ドスパラGALLERIA ZA9C-R39スペックまとめと評価。
ドスパラGALLERIA ZA9C-R39について
ドスパラGALLERIA ZA9C-R39は、2020年9月24日より発売されているゲーミングデスクトップパソコンです。
Core i9-10850K、NVIDIA GeForce RTX3090、メモリ16GB、1TB NVMe SSDを搭載しています。
同時に発売されるモデルについて
搭載しているグラフィックボードはRTX3090固定で、搭載しているCPUの違い、メモリ容量の違いなどによって3モデル展開されます。
2020年9月24日時点で発売されている3モデルの詳細は以下の通り。
GALLERIA UA9C-R39 RTX3090搭載(インテル(R) Core(TM) i9-10900K / NVIDIA(R) GeForce RTX(TM)3090)429,980円(+税)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&tc=30&ft=&mc=9610&sn=0
GALLERIA ZA9C-R39 RTX3090搭載(インテル(R) Core(TM) i9-10850K / NVIDIA(R) GeForce RTX(TM)3090)369,980円(+税)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&tc=30&ft=&mc=9611&sn=0
GALLERIA ZA7C-R39 RTX3090搭載(インテル(R) Core(TM) i7-10700K / NVIDIA(R) GeForce RTX(TM)3090)349,980円(+税)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&tc=30&ft=&mc=9612&sn=0
ドスパラGALLERIA ZA9C-R39のスペック
OS | Windows 10 Home 64ビット (ディスク付属) | |
NVIDIAゲームバンドルキャンペーン | Watch Dogs Legionバンドル | |
オフィスソフト | Office なし | |
Steam | Steamクライアントのインストール | |
CPU | インテル Core i9-10850K (3.60GHz-5.20GHz/10コア/20スレッド) | |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X (HDMI x2,DisplayPort x3) | |
電源ユニット | 850W 静音電源 (80PLUS GOLD) | |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM (PC4-23400/8GBx2/2チャネル) | |
SSD | 1TB NVMe SSD (M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 3000MB/s) | |
HDD/SSD | HDD 無し | |
光学ドライブ | 光学ドライブ無し (※カスタマイズで選択可能) | |
サウンド | マザーボード 標準 オンボードHDサウンド | |
ケース | ガレリア専用 SKケース (ATX) スタンダード(ガンメタリック) | |
フロントケースファン | 14cm 静音FAN | |
リアケースファン | 14cm 静音FAN | |
トップケースファン後部 | 14cm 静音FAN (約900rpm) | |
LAN | ギガビットLANポート x1 (マザーボードオンボード) | |
マザーボード | インテル Z490 チップセット ATXマザーボード PCI-E x16 x2 PCI-E x1 x4 メモリスロット x4(最大64GB) SATA3 x4 M.2 x2 ※M.2_2 ソケットとSATA6G_2 ポートは排他利用、同時使用不可 | |
入出力ポート(前面) | USB 3.2 Gen1 Type-A x4 | |
入出力ポート(背面) | USB2.0 x2 USB3.2 Gen2 x2 (Type A x2) USB3.2 Gen1 x2 (Type A x2) | |
本体サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | |
重量 | 約14kg | |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
3D性能(DirectX)ベンチマーク
3DMark | |
---|---|
Time Spy | 17176 |
Fire Strike | 31346 |
Fire Strike Ultra | 12314 |
総合ベンチマーク
PC Mark 10 | |
---|---|
総合スコア | 8027 |
ドスパラGALLERIA ZA9C-R39のスペック解説レビュー
ドスパラのパソコンの標準構成の注意点
ドスパラはパソコンの標準構成やアップグレードのオプションを事前案内なしに突然変更するので、この記事の情報が古い可能性があります。
例えば、9月27日時点ではABCへのアップグレードができたけど、9月28日に突然ABにしかアップグレードできなくなる、標準搭載CPUのグレートが下がる、といったことが起こる可能性があります。
ドスパラの公式製品ページに掲載されている情報が常に最新で正しいものになります。購入の際はご注意ください。
CPU
標準で搭載しているCPUはIntel Core i9-10850Kです。
Core i9-10850Kは、Core i9-10900とCore i7-10700Kとの中間モデルになります。
Core i9-10900Kよりも動作周波数やTB時動作周波数が100MHz低くなっているだけで、この程度の性能差では動作に深刻な影響を与えることはまずありえません。
マザーボードはインテルZ490チップセットを搭載したマザーボードなので、Core i9-10850Kのオーバークロックが可能です。
CPU名 | Core i9-10900K | Core i9-10850K | Core i7-10700K |
コア数/スレッド数 | 10コア 20スレッド | 10コア 20スレッド | 8コア 16スレッド |
動作周波数 | 3.7GHz | 3.6GHz | 3.8GHz |
TB時動作周波数 | 5.3GHz | 5.2GHz | 5.1GHz |
キャッシュ | 20MB | 20M | 16MB |
オーバークロック | 可能 | 可能 | 可能 |
CPUのアップグレードも可能
オプションで、Core i9-10900KもしくはCore i9-10900KFへのアップグレードが可能です。(2020年9月29日時点)
Core i9-10900KFはCore i9-10900Kと違って、内蔵GPUが非搭載、Intel vPro、SIPP、TXTをサポートしていません。
