LINEモバイルからahamo(アハモ)に乗り換え時の手順やポイントまとめ。
LINEモバイルからahamo(アハモ)に乗り換え手順やポイントを最初にまとめ
機種そのままで乗り換えるときは、SIMのみ契約すればOKです
- LINEモバイルからahamoに乗り換える
- LINEモバイルで購入したAndroidスマホやiPhoneはそのまま使いたい
というときは、ahamoでSIMカードのみを「他社から乗り換え」で契約すればOKです。
ahamoでは、SIMカードのみを新規契約またはMNP転入で契約することができます。
SIMカードのみを「他社から乗り換え」で契約して、SIMロックを解除した手持ちのAndroidスマホやiPhoneに入れればOKです。
2021年9月8日からは、ahamoでもeSIMサービスの提供が開始されました。新規契約またはMNP転入で契約できます。
「これは新規契約?他社から乗り換え(MNP転入)?」まとめ
「新規契約」と「他社から乗り換え(MNP転入)」の違いは、「今使っている携帯電話番号を引き継ぐかどうか」です。
新規契約で契約すると、ahamoで携帯電話番号が発行されます。ahamoではその電話番号を使って電話やSMS送受信を行います。
これは「他社から乗り換え」です
「ahamoを契約したい。LINEモバイルの携帯電話番号はahamoに乗り換えても使いたい!この番号をずっと使い続ける!」という人は、LINEモバイルでMNP予約番号を発行してahamoを「他社から乗り換え」で契約してください。
LINEモバイルで使っている携帯電話番号がahamoに引き継がれて、ahamoでもLINEモバイルの携帯電話番号を使って音声通話やSMS送受信ができます。
「他社から乗り換え」で契約するときは、ahamoを申し込む前に絶対にLINEモバイルを解約しないでください。MNP予約番号を発行した後にLINEモバイルを解約しないでください。
これは「新規契約」です
「ahamoを契約したい。LINEモバイルの携帯電話番号は使えなくなってもいい」という人は、LINEモバイルを解約して、ahamoを「新規契約」で契約してください。
「ahamoをサブ回線として新しく契約したい」という人は、ahamoを「新規契約」で契約してください。
「ドコモのスマホが余ってるからahamoのSIMカードを入れて2台目として使いたい」という人は、ahamoを「新規契約」で契約してください。
SIMカードのみ契約+LINEモバイルで購入したAndroidスマホやiPhoneを使い続ける
- LINEモバイルからahamoに乗り換える
- SIMカードのみ契約する
- LINEモバイルで購入したAndroidスマホやiPhoneは、ahamoに乗り換えてからも使い続ける
ときの手順は以下の通り。
手順
- dアカウントの発行、dポイントクラブへの入会、オンライン発行dポイントカード利用者登録を行う
- 使いたいスマホがahamoで動作確認されていることを確認する
- LINEモバイルでMNP予約番号を発行する
- ahamo公式サイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
- 契約形態の選択画面では、「docomo・irumoを契約していない方」の【SIMのみを購入】を選択する
- 「MNPか新規契約で契約されるかを選択してください」では【他社からの乗り換え(MNP)】を選択する
- 後は画面の指示に従ってSIMカードの契約を完了させる
- 数日後SIMカードが手元に届く
- ahamo側でMNP開通手続きを行う
- ahamoのSIMカードをスマホに入れて電源をオン
- APN設定をする(iPhoneは不要、Androidスマホは必要)
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
- Wi-Fiをオフにして、ブラウザアプリでWebサイトが見れること、電話ができることを確認して利用開始
SIMカードのみ契約+SIMフリー版AndroidスマホやiPhoneを使う
- au/UQモバイル/povo、ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMO、楽天モバイル、格安SIMからahamoに乗り換える
- SIMカードのみ契約する
- SIMフリー版AndroidスマホやiPhoneに、今契約しているキャリア・サブブランド・格安SIMのSIMカードを入れて使っていて、そのスマホをahamoでも使い続けたい
- ahamoに乗り換えるついでに、自分で用意した新しいSIMフリー版AndroidスマホやiPhoneを使いたい
ときの手順は以下の通り。
手順
- dアカウントの発行、dポイントクラブへの入会、オンライン発行dポイントカード利用者登録を行う
- ahamoで動作確認されているSIMフリーのAndroidスマホやiPhoneを用意する
- 今契約している携帯電話会社・格安SIMで、MNP予約番号を発行しておく
- 本人確認書類、契約者本人名義のクレジットカードまたは銀行口座情報を用意する
- ahamo公式サイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
- 契約形態の選択画面では、「docomo・irumoを契約していない方」の【SIMのみを購入】を選択する
