | |
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CPU | AMD Ryzen™ 5 5600X | |
(6コア12スレッド 定格3.7GHz Boost時最大4.6GHz L2+L3キャッシュ35MB) | ||
グラフィック機能 | NVIDIA® GeForce® GTX 1650 | |
ビデオメモリ | 4GB (GDDR6) | |
マザーボード | ASUS PRIME A520M-A (MicroATX) | |
チップセット | AMD A520 | |
メインメモリ | 8GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx1) | |
最大 128GB メモリスロットx4(空き3)288-pin | ||
サウンド | オンボードHDオーディオ | |
ストレージ | システム用 | 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続) |
データ用 | (オプション) | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R 2層書込み対応) | |
ネットワーク | Ethernet 10/100/1000 LAN | |
インターフェース | 前面 | USB3.0ポートx2 オーディオ入出力(マイク入力x1、ヘッドフォン出力x1) |
グラフィック | ディスプレイ出力(DVI-D) x1 ディスプレイ出力(DisplayPort) x1 ディスプレイ出力(HDMI) x1※ | |
バックパネル | [PRIME A520M-A]仕様 | |
拡張スロット | PCI Express x16スロットx1(空き0) PCI Express x1スロットx2(空き2)※ | |
電源ユニット | CWT製 450W (定格 400W) 80PLUS BRONZE対応 | |
ケース | MicroATXミニタワーケース (EX-01T-M8S) | |
ファン | フロントx1 リアx 1 (120mm/防塵フィルター付) | |
拡張ベイ | 5インチ x2(空き2) 3.5インチ x1(空き1) 3.5シャドー x2(空き2) 2.5シャドー x2(空き2) | |
TPM | TPM2.0 (AMD fTPM) | |
付属ソフト | 総合セキュリティ | カスペルスキー インターネット セキュリティ (90日版) |
その他付属品 | クイックセットアップガイド オペレーティングシステムディスク ドライバディスク 付属ソフトウェアディスク | |
キーボード、マウス、スピーカー | 別売 | |
外形寸法 | 180(W)x406(D)x358(H)mm (本体のみ。突起物含まず) | |
本体重量 | 約10kg |
ツクモ AeroStream RM5A-E204/Tのスペック解説レビュー
CPU
標準で搭載しているCPUはAMD Ryzen 5 5600Xです。注文時にCPUのアップグレードは不可能です。
Ryzen 5 5600Xはが属しているRyzen 5000シリーズは2020年11月6日に発売されました。
同日に発売されたのはRyzen 9 5950X, Ryzen 9 5900X, Ryzen 7 5800X, Ryzen 5 5600Xで、このモデルに搭載されているRyzen 5 5600Xは最下位のモデルになります。
Ryzen 5 5600Xと前世代のRyzen 5 3600Xの比較は以下の通り。
CPU名 | Ryzen 5 5600X | Ryzen 5 3600X |
コア数 | 6 | 6 |
スレッド数 | 12 | 12 |
基本クロック | 3.7GHz | 3.8GHz |
最大ブーストクロック | 最大4.6GHz | 最大4.4GHz |
L2キャッシュ合計 | 3MB | 3MB |
L3キャッシュ合計 | 32MB | 32MB |
デフォルトTDP | 65W | 95W |
オーバークロック | 可能 | 可能 |
Passmarkスコア | 22257 | 18331 |
CPUクーラー
CPUクーラーについて記載がありませんが、こういうときは絶対に空冷CPUクーラーを搭載しています。水冷CPUクーラーなんて載ってることは絶対に無いです。
Ryzen 5 5600Xであれば標準で付属してくるCPUクーラーを使用している可能性があります。
使っていて冷却に不満が出るようであれば、ちょっとお高めの空冷CPUクーラーに交換するといいでしょう。
グラフィックボード
グラフィックボードは NVIDIA GeForce GTX 1650 / 4GB(DVI-D 、HDMI 、DisplayPort)を搭載しています。
