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ドスパラ GALLERIA UA9C-R80Sスペック解説レビュー

2020年9月4日

ドスパラ GALLERIA UA9C-R80Sスペック解説レビュー。

ドスパラ GALLERIA UA9C-R80Sについて

GALLERIA UA9C-R80Sは、Core i9-10900K、NVIDIA GeForce RTX2080 SUPER、メモリ32GB、1TB NVMe SSD、2TB HDDを搭載したゲーミングデスクトップパソコンです。

ドスパラの分類によると、ヘビーゲーマー向けゲームパソコンと位置づけられています。

ドスパラ GALLERIA UA9C-R80Sのスペック表

OSWindows 10 Home 64ビット
オフィスソフトOffice なし
SteamSteamクライアントのインストール
CPUインテル Core i9-10900K
(3.70GHz-5.20GHz/10コア/20スレッド)
CPUファンScythe 虎徹 MarkⅡ
(SCKTT-2000)
グラフィック機能NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER 8GB
(HDMI x1,DisplayPort x3)
電源750W 静音電源 (80PLUS GOLD)
メモリ32GB DDR4 SDRAM
(PC4-23400/16GBx2/2チャネル)
SSD1TB NVMe SSD
(M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 3000MB/s)
ハードディスク/SSD2TB HDD
光学ドライブ光学ドライブ無し
(※カスタマイズで選択可能)
サウンドマザーボード 標準 オンボードHDサウンド
ケースガレリア専用 SKケース (ATX) プレミアム(アルミ)
フロントケースファン14cm 静音FAN
リアケースファン14cm 静音FAN
トップケースファン後部14cm 静音FAN (約900rpm)
LANギガビットLANポート x1 (マザーボードオンボード)
マザーボードインテル Z490 チップセット ATXマザーボード
PCI-E x16 x2
PCI-E x1 x4
メモリスロット x4(最大64GB)
SATA3 x4
M.2 x2
※M.2_2 ソケットとSATA6G_2 ポートは排他利用、同時使用不可
入出力ポート(前面)USB 3.2 Gen1 Type-A x4
入出力ポート(背面)USB2.0 x2
USB3.2 Gen2 x2 (Type A x2)
USB3.2 Gen1 x2 (Type A x2)
本体サイズ220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm
重量約14kg
持込修理保証保証期間1年

3D性能(Direct X)ベンチマーク(3D Mark)

Time Spy11748
Fire Strike24093
Fire Strike Ultra6914

 

総合ベンチマーク(PC Mark 10)

  • 総合スコア7886

GALLERIA UA9C-R80Sの詳細はこちらから!

GALLERIA UA9C-R80S

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ドスパラ GALLERIA UA9C-R80Sのスペック解説レビュー

ドスパラのパソコンの標準構成の注意点

ドスパラはパソコンの標準構成やアップグレードのオプションを事前案内なしに突然変更するので、この記事の情報が古い可能性があります。

例えば、9月27日時点ではABCへのアップグレードができたけど、9月28日に突然ABにしかアップグレードできなくなる、標準搭載CPUのグレートが下がる、といったことが起こる可能性があります。

ドスパラの公式製品ページに掲載されている情報が常に最新で正しいものになります。購入の際はご注意ください。

CPU

標準で搭載しているCPUはCore i9-10900Kです。CPUのアップグレードは不可能です。そもそも一番良いCPUを搭載しているのでアップグレード自体が不要です。

Core i9-10900Kは、個人向けプロセッサとしては初めて10コア20スレッドに対応しました。

マルチコアでの処理が有効な、3DCG レンダリングや画像の現像処理等のスピードが向上し、クリエイティブ作業に活用できます。また、プレイと同時に実況や配信を楽しむ最新のゲーミング環境にも、マルチコア処理が有効です。

マザーボードはZ490チップセットを搭載したマザーボードなので、Core i9-10900Kのオーバークロックが可能です。

CPU名Core i9-10900KCore i9-10850K
Core i7-10700K
コア数/スレッド数10コア
20スレッド
10コア
20スレッド
8コア
16スレッド
動作周波数3.7GHz3.6GHz3.8GHz
TB時動作周波数5.3GHz5.2GHz5.1GHz
キャッシュ20MB20M16MB
オーバークロック可能可能可能

CPUクーラー

CPUクーラーはサイズの虎徹 Mark II(SCKTT-2000)を搭載しています。虎徹 Mark IIは空冷CPUクーラーでは鉄板です。

虎徹 Mark IIから別の空冷CPUクーラーの変更は不可能ですが、虎徹 Mark IIは2020年8月18日時点で価格コムのCPUクーラーのランキングで1位です。

グラフィックボード

グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER 8GB (HDMI x1,DisplayPort x3)を搭載しています。メーカーは不明です。

NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPERは2020年8月現在上から2番目にスペックが良いグラフィックボードです。グレード的には文句なしです。

  • GeForce RTX2080Ti
  • GeForce RTX2080 SUPER←この製品が搭載しているのはこれ
  • GeForce RTX2070 SUPER
  • GeForce RTX2060 SUPER
  • GeForce GTX1660 SUPER
  • GeForce GTX1660
  • GeForce GTX1060 3GB
  • GeForce GTX1650 SUPER
  • GeForce GTX1650

メモリ

  • DDR4-2933
  • 16GBメモリを2枚搭載(合計32GB)
  • デュアルチャネル動作
  • メーカーは不明

標準でメモリを32GB搭載しています。メーカーは不明です。

GALLERIAの他のモデルはDDR4-2666のメモリを搭載していますが、おそらく差別化としてDDR4-2933のメモリが採用されています。

メモリは32GBあれば十分です。ゲームしながら動画みたり配信しても問題ないでしょう。

マザーボード

マザーボードはインテル Z490 チップセット ATXマザーボードが搭載されています。

マザーボードのメーカーは明記されていませんが、ドスパラサポートページを見てみると、ASUS製マザーボードまたはASRock製マザーボードが搭載されていることが読み取れます。

搭載しているポート数やコネクタ数から見ると、マザーボードとしては標準的なスペックです。

  • PCI-E x16 x2
  • PCI-E x1 x4
  • メモリスロット x4(最大64GB)
  • SATA3 x4
  • M.2 x2
  • ※M.2_2 ソケットとSATA6G_2 ポートは排他利用、同時使用不可

標準で搭載しているSSD

  • 容量1TB
  • NVMe SSD
  • M.2 2280
  • 読込速度 3200MB/s
  • 書込速度 3000MB/s

となっています。

オプションでアップグレードも可能です。

どのメーカーのどのSSDを搭載しているのか分からない=品質が分からないので、個人的にはSamsung 500GB NVMe SSD(970 EVO Plusシリーズ, 読込速度 3500MB/s, 書込速度 3200MB/s, 3bit MLC)へのアップグレードをオススメします。

HDD

HDDは標準で2TBのものを搭載しています。

HDDはオプションで無くすことができないようになっており、HDDかSSDを選ぶしかないです。

  • 2TB HDD
  • 1TB HDD
  • 4TB HDD
  • 8TB HDD
  • 500GB SSD
  • 500GB SSD (TLC/Samsung製)
  • Samsung 1TB SSD (860 EVOシリーズ, 読込速度 550MB/s, 書込速度 520MB/s, 3bit MLC)
  • WD 1TB SSD (WD BLUEシリーズ, 読込速度 560MB/s, 書込速度 530MB/s)
  • WD 2TB SSD (WD BLUEシリーズ, 読込速度 560MB/s, 書込速度 530MB/s)

HDDかSSDをもう1台追加可能

追加でHDDかSSDをもう1台搭載できるようになっています。こちらは完全にオプションです。

光学ドライブはオプション

光学ドライブはオプションになっています。

パソコン浦島太郎の人は光学ドライブを搭載していないことに対してびっくりするかもしれませんが、Windows 10のインストールメディアでもUSBメモリが使われていたりします。

光学ドライブのオプション

  • DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)
  • DVD-ROMドライブ
  • Blu-rayドライブ (BD-XL 対応)
  • Pioneer Blu-rayドライブ (BDR-212XJBK/WS BD-XL 対応)

電源ユニットについて

電源ユニットは80PLUS GOLDの750W電源を搭載しています。

オプションでコルセアの1000W電源にアップグレードすることも可能ですが、1000Wはさすがに多すぎます。過剰です。

GALLERIA UA9C-R80Sの詳細はこちらから!

GALLERIA UA9C-R80S

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PCケースや冷却性能について

PCケースは、ガレリア専用 SKケース (ATX) プレミアム(アルミ)という名前のものを採用しています。ドスパラオリジナルケースです。

ヘアライン加工を施したアルミ外装になっています。Uシリーズのパソコンだけがヘアライン加工されています。

サイドパネルは左右側面ともに一部が透明になっており、冷却ファンや各ボードの配線パターンなどをデザインとして魅せることができます。

PCケースの拡張性について

ケースの仕様が明かされていないので不明ですが、3.5インチHDDと2.5インチSSDをそれぞれ2台ずつ搭載できるのは間違いないです。

エアフローについて

ケースの前面や左右の側面から空気を取り込み、ケースの上部と背面から空気を出すようになっています。

ケース左右側面はメッシュになっているようなので、埃が入ってきそうななのがちょっと心配です。

搭載しているファンについて

  • ケースのフロント(前面)部分に14cmファン1個搭載(吸気)
  • ケースのトップ(上面の後部)に14cmファン1個搭載(排気)
  • ケースのリア(背面)部分に14cmファン1個搭載(排気)
  • 【オプション】ケースのトップ(上面の前部)に14cmファン1個搭載

