DDR4メモリとDDR3メモリの違いについて

DDR4メモリ

DDR4メモリとDDR3メモリの違いについてまとめました。

     

DDR4メモリの仕様

表はDDR4 SDRAM - Wikipediaより。

チップ規格 モジュール
規格
メモリクロック
(MHz)
バスクロック
(MHz)
転送速度
(GB/秒)
JEDEC
標準
DDR4-1600 PC4-12800 100 800 12.8
DDR4-1866 PC4-14900 116 933 14.9
DDR4-2133 PC4-17000 133 1066 17.0
DDR4-2400 PC4-19200 150 1200 19.2
DDR4-2666 PC4-21333 166 1333 21.3
DDR4-2800 PC4-22400 175 1400 22.4
DDR4-2933 PC4-23466 183 1466 23.4
DDR4-3000 PC4-24000 188 1500 24.0
DDR4-3200 PC4-25600 200 1600 25.6
DDR4-3400 PC4-27200 213 1700 27.2
DDR4-3600 PC4-28800 226 1800 28.8
DDR4-3733 PC4-29800 234 1866 29.8
DDR4-3800 PC4-30400 238 1900 30.4
DDR4-4000 PC4-32000 250 2000 32.0
DDR4-4266 PC4-34100 266 2133 34.1

消費電力を削減

DDR4メモリ DDR3メモリ DDR3Lメモリ
動作電圧 1.2V 1.5V 1.35V

 

DDR4メモリは1.2Vで動作するため、1.5Vで動作するDDR3メモリと比較して最大で40%、1.35Vで駆動するDDR3Lメモリとの比較で最大35%の消費電力削減が可能になっています。

しかしながら1.5Vから1.2Vと0.3V程度低くなったくらいでは消費電力に大きな違いは出ません。

DDR4メモリは第6世代CPU「Skylake」から採用

CPU 使えるメモリ
第1世代/Nehalem DDR3/DDR3L
第2世代/Sandy Bridge DDR3/DDR3L
第3世代/Ivy Bridge DDR3/DDR3L
第4世代/Haswell DDR3/DDR3L
新第4世代/Haswell Refresh DDR3/DDR3L
第5世代/Broadwell DDR3/DDR3L
第6世代/Skylake DDR4/DDR3L
第7世代Kaby Lake DDR4
第8世代/Coffee Lake DDR4
第9世代/Coffee Lake DDR4
第10世代/Comet Lake DDR4

 

Intelの第1世代CPU「Nehalem」から第5世代CPU「Broadwell」まではDDR3メモリ/DDR3Lメモリが使えましたが、第6世代CPU「Skylake」では基本的にはDDR4メモリが主流になりました。

「SkylakeでもDDR3Lメモリ使えるじゃん!」と思った人もいるかと思いますが、DDR3Lメモリは仕様上サポートしているだけです。DDR3Lメモリが使えるマザーボードは今のところ発売されていません。

なんか勘違いしている人がいたので追記しておきます。

SkylakeではDDR3メモリが使えるマザーボードも発売されていますが、本来Skylakeのメモリコントローラは1.2VのDDR4メモリと1.35VのDDR3Lメモリにしか対応していません。1.5VのDDR3メモリを使用するとメモリコントローラが損傷する可能性があります。

どうしてもDDR3メモリを使いまわしたいという人、予算が限られている人はDDR3メモリが使えるマザーボードを使えば良いと思います。

第7世代「Kaby Lake」以降はDDR4メモリのみをサポートするようになりました。DDR3メモリを使いまわすことは絶対にできません。

Intel: Usage of DDR3 at default voltages can damage “Skylake” | KitGuru

DDR4メモリとDDR3メモリは互換性はなし!同じように見えても完全に別物です!間違って買わないようにしてください!

これまでDDR3メモリを使っていた人は買い替えが必要です

第6世代からはDDR4メモリを採用しているので、第1世代~第5世代CPUでDDR3メモリを使っていた人は買い替えが必要です。

たとえば、第5世代CPU+マザーボード+DDR3メモリという環境の人が、第10世代CPUとIntel 400シリーズチップセットを搭載したマザーボードを買ってリプレースする場合は、DDR4メモリも買わないとダメですよ。

DDR4メモリとDDR3メモリは、そもそもメモリの端子部分の形が違う

  • DDR4メモリとDDR3メモリは、切り欠きの部分が違う
  • DDR4メモリとDDR3メモリはピンの数が違う

デスクトップ用のDDR4メモリはモジュール全体のピン数が288ピンと、デスクトップ用のDDR3メモリの240ピンからピン数が増加しているためDDR4メモリとDDR3メモリは互換性はありません

そもそも、メモリはDDR→DDR2→DDR3→DDR4と世代が上がるたびに互換性が無くなっています。

マザーボードを見ても互換性がないことが分かります

B150 Combo

マザーボードのメモリスロットを見ても互換性がないことが分かります。

ASRockからDDR4メモリスロットとDDR3メモリスロットの両方を搭載したB150 Comboというマザーボード(画像上)を例にあげて説明します。

B150 ComboはDDR3メモリスロットを4つ、DDR4メモリスロットを2つ搭載しており…

B150 Combo-memoryslot.

  1. DDR3_A1
  2. DDR3_A2
  3. DDR4_A1
  4. DDR3_B1
  5. DDR3_B2
  6. DDR4_B1

このような順番になっています。

マザーボードのDDR3のメモリスロットにDDR4メモリを挿せないように、マザーボードのDDR4のメモリスロットにDDR3メモリを挿せないように切り欠きの位置をズラしてあります。

もちろん切り欠きの位置が違ったら搭載出来ないというのは言われなくても分かると思います。

DDR4メモリとDDR3Lメモリのどっちを買うべき?

DDR4メモリとDDR3Lメモリのどっちを買うべき?と検索してきている人がいましたが、そりゃあもうDDR4メモリ一択です。

DDR3Lメモリを買ったところでSkylake以降の世代のCPU・マザーボードでは使えませんよ。

【おまけ】メモリはデスクトップ用とノートパソコン用がありますよ

メモリはデスクトップ用とノートパソコン用の2つがあります。

デスクトップ用メモリを買うべきなのにノートパソコン用メモリを買ってしまう人、その逆でノートパソコン用メモリを買うべきなのにデスクトップ用メモリを買ってしまう人がいます。

デスクトップ用メモリとノートパソコン用メモリはメモリの本体サイズが全く違いますよ。

パソコンのメモリの増設方法

パソコンのメモリの増設方法や、増設する(購入する)メモリの選び方について記事にしました。詳細は以下の記事を御覧ください。

 

以上こんな感じ。



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荒巻大輔(管理人)

公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。

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