MSIのゲーミング液晶ディスプレイ「Optix G27C7」のスペック評価とまとめ。
MSI Optix G27C7スペック評価とまとめ
MSI Optix G27C7スペック
パネルサイズ | 27インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
最大解像度 | フルHD(1,920 × 1,080) |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
パネル種類 | VA |
表面タイプ | ノングレア |
色域 | sRGBカバー率:99% |
最大表示色 | 約1,677万色 |
視野角 | 178°(H)/ 178°(V) |
輝度 | 250 |
コントラスト比 | 1,000:1 |
消費電力 | 使用時 26W / スタンバイ時 0.5W |
本体サイズ(W × D × H ) | 611.3 × 228.4 × 447.5(mm) |
重量 | 4.7kg |
上下角度調節(チルト) | -5° ~ 20° |
左右角度調節(スウィーベル) | - |
高さ調節 | - |
映像端子:最大解像度 / リフレッシュレート | DP:1,920 × 1,080 / 165Hz |
製品保証期間 | 製品本体国内保証:お買上げ日より3年間 |
付属品 | DisplayPortケーブル ×1 |
VESAマウント | VESA1000 |
USBポート | USB 2.0 Type-A(USB ハブ)×2 USB 2.0 Type-B(PC接続用)×1 |
オーディオ端子 | ヘッドホン出力 ×1 |
映像入力端子 | HDMI 2.0b ×2 DisplayPort 1.4 ×1 |
MSI Optix G27C7の特徴
- 湾曲したVAパネル
- リフレッシュレート165Hz
- 応答速度1ms(MPRT)
- FreeSync Premium対応で滑らかでカクつきのない快適なゲームプレイが可能
VAパネル搭載
Optix G27C7の液晶パネルはVAパネルを採用しています。VAパネルは白と黒がはっきり表示されます。
このVAパネルは視野角は178°/178°ですし、応答速度1ms(MPRT)なので問題有りません。
そもそもPCでゲームをするなら液晶ディスプレイの正面に座るはずで、斜めから画面を見たり下から除くような姿勢でやらないはずです。
まあ世の中ではIPSパネルのほうが上であるという論調なので、気になる人は避けたほうがいいかもしれません。
搭載している端子
- ヘッドフォンジャック
- DisplayPort 1.4
- HDMIポート2.0b ×2
- DC電源ジャック
応答速度のMPRTとは
MPRTとは「Moving Picture Response Time」の略で,液晶パネルにおける動画応答性能を示す手法の1つだ。液晶パネルの応答速度では,明るさが変化する速さを指標とした中間調応答速度(Gray-to-Gray)が一般的に使われている。しかし,液晶パネルの応答性能は,表示方式や目の動きも関係しているので,明るさの変化だけで決まるものではない。そこで,実際に液晶パネルの画面上で映像を動かし,その動きをカメラで撮影して動画のぼやけを計測する仕組みとして登場したのがMPRTで,現在では,映像技術の標準化団体であるVESAにより標準化されている。
Acerの23.8インチ液晶ディスプレイ「NITRO VG240Ybmiix」テストレポート。2万円前後で買えてPS4との組み合わせにも適する
カタログスペック通りのフルHD/リフレッシュレート165Hzで使いたい!どのグラボならいいの?どうすればいいの?
Optix G27C7をカタログスペック通りの「フルHD/リフレッシュレート165Hz」で使いたいなら、HDMI 2.0以降/DisplayPort 1.4以降を搭載したグラフィックボードを用意してください。GTX1000番台以降がオススメです。
もちろん最新のRTX3000シリーズのグラフィックボードを買ってくるのがベストです。
グラフィックボード側のDisplayPort端子と液晶ディスプレイ側のDisplayPort端子をDisplayPortケーブルで接続してください。そうするとリフレッシュレート165Hzまで出ます。
グラフィックボード側のHDMI端子と液晶ディスプレイ側のHDMI端子をHDMIケーブルで繋いでください。そうするとリフレッシュレート165Hzまで出ます。
最新グラボを用意すればゲーマー向け液晶ディスプレイは基本的に選び放題
映像出力端子に、DisplayPort 1.4以降、HDMI 2.0以降を搭載しているグラフィックボードであれば、基本的に解像度フルHD/WQHDで高リフレッシュレートのゲーマー向け液晶ディスプレイは選び放題です。
最新のRTX3000番台のグラフィックボードはHDMI2.1/DisplayPort 1.4を搭載しているので、ゲーマー向け液晶ディスプレイはよりどりみどり選び放題です。
端子のせいで液晶ディスプレイが使えない!という事態はまず起こらないでしょう。
HDRなどを気にするならとにかく最新グラボを用意するべき
液晶ディスプレイ側が対応しているかどうかはおいといて、HDRなどを気にするのであれば最新のグラフィックボードを用意するべきです。
HDRをサポートしているのは、HDMI 2.0a以降とDisplayPort 1.4以降です。
HDMI 2.0aからHDRをサポート、HDMI 2.0bからHLGをサポートしています。
HDMI2.1からダイナミックHDR、eARC、QMS、QFT、ALLM、DSCなどの機能をサポートしています。
- HDMI 2.0a Spec Released, HDR Capability Added
- HDMI 2.0b standard gets support for HLG HDR - FlatpanelsHD
- HDMI :: Press Release
- VESA Publishes DisplayPort™ Standard Version 1.4 | VESA
参考リンク
MSIのGTX750搭載グラフィックボードのSpecification N750 TF 1GD5/OCのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 1.4aでDisplayPort端子は搭載されていません。
MSIのGTX970搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 970 GAMING 4Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0で、DisplayPort端子のバージョンは1.2です。
MSIのGTX1070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 1070 GAMING X 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。
MSIのRTX2070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX 2070 GAMING 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。
MSIのRTX3090搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX™ 3090 GAMING X TRIO 24Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.1で、DisplayPort端子のバージョンは1.4aです。
ゲームをサポートするための機能
FreeSync Premium対応
対応したグラフィックボードと組み合わせて使うことで、ゲームプレイ中のカクつきやティアリング現象を押さえたゲーム環境が提供されます。
ゲーミングモード
ゲームのジャンルに応じたモードが搭載されていて、最適化された画質でゲームをプレイできます。
ナイトビジョン
視界が確保しづらい夜や暗闇のシーンでもナイトビジョン機能によりしっかりと司会を確保できて、ストレスフリーでゲームをプレイできます。
目の負担を軽減するための機能
アンチフリッカー機能
画面のちらつきを抑えて、長時間の使用でも披露を軽減します
ブルーライト軽減
モニターの発するブルーライトの総量を減らすことにより、目の緊張を和らげ、長時間のゲームでも疲労を感じないように最適化されます。