マウスコンピューター G-Tune HP-A-O(X570)スペックと評価まとめ。
マウスコンピューター G-Tune HP-A-O(X570)について
マウスコンピューターのG-Tune HP-A-O(X570)は、CPUはRyzen 9 3950X、グラボはGeForce RTX2070 Superを搭載したゲーマー向けデスクトップパソコンです。
マウスコンピューターの分類によると、ヘビーゲーマー向けと位置づけられています。
マウスコンピューター G-Tune HP-A-O(X570)のスペック
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
プロセッサー | AMD Ryzen™ 9 3950X プロセッサー |
詳細 | 16コア/ 32スレッド/ 3.5GHz/ ブースト時最大 4.7GHz 64MB L3キャッシュ |
CPU FAN | 水冷CPUクーラー 360mm長大型ラジエーター (3連ファン) |
グラフィック・アクセラレーター | GeForce® RTX 2070 SUPER™ |
ビデオメモリ | 8GB |
標準容量 | 32GB (16GB×2/デュアルチャネル) |
スロット数/最大容量 | 4 (空き 2)/ 最大64GB (16GB×4) |
メモリタイプ | PC4-25600 DDR4 |
M.2 SSD | 1TB (NVMe対応/ M.2規格 PCI Express Gen4 ×4 接続) M.2シールド付属 |
SSD | - |
ハードディスク | 4TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (スロットイン) |
チップセット | AMD X570 チップセット (ATX) |
カードリーダー | - |
サウンド | ハイデフィニション・オーディオ |
ディスプレイ | 4 (DisplayPort×3、HDMI×1) (DisplayPort-DVI-D変換ケーブル付属) |
キーボード/マウス | 1 (PS/2 Mini DIN 6ピン) |
USB2.0 | 2 (前面×2) |
USB3.0 | 8 (背面×6、前面×2) |
USB3.1 | 2 (背面×2) |
イーサネット | 1 (1000Base-T/100Base-TX/10Base-T対応(RJ-45)) |
サウンド | ラインイン、ラインアウト、ヘッドフォン(前面×1) マイク入力 (モノラル 前面×1/背面×1) |
S/PDIF | - |
PCI Express ×16 | 2 (空き 1) ※下段のスロットは×4動作 |
PCI Express ×8 | - |
PCI Express ×4 | - |
PCI Express ×1 | 2 (空き 2) |
PCI | - |
2.5型 | シャドウ×2 (空き 2) |
3.5型 | シャドウ×1 (空き 0) |
スリムODDベイ | オープン×1 (空き 0) |
電源 | 800W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® TITANIUM】 |
本体寸法 幅×奥行き×高さ(mm) | 215×490×501 |
重量(本体) | 約 16.6kg |
保証期間 | 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート |
マウスコンピューター G-Tune HP-A-O(X570)の個人的な評価
CPU
標準搭載しているCPUはRyzen 9 3950Xです。Ryzen 9シリーズの中では最上位のCPUです。高いマルチスレッド性能により、ゲームのプレイだけでなく実況動画の編集も快適でしょう。
3950Xを使っていて動作に不満があるならもうどれ使っても満足できないのではないでしょうか。
製品名 | Ryzen 9 3950X | Ryzen 9 3900XT |
コア数 スレッド数 | 16コア 32スレッド | 12コア 24スレッド |
基本クロック | 3.5GHz | 3,8GHz |
最大ブーストクロック | 最大4.7GHz | 最大4.7GHz |
L2キャッシュ | 8MB | 6MB |
L3キャッシュ | 64MB | 64MB |
オーバークロック | 可能 | 可能 |
CPUクーラー
CPUクーラーはを搭載しています。
水冷CPUクーラーは、空気よりも熱容量が大きい冷却液(クーラント液)をポンプで循環してCPUを冷却するCPUクーラーのことです。
水冷CPUクーラーのかんたんな仕組み
- CPUの表面とCPUクーラーの接着面の部分を密着させる
- ラジエーターから冷却水がCPUに送られる
- CPUの熱で温められた冷却水がラジエーターに戻っていく
- 戻っていくときにファンからの送風で再び冷却水を冷やす
グラフィックボード
標準搭載しているグラフィックボードは、NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER / 8GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 )です。
NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPERは2020年8月現在上から2番目に良いグラフィックボードです。
- GeForce RTX2080Ti
- GeForce RTX2080 SUPER
- GeForce RTX2070 SUPER←この製品が搭載しているのはこれ
- GeForce RTX2060 SUPER
- GeForce GTX1660 SUPER
- GeForce GTX1660
- GeForce GTX1060 3GB
- GeForce GTX1650 SUPER
- GeForce GTX1650
- GeForce GT1030
オプションでアップグレード可能
- NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER / 8GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 )
- NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti / 11GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 / USB Type-C×1 )
オプションで上記アップグレードも可能ですが、RTX2070 Superでも正直十分かと思います。
液晶解像度WQHD/リフレッシュレート144Hzの液晶ディスプレイが使えるのは間違いない
G-Tune HP-Zのオススメの液晶ディスプレイとして、液晶解像度WQHD(2560×1440)でリフレッシュレート144Hzの液晶ディスプレイであるG-MASTER GB2760QSU-1Cがオススメされています。
グラフィックボードのスペックにはDisplayPortとしか書かれていませんが、おそらくはDisplayPort 1.4を搭載しているはずです。
メモリ
メモリは標準で32GB搭載しています。ゲームしながら配信したり、動画を見たり、ブラウザを立ち上げていても問題ないでしょう。
マザーボード
マザーボードはAMD X570チップセットのマザーボードを搭載しています。
X570チップセットは最新のインターフェース PCI Express 4.0に対応しています。PCI Express 4.0では最大読込速度が5000MB/sに達する高速なSSDが搭載可能になります。
これにより、ゲームの起動や4K画質で収録したゲーム動画などの大容量データを高速に読込ができるようになります。
また、X570チップセットはオーバークロックに対応しているので、搭載されているRyzen 9 3950Xをオーバークロックして遊ぶこともできますが、オーバークロックは動作保証の対象外なので注意してください、
- ATX
- SATA 6Gbps 対応ポート×6
- M.2スロット×1
- PCI Express×16 : 2 (空き 1) ※下段のスロットは×4動作
- PCI Express ×8 : なし
- PCI Express ×4 : なし
- PCI Express ×1 : 2 (空き 2)
- PCI : なし
標準で搭載しているSSD
オプションで2.5インチSSDを1台追加可能
オプションでSSDを1台追加可能です。選択肢として用意されているのはCrucial MX500シリーズの500GB、1TB、2TBです。
Crucial MX500シリーズの読込速度は560MB/s、書込速度は510MB/s、ランダムリードは95000 IOPS、ランダムライトは95000 IOPSです。
HDDは標準で1台搭載
HDDは標準で容量4TBのものを1台搭載しています。4TBあれば十分ですね。
HDDを無しにすることもできますし、8TBまでアップグレードすることも可能です。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチドライブ (スロットイン)が搭載されています。
ドライブの種類 | BDの書き込み | BDの読み込み | DVDの書き込み | DVDの読み込み | CDの書き込み | CDの読み込み |
---|---|---|---|---|---|---|
DVDスーパーマルチドライブ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
ブルーレイ ディスク ドライブ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
電源ユニット
電源ユニットは80PLUS PLATINUMの800W電源が搭載されています。PLATINUMで800Wなので必要十分です。
PCケースについて
デザイン
G-Tune HP-Z(Z490)のケースのフロントパネルは強化ガラスになっていて、赤色部分はヘアライン処理されたアルミパネルです。ケースがかっこいいですよね。
USBポートについて
さまざまな外付けデバイスに対応可能な複数の I/Oポートを持ち、高速なデータ転送を可能とする USB3.1ポートを Type-A 形状と Type-C 形状で各1ポート(背面×2)搭載しています。
VR デバイスなどの接続に使用される USB3.0ポートをType-A 形状で6ポート(前面×2、背面×4)、旧来の周辺機器に採用が多い、USB2.0ポートも2ポート(前面×2)、それぞれ搭載しており、レガシーな周辺機器にも対応する柔軟性を備えています。
PCケースの拡張性について
- 350mm長の大型グラフィックボードが複数搭載できるスペースを確保
- 2.5インチストレージ2つ、3.5インチストレージ1つ搭載可能
- スリム光学ドライブを搭載可能(標準だと光学ドライブ搭載)
- 電源ユニットはケース上部にある
光学ドライブは5.25インチではないので注意してください。
エアフローについて
このケースのエアフローは、
- 底面から外気を取り込み、グラフィックスカードをダイレクトに冷却
- さらにCPUや発熱が大きいコンポーネントを効率的に冷却
- 温度が上がり、シャーシ内部で上昇した空気を大型リアファンにより強力に排気
- 底面にはスライドしてワンタッチで着脱可能な大型ダストフィルター付き
という思想になっています。
そもそもPCケース前面にファンを取り付けるスペースが無い、ケース前面から空気を吸い込めないようです。
まとめとおすすめポイント
ココがおすすめ
- Ryzen 9 3950XとRTX2070 Super搭載でスペック文句なし
- ケースのデザインがかっこいい
- 水冷CPUクーラー搭載で冷えて安心
ココに注意
- 2.5インチストレージ2つ、3.5インチストレージ1つしか取り付けられない
- SSDやHDDをたくさん搭載したい人は不向き