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【2016年夏版】2.5インチSSD性能/スペック比較と選び方

   

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【2016年夏版】2.5インチSSD性能/スペック比較と選び方についてまとめました。

はじめに

CrucialMX200-5

SSDとはフラッシュメモリを記憶装置として用いたストレージのこと。基本的にデスクトップパソコン・ノートパソコン内にHDDが納まるスペースがあればSSDに交換するだけで搭載できます。そんなこと知ってるわという人も知らない人も、まずは基本について振り返ってみましょう。

SSDのメリット・デメリット

SSDのメリットは、HDDよりも高速なデータ通信が可能であること、物理的な可動箇所がないので省電力、動作音がしないので静か、振動や衝撃に強いことが挙げられます。逆にデメリットは、HDDよりも値段が高い事、サーバーやデータベースなどの用途では寿命が短くなる場合があること、故障時のデータ復旧が困難ということが挙げられます。

SSDはデータ転送が高速

速度1
HDDとSSDの速度の比較です。見て分かるようにSSDはHDDよりも高速にデータの読み込み(Read)・書き込み(Write)が可能なため、導入すれば体感速度が上がり、非常に快適な環境になるのは間違いありません。PCの動作が遅くなったという人はHDDからSSDへの換装を検討しましょう。 SSDにすればOSの起動やプログラムの処理速度が格段に向上します。ゲームのロード時間も短縮されるので1分1秒を争うようなFPSをしている人にも断然オススメです。

SSDの選び方

シーケンシャルアクセス性能(シーケンシャルリード・シーケンシャルライト)も重要ですが、体感速度を左右すると言われているランダムアクセス性能(ランダムリード・ランダムライト)、NANDフラッシュにも注意してSSDを選んでいきましょう。

シーケンシャルアクセス・ランダムアクセス

シーケンシャルアクセスはデータへのアクセス方法の1つであり、記憶媒体の先頭から順番に検索してアクセスすること。ランダムアクセスはアクセスしたいデータの場所をインデックスなどの位置情報を元に割り出して直接その場所にアクセスすること。

ランダムアクセスは常に記憶媒体の先頭からアクセスするシーケンシャルアクセスに比べて、はるかに高速にアクセスできるのが特徴でコンピュータにおいては主流になっています。SSDのスペック表のランダムアクセス性能の数値が高ければ高いほど良いです。

NANDフラッシュ

SSDで内部で使用されている部品、NANDフラッシュには「SLC」「MLC」「TLC」の3つのタイプがあり、SLC>MLC>TLCの順番で信頼性・耐久性があると言われています。

ただし、SLCは値段が高いので個人向けSSDでは採用されていません。個人向けSSDは大抵MLCかTLCであり、最近発売されている値段の安いSSDはTLCを使用していることが多いです。TLC NANDが採用されているSSDといえばSamsungを真っ先に思いつく人もいるかと思いますが、最近ではCrucialやIntelもTLC NAND(ex. Crucial BX200シリーズ、Intel 540Sシリーズ)を採用しています。ぶっちゃけるとメーカーが「エントリー向け(低価格)SSD」として売ってるっていうだけです。低価格のほうが売れますからね…。

SATA2のマザーボードにSATA3 SSDを接続してもちゃんと認識する

SATA2ポートしかないマザーボードにSATA3 SSDを接続しても正常に動作しますし、パソコンもきちんと認識してくれますが、CrystalDiskMarkでベンチマークをしても270MB/s程度しか出ません。500MB/sなんてスコアは絶対に出ません。

SATA2-SATA3

SATA3の実効転送速度は600MB/sですが、SATA2の場合は実効転送速度300MB/sとSATA3の約半分の転送速度です。

同じSSD(SATA3対応)をSATA2ポート、SATA3ポートに接続してそれぞれベンチマークした結果が上の画像。見て分かるようにSATA3とSATA2ではこんなに速度が違います。というわけで、SATA3 SSDをSATA2ポートに接続しても500MB/sなんてスコアが絶対に出ません。SSDではなくPC側(マザーボード)がネックになっているんですよ。

注意事項

  1. それぞれの項目で優れている、もしくは一番数値の高い物は赤で強調しています
  2. 読込:シーケンシャルリード,書込:シーケンシャルライト, ランダムリードライトの数値の単位はIOPS
  3. シーケンシャルアクセス性能だけでなく体感速度を左右するランダムアクセス性能も大事です
  4. 内部で使用されている部品、NANDフラッシュはSLC>MLC>TLCの順番で信頼性・耐久性があると言われています
  5. ただし、SLCは値段が高いので個人向けSSDでは採用されていません。個人向けSSDは大抵MLCかTLCです
  6. 最近発売されている値段の安いSSDはTLCを使用していることが多いです
  7. SSDは長期保存には向かないという話がありますが、そもそも長期保存を要するデータはHDDに保存するべきです
  8. 20GBもしくはそれ以上をOSが占有するので容量は余裕を持ちましょう。256GB以上推奨。メインとして使うなら120GBだと後悔しますよ
  9. 最近のゲームは高容量化が進んでいます。SSDにインストールしようと考えている人は最低でも256GBを推奨します

