Lenovo ThinkPad E15 スペックまとめと評価。
Lenovo ThinkPad E15について
Lenovo ThinkPad E15は、15.6インチのビジネス向けノートパソコンです。
15.6インチフルHD液晶ディスプレイ、第10世代インテル Core iプロセッサーを搭載しています。
ThinkPad E15(Core i5モデル)
ThinkPad E15は、
- Core i3搭載モデル
- Core i5搭載モデル
- Core i7搭載モデル
の3モデルが用意されています。さらにそこからOffice搭載有無でモデルが用意されています。
以下のスペックはCore i5搭載モデルのものです。
製品番号 | 20RDS17D00 | 20RDS17C00 |
初期導入済OS | Windows 10 Pro 64bit (日本語版) | Windows 10 Home 64bit (日本語版) |
名称 | インテル® Core™ i5-10210U プロセッサ 4コア・1.6GHz・キャッシュ6MB | |
統合メモリコントローラー | 2666MHz | |
指紋センサー | あり | |
メモリ容量 (標準) | 8GB (8GBx1) | |
メモリ容量 (最大) | 16GB | |
メモリ仕様 | PC4-21300 DDR4 SDRAM SODIMM | |
メモリスロット数 | 1(空0) | |
SSD | 256GB (PCIe NVMe) | |
ディスプレイサイズ (ドット・発色) | LEDバックライト付 15.6型 FHD IPS液晶 (1920x1080ドット、1,677万色以上、16:9) 光沢なし | |
ビデオ・チップ | CPU内蔵(インテル® UHD グラフィックス) | |
ビデオRAM容量 | メインメモリと共有 | |
イーサネット | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T | |
ワイヤレス | インテル® Wi-Fi 6 AX201 a/b/g/n/ac/ax | |
Bluetooth | Bluetooth v5.0 | |
オーディオ機能 | インテル® ハイデフィニション・オーディオ (Dolby Audio™ Premium機能付き) | |
スピーカー | ステレオスピーカー | |
マイクロホン | デジタルマイクロホン | |
内蔵カメラ | あり (前面:HD 720p カメラ、ThinkShutter付き) | |
キーボード | フルサイズ・キーボード (6列) 110キー (テンキー、Fnキー、PgUpキー、PgDnキー、Windowsキー) JIS配列、TrackPoint、ThinkPadクリックパッド バックライト・キーボード | |
ペン | なし | |
本体寸法 (W×D×H)mm | 約 368x245x18.9mm | |
本体質量 | 約 1.9kg (バッテリー・パックを含む) | |
メインバッテリー | 3セル リチウムイオンバッテリー (固定式) | |
使用時間(JEITA2.0) | 約 10.0時間 | |
最大消費電力(W) | 45 | |
保証期間 | 1年間 | |
国内での修理 | 送付修理 メーカーへの送付・梱包料はお客様負担 | |
海外での修理 | 修理依頼国での修理方法 (IWSハードウェア国際保証サービス)に準ずる |
第10世代インテル Core プロセッサーと、AMD Radeon RX 640グラフィックスを搭載可能。
狭額縁ディスプレイを採用したスタイリッシュなデザイン。薄型・軽量化により、モバイルとして社内でも外出先でもさらに使いやすくなりました。
イーサネット・コネクター(RJ-45) 、HDMIを標準搭載。デジタルマイクロホンにより快適なオンライン会議が可能です。
指紋センサーはオプションで搭載可能で、指先で触れるだけでログインできます。
12項目の米軍調達基準に準拠、200以上の品質チェックのテストをクリアして、さまざまな過酷な利用環境に耐えられるよう厳しい品質テストを繰り返しています。
落下テストや気温・気圧の変化、信号やディスプレイ部の開閉耐久性など、実際の使用状況に即したテストを実施しています。
最新のWi-Fi規格、Wi-Fi 6に対応しています。多数のデバイスが接続されているネットワーク上でも、高速で信頼性の高い通信が可能です。
詳しく知りたい人はこちらから。
- 5G時代の高速Wi-Fi規格 「Wi-Fi 6」とは? | バッファロー
- 初心者向け 次世代Wi-Fi規格“Wi-Fi 6”とは? Happy Wi-Fi Life - エレコム株式会社 - エレコム株式会社
搭載されているインターフェース
インターフェースには、
- USB Type-C 3.1 Gen 1
- USB 3.1 Gen 1
- USB 3.1 Gen 1