内蔵GPUが非搭載なため、マルチディスプレイ環境を構築する際にはグラフィックボード側のDisplayPort端子とHDMI端子の使用が必須です。
CPU名 | Core i9-10900K | Core i9-10900KF | Core i9-10850K |
コア数/スレッド数 | 10コア 20スレッド | 10コア 20スレッド | 10コア 20スレッド |
動作周波数 | 3.7GHz | 3.7GHz | 3.6GHz |
TB時動作周波数 | 5.3GHz | 5.3GHz | 5.2GHz |
キャッシュ | 20MB | 20MB | 20M |
オーバークロック | 可能 | 可能 | 可能 |
内蔵GPU | インテル UHD グラフィックス 630 | なし | インテル UHD グラフィックス 630 |
CPUクーラー
CPUクーラーはScythe 無限五 リビジョンB (SCMG-5100)を搭載しています。
Scythe 無限五 リビジョンB (SCMG-5100から別の空冷CPUクーラーの変更は不可能です。
グラフィックボード
グラフィックボードは、NVIDIA GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X (HDMI x2,DisplayPort x3)を搭載しています。
RTX30シリーズは2020年9月24日現在、RTX3090、RTX3080、RTX3070が存在しますが、RTX3090は上位モデルになります。
フレームレートを高める画期的なAIレンダリング技術NVIDIA DLSS、ゲーム画面の光の物理的な挙動をシミュレートして映画品質のレンダリングを可能にするレイトレーシング、システム遅延を最小限に抑えてゲーム内の反応速度を高めるNVIDIA Reflexなどの最新技術により、ユーザーにこれまでにないリアリティを追求したゲーム体験をもたらします。
メモリ
- DDR4-2933
- 8GBメモリを2枚搭載(合計16GB)
- デュアルチャネル動作
- メーカーは不明
標準でメモリを32GB搭載しています。メーカーは不明です。
オプションで、32GBまたは64GBへのアップグレードが可能です。
配信や複数ソフトを立ち上げてゲームをするような人はメモリ容量不足に陥る可能性があるので、最低でも32GBへのアップグレードをおすすめします。
マザーボード
マザーボードはインテル Z490 チップセット ATXマザーボードが搭載されています。
マザーボードのメーカーは明記されていませんが、ドスパラサポートページを見てみると、ASUS製マザーボードまたはASRock製マザーボードが搭載されていることが読み取れます。
搭載しているポート数やコネクタ数から見ると、マザーボードとしては標準的なスペックです。
- ATXマザーボード
- PCI-E x16 x2
- PCI-E x1 x4
- メモリスロット x4(最大64GB)
- SATA3 x4
- M.2 x2
- ※M.2_2 ソケットとSATA6G_2 ポートは排他利用、同時使用不可
SSD
1TB NVMe SSD (M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 3000MB/s)を搭載しています。
メーカーやスペック詳細は不明なので、不安な人はオプションでCrucial、Intel、WD、SamsungのSSDへのアップグレードをおすすめします。
HDD/SSDはオプションで2台まで追加可能
標準搭載しているSSDに加えて、HDD/SSDはオプションで2台まで追加可能です。
SSDだけだと割とすぐに埋まってしまうので、データ保存用ドライブとしてHDDを追加することをおすすめします。
また、予算に余裕がある人はゲーム用SSDとして、SSDを1台追加するのもおすすめです。意外とゲーム用SSDはメジャーですよ。
光学ドライブはオプション
光学ドライブはオプションになっています。
パソコン浦島太郎の人は光学ドライブを搭載していないことに対してびっくりするかもしれませんが、Windows 10のインストールメディアでもUSBメモリが使われていたりします。
電源ユニット
電源ユニットは80PLUS GOLDの850W電源を搭載しています。
RTX3080の消費電力が320W、システム電力要件は750Wなので、電力仕様は満たしています。
標準搭載の電源ユニットがメーカーが不明であることに不安を感じる人は、オプションでCORSAIRやSeasonic、COOLERMASTERの電源ユニットへのアップグレードも可能です。
PCケースや冷却性能について
PCケース
PCケースは、ガレリア専用 SKケース (ATX) スタンダード(ガンメタリック)という名前のものを採用しています。ドスパラオリジナルケースです。
サイドパネルは左右側面ともに一部が透明になっており、冷却ファンや各ボードの配線パターンなどをデザインとして魅せることができます。
PCケースの拡張性について
ケースの仕様が明かされていないので不明ですが、3.5インチSSDと2.5インチSSDをそれぞれ2台ずつ搭載できるのは間違いないです。
スペック確認・変更画面において、SSDは標準のNVMe SSDのままで
- 2.5インチSSDを2台追加
- 3.5インチHDDを2台追加
の2パターンを試してみましたが、問題なくカートに入りました。
なにか問題があれば構成画面の時点で「その組み合わせダメです」とかいうエラーメッセージが出て弾かれるはずなので大丈夫なはずです。
エアフローについて
ケースの前面や左右の側面から空気を取り込み、ケースの上部と背面から空気を出すようになっています。
ケース左右側面はメッシュになっているようなので、埃が入ってきそうななのがちょっと心配です。
搭載しているファンについて
- ケースのフロント(前面)部分に14cmファン1個搭載(吸気)
- ケースのトップ(上面の後部)に14cmファン1個搭載(排気)
- ケースのリア(背面)部分に14cmファン1個搭載(排気)
- 【オプション】ケースのトップ(上面の前部)に14cmファン1個搭載
標準では14cmファンを3つ搭載しています。オプションでファンを追加することができますが、優先度は低いです。
ファンにこだわりがあるのであれば、後からAmazonとかで買ってきて追加したり交換するようにしましょう。
【評価】スペックは良いが、ゲームしながら色々やるならメモリは増やしたほうが良い
- Core i9-10850K
- GeForce RTX3090
- メモリ16GB
- 1TB NVMe SSD
を搭載しているので、スペックは確実に良いです。文句ないです。
ただしケチをつけるとするならば、それはメモリが16GBであることです。
ゲームしながら配信したり、ブラウザを起動したままだったり、Discordで通話しながらだったりすると、メモリが容量不足に陥る可能性があります。
不安な人は32GBまでアップグレードしたほうがいいです。