ドコモ/au/ソフトバンク、UQモバイル、他社格安SIMからワイモバイルに乗り換えのベストタイミングを解説。
ワイモバイルの料金は日割り計算、データ容量は日割りされない
ワイモバイルを契約した当月の月額料金は日割り計算になります。
月間データや無料通話回数については日割り計算されないので、月の途中で契約しても大丈夫です。
たとえばスマホベーシックプランSを10月15日に契約した場合は、月額基本料金は日割り計算、月間データ容量は月3GBを丸々利用OK、国内通話も1回10分以内の通話なら無料です。
ドコモ/au/ソフトバンクは更新月/契約更新月に乗り換えるのがベスト!
ドコモ/au/ソフトバンクは更新月/更新契約月に乗り換えるのがベスト
ドコモ/au/ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるときのベストタイミングは契約更新月です。更新契約月は3ヶ月間設けられているので、その間に乗り換えるのが一番です。
契約更新月とは、契約期間が定められている料金プランを他の料金プランに変更するときや、解約をした際にかかる契約解除料が発生しない期間のことです。
ドコモもauもソフトバンクも、
- 2年間継続利用することを条件に料金プランから一定額を割引します=2年縛り
- 2年縛りの途中で解約すると契約解除料を請求します
- 2年縛りが終了する当月=契約24ヶ月目と、25ヶ月目、26ヶ月目の3ヶ月間であれば、料金プランを変更したり解約・MNP転出しても契約解除料は請求しません
となっています。
ドコモとauからワイモバイルに乗り換えは、月末日の7日前までに申し込むことをオススメ
ワイモバイルを契約した月の月額料金は日割り計算されるので、月末に乗り換えるのがお得であるというのが一般的な意見ですが、私は月末日の7日前に申し込むことをオススメします。
月末ギリギリに申し込むと、本人確認書類のミスとかで引っかかってしまうと審査がストップして余計に時間がかかってしまい、月末乗り換えが間に合わなくなる可能性があります。
更新月最終月+月末ギリギリだと、手元にワイモバイルの音声通話SIMが届くのが来月になる=回線切替が来月になってしまい、乗り換え元で契約解除料が発生する可能性もあります。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えは要注意。締日が3タイプあります。締日7日前までに申し込むことをオススメ
本当に意味が分からないのですが、ソフトバンクには請求締日が3タイプあります。
どのタイプであっても、請求締日の7日前までに乗り換えをオススメします。
請求締め日 | ご利用期間 (1ヵ月) | 支払い期限 |
---|---|---|
10日 | 前月11日 ~ 当月10日 | 翌月6日 |
20日 | 前月21日 ~ 当月20日 | 翌月16日 |
末日 | 当月1日 ~ 当月末日 | 翌月26日 |
契約更新月の最終月のギリギリに乗り換えるのは絶対に止めるべき
契約更新月に乗り換えれば契約解除料はかかりません。
しかし、契約更新月の最後の月=3ヶ月目の月末のギリギリになって、他社からワイモバイルに乗り換えてくるのは絶対に止めるべきです。
ワイモバイルへの回線切替が契約更新月までに間に合わなくて、その翌月(2年縛りスタート)になったら、契約解除料が発生します。
たとえば、あなたはドコモからワイモバイルに乗り換えを決めていて、
- 1月
- 2月
- 3月
の3ヶ月間が契約更新月で、4月からはまた2年縛りがスタートするとしましょう。
「ドコモからワイモバイルに乗り換えよう乗り換えよう…」と思っていたらついに3月30日になってしまいました。月末ギリギリです。
3月30日に重い腰を上げてドコモでMNP予約番号を発行して、ドコモからワイモバイルに乗り換えて申し込みました。
ワイモバイルは17時までの申し込みは翌日発送、最短翌々日着なので、3月31日に発送されて4月1日にワイモバイルのSIMが手元に届きました。
到着してからすぐにワイモバイルに回線を切り替えました。ワイモバイルに回線を切り替えた時点でドコモは自動で解約されます。
