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ドコモ Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B実機レビュー

2021/05/17

ドコモで販売されているGalaxy S21 Ultra 5G SC-52Bのファントムシルバーを実機レビュー。

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  • ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線が選べる
  • SIMカード/eSIMどちらも契約可能
  • 基本データ容量で選ぶ「マイピタ」、通信速度で選ぶ「マイそく」が選べる

※SIMカード発行手数料/eSIMプロファイル発行料440円は必要
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトを申し込みの場合は適用対象外


Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bをレビュー

Galaxy S21 Ultra 5Gを試用させていただく機会がありましたので、レビューを行いたいと思います。カラーはファントムシルバーです。

Galaxy S21 Ultra 5GはNTTドコモから2021年4月22日に発売されました。記事投稿時点で、キャリアではドコモのみで販売されています。

CPUにSnapdragon 888、メモリ12GB、ストレージ256GBを搭載しています。生体認証は顔認証と画面内指紋認証に対応。おサイフケータイ、防水防塵、ワイヤレス充電にも対応しています。

本体サイズは約76x約165x約8.9mm、重量は約228g、バッテリー容量は5000mAhです。

Galaxy S21 Ultra 5Gの詳細はこちら

Galaxy S21 Ultra 5G

ドコモオンラインショップに移動します

外観フォトレビュー

付属品はSIMピン、USBケーブル(C to C)、クイックスタートガイドです。

本体前面。ディスプレイは約6.8インチ、Quad HD+(1440×3200)、Dynamic AMOLED(有機EL)を搭載しています。

インカメラは約4000万画素。

本体背面。アウトカメラは広角約1億800万画素、超広角約1200画素、望遠約1000万画素×2のクアッドレンズが搭載されています。

カメラレンズだけ出っ張っているのではなく、左上の周りごと出っ張る形になります。出っ張りの厚みは2mmほど。

ファントムシルバーは角度によって赤色や青色など様々な色が見え、とても綺麗です。

本体上面。

本体下面。充電端子はUSB Type-C。SIMスロットが搭載されています。

本体左側面。

本体右側面。音量ボタンと電源ボタンが搭載されています。

SIMトレイは、nanoSIMカード1枚のみ利用できます。microSDは利用できません。

Galaxy S21 Ultra 5Gのスペック詳細

CPUSnapdragon 888
ディスプレイ6.8インチ
Quad HD+
Dynamic AMOLED(有機EL)
メモリ12GB
ストレージ256GB
アウトカメラ約1億800万画素
約1200万画素
約1000万画素
約1000万画素
インカメラ約4000万画素
防水/防塵
IPX5/8 / IP6X
おサイフケータイ
ワンセグ/フルセグ
生体認証指紋/顔
ワイヤレス充電
バッテリー容量5000mAh
サイズH:約165mm
W:約76mm
D:約8.9mm
重量228g

Galaxy S21 5Gとのスペック比較

同じくドコモで販売されているGalaxy S21 5Gとのスペック比較です。

Galaxy S21 Ultra 5GGalaxy S21 5G
CPUSnapdragon 888Snapdragon 888
ディスプレイ6.8インチ
Quad HD+
Dynamic AMOLED(有機EL)
6.2インチ
Full HD+
Dynamic AMOLED(有機EL)
メモリ12GB8GB
ストレージ256GB256GB
アウトカメラ約1億800万画素
約1200万画素
約1000万画素
約1000万画素
約1200万画素
約1200万画素
約6400万画素
インカメラ約4000万画素約1000万画素
バッテリー容量5000mAh4000mAh
サイズH:約165mm
W:約76mm
D:約8.9mm
H:約152mm
W:約71mm
D:約7.9mm
重量228g171g
5G通信n78, n79, ミリ波n78, n79
  • 搭載しているプロセッサ、ストレージ容量は同じ
  • Galaxy S21 Ultra 5Gは6.8インチで、その分本体サイズが大きいし重い
  • Galaxy S21 Ultra 5Gはディスプレイの解像度がQuad HD+、Galaxy S21 5GはFull HD+
  • Galaxy S21 Ultra 5Gはバッテリー容量5000mAh、Galaxy S21 5Gは4000mAh
  • Galaxy S21 Ultra 5Gのほうが全体的にカメラ性能が上
  • Galaxy S21 Ultra 5Gはミリ波に対応している