(CoD:AWで約55GB、BF4で約30GB, BF HLで約60GB)

120GB-128GBのSSDスペック比較

容量も値段も一番下なモデルなだけあって各社スペックは低めです。

ADATAのSSDはシーケンシャルアクセス性能だけは良いですが、ランダムアクセス性能はリード・ライトで極端な差があり、更に最上位モデル(512GB)であっても他社の128GBモデル並のスペックなので注意してください。

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
CT120BX100SSD1 Crucial 120GB MLC 535MB/s 185MB/s 87000 43000
CSSD-S6T128NHG6Q CFD(東芝) 128GB MLC 530MB/s 490MB/s 95000 61000
CSSD-S6T120NRG4Q CFD(東芝) 120GB TLC 550MB/s 425MB/s 81000 41000
PX-128M6S PLEXTOR 128GB MLC 520MB/s 300MB/s 88000 75000
PX-128M6Pro PLEXTOR 128GB MLC
545MB/s 330MB/s 100000
82000
PX-128M6V PLEXTOR 128GB MLC 535MB/s 170MB/s 81000 42000
SSDSC2BW120A401 Intel 120GB MLC 540MB/s 480MB/s 24000 80000
TS128GSSD370S Transcend 128GB MLC 570MB/s 170MB/s 70000 40000
ASX900S3-128GM-C ADATA 128GB MLC 550MB/s 530MB/s 20000 80000
MZ-7TE120B/IT Samsung 120GB TLC 540MB/s 520MB/s 94000 36000
MZ-7KE128B/IT Samsung 128GB
TLC 550MB/s 470MB/s 100000
90000
MZ-750120B/IT Samsung 120GB TLC 540MB/s 520MB/s 94000 88000
SDSSDHII-120G-J25 SanDisk 120GB TLC 550MB/s 500MB/s 81000 80000

 

240GB-256GBのSSDスペック比較

128GBだけじゃちょっと残り容量が心もとないなぁ…って人が買い求める人が多いのがここらへん。ノートパソコンのHDDとのリプレースやデスクトップのシステムドライブとしてオススメ。

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
CT256MX100SSD1 Crucial 256GB MLC 550MB/s 330MB/s 85000 70000
CT250MX200SSD1 Crucial 250GB MLC 555MB/s 500MB/s 100000 87000
CT275MX300SSD1 Crucial 275GB TLC 530MB/s 500MB/s 55000 83000
CT250BX100SSD1 Crucial 250GB MLC 535MB/s 370MB/s 87000 70000
CT240BX200SSD1 Crucial 240GB TLC 540MB/s 490MB/s 66000 78000
CSSD-S6T256NHG6Q CFD(東芝) 256GB MLC
530MB/s 490MB/s 96000 67000
CSSD-S6T240NRG4Q CFD(東芝) 240GB TLC 550MB/s 490MB/s 88000 65000
PX-256M6S PLEXTOR 256GB MLC
530MB/s 420MB/s 90000 80000
PX-256M6Pro PLEXTOR 256GB MLC
545MB/s 490MB/s 100000
88000
PX-256M6V PLEXTOR 256GB MLC 535MB/s 335MB/s 83000 80000
SSDSC2BW240A401 Intel 240GB MLC
540MB/s 490MB/s 41000 80000
TS256GSSD370S Transcend 256GB MLC 570MB/s 310MB/s 75000 75000
ASX900S3-256GM-C ADATA 256GB MLC 560MB/s 540MB/s 39000 90000
MZ-7TE250B/IT Samsung 250GB TLC 540MB/s 520MB/s 97000 70000
MZ-7KE256B/IT Samsung 256GB TLC 550MB/s 520MB/s 100000
90000
MZ-750250B/IT Samsung 250GB TLC 540MB/s 520MB/s 97000 88000
SDSSDXPS-240G-J25 SanDisk 240GB MLC 550MB/s 520MB/s 100000 90000
SDSSDHII-240G-J25 SanDisk 250GB TLC 550MB/s 500MB/s 91000 83000

480GB-525GBのSSDスペック比較

謳い文句でよくある「シーケンシャルリードは最大◯◯MB/s」とか「ランダムリードは最大◯◯IOPS」というのは大体この容量帯のモデルのことを指します。最高スペックを求めるリッチな人に。