標準では14cmファンを3つ搭載しています。オプションでファンを追加することができますが、優先度は低いです。

ファンにこだわりがあるのであれば、後からAmazonとかで買ってきて追加したり交換するようにしましょう。

追加・変更したいパーツについて

BTO PCで一般的に言われていること

これはドスパラだけなく、マウスコンピューター、ツクモなど、どこであっても言われていることです。

  • PCパーツで型番を書いていないパーツは安いものを使っている可能性がある
    • 粗悪品とまでは言わないが、最低ランクのものが搭載されている可能性がある
    • 特に電源ユニットやSSDで言われている
  • とにかくメーカー名が分からないPCパーツが多いのだが、そこを気にしだしたらキリがない
  • 全て自分で決めたいなら自作PCがオススメ、全てのパーツを自分で決められます

個人的に追加・変更したいパーツはこれ

  • 標準SSD
  • 光学ドライブ(必要であれば)

メモリ/SSD/HDDは後から簡単に追加できるので、簡単に交換できないところにお金をかけるのがいいです。

WindowsがインストールされているSSDは後から自分で交換しようとすると、データ移行などの作業が必要になります。時間がかかって面倒ですよ。

SSDをアップグレードしたい

  • Samsung 500GB NVMe SSD(970 EVO Plusシリーズ, 読込速度 3500MB/s, 書込速度 3200MB/s, 3bit MLC)
  • Intel 1TB NVMe SSD (660pシリーズ, M.2, 読込速度 1800MB/s, 書込速度 1800MB/s, QLC)

SSDはメーカーがきちんと記載されているものに変更したいです。

速度が増える代わりに容量が減るか、容量は同じで速度が減るかという選択肢になりますが、OSを起動するくらいであったら3500MB/sでも1800MB/sでも変わらないでしょ、というのが持論です。

光学ドライブはどうしても使うなら追加

  • DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)

光学ドライブはどうしても使うなら追加しましょう。最近光学ドライブは使いましたか?DVDとか焼いたりしますか?

どうしても不安だという人は構成時に光学ドライブを追加してもいいと思いますが、必要に迫られたときにUSBの外付けDVDドライブを買っても良いと思いますよ。

Windows 10のパッケージって今は光学ディスクじゃなくてUSBメモリでも販売されているんですよ。また、インストールメディアは後からUSBメモリでも作ることができます。

メモリ/SSD/HDDは自分で買ってきて追加したほうが安いが、手間・面倒・保証が気になるなら構成時に追加を

身も蓋もない事を言いますが、構成次点でメモリ容量を増やしたり、2.5インチSSDや3.5インチHDDを追加したりするよりも、Amazonとかで自分で買って後から取り付けたほうが安いですよ。

構成時点でメモリを32GB(16GB×2枚)にしようとすると1万5800円(+税)かかりますが、Amazonで8GB×2枚組のメモリが7000円くらいで売っています。

それを2セット買って全部メモリを交換すれば1万4000円くらいで32GBにできます。

SSDやHDDも同様で、自分でSSDやHDD、SATA3ケーブルなどを買って追加したほうが安いです。

  • どうしてもパーツ追加方法が分からない
  • ケースを開けてパーツを追加したりするのが怖い
  • 調べたり取り付けたりする時間的コストを考えると、誰かにやってもらったほうが良い

という場合は構成時点でメモリ・SSD・HDDを増やしましょう。

CPUクーラーは冷却に不満があるなら後で交換を

CPUクーラーは虎徹Mark IIというド定番の製品を搭載していますが、もしも使っていて冷却に不満があるのであれば、後からCPUクーラーを交換することをオススメします。

noctuaのNH-U12Aとか、サイズの無限五リビジョンBあたりに交換するといいんじゃないでしょうか。

【評価】最上級志向だけど、RTX2080 Tiまではいらないなぁ…という人にオススメ

  • Core i9-10900K
  • GeForce RTX2080 SUPER
  • メモリ32GB
  • 1TB NVMe SSD

を搭載しています。スペック的には文句なしです。これで動かないゲームは無いです。どのゲームでも快適に遊べるでしょう。

この価格帯まで来るとスペックに不満点を見つけるのが難しいです。

あえて挙げるとするなら標準の電源ユニットと標準SSDをメーカー名がきちんと記載されているものに変更したほうがいいということでしょうか。

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GALLERIA UA9C-R80S

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