解説

ASUS TUF Gaming VG259Q スペックと評価まとめ

2021年5月9日

ASUS TUF Gaming VG259Q スペックと評価まとめ。

ASUS TUF Gaming VG259Q スペックと評価

ASUS TUF Gaming VG259Q スペック

パネルサイズ

24.5インチ

アスペクト比

16:9

最大解像度

1920×1080(FullHD)

リフレッシュレート

144Hz

応答速度

1ms MPRT

パネル種類

IPSパネル

表面タイプ

ノングレア

色域

sRGBカバー率:99%

最大表示色約1677万色
視野角178°/ 178°
輝度

400cd/㎡

コントラスト比標準: 1000:1
ASUS Smart Contrast Ratio (ASCR) :100000000:1
各種調整機能

チルト :+33° ~ -5°
ピボット :+90° ~ -90°
高さ調整 :0~130mm

付属品

ACアダプター
電源ケーブル
DisplayPortケーブル
HDMIケーブル
保証書

VESAマウントVESA100
USBポートUSB 2.0 Type-A(USB ハブ)×2
USB 2.0 Type-B(PC接続用)×1
オーディオ端子ヘッドホン出力 ×1
映像入力端子DisplayPort 1.2x 1
HDMI(v1.4)x 2

ASUS TUF Gaming VG259Qの特徴

  • フルHD(1920×1080)の24.5インチ液晶ディスプレイ
  • IPSパネルを採用
  • リフレッシュレート144Hz対応
  • ASUS独自のExtreme Low Motion Blur (ELMB)テクノロジーと、1msの高速応答(MPRT)により、画像のブレとチラツキの除去を実現
  • 画面描画のカクツキやチラツキをなくすAdaptive-Syncテクノロジー搭載

搭載している端子

  • DC-INポート(電源コード接続用) (1)
  • HDMIポート(2)
  • HDMIポート(3)
  • DisplayPort(4)
  • イヤフォンジャック(5)
  • ケンジントンロック(6)
  • コントロールボタン(7)

HDMI端子やDisplayPort端子のバージョン

  • HDMI端子 : HDMI 1.4
  • DisplayPort : DisplayPort 1.2

バージョンは以上のようになっています。

カタログスペック通りの「フルHD/リフレッシュレート144Hz」で使いたい!どのグラボならいいの?どうすればいいの?

ASUS TUF Gaming VG259Qをスペック通りの「フルHD/リフレッシュレート144Hz」で使いたいなら、DisplayPort1.2以降を搭載したグラフィックボードを用意してください。DisplayPort 1.4を搭載しているGTX1000番台以降がオススメです。

もちろん最新のRTX3000シリーズのグラフィックボードを買ってくるのがベストです。

グラフィックボードの側のDisplayPort端子と液晶ディスプレイ側のDisplayPort端子をDisplayPortケーブルで接続してください。そうするとリフレッシュレート60~144Hzまで出ます。

DisplayPort端子はHDMI端子よりも優秀なので、ゲーマー向け液晶ディスプレイを使うときはDisplayPort端子を優先的に使うようにしましょう。

HDMI端子だとリフレッシュレート120Hzまで

グラフィックボード側のHDMI端子と液晶ディスプレイ側のHDMI端子をHDMIケーブルを使って接続すると、リフレッシュレートは60~120Hzまでしか出ません。

最新グラボを用意すればゲーマー向け液晶ディスプレイは基本的に選び放題

映像出力端子に、DisplayPort 1.4以降、HDMI 2.0以降を搭載しているグラフィックボードであれば、基本的に解像度フルHD/WQHDで高リフレッシュレートのゲーマー向け液晶ディスプレイは選び放題です。

最新のRTX3000番台のグラフィックボードはHDMI2.1/DisplayPort 1.4を搭載しているので、ゲーマー向け液晶ディスプレイはよりどりみどり選び放題です。

端子のせいで液晶ディスプレイが使えない!という事態はまず起こらないでしょう。

HDRなどを気にするならとにかく最新グラボを用意するべき

液晶ディスプレイ側が対応しているかどうかはおいといて、HDRなどを気にするのであれば最新のグラフィックボードを用意するべきです。

HDRをサポートしているのは、HDMI 2.0a以降とDisplayPort 1.4以降です。

HDMI FORUMの「HDMI 2.1規格リリース」pdfより

HDMI 2.0aからHDRをサポート、HDMI 2.0bからHLGをサポートしています。

HDMI2.1からダイナミックHDR、eARC、QMS、QFT、ALLM、DSCなどの機能をサポートしています。

参考リンク

MSIのGTX750搭載グラフィックボードのSpecification N750 TF 1GD5/OCのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 1.4aでDisplayPort端子は搭載されていません。

MSIのGTX970搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 970 GAMING 4Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0で、DisplayPort端子のバージョンは1.2です。

MSIのGTX1070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 1070 GAMING X 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。

MSIのRTX2070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX 2070 GAMING 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。

MSIのRTX3090搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX™ 3090 GAMING X TRIO 24Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.1で、DisplayPort端子のバージョンは1.4aです。

ゲームをサポートするための機能

EXTREME LOW MOTION BLUR

1msの応答時間(MPRT)を実現したASUS独自のExtreme Low Motion Blurテクノロジーが画面からスミアとモーションブラーを取り除きます。

動きの速い動体の描画をより鮮明に表現し、滑らかで高感度なゲームプレイを楽しむことができます。

Shadow Boost

「Shadow Boost」 テクノロジーは、明るい部分を露出させ過ぎず、暗い部分をはっきりとさせることでゲーム画面全体の表示を改善し、暗い場所に隠れている敵を見つけやすくします。

GamePlus

照準、タイマー、FPSカウンターなどを画面上に表示してくれる機能が搭載されています。

GameVisual

ゲームタイトルに合わせて、6つのプリセットから最適な表示モードを選択できるGameVisual機能を搭載しています。ホットキーやOSDメニューから瞬時に切替が可能です。

目の負担を軽減するための機能

フリッカーフリー機能

液晶ディスプレイのLEDバックライトは輝度調節のために目に見えない速さで明滅を行っています。

それがフリッカー(チラツキ)です。目には見えませんが、そのフリッカーが目に負担をかけて疲労の原因になると言われています。

この製品ではLEDバックライトの制御にDC(Direct-Current)方式を採用することで、フリッカーを発生しないようにしています。

ブルーライト軽減

モニターの発するブルーライトの総量を減らすことにより、目の疲れや肩こりの原因になると言われているブルーライトを大幅に抑えることができます。

-解説