ドスパラ raytrek R5スペックまとめ。
ドスパラ raytrek R5について
ドスパラ raytrek R5は、2020年9月24日より発売されているクリエイター向けノートパソコンです。
8コア16スレッドのIntel Core i7-10875H、4K60fpsなどの高画質映像の処理にも対応するNVIDIA GeForce RTX2060を搭載しています。
映像制作や写真編集など、高いパソコンスペックが要求される作業も高速化が期待できます。
2020年9月26日現在、ドスパラのクリエイター向けノートパソコンは3製品発売されていますが、この記事で紹介しているraytrek G5は一番スペックが良いです。
ドスパラ raytrek R5スペックまとめ
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
オフィスソフト | Office なし | |
CPU | インテル Core i7-10875H (2.30-5.10GHz/8コア/16スレッド) | |
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce RTX 2060 6GB + インテル UHDグラフィックス | |
電源 | ACアダプター (180W) | |
メモリ | 16GB DDR4 SO-DIMM (PC4-21300/8GBx2/2チャネル) | |
SSD | 1TB NVMe SSD (M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 3000MB/s) | |
光学ドライブ | 光学ドライブ無し | |
カードリーダー | SDカードリーダー (SDXC/MSXC対応) | |
サウンド | マザーボード 標準 オンボードHDサウンド with THX | |
LAN | ギガビットLANポート x1 (マザーボードオンボード) | |
Bluetooth | Bluetooth 5 | |
マザーボード | モバイル インテル HM470チップセット搭載マザーボード メモリスロット x2 (最大 32GB) | |
入出力ポート | USB2.0 x1, USB3.2 Gen1 Type-A x2, Type-C x1/ マイク入力 x1 ヘッドフォン出力 x1 HDMI2.0 x1 miniDP1.2 x2 | |
ディスプレイ | 15.6 インチ 非光沢ワイド リフレッシュレート 60Hz LEDバックライト液晶ディスプレイ (1920×1080ドット表示) | |
ディスプレイ色域 | sRGBカバー率約99% (sRGB比約100%) AdobeRGBカバー率約76% (AdobeRGB比約77%) | |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー (約 3.8 時間) | |
標準キーボード | 日本語(かな印字)キーボード / 98キー | |
無線LAN | intel Wi-Fi 6 AX201NGW (IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n 2x2 Max2.4Gbps) | |
WEBカメラ | HD画質 WEBカメラ | |
付属品 | ACアダプター | |
サイズ | 359.8(幅) × 243(奥行き) × 19.9(高さ) mm | |
重量 | 約1.85kg | |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
ドスパラ raytrek R5スペックの個人的な評価
ディスプレイ
- RGBカバー率99%(sRGB比100%)
- AdobeRGBカバー率約76%(AdobeRGB比率約77%)
- ノングレア
- リフレッシュレート60Hz
- 横幅約6.5mm、縦幅約4.5mmの狭額ベゼル
の15.6インチフルHD液晶ディスプレイを搭載しています。
CPU
一般的なノートパソコン用のCore i7に対して演算性能に優れる”Hシリーズ”Core i7-10875Hを搭載しています。
ノートPCながらデスクトップパソコンと同クラスの8コア16スレッドのマルチスレッド性能と高い演算処理性能により、Adobe CCをはじめとしたアプリでの高負荷処理を高速化が期待できます。
高水準なマルチコア性能により、デュアルディスプレイでの複数アプリケーションの同時使用にも対応しています。
製品名 | Core i7-10875H | Core i5-10300H |
コア数 | 8コア | 4コア |
スレッド数 | 16スレッド | 8スレッド |
定格動作周波数 | 2.3GHz | 2.5GHz |
TB利用時の動作周波数 | 5.1GHz | 4.5GHz |
キャッシュ | 16MB | 8MB |
PassMarkスコア | 15945 | 8922 |
グラフィックボード
グラフィックボードは、ノートパソコン向けNVIDIA GeForce RTX 2060 6GB + インテル UHDグラフィックスを搭載しています。
RTX2060を搭載しているので、普通のノートパソコンよりも確実に快適に写真編集や動画編集、イラスト作成が可能です。
メモリ
メモリは標準で16GB搭載しています。
CLIP STUDIO PAINT fot WIndowsは8GB以上推奨、Photoshopは8GB以上を推奨、Illustratorは16GB以上を推奨、Premiere Proは16GB以上を推奨しているので、使用するソフトウェアによってメモリを増量させるかどうか決めてください。
使用するソフトウェアにもよりますが、編集時に処理が多ければ多いほどCPUやメモリが要求されます。
たとえばCLIP STUDIO PAINTは、動作に必要なメモリ容量やCPU性能は、作成する画像のサイズやレイヤー数などに依存します。一般的に画像サイズが大きく、レイヤー数が多いほど、より多くのメモリ容量や高速なCPUが必要です。
メモリ16GBあるのでとりあえずは大丈夫なので、使っていてメモリ不足に陥るようであれば、自分で増設するのもオススメです。ノートパソコンのメモリはめちゃくちゃ簡単に増設できます。
SSD
- M.2 2280
- 読込速度3200MB/s
- 書込速度3000MB/s
Adobe Creative Cloudなどのプロ向けアプリケーションの快適な動作や、高解像度の写真、ビデオ、ゲームなどのデータ保存が可能です。
SSDやHDDの追加不可
raytrek R5は、ノートパソコンの中にSSDやHDDを追加することができません。
外付けHDDや外付けSSDなどを購入する必要があります。
キーボード
テンキー付きの日本語対応キーボードを搭載しています。
Blenderのようなテンキーを活用するアプリケーションにも対応します。またバックライトが搭載されており、暗い場所でも正確に操作できます。
搭載しているインターフェース
- ①Mini Display Port
- ②HDMI2.0(4K@60Hz)
- ③USB3.2 Gen1 Type-C
- ④電源入力
- ⑤SDカードリーダー (SDXC/MSXC対応)
- ⑥USB3.2 Gen1 Type-A
- ⑦ケンジントンロック
- ⑧LAN
- ⑨USB 2.0
- ⑩マイク/イヤホンジャック
4K対応のHDMI端子を搭載しているので、4K液晶ディスプレイとノートパソコンを接続してデュアルディスプレイ環境を構築できます。
複数アプリケーションの同時使用や、高解像度の写真や映像の編集も快適です。片方のディスプレイで資料を見ながらもう片方のディスプレイで作業をする、というのが非常に便利です。
持ち運びはちょっと厳しい
サイズ | 359.8(幅) × 243(奥行き) × 19.9(高さ) mm | |
重量 | 約1.85kg |
重量は約1.85kgなので、持ち運んで使うにはちょっと厳しいです。
ちなみに16インチMacBook Proは重量2kgなので、それと比べると軽いです。
【まとめ】性能を重視したい人にオススメ
8コア16スレッドのCore i7とRTX2060を搭載しているので、性能を重視している人にオススメです。
グラボを搭載していないノートパソコンで写真編集や動画編集をしている人は、圧倒的な性能差や処理時間の短縮を体験できるでしょう。