- 「MNPか新規契約で契約されるかを選択してください」では【他社からの乗り換え(MNP)】を選択する
- データ通信量、かけ放題オプションの有無を選択して【次へ】を選択する
- 「dアカウントの作成」画面では、【持っているdアカウントで申し込む】を選択する
- 後は画面の指示に従ってSIMカードの契約を完了させる
- 数日後SIMカードが手元に届く
- 新スマホを使う人は、新スマホの初期設定、古いスマホから新しいスマホにデータを移行して、新スマホを使える状態にする
- ahamo側でMNP開通手続きを行う
- AndroidスマホやiPhoneにahamoのSIMカードを入れる
- 【iPhoneのみ】iPhone内に他社APN構成プロファイルがあるなら削除する(ahamoが繋がらないトラブルでよくある原因の上位)
- 【Androidスマホのみ】APN設定する(iPhoneは不要)
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
- Wi-Fiをオフにして、ブラウザアプリでWebサイトが見れること、電話ができることを確認して利用開始
eSIMのみ契約+eSIM対応AndroidスマホやiPhoneを使う
- au/UQモバイル/povo、ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMO、楽天モバイル、格安SIMからahamoに乗り換える
- eSIMのみ契約する
- eSIM対応AndroidスマホやiPhoneを自分で用意する
ときの手順は以下の通り。
eSIMは申し込みの途中で本人確認書類と顔の画像を送信する必要があるので、スマホからの申し込みを推奨します。
手順
- dアカウントの発行、dポイントクラブへの入会、オンライン発行dポイントカード利用者登録を行う
- SIMフリー版またはSIMロック解除済みの、eSIMに対応しているiPhoneを用意する
- 今契約している携帯電話会社で、MNP予約番号を発行しておく
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレスなどの契約に必要なものを揃える
- 契約形態の選択画面では、「docomo・irumoを契約していない方」の【eSIMのみを購入】を選択する
- 「MNPか新規契約で契約されるかを選択してください」では【他社からの乗り換え(MNP)】を選択する
- データ通信量、かけ放題オプションの有無を選択して【次へ】を選択する
- 「dアカウントの作成」画面では、【持っているdアカウントで申し込む】を選択する
- スマホまたはPCのカメラで本人確認書類の撮影と顔の画像を送信する(eKYCによる本人確認)
- 画像の送信が完了したら、開かれたウィンドウを閉じて「次へ」を選択する
- iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」の真ん中らへんにある、32桁の数字の「EID」をコピーする
- 契約者情報の入力欄の次にある「SIM情報の入力」で32桁のEIDをペーストする
- あとは画面の指示に従ってeSIMの契約を完了させると、申し込み受付完了メールが届く
- 「eSIM利用開始手続きのご案内」というメールが届くと、eSIMでの各種手続きができるようになる
- ahamoで回線切替手続きを完了させる
- eSIMを利用するAndroidスマホやiPhoneをWi-Fiに接続する
- ahamoのeSIMプロファイルをAndroidスマホやiPhoneにインストールする
- 【iPhoneのみ】iPhone内に他社APN構成プロファイルがあるなら削除する(ahamoが繋がらないトラブルでよくある原因の上位)
- 【Androidスマホのみ】APN設定する(iPhoneは不要)
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
- ahamoの利用開始
eSIMの開通手順は、eSIMの開通手順 | 申し込みの流れ | ahamoが参考になります。
LINEモバイルからahamoに乗り換えるときの流れ(SIMのみ契約時)
- LINEモバイルからahamoに乗り換える
- SIMのみ契約する
- LINEモバイルで購入したスマホをahamoでも使い続ける
ときの手順は以下の通り。
【手順①】dアカウントの発行、dポイントクラブへの入会、オンライン発行dポイントカード利用者登録を行う
ahamoを契約する際には、dアカウントの発行、dポイントクラブへの入会、オンライン発行dポイントカード番号の登録が必要になります。
どれも必要になるのでしっかり用意してください。
①dアカウントを発行する(発行必須)
ahamoを利用する際にはdアカウントが必要になります。dアカウントを持っていない人は事前に取得するとスムーズにahamoを申し込めます。
dアカウントとは、スマートフォン、タブレット、パソコンなどでdアカウント対応のサービスやdポイントを利用するときに必要なお客様IDです、
ドコモの契約の有無にかかわらず、誰でも無料で取得できます。dアカウントの作成はdアカウントから。特に難しい操作を求められることはないのでご安心ください。
②新たにdアカウントを取得すると「dポイントクラブ」にも自動入会
新たにdアカウントを取得すると、dポイントクラブにも自動で入会されます。
dポイントクラブに関しては、【dポイントクラブ】dポイントクラブとは - ご利用ガイドