ドコモのAQUOS sense7 SH-53Cを実機レビュー。ドコモ限定カラーのラベンダーです。
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AQUOS sense7 SH-53Cをレビュー
AQUOS sense7 SH-53Cを試用させていただく機会がありましたので、レビューを行いたいと思います。カラーはラベンダーで、ドコモオンラインショップ限定のカラーとなっています。
AQUOS sense7 SH-53CはNTTドコモから2022年11月11日に発売されました。CPUにSnapdragon 695 5G、メモリ6GB、ストレージ128GBを搭載しています。
生体認証は顔認証と指紋認証に対応。おサイフケータイ、防水防塵にも対応しています。
本体サイズは約152mm×約70mm×約8.0mm、重量は約158g、バッテリー容量は4570mAhとなっています。
外観フォトレビュー
本体前面。ディスプレイは約6.1インチ、フルHD+(1080×2432)、IGZO OLED液晶を搭載しています。
インカメラは約800万画素。
本体背面。アウトカメラは標準約5030万画素、広角約800万画素、望遠約800万画素のトリプルレンズが搭載されています。
色はラベンダー。写真ではちょっとシルバーみたいに写ってしまってますが。パステルカラー寄りの薄い紫色となっています。
よく見るとカメラ部分の下側にNFCマークがあります。
カメラがセンターにあるため、端にあるときにありがちな撮影時の中心のズレが起きにくくなります。
本体上面。SIMスロットが搭載されています。SIMピンがいらないタイプです。
本体下面。充電端子はUSB Type-C。イヤホンジャックが搭載されています。
本体左側面。
本体右側面。音量ボタンと電源ボタン、指紋センサーが搭載されています。
SIMトレイは、nanoSIMカード1枚+microSDカード1枚の組み合わせで利用できます。SIMピンは不要で爪で開けることができます。
eSIMにも対応しています。
AQUOS sense7のスペック詳細
スペック表
OS | Android 12 |
CPU | Snapdragon 695 5G Mobile Platform 2.2GHz + 1.8GHz オクタコア |
ディスプレイ | 約6.1インチ FHD+ (2,432×1,080ドット) IGZO OLED |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
アウトカメラ | 有効画素数 約5,030万画素(標準)CMOS F値1.9レンズ[焦点距離23㎜相当] 有効画素数 約800万画素(広角) CMOS F値2.4レンズ[焦点距離15㎜相当] |
インカメラ | 有効画素数 約800万画素 CMOS F値2.0レンズ[焦点距離26㎜相当] |
防水 | IPX5・IPX8(お風呂防水対応) |
防塵 | IP6X |
耐衝撃 | 〇(MIL-STD-810G) |
おサイフケータイ | ○ |
生体認証 | 顔認証(マスク対応)/指紋認証 |
ワイヤレス充電 | ✕ |
SIM | nanoSIM/eSIM |
バッテリー容量 | 4,570mAh(内蔵電池) |
サイズ | 約152㎜×約70㎜×約8.0㎜(突起部を除く) |
重量 | 約158g |
AQUOS sense7とAQUOS sense6のスペック比較
AQUOS sense7 | AQUOS sense6 | |
CPU | Snapdragon 695 5G Mobile Platform 2.2GHz + 1.8GHz オクタコア | Snapdragon 690 5G Mobile Platform 2.0GHz+1.7GHz オクタコア |
ディスプレイ | 約6.1インチ FHD+ (2,432×1,080ドット) IGZO OLED | 約6.1インチ FHD+ (2,432×1,080ドット) IGZO OLED |
メモリ | 6GB | 4GB 6GB(SIMフリー版) |
ストレージ | 128GB | 64GB 128GB(SIMフリー版) |
アウトカメラ | 約5,030万画素 CMOS F値1.9 約800万画素 CMOS F値2.4 | 約4,800万画素 CMOS F値 1.8 約800万画素 CMOS F値 2.4 約800万画素 CMOS F値 2.4 |
インカメラ | 約800万画素 CMOS F値2.0 | 約800万画素 CMOS F値2.0 |
サイズ | 約152㎜×約70㎜×約8.0㎜ | 約152mm×約70mm×約7.9mm |
重量 | 約158g | 約156g |
Antutu Benchmark, Geekbenchでベンチマーク計測
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AnTuTu Benchmark v.9.4.4で計測。
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Geekbench5.4.6で計測。
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CPUはSnapdragon 695 5Gです。
カメラ作例(アップデート前)
AQUOS sense7は2022年12月19日にカメラ周りのアップデートが入ったようです。(SIMフリー版から配信)
これから購入する方は購入したのちアップデートをかけることをおすすめします。
以下のカメラ作例はすべてアップデート前に撮影したものです・・・。
風景の撮影
食事の撮影
少し青白く撮れてしまうこともありました。
接写で撮影
標準/広角/ズーム
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1倍(標準カメラ)
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0.6倍(広角カメラ)
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2倍
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8倍
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カメラ機能・設定について
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写真撮影時の設定です。
解像度を50.0Mにすると広角カメラ(0.6倍)が利用できなくなります。
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動画撮影時の設定です。
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共通の設定です。
