ASUS ROG STRIX XG32VQRスペックと評価まとめ。
ASUS ROG STRIX XG32VQRスペックと評価
ROG STRIX XG32VQRのスペック
パネルサイズ | 31.5インチ |
曲率 | 1800R |
アスペクト比 | 16:9 |
最大解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 最大144Hz |
応答速度 | 4ms(GtoG) |
パネル種類 | VAパネル |
表面タイプ | ノングレア |
色域 | DCI-P3カバー率94% DisplayHDR 400 |
最大表示色 | 約1677万色 |
視野角 | 178°/ 178° |
輝度 | 450cd/㎡ |
コントラスト比 | 3000:1 |
各種調整機能 | チルト : Yes (+20° ~ -5°) スイーベル : Yes (+50° ~ -50°) 高さ調整 0~100mm |
付属品 | ACアダプター 電源ケーブル DPケーブル HDMIケーブル USB ケーブル 保証書 Support CD アクリル LED ライトカバー |
VESAマウント | 100x100mm |
USBポート | USB ポート |
オーディオ端子 | イヤホンジャック |
映像入力端子 | DisplayPort 1.2 x 1 DisplayPort 1.4 x 2 HDMI(v2.0) x 2 |
製品公式 | ROG STRIX XG32VQR |
ROG STRIX XG32VQRの特徴
- 31.5インチ1800R湾曲ゲーミング液晶ディスプレイ
- 解像度WQHD(2560×1440)
- リフレッシュレート144Hz対応
- 応答速度4ms(GtoG)対応
- DCI-P3カバー率94%、DisplayHDR 400に対応
- FreeSync2 HDRテクノロジーに対応
局面液晶パネルを搭載
ROG Strix XG32VQRは31.5インチ曲面液晶パネルを採用しており、ユーザーの視野を広げることでゲームへの没入感を高めます。
超狭額ベゼルデザインを採用しているため、マルチディスプレイ環境で更に没入感を高められるでしょう。
DCI-P3カバー率94%、DisplayHDR 400に対応
映像の最も明るい部分と最も暗い部分とのコントラストを高めるように設計されており、HDR(HIGH DYNAMIC RANGE)テクノロジーによって、格段に優れた映像の明瞭さと精密さを提供します。
また、ROG Strix XG32VQRはDisplayHDR 400認証を満たすDCI-P3カバー率94%の広色域と高いコントラスト比を実現しています。
DisplayHDRとは
ディスプレイやグラフィックカードの業界団体VESAが策定したPC向けのHDR規格のこと。
HDRとは
映像や画像の明るい部分と暗い部分をどちらも犠牲にすることなく、自然にきれいな描写にするための技術のこと。
RADEON FREESYNC 2 HDRに対応
ROG Strix XG32VQRはFreeSync 2 HDRテクノロジーに対応しており、低遅延で、明るさとコントラストが向上した、非常に滑らかなビジュアルを提供します。
FreeSync 2は、標準コンテンツとHDRコンテンツの双方に対し、低遅延処理を規定しており、HDRコンテンツに通常伴う入力ラグを排除します。
搭載している端子
- DisplayPort 1.2 x 1
- DisplayPort 1.4 x 2
- HDMI(v2.0) x 2
- イヤホンジャック
- USB ポート : x 2
HDMI端子やDisplayPort端子のバージョン
- DisplayPort 1.2 x 1
- DisplayPort 1.4 x 2
- HDMI(v2.0) x 2
バージョンは以上のようになっています。
カタログスペック通りのWQHD/リフレッシュレート144Hzで使いたい!どのグラボならいいの?どうすればいいの?
