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メモリのデュアルチャネルのやり方・効果について

    [最終更新日]2016/11/17 16:41

DSC01124メモリのデュアルチャネルのやり方や効果についてまとめました。

デュアルチャネルについて

デュアルチャネルとは、同じ規格・容量のメモリを2枚挿す(2枚1組)ことによりデータ処理を高速化する技術のことです(理論上)。

マザーボードのマニュアルには「メモリを2枚挿してデュアルチャネルで動作させたい時はメモリスロットの1番目と3番目(2番目と4番目)に挿してください」と図つきで記載されているので、ビクビクしながら調べたりメモリを取り付ける必要はありません。デュアルチャネルは同じメモリを2枚挿し、4枚挿しが基本です。

デュアルチャネルかどうか確認する方法

CPU-Z

メモリがデュアルチャネル動作しているかどうかはCPU-Zというソフトで確認が可能です。CPU-Zの「Memory」タブの「Channnels #」の項目に”Dual”と記載があればデュアルチャネルとして動作しています。

デュアルチャネルとして動作させるには(基本)

デュアルチャネルとして動作させるにはいくつかの条件があります。

  1. 同じメーカー・同じ規格・同じメモリ容量であること(CFD DDR3-1600 2GB×2枚、CFD DDR4-2133 4GB×2枚など)
  2. 同じメモリタイミングであること(説明するとややこしいので省略。同じメーカーの同じ容量のメモリなら問題なし)
  3. メモリスロットを対称使用すること(メモリスロットの1番目と3番目、2番目と4番目など。1番目と4番目に挿したらデュアルチャネルとして動作しません)

以上の条件を満たすとデュアルチャネルとして動作します。上記の条件に適合しない場合、デュアルチャネルでは動作せずシングルチャネルとして動作します。

難しいことを言っているように見えますが、2枚組・4枚組で売られているメモリを買ってマザーボードに挿せば何の問題もありません。

デュアルチャネルにしたところで劇的に速度が変化するわけではない

デュアルチャネルにしたところで劇的に速度が変化するわけではありません。速度が2倍になるわけではありません。

メモリのベンチマークソフトで測定すれば、1枚挿しの時よりも多少スコアが上昇しているでしょうが、「すげえ!めっちゃ早くなった!」と体感は出来ないでしょう。

しかし、メモリを2枚挿すことで快適になることは間違いないです。せっかくなので4GB×2枚ほしいですね。

デュアルチャネルにする場合は同じメーカーのメモリで

違うメーカーのメモリを組み合わせると相性問題が発生し、メモリが正しく動作しない可能性があります。

同じメーカー・同じ規格・同じ容量のメモリを使用するのが普通です。ぶっちゃけ違うメーカーのメモリと組み合わせても恐らく動くと思いますが保証はしません。

デュアルチャネルの組み合わせ

デュアルチャネルにはいくつかの組み合わせがあります。

Intelのマザーボードだと「Intel Flex Memory Technology」というものがあり、取り付けられているメモリの枚数によってどのように動作するかのパターンが複数用意されています。どのように動作させるかは自分で設定する必要はなく、マザーボードが勝手に自動でデュアルチャネルのパターンを判別してくれます。AMDは知りません。

dualwith2

同じ規格・容量のメモリ2枚(DDR3-1600 2GB+ DDR3-1600 2GB)によるデュアルチャネル。これが一番メジャーです。
dualwith3

同じ規格・容量のメモリ2枚(DDR3-1600 2GB + DDR3-1600 2GB)、同じ規格・違う容量のメモリ1枚(DDR3-1600 4GB)の合計3枚によるデュアルチャネル。これでもちゃんと動作します。
dualwith4

同じ規格・容量のメモリ2枚(DDR3-1600 2GB + DDR3-1600 2GB)、同じ規格・違う容量のメモリ2枚(DDR3-1600 4GB + DDR3-1600 4GB)によるデュアルチャネル。合計12GBとして動作します。flex
こちらはちょっと特殊でして、2つのメモリでデュアルチャネルとシングルチャネル両方の動作を行います。まず、スロット1(DIMM1)に搭載されているDDR3-1600 2GBのメモリと、スロット2(DIMM2)に搭載されているDDR3-1600 4GBのメモリのうち2GBがデュアルチャネルとして動作し、残りの2GBはシングルチャネルとして動作します。

トリプルチャネルやクアッドチャネルなどの詳細はIntel公式のボードおよびキット用のマルチ・チャネル・メモリー・モード、およびシングル・チャネル・メモリー・モードについてを参照してください。

動作クロックの違うメモリを組み合わせた場合

動作クロックの違うメモリを組み合わせてデュアルチャネルをしようとすると、動作クロックが低い方(性能が低い)のクロックに合わせてメモリを動作させます。ダウンクロックといいます。

たとえば、DDR3-1600 4GBのメモリとDDR3-1333 4GBのメモリを挿してデュアルチャネルで動作させようとすると、DDR3-1600のメモリが自動的にDDR3-1333に変化し、DDR3-1333 4GB + DDR3-1333 4GBのデュアルチャネルで動作します。

こちらもベンチマークソフトで測定すれば変化があるでしょうが、体感は出来ないでしょう。

デュアルチャネル×2=クアッドチャネル にはなりません

同じ規格・容量のメモリを4枚挿して「デュアルチャネルが2つだからこれでクアッドチャネルになるはずだ」と考えている人がいるかと思いますが、そんなことはありません。なりませんよ。

マザーボードによってデュアルチャネル対応かクアッドチャネル対応かは異なります。どちらに対応しているのかはマザーボードのスペック表に記載されています。自作PCユーザーなら自分のマザーボードのマニュアルのメモリの項目を確認してみましょう。

メモリが1枚しかない場合

メモリが1枚しか刺さってない・持ってない場合は、そのメモリは外して新たに2枚組のメモリを買ってその2枚をマザーボードに挿してデュアルチャネルとして動作させるのが確実です。ケチな人は同じ規格・同じ容量のメモリを1枚買って挿せばいいと思います。

その場合は、購入して新しく挿したメモリはきちんと認識するでしょうが、デュアルチャネルとして認識・動作するとは限りません。おそらくちゃんと認識するとは思いますけど。保証はしません。

 

以上。参考になれば幸いです。



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公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。 管理人の誕生日は8月18日ですが、プレゼントはいつでもお待ちしております。Amazon ほしいものリスト2016

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コメント

  1. 匿名 より:

    ありがとう

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