デスクトップ向けRyzenで、末尾に「G」「GE」がついていないCPUは、映像出力するためには別途グラフィックボードが必須です。
オプションで以下のグラフィックボードにもアップグレードが可能です。
- NVIDIA GeForce RTX 2060 / 6GB (HDMI 、DisplayPort x3)
- NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti / 6GB (HDMI 、DisplayPort x3)
- NVIDIA GeForce GTX 1660 / 6GB (HDMI 、DisplayPort x3)
メモリ
メモリは標準でDDR4-2666 8GB×1枚搭載しています。
メモリ8GBって少ないので最低でも16GBまで増やしたほうがいいです。後から8GBメモリ1枚買って追加するのもいいですね。
マザーボード
搭載しているマザーボードのメーカーはASUSで、「PRIME A520M-A」を搭載しています。
AMD A520チップセットはエントリー向けのチップセットで、X570チップセットやB550チップセットと比べると機能が劣ります。マザーボードやチップセットのランクを下げることによりコストカットをしています。
また、A520チップセットはPCIe 4.0に対応していないため、PCIe 4.0接続の高速なM.2 SSDを利用することはできません。
- 対応ソケット:Socket AM4
- チップセット:AMD A520 チップセット
- 対応メモリ:DDR4-4800×4 (最大128GB)
- 拡張スロット:PCIe 3.0 x16×1、PCIe 3.0 x1×2
- 画面出力端子 : HDMI 2.1×1、DVI-D×1、D-Sub 15ピン×1
- ストレージ機能:M.2×1、SATA 6Gb/s×4
- USB(外部/内部):USB 3.2 Gen 1×6 (4/2)、USB 2.0×6 (2/4)
- ネットワーク機能:1000BASE-T×1
- フォームファクター:microATX(244mm×244mm)
SSD
標準搭載しているSSDはM.2 SSDで、WD Blue SN550の500GBモデルです。もっと性能がいいSSDへのアップグレードも可能です。
- 容量 : 500GB
- インターフェース : PCIe Gen 3
- コネクタ : M.2
- シーケンシャル読み取りパフォーマンス : 2400MB/s
- シーケンシャル書き込みパフォーマンス : 1750MB/s
HDD・SSDはオプションで追加可能
予算に余裕があるならゲーム用SSDとして2.5インチSSDを追加するのもアリです。3.5インチHDDを追加してデータ保存用ドライブとして使うものいいですね。
光学ドライブ
光学ドライブは、 DL対応 DVDスーパーマルチ(ASUS製 / 書込ソフト付 / SATA接続 )が標準で搭載されています。
電源ユニット
電源ユニットは、 CWT製 GPT400S-ATC (最大450W、定格400W)を搭載しています。
この電源容量で足りるかどうかちゃんと計算した結果この電源容量になっているはずです。
CWTって聞いたことないメーカーだと思う人もいるかと思いますが、コルセアやThermaltakeの一部の電源ユニットを製造しているのはCWTだったりします。変なメーカーじゃないですよ。
電圧帯 | +3.3V | +5V | +12V | -12V | +5Vsb |
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電流 | 17A | 16A | 30A | 0.3A | 2.5A |
コンバイン時最大出力 | 100W | 360W | 3.6W | 12.5W | |
定格出力 | 400W | ||||
最大出力 | 450W |
コネクタ数は以下の通り。
- ATX 24/20pin x1
- ATX 4/8pin x1
- PCI-E 6/8pin x1
- SATAx 6
- HDD 4pin x3
- FDD 4pin x1
バックパネルインターフェース
- 1 x PS/2 keyboard/mouse combo port(s)
- 1 x DVI-D
- 1 x D-Sub
- 1 x HDMI
- 1 x LAN (RJ45) port(s)
- 4 x USB 3.2 Gen 1 (blue) Type-A
- 2 x USB 2.0
- 3 x Audio jack(s)
液晶ディスプレイと接続するときは、グラフィックボード側にあるDVI-D端子、HDMI端子、DisplayPort端子を使うようにしてください。
Radeon Graphicsを搭載していないRyzen 5 5600XとPRIME A520M-Aの組み合わせでは、マザーボード側にあるDVI-D端子、HDMI端子、DisplayPort端子は使えません。