ROG STRIX XG32VQRをカタログスペック通りの「WQHD/リフレッシュレート144Hz」で使いたいなら、HDMI 2.0以降/DisplayPort 1.2以降を搭載したグラフィックボードを用意してください。GTX1000番台以降がオススメです。
もちろん最新のRTX3000シリーズのグラフィックボードを買ってくるのがベストです。
グラフィックボード側のDisplayPort端子と液晶ディスプレイ側のDisplayPort端子をDisplayPortケーブルで接続してください。そうするとリフレッシュレート144Hzまで出ます。
グラフィックボード側のHDMI端子と液晶ディスプレイ側のHDMI端子をHDMIケーブルで繋いでください。そうするとリフレッシュレート144Hzまで出ます。
最新グラボを用意すればゲーマー向け液晶ディスプレイは基本的に選び放題
映像出力端子に、DisplayPort 1.4以降、HDMI 2.0以降を搭載しているグラフィックボードであれば、基本的に解像度フルHD/WQHDで高リフレッシュレートのゲーマー向け液晶ディスプレイは選び放題です。
最新のRTX3000番台のグラフィックボードはHDMI2.1/DisplayPort 1.4を搭載しているので、ゲーマー向け液晶ディスプレイはよりどりみどり選び放題です。
端子のせいで液晶ディスプレイが使えない!という事態はまず起こらないでしょう。
HDRなどを気にするならとにかく最新グラボを用意するべき
液晶ディスプレイ側が対応しているかどうかはおいといて、HDRなどを気にするのであれば最新のグラフィックボードを用意するべきです。
HDRをサポートしているのは、HDMI 2.0a以降とDisplayPort 1.4以降です。
HDMI 2.0aからHDRをサポート、HDMI 2.0bからHLGをサポートしています。
HDMI2.1からダイナミックHDR、eARC、QMS、QFT、ALLM、DSCなどの機能をサポートしています。
- HDMI 2.0a Spec Released, HDR Capability Added
- HDMI 2.0b standard gets support for HLG HDR - FlatpanelsHD
- HDMI :: Press Release
- VESA Publishes DisplayPort™ Standard Version 1.4 | VESA
参考リンク
MSIのGTX750搭載グラフィックボードのSpecification N750 TF 1GD5/OCのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 1.4aでDisplayPort端子は搭載されていません。
MSIのGTX970搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 970 GAMING 4Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0で、DisplayPort端子のバージョンは1.2です。
MSIのGTX1070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 1070 GAMING X 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。
MSIのRTX2070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX 2070 GAMING 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。
MSIのRTX3090搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX™ 3090 GAMING X TRIO 24Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.1で、DisplayPort端子のバージョンは1.4aです。
複数のHDRモードをサポート
ROG Strix XG32VQRは3つのHDRモード(ASUS Cinema HDR、ASUS Gaming HDR、FreeSync2 HDR)をサポートしています。
ASUS Cinema HDR”はVESA Display HDRに準拠します。
ASUS Gaming HDRは、ASUSがHDRパフォーマンスのために特別に調整したHDRモードです。
FreeSync2 HDRは、ASUS AMD FreeSync2 HDRのために特別に調整したHDRモードです。
ゲームをサポートするための機能
Shadow Boost
「Shadow Boost」 テクノロジーは、明るい部分を露出させ過ぎず、暗い部分をはっきりとさせることでゲーム画面全体の表示を改善し、暗い場所に隠れている敵を見つけやすくします。
GamePlus
照準、タイマー、FPSカウンターなどを画面上に表示してくれる機能が搭載されています。
GameVisual
ゲームタイトルに合わせて、8つのプリセットから最適な表示モードを選択できるGameVisual機能を搭載しています。ホットキーやOSDメニューから瞬時に切替が可能です。
目の負担を軽減するための機能
フリッカーフリー機能
液晶ディスプレイのLEDバックライトは輝度調節のために目に見えない速さで明滅を行っています。
それがフリッカー(チラツキ)です。目には見えませんが、そのフリッカーが目に負担をかけて疲労の原因になると言われています。
この製品ではLEDバックライトの制御にDC(Direct-Current)方式を採用することで、フリッカーを発生しないようにしています。
ブルーライト軽減
モニターの発するブルーライトの総量を減らすことにより、目の疲れや肩こりの原因になると言われているブルーライトを大幅に抑えることができます。