- HDMI
- マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
- USB2.0
- イーサネットコネクター(RJ45)
- セキュリティロックスロット
が用意されています。
USB Type-C 3.1 Gen 1は充電用ポートになります。
HDMI端子が搭載されているので、別の液晶ディスプレイを用意すればデュアルディスプレイ環境を構築できます。
イーサネットコネクターを搭載しているので、有線LANにこだわりがある人も大丈夫です。
搭載・変更できるパーツについて
OS
OSはWindows 10 Home 64bitかWindows 10 Pro 64bitを搭載しています。
構成画面でOSの変更可能です。
CPU
ThinkPad E15は、Core i3/Core i5/Core i7のどれかを搭載しています。
ノートパソコンではよく搭載されている定番のCPUです。ゲームをやるのは向いてません。
プロセッサ | 動作周波数 | TB利用時の 動作周波数 | コア数 スレッド数 |
Core i7-10510U | 1.80 GHz | 4.90 GHz | 4コア 8スレッド |
Core i5-10210U | 1.60 GHz | 4.20 GHz | 4コア 8スレッド |
Core i3-10110U | 2.10 GHz | 4.10 GHz | 2コア 4スレッド |
Core i5かCore i7ならRadeon RX640搭載可能
Core i5かCore i7を選択したときは、AMD Radeon RX640が搭載可能になっています。
別にRadeon RX640にしたからといって処理が爆速になったり、ゲームがバリバリ遊べるようになるとかそういうことは無いです。
メモリ
ThinkPad E15のメモリは4GB・8GB・16GBが選択可能です。
- 4GB PC4-21300 DDR4 SODIMM
- 8GB PC4-21300 DDR4 SODIMM
- 16GB PC4-21300 DDR4 SODIMM
4GBは足りないので、最低でも8GB搭載することをオススメします。
メモリはメモリスロットに搭載されているので、後からメモリを買ってきて増設することができます。メモリスロットは1つだけです。
詳しい人であれば、4GBまで減らして、自分でメモリを買ってきて8GBか16GBしてもいいでしょう。
標準搭載SSD
128GBのM.2 SSD(M.2 2242)を搭載しています。
- 128GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe)
- 256GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe)
- 512GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe)
- 512GB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe)
- 1TB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe)
構成画面からM.2 2242またはM.2 2280のM.2 SSDを搭載できることが読み取れるます。
自分でM.2 2280のM.2 SSDを買ってきて交換してもいいでしょう。
HDDをオプションで搭載可能
オプションで1TBまたは2TBの2.5インチHDDを搭載できます。
自分で2.5インチHDDか2.5インチSSDを買ってきて増設してもいいでしょう。
むしろそっちのほうが安くデュアルストレージ環境を構築できます。
【まとめ】スペックは普通・カスタマイズのやりがいがあるノートパソコン
スペックとしてはよくあるごく普通のノートパソコンで、これといった特徴もありません。
Webサイト閲覧、動画鑑賞、Word、Excelくらいの用途であれば問題なく動作してくれます。リモートワークや子供の遠隔授業用として買い与えるのであれば十分なスペックです。
Photoshop、Illustrator、Lightroomはこのパソコンではスペック不足なのでやめておいたほうがいいです。思っているよりも動作が重いです。
もしもスペックが非力に感じるのであれば、
- メモリの交換
- M.2 SSDの交換
- 2.5インチSSD/HDDが追加搭載可能
ができるので、自分でメモリやSSDを買ってきてお好みの環境にすることもできます。
私ならメモリ16GB1枚を買う、M.2 SSDを512GBに交換・2.5インチSSDを追加して使っていくと思います。
交換といっても作業はとても簡単ですし、YouTubeに動画もいっぱいあるので誰でもできます。
どうしても不安だ、誰かにやってもらいたい、壊しそうだという人は注文時にアップグレードすることをオススメします。