ですが…
- ドコモが解約されるのは4月1日である
- 1月2月3月が契約更新月
- 4月は契約更新月ではない
- 4月はドコモの2年縛りがまたスタートしている
4月はドコモの2年縛りがまたスタートしているので、ドコモで契約解除料が発生します。
契約している料金プランにもよりますが1000円~9500円の契約解除料が発生します。
なので、更新契約月の最終月の月末間際に乗り換えるのは絶対に止めるべきです。もっと早く申し込みましょう。
乗り換えた月のドコモ/au/ソフトバンクの月額料金は日割りされずに満額請求
ドコモ/au/ソフトバンクを解約したり他社に乗り換えた当月の月額料金は、日割りされずに満額請求されます。
ドコモ/auソフトバンクからワイモバイルに9月1日に乗り換えても、9月15日に乗り換えても、9月25日に乗り換えても、月額料金は満額請求されます。安くするためのテクニックはありません。
ドコモ/au/ソフトバンクは契約更新月以外の乗り換えは契約解除料1000円~9500円発生
ドコモ/au/ソフトバンクは、契約更新月以外に解約したり他社に乗り換えると1000円~9500円の契約解除料が発生します。
同じプランでもいつ契約したかによって、契約解除料が1000円か9500円か異なります。
たとえばドコモの料金プランの「ギガホ」は、
- 2019年9月30日までに契約した人 : 契約解除料9500円
- 2019年10月1日以降に契約した人 : 契約解除料1000円
となっています。内容や条件は全く同じなんですが、契約した日によってこれだけ差があります。
これはなぜかというと、「解約時にかかる違約金を1000円にしろ」と総務省が言って、ドコモ/au/ソフトバンクなどがそれに従ったからです。
ドコモ/au/ソフトバンクの契約更新月の定義
ドコモの契約更新月の定義
- 定期契約満了月の当月、翌月、翌々月の3ヶ月間
- 24ヶ月目、25ヶ月目、26ヶ月目のこと
auの契約更新月の定義
- 24ヶ月目、25ヶ月目、26ヶ月目のこと
ソフトバンクの契約更新月の定義
- 契約期間満了月の当月、翌月、翌々月の3ヶ月間
- 24ヶ月目、25ヶ月目、26ヶ月目のこと
UQモバイルはプランによっては2年縛りや契約解除料無し!いつでも乗り換えOK
UQモバイルからワイモバイルに乗り換えるときのベストタイミングは、契約している料金プランによります。
音声通話付きプランは2020年11月時点では、契約期間の定め無し・契約解除料なしの「スマホプラン」が提供されています。
スマホプラン
スマホプランは契約期間の定めが無く、契約解除料もかかりません。
スマホプランを契約している人は、いつでもUQモバイルからワイモバイルに気軽に乗り換えられます。縛りもないですし契約解除料も発生しません。
おしゃべりプラン・ぴったりプラン
おしゃべりプラン・ぴったりプランの契約期間は2年間です。
おしゃべりプラン・ぴったりプランは2019年9月30日まで提供されていました。今は申し込めません。
契約期間は課金開始日を含む月を1ヶ月目として、25ヵ月間を契約期間とします。25ヶ月目を契約満了月、26ヶ月目を更新月と定義しています。
UQモバイルからワイモバイルに乗り換えるのは、更新月=26ヶ月目に乗り換えるのが一番です。
更新月以外に解約・乗り換えすると契約解除料9500円がかかるので注意してください。
おしゃべりプラン・ぴったりプランからスマホプランに変更すれば契約解除料がかからなくなる
おしゃべりプラン・ぴったりプランを契約していて、新規加入から25ヶ月目以降の人は、契約解除料なしでいつでもスマホプランへの変更が可能です。
スマホプランに変更すれば契約期間の定めもなく、契約解除料もないので、いつでもタダで他社に乗り換えることができるようになります。
データ高速+音声通話プラン、データ無制限+音声通話プラン
データ高速+音声通話プランとデータ無制限+音声通話プランは、12ヶ月間(365日)の最低利用期間があります。
最低利用期間内に解約・乗り換えした場合は契約解除料9500円が発生します。12ヶ月経過後は契約解除料はかかりません。