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
CT512MX100SSD1 Crucial 512GB MLC 550MB/s 500MB/s 90000 85000
CT500MX200SSD1 Crucial 500GB MLC 555MB/s 500MB/s 100000 87000
CT525MX300SSD1 Crucial 525GB TLC 530MB/s 510MB/s 92000 83000
CT500BX100SSD1 Crucial 500GB MLC 535MB/s 450MB/s 90000 70000
CT480BX200SSD1 Crucial 480GB TLC 540MB/s 490MB/s 66000 78000
CSSD-S6T512NHG6Q CFD(東芝) 512GB MLC
530MB/s 500MB/s 97000 67000
CSSD-S6T480NRG4Q CFD(東芝) 480GB TLC 550MB/s 520MB/s 86000 85000
PX-512M6S PLEXTOR 512GB MLC
520MB/s 440MB/s 94000 80000
PX-512M6Pro PLEXTOR 512GB MLC
545MB/s 490MB/s 100000
88000
PX-512M6V PLEXTOR 512GB MLC 535MB/s 455MB/s 83000 80000
SSDSC2BW480A4K5 Intel 480GB MLC
540MB/s 490MB/s 48000 80000
TS512GSSD370S Transcend 512GB MLC 570MB/s 470MB/s 75000 75000
ASX900S3-512GM-C ADATA 512GB MLC 560MB/s 540MB/s 55000 47000
MZ-7TE500B/IT Samsung 500GB TLC 540MB/s 520MB/s
98000 90000
MZ-7KE512B/IT Samsung 512GB TLC 550MB/s 520MB/s 100000
90000
MZ-750500B/IT Samsung 500GB TLC 540MB/s 520MB/s 98000 88000
SDSSDXPS-480G-J25 SanDisk 480GB MLC 550MB/s 515MB/s 100000 90000
SDSSDHII-480G-J25 SanDisk 480GB TLC 550MB/s 500MB/s 98000 83000

960GB-1TBのSSDスペック比較

ここまで来るとSSDだけで安いノートパソコンやタブレット端末が購入できるレベルの値段になります。用途としてはノートパソコンやデスクトップの大容量ストレージとしてはもちろんですが、PS4やPS3の換装用のSSDとして人気を博しているのがこの1TB級のSSDです。

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
CT1000BX100SSD1 Crucial 1TB MLC 535MB/s 450MB/s 90000 70000
CT960BX200SSD1 Crucial 960GB TLC 540MB/s 490MB/s 66000 78000
CT1000MX200SSD1 Crucial 1TB MLC 555MB/s 500MB/s 100000 87000
CT1050MX300SSD1 Crucial 1TB TLC 530MB/s 510MB/s 92000 83000
CSSD-S6T960NRG4Q CFD(東芝) 960GB TLC 550MB/s 520MB/s 86000 85000
TS1TSSD370S Transcend 1TB MLC 570MB/s 470MB/s 75000 75000
MZ-7TE1T0B/IT Samsung 1TB
TLC 540MB/s 520MB/s
98000 90000
MZ-7KE1T0B/IT Samsung 1TB
TLC 550MB/s 520MB/s
100000
90000
SDSSDXPS-960G-J25 SanDisk 960GB MLC 550MB/s 515MB/s 100000 90000
SDSSDHII-960G-J25 SanDisk 960GB TLC 550MB/s 500MB/s 99000 83000

 

2TBのSSDスペック比較

製品名 メーカー 容量 NAND 読込 書込 ランダムリード ランダムライト
CT2050MX300SSD1 Crucial 2TB TLC 530MB/s 510MB/s 92000 83000
MZ-7KE2T0B/IT Samsung 2TB TLC 550MB/s 520MB/s 100000 90000
MZ-75E2T0B/IT Samsung 2TB TLC 540MB/s 520MB/s 99000 90000

 

 

 

以上。SSDの購入時の参考になれば幸いです。

シー・エフ・デー販売 TOSHIBA製SSD採用 2.5inch 内蔵型 SATA6Gbps 512GB CSSD-S6T512NHG6Q



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公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。 管理人の誕生日は8月18日ですが、プレゼントはいつでもお待ちしております。Amazon ほしいものリスト2016

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コメント

  1. サムスン より:

    サムスンのSSDは TLCじゃないだろう 3D V-NAND

  2. ボン より:

    SDSSDXPS-480G-J25はTLCではなくMLCでした。間違っています。
    おそらくここに載っている他のsandisk製品もMLCです

    • 公安9課 Daisuke Aramaki より:

      SDSSDXPS-480G-J25はここのリストには無いんですけど?
      ついでなので追加しておきますね^^

      • ボン より:

        ゴメンなさい、SDSSDXPS-480G-J25とSDSSDHII-480G-J25が別物だと気づいてませんでした。掲載情報は正しいです、お手数かけました(。-_-。)

  3. な。 より:

    これ、赤字の優秀項目だけじゃなくて、青字とかで微妙な性能の項目も強調して欲しいなぁ
    赤がいっぱいで凄そう!とかでADATAのASX900S3-256GM-Cとか選んじゃうと、
    ランダム遅くて泣きを見そう
    一般用途で重要なのは4Kとかランダムの数値だしね

    あとはSSDは長期保存には使えないってことも周知して欲しいなぁ
    MLCで無通電でも10年はデータは揮発しないって言われてるけど、
    最近2年程度でもデータ飛んだって話を聞いたし
    TLCは更に早くデータが揮発するとかなんとか…

  4. かっぱくん より:

    主さんナイスです。非常にわかりやすく参考になる記事です。
    密林派なのでリンクも超助かります。

    内容チェック(粗探し?)してる方々も乙です。

  5. SSDに置き換え中 より:

    プレクのM6VはMLCだな

  6. ぐぐる先生できました より:

    SATA方式以外のSSDについて知りたくて来たのに残念です。
    来年にはNVM Express方式のも取り扱われていることに期待します。

コメント

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