搭載機能を紹介
指紋認証・顔認証に対応
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AQUOS sense7は指紋認証と顔認証に対応しています。
指紋センサーは本体右側面に搭載されており、スマホを持ったときに自然な形で触れることができます。
顔認証では、マスクをしている状態でも解除できます。
Payトリガーで特定アプリを瞬時に起動
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指紋センサーを長押し、つまり指を置いたままでいると、設定したアプリを起動させる「Payトリガー」が利用できます。Pay系アプリを登録しておくと決済時に便利かと思います。
特定のアプリ1個、もしくは16個置けるPayトリガーフォルダを起動することができます。
電源ボタン長押しでもアプリ起動可能
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電源ボタン長押しでアシスタントアプリを起動したり、設定したアプリを起動することもできます。
また、2回押しでカメラを起動させるなども可能です。
ゲーミング設定でゲーム中の通知をなしに
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ゲーミング設定では、ゲームアプリを登録することで様々な機能を利用することができます。
ゲームプレイ中に上部からのスワイプでメニューを表示させると、そこから録画や攻略の検索などが可能です。
また、ゲームプレイ中の通知なども表示しないようにさせることができるため、通知で塞いでほしくない場合などに利用するとよいでしょう。
スクロールオート
画面を上下に、ゆっくり動作でスクロールさせ、表示されるボタンの上で指を離すと、自動で画面がスクロールされるようになります。
速さなども変えることができ、一時停止も可能です。長文などを読むことがある場合などには便利です。
テザリングオート
位置情報で設定した場所にいるとき、もしくはいないときに、自動的にテザリングのオンオフを設定できる機能です。
テザリングを決まった場所で行う、行わないことが決まっている場合、毎回設定せずに住むので楽になります。
かんたんモード
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ホーム画面にはかんたんモードがあります。
1枚目の1・2・3には連絡先が登録できます。高齢の方などが利用される際には便利かと思います。
その他
ドコモオンラインショップ限定カラーあり
AQUOS sense7は、通常カラーはライトカッパー、ブルー、ブラックの3色です。
ドコモオンラインショップ限定で、ラベンダーが販売されています。
レビューで使用しているのはラベンダーになります。
ドコモオンラインショップ限定なのでドコモショップ店頭などでは売ってません。
初期状態のストレージ
動画1時間再生でのバッテリーの減りをチェック
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AQUOS sense7のバッテリー容量は4570mAhです。
youtubeにて、最大輝度で1時間動画を再生してみたところ、バッテリーの減りは53%→46%でした。
AQUOS sense7のいいところ
シャープ独自のIGZO OLEDはアイドリングストップ(可変駆動)で消費電力を抑制
AQUOS sense7のディスプレイは、シャープ独自のIGZO OLED(有機EL)を搭載しています。
表示内容や操作に応じて書き換え頻度を制御することで、消費電力を抑えることができるアイドリングストップ(可変駆動)により、賢く省エネされます。
顔認証がマスクありでも解除可能
AQUOS sense7の顔認証は、マスクをした状態でも解除することができます。
解除速度に関しては、流石にマスクをした状態だと少し認識しにくさはありますが、便利だと思います。
カメラが綺麗
アップデート前のカメラではありますが、よく写ってるじゃん!と思うことが多々あり、5万円台のスマホにしては非常によいと思いました。
ただ少々青白く写ってしまうことがあったため、そのへんはアップデートで改善されていることを願います。
側面に指紋センサー搭載
AQUOS sense7は側面に指紋センサーが搭載されているためスマホを自然に持った状態で指紋認証を解除することができます。
これは個人の好みだとは思いますが、背面に指紋センサーがあるタイプだとテーブルに置いている状態で非常に解除し辛いですし、個人的には側面が至高だなあと思っています。
アシスタントキーがなくなった
AQUOS sense6などでは側面にアシスタントキーが存在しました。
電源ボタンの隣にあるため、電源を操作しようとしたらアシスタントキーを押してしまうなど非常に邪魔な位置にあるなと不満でしたが、AQUOS sense7ではアシスタントキー自体がなくなりました。
Payトリガーが便利
指紋センサーに長く触れることで起動するPayトリガーですが、指紋認証とアプリの起動を同時にしてくれるためレジなどでサッと特定の決済アプリを開きたいときに非常に便利です。
その他いいところ
- eSIM対応
- ストレージ128GBと大容量
- イヤホンジャックが搭載
- おサイフケータイ搭載
- 防水防塵対応
AQUOS sense7の気になるところ
ステレオスピーカー非搭載
AQUOS sense7にはモノラルスピーカーが搭載されています。
ステレオスピーカーではないため音の立体感はあまりなく、音楽を聴くのには向かないかもしれません。
Youtubeなどで動画を見るくらいであれば気にならないかと思います。
ワイヤレス充電非対応
AQUOS sense7はワイヤレス充電には非対応です。
望遠レンズ非搭載
AQUOS sense6ではアウトカメラは標準・広角・望遠のトリプルレンズが搭載されていました。
しかしAQUOS sense7では標準・広角のダブルレンズとなってしまいました。
そのためAQUOS sense7では最大で8倍ズームとなっています。
AQUOS sense7は5G通信に対応
AQUOS sense7は、従来の4G通信に加えて新たに5G通信に対応しています。
5G(NSA) | 5G対応 | 〇 | |
---|---|---|---|
最大受信速度 | 2.1Gbps | ||
最大送信速度 | 218Mbps | ||
4G(LTE) | 4G(LTE)対応 | 〇 | |
最大受信速度 | 694Mbps | ||
最大送信速度 | 90Mbps |
しかしながら、まだまだ5Gでの通信可能エリアはかなり限られていて、「この地域に行けば使える」というよりも「この地域のこの特定のスポットに行かないと使えない」という認識が正しいです。
また、ミリ波には対応していません。
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