液晶ディスプレイ 解説

MSI Optix MAG301RFスペックと評価まとめ

MSI Optix MAG301RFスペックと評価まとめ。

MSI Optix MAG301RFスペックと評価

MSI Optix MAG301RFスペック

パネルサイズ

29.5インチ

アスペクト比

21:9

最大解像度

WFHD(2,560 × 1,080)

リフレッシュレート

200Hz

応答速度

1ms(GTG)

パネル種類

RAPID IPS

表面タイプ

ノングレア

色域

sRGBカバー率:99%
DCI-P3カバー率:85%

最大表示色約10億7,300万色
視野角178°(H)/ 178°(V)
輝度

300

コントラスト比

1,000:1

消費電力

使用時 29W / スタンバイ時 0.5W

本体サイズ(W × D × H )

709.4 × 234 × 269.2 ~ 399.2(mm)

重量

7.25kg

上下角度調節(チルト)

-5° ~ 20°

高さ調節

0 ~ 130(mm)

映像端子:最大解像度 / リフレッシュレート

DP:2,560 × 1,080 / 200Hz
HDMI:2,560 × 1,080 / 180Hz

製品保証期間

製品本体国内保証:お買上げ日より3年間

付属品

HDMIケーブル ×1
USB Type-A - Type-Bケーブル ×1
電源ケーブル ×1
ACアダプタ ×1
VESAマウント用スペーサーネジ ×4
クイックスタートガイド ×1

左右角度調節(スウィーベル)-45° ~ 45°
USBポートUSB 2.0 Type-A(USB ハブ)×2
USB 2.0 Type-B(PC接続用)×1
オーディオ端子ヘッドホン出力 ×1
映像入力端子HDMI 2.0b ×2
DisplayPort 1.2a ×1

MSI Optix MAG301RFの特徴

  • 高画質・広視野角が特徴な「RAPID IPSパネル」を採用。従来のIPSパネルと比べ4倍速い駆動速度を実現
  • リフレッシュレート200Hz
  • 応答速度1ms(GtoG)
  • G-SYNC Compatible対応で滑らかでカクつきのない快適なゲームプレイが可能
  • 暗いシーンでの黒つぶれや明るいシーンで白飛びのない現実に近い描写にするHDR対応

解像度はWQHDではなく「WFHD」

Optix MAG301RFの解像度は、WQHD(2560×1440)ではなく「WFHD(2560×1080)」となっています。

WFHD(2560×1080)はフルHD(1920×1080)と比べると横幅が640増えています。縦幅はそのままです。フルHDと比べると左右の視野は広がりますが、上下の視野はそのままです。

IPSパネルなので視野角が広い

Optix MAG301RFの液晶パネルはIPSパネルを採用しています。IPSパネルは視野角が広くてキレイです。

TNパネルの液晶ディスプレイを購入して後悔している人はよく見かけますが、IPSパネルの液晶ディスプレイを購入して後悔している人はほとんど見かけません。

Display Panel Type Differences Defined - TN vs. IPS, PLS, VA, & More | GamersNexus - Gaming PC Builds & Hardware Benchmarks

左がTNパネルで右がIPSパネルです。

搭載している端子

  • DisplayPort 1.2a
  • HDMIポート2.0b ×2
  • ヘッドフォンジャック
  • USB 2.0 Type Bアップストリームポート
  • USB 2.0 type Aポート ×2
  • DC電源ジャック

HDMI端子やDisplayPort端子のバージョン

  • HDMI端子 : HDMI 2.0b
  • DisplayPort : DisplayPort 1.2a

バージョンは以上のようになっています。

カタログスペック通りのWFHD/リフレッシュレート200Hzで使いたい!どのグラボならいいの?どうすればいいの?

Optix MAG301RFをカタログスペック通りの「WFHD/リフレッシュレート200Hz」で使いたいなら、DisplayPort 1.2以降を搭載したグラフィックボードを用意してください。DisplayPort 1.4を搭載しているGTX1000番台以降がオススメです。

もちろん最新のRTX3000シリーズのグラフィックボードを買ってくるのがベストです。

グラフィックボード側のDisplayPort端子と液晶ディスプレイ側のDisplayPort端子をDisplayPortケーブルで接続してください。そうするとリフレッシュレート60~200Hzまで出ます。

DisplayPort端子はHDMI端子よりも優秀なので、ゲーマー向け液晶ディスプレイを使うときはDisplayPort端子を優先的に使うようにしましょう。

HDMI 2.0端子だとリフレッシュレート180Hzまで

グラフィックボード側のHDMI 2.0端子と液晶ディスプレイ側のHDMI 2.0端子をHDMIケーブルで接続した場合は、リフレッシュレートは60Hz~180Hzまでしか出ません。

最新グラボを用意すればゲーマー向け液晶ディスプレイは基本的に選び放題

映像出力端子に、DisplayPort 1.4以降、HDMI 2.0以降を搭載しているグラフィックボードであれば、基本的に解像度フルHD/WQHDで高リフレッシュレートのゲーマー向け液晶ディスプレイは選び放題です。

最新のRTX3000番台のグラフィックボードはHDMI2.1/DisplayPort 1.4を搭載しているので、ゲーマー向け液晶ディスプレイはよりどりみどり選び放題です。

端子のせいで液晶ディスプレイが使えない!という事態はまず起こらないでしょう。

HDRなどを気にするならとにかく最新グラボを用意するべき

液晶ディスプレイ側が対応しているかどうかはおいといて、HDRなどを気にするのであれば最新のグラフィックボードを用意するべきです。

HDRをサポートしているのは、HDMI 2.0a以降とDisplayPort 1.4以降です。

HDMI FORUMの「HDMI 2.1規格リリース」pdfより

HDMI 2.0aからHDRをサポート、HDMI 2.0bからHLGをサポートしています。

HDMI2.1からダイナミックHDR、eARC、QMS、QFT、ALLM、DSCなどの機能をサポートしています。

参考リンク

MSIのGTX750搭載グラフィックボードのSpecification N750 TF 1GD5/OCのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 1.4aでDisplayPort端子は搭載されていません。

MSIのGTX970搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 970 GAMING 4Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0で、DisplayPort端子のバージョンは1.2です。

MSIのGTX1070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 1070 GAMING X 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。

MSIのRTX2070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX 2070 GAMING 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。

MSIのRTX3090搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX™ 3090 GAMING X TRIO 24Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.1で、DisplayPort端子のバージョンは1.4aです。

ゲームをサポートするための機能

G-SYNC Compatible対応

対応したグラフィックボードと組み合わせて使うことで、ゲームプレイ中のカクつきやティアリング現象を押さえたゲーム環境が提供されます。

ナイトビジョン

視界が確保しづらい夜や暗闇のシーンでもナイトビジョン機能によりしっかりと司会を確保できて、ストレスフリーでゲームをプレイできます。

目の負担を軽減するための機能

アンチフリッカー機能

画面のちらつきを抑えて、長時間の使用でも披露を軽減します

ブルーライト軽減

モニターの発するブルーライトの総量を減らすことにより、目の緊張を和らげ、長時間のゲームでも疲労を感じないように最適化されます。

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