プロセッサやストレージは同じものの、Galaxy S21 Ultra 5Gのほうがほとんどの箇所でスペックが上回っています。

Galaxy S21 Ultra 5Gは5G通信、ミリ波にも対応

Galaxy S21 Ultra 5Gは、従来の4G通信に加えて新たに5G通信に対応しています。

5G通信の対応バンドは、n78, n79、ミリ波すべてに対応しています。

5G5G対応
最大受信速度4.2Gbps
最大送信速度480Mbps
4G(LTE)4G(LTE)対応
最大受信速度1.7Gbps
最大送信速度75Mbps

しかしながら、まだまだ5Gでの通信可能エリアはかなり限られていて、「この地域に行けば使える」というよりも「この地域のこの特定のスポットに行かないと使えない」という認識が正しいです。

Galaxy S21 Ultra 5Gが対応している日本国内の周波数帯を解説

5G

n78(3.7GHz)
n79(4.5GHz)
n257(28GHz)

4G

バンド1 (2.0GHz)
バンド3 (1.7GHz)
バンド19 (800MHz)
バンド21 (1.5GHz)
バンド28 (700MHz)
バンド42 (3.4GHz,3.5GHz)

3G(W-CDMA)

FOMAバンド1(2GHz)非対応
FOMA(プラスエリア)バンド6(800MHz)非対応
FOMA(新800M)バンド19(800MHz)非対応

ドコモの5Gスマホを契約すると3Gが利用できなくなります

ドコモの5G契約で5G対応スマホを利用する場合は、3G通信ができなくなります。

  • 5Gでご契約されるためには、5Gの機種が必要となります。
  • 5Gのご契約で5G機種をご利用の場合、3G通信はご利用いただけません。
    (一部機種※は3G通信可能ですが、2020年11月10日(火曜)から3G通信をご利用いただけなくなります。)

    • Galaxy S20 5G SC-51A、Galaxy S20+ 5G SC-52A、AQUOS R5G SH-51A、Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A、Galaxy A51 5G SC-54A
  • 4Gをご契約のまま、5G機種をご購入することはできません。

5Gのご契約とご利用機種に関するご注意事項 | 通信・エリア | NTTドコモ

ドコモ回線以外で使える?

ドコモ版Galaxy S21 Ultra 5Gにドコモ以外のSIMを挿して使う場合は、SIMロック解除が絶対に必要です。

au回線

au回線でプラチナバンドとして使用されているLTE Band 18/26に非対応なので、SIMロックを解除してau回線で使うのはオススメしません。

ソフトバンク回線

ソフトバンク回線でプラチナバンドとして使用されているLTE Band 8に非対応なので、SIMロックを解除してソフトバンク回線で使うのはオススメしません。

楽天モバイル回線

楽天モバイルで楽天回線として使用されているLTE Band 3に対応していますが、楽天モバイルのパートナー回線として使用されているLTE Band 18/26は非対応です。

楽天回線がまともに使えるのは都会のごく一部のエリアです。田舎は楽天回線はほぼ整備されていないと思っていいです。

田舎でドコモ版Galaxy S21 Ultra 5Gに楽天モバイルのSIMを挿しても、圏外になる可能性が非常に高いです。

Galaxy S21 Ultra 5Gの詳細はこちら

Galaxy S21 Ultra 5G

ドコモオンラインショップに移動します

Antutu Benchmark, Geekbenchでベンチマーク計測

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AnTuTu Benchmark v.9.0.5で計測。

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Geekbench5.4.0で計測。

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CPUはSnapdragon 888です。

カメラ作例

Galaxy S21 Ultra 5Gはトリプルカメラを搭載しています。

広角カメラ約1億800万画素と、超広角カメラ約1200万画素、望遠カメラは約1000万画素が2つ搭載されていて、光学10倍ズームと光学3倍ズームに対応しています。

2つの望遠カメラと、AIによる超解像技術により約100倍スペースズームが可能となっています。

通常オート撮影

※食べ物は寿司以外食品サンプルです。

 

料理では料理モードに自動的になります。彩度高めかつ自然な写真が撮れているように思います。

ナイトモードで夜景撮影

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通常撮影

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ナイトモード

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露光時間を変更することが可能です。

比べてみると分かる通り、光ってぼやけたり飛んでしまっているところがはっきり映るようになっています。

非常に性能のよいナイトモードだと思います。

超広角/標準/3倍ズーム/100倍ズームでの撮影

超広角(0.6倍)

標準(1倍)

3倍ズーム

100倍ズーム

 

Galaxy S21 Ultra 5Gは100倍ズームが可能となっています。

ですが流石に100倍ともなると狙うのが難しいレベルとなってきます。

ちなみに100倍ズームは3倍ズームの写真で言うと矢印の部分です。

カメラ機能・設定について

撮影機能など色々

カメラ設定

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写真撮影時の設定です。

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動画撮影時の設定です。

他、写真と動画共通の設定です。

シングルテイクで自動的に複数の写真や動画を記録

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シングルテイクは、1回の撮影で、写真や動画など複数の記録を行うことができます。

フィルター付きの動画や写真、ポートレート、ハイライト動画などどれを撮影するかを設定で選べます。

特徴・搭載機能を紹介

リフレッシュレート120Hzに対応

リフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。アプリによっては対応していません。

画面の解像度も変更できます

画面の解像度もWQHD+、FHD+、HD+から選ぶことができます。

サイドの常時表示されているバーにお気に入りアプリなどを登録

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常に表示されているサイドバーにお気に入りのアプリなどを登録したり、天気を表示したりすることができます。

片手モードが可能

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片手モードも搭載されています。

ただでさえ大きいスマホのため、片手操作したくなった場合などに便利です。

別売りのSペンに対応。収納はできません

Galaxy NoteシリーズでおなじみのSペンが、Galaxy Sシリーズで初めて対応します。

ただしSペンは別売りで、Noteシリーズのように本体に収納するスペースはありません。

その他

microSDが利用できません

Galaxy S21 Ultra 5Gでは、microSDが利用できません。

SIMスロットもnanoSIMが1枚いれられるだけとなっています。

クラウドサービスを使えばどうとでもなりますが、今までmicroSDに保存していたという人は不便かもしれません。

顔認証/画面内指紋認証・防水/防塵対応

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Galaxy S21 Ultra 5Gは指紋認証と顔認証にも対応しています。指紋センサーは画面下部です。

また、防水防塵にも対応しています。

おサイフケータイに対応

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おサイフケータイに対応しています。

おサイフケータイアプリを利用することで、様々なキャッシュレスなどを利用することができます。

初期状態のホーム画面、プリインストールアプリなど

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ホーム画面は、docomo LIVE UX、One UIホーム、かんたんモードの3つから選ぶことができます。

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docomo LIVE UXです。

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One UIホームです。

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かんたんホームです。文字やアイコンがとても大きくなります。

お気に入りの連絡先を登録することも可能です。

初期状態のストレージ

動画1時間再生でのバッテリーの減りをチェック

Galaxy S21 Ultra 5Gのバッテリー容量は5000mAhです。

youtubeにて、最大輝度で1時間動画を再生してみたところ、バッテリーの減りは87%→81%でした。

Galaxy S21 Ultra 5Gレビューまとめ

Galaxy S21 Ultra 5Gのいいところ

  • スペックが高い
  • カメラ性能が強い
  • 5G、ミリ波に対応
  • おサイフケータイ対応
  • 防水防塵対応
  • 顔認証・指紋認証に対応
  • ワイヤレス充電対応

Galaxy S21 Ultra 5Gの気になるところ

  • microSDが利用不可
  • イヤホンジャック非搭載
  • 重め

microSDに対応していないところが注意すべきポイントかと思います。対応していないスマホはたまにありますが、256GBとクラウドサービスで十分だろということでしょうか。

写真をmicroSDに保存しているという人は若干不満に感じるかもしれません。

また、このサイズのものを買う時点でそこまで考慮するものではないかと思いますが、重いです。片手操作はできるかと思いますが結構負担があります。

スペックが高いスマホを求めているのであれば、上記の点が気になければとてもよいと思います。

Galaxy S21 Ultra 5Gの詳細はこちら

Galaxy S21 Ultra 5G

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Galaxy S21 Ultra 5Gは「スマホおかえしプログラム」の対象機種です

Galaxy S21 Ultra 5Gの本体価格は15万1272円。スマホおかえしプログラムの対象機種になります。

スマホおかえしプログラムを適用した場合、負担額は実質10万848円になります。

ドコモのサービス「スマホおかえしプログラム」は、36回分割払いで端末を購入した方が端末を返却した場合、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)のお支払いを不要とするプログラムです。

36回払いとスマホの下取りを組み合わせた割引施策となっています。簡単にいうと、24ヶ月目までに返却した方が一番お得になります。

詳しくは別記事【ドコモ「スマホおかえしプログラム」解説&対象機種まとめ】で解説しています。

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  • ドコモの高品質な4G/5Gネットワークが利用できる
  • 基本料金月額2970円(機種代金別途)
  • 月間データ容量20GB
  • 国内通話5分無料付き(超過後は22円/30秒)
  • SIMカード/eSIMのみで契約できるし、スマホとSIMを購入も可能

  • この記事を書いた人

しなちく

センスのないヘッダーとか描いたりアイキャッチ作ったり画像編集したりたまに記事書いてます。

-NTTドコモ, スマートフォン, レビュー