解説

LG UltraGear 24GN650-Bスペックと評価まとめ

LGのゲーマー向け液晶ディスプレイ「UltraGear 24GN650-B」スペックと評価まとめ

LG UltraGear 24GN650-Bスペックと評価まとめ

LG UltraGear 24GN650-Bスペック

パネルサイズ23.8インチ
アスペクト比16:9
最大解像度FullHD(1920×1080)
リフレッシュレート144Hz
応答速度1ms(GtoG)
パネル種類IPSパネル
表面タイプノングレア
色域sRGB 99%
最大表示色約1677万色
視野角178° / 178°(CR≧10)
輝度300cd/㎡
コントラスト比1,000:1
消費電力32~34W
本体サイズ(W × D × H )541×441-551×291
重量5.6kg
上下角度調節(チルト)前 : -5゚, 後 : 15゚
高さ調節110mm
製品保証期間購入後3年間(バックライト含)
付属品電源コード×1
DisplayPortケーブル×1
AC-DCアダプタ×1
クイックセットアップガイド×1
ピボット機能左90゚/右90゚
オーディオ端子ヘッドホン(ステレオミニジャック)×1
映像入力端子HDMI×2
DisplayPort 1.4×1

LG UltraGear 24GN650-Bの特徴

  • IPSパネルを採用
  • リフレッシュレート144Hz対応
  • 応答速度1ms(GtoG)
  • HDR10対応で鮮やかな映像再現
  • sRGB99%の高い色再現
  • AMD FreeSync™ Premiumテクノロジー対応

搭載している端子

  • HDMI端子×2
  • DisplayPort 1.4×1
  • ヘッドホン(ステレオミニジャック)×1

液晶ディスプレイに搭載されているHDMI端子やDisplayPort端子のバージョン

  • HDMI端子 : 不明
  • DisplayPort : DisplayPort 1.4

バージョンは以上のようになっています。

HDMI端子のバージョンが不明ですが、HDMI 1.4はフルHDだとリフレッシュレート120Hzまでしか対応していません。

HDMI 2.0以降だとフルHDはリフレッシュレート240Hzまで確実に対応するので、おそらくはHDMI 2.0を搭載しています。

今使っているグラフィックボードでもこの液晶ディスプレイは使える?

UltraGear 24GN650-Bを使うなら、HDMI 2.0/DisplayPort 1.2以降を搭載しているグラフィックボードであれば使えるでしょう。

HDMI 2.0以降だとフルHDはリフレッシュレート240Hzまで確実に対応します。

DisplayPortは優秀で、DisplayPort 1.2でもフルHD/リフレッシュレート240Hzに対応しています。ある程度古いグラフィックボードでもおそらく使えます。

GTX10シリーズ以降であれば選び放題、それ以前の製品だと選択肢が限られるかも

グラフィックボード側端子にDisplayPort 1.4とHDMI 2.0が搭載されていれば、世に出ているほぼ全てのゲーマー向け液晶ディスプレイが余裕で使えます。

GTX10シリーズ以降(GTX1070とかGTX1060とか)のグラフィックボードであれば、DisplayPort 1.4/HDMI 2,0をほぼ確実に搭載しているので、ゲーマー向け液晶ディスプレイは選び放題です。

MSIのGTX750搭載グラフィックボードのSpecification N750 TF 1GD5/OCのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 1,4aでmDisplayPort端子は搭載されていません。

MSIのGTX970搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 970 GAMING 4Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0で、DisplayPort端子のバージョンは1.2です。

MSIのGTX1070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce GTX 1070 GAMING X 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。

MSIのRTX2070搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX 2070 GAMING 8Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.0bで、DisplayPort端子のバージョンは1.4です。

MSIのRTX3090搭載グラフィックボードのSpecification GeForce RTX™ 3090 GAMING X TRIO 24Gのスペックを見てみると、HDMI端子のバージョンはHDMI 2.1で、DisplayPort端子のバージョンは1.4aです。

対応しているリフレッシュレートについて

リフレッシュレートとは、1秒間に画面を何回書き換えることができるかの数値のことです。この数値が高ければ高いほど動きがなめらかになります。

標準解像度リフレッシュレートHDMIDisplayPort
フルHD1920×108060Hz対応対応
フルHD1920×108074.99Hz対応対応
フルHD1920×1080119.98(120)Hz対応対応
フルHD1920×1080143.98Hz対応対応

HDMIとDisplayPortどっち使ってもいいですが、不安ならDisplayPortで使うことをオススメします。

AMD FreeSync Premiumテクノロジーをサポート

高リフレッシュレート、低フレームレート補正(LFC)、低遅延が条件となる、AMD FreeSync Premiumテクノロジーに対応しています。

グラフィックカードとモニター間でゲームのフレームレートと同期させて、ちらつき(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)を軽減し、滑らかな映像表示を実現します。

ゲームをサポートするための機能

DAS(Dynamic Action Sync)モード

本来、モニターはグラフィックカードから受信した映像信号を、映像処理を行ったあと一度フレームバッファに格納してから画面に映像を表示します。

その間に1フレーム以上のラグが発生します。「DASモード」は、フレームバッファを通さず映像を画面に出力することで、遅延を最小限に抑えます。(DASモードは自動設定)

ブラックスタビライザー

映像の暗くて見づらい部分を認識して明るく映し出します。

暗い場所に隠れた敵を見分けやすくし、ゲームを有利に展開することができます。明るさのレベルは、ユーザーの趣向に合わせて調整が可能です。

クロスヘア表示機能

FPS ゲームのプレイ用に、画面中央にクロスヘア(十字マーク) を表示します。クロスヘアは4種類のデザインからゲームタイトルに応じて選択できます。

1ms Motion Blur Reduction

1コマ1コマの間に黒画面を挿入する「1ms Motion Blur Reduction」によって、残像感を軽減してクリアな映像を実現します。FPSゲームなど高速な動きのゲームでターゲットをくっきり表示することができます

目の負担を軽減するための機能

ブルーライト低減モード搭載

液晶モニターのバックライトは、目に見える可視光線の中でも網膜まで達する強い光とされる青色光「ブルーライト」を発しており、目や体に大きな影響があるといわれています。

ブルーライトを低減する「ブルーライト低減モード」を搭載しています。

フリッカーセーフ機能搭載

LEDバックライトは、輝度を調整するために高速で明滅を繰り返すため、画面のちらつき「フリッカー」が発生し、長時間ディスプレイを見ていると、頭痛や疲れ目などにつながるとされています。

フリッカーを抑制する「フリッカーセーフ」によって長時間の作業や鑑賞の際の目の負担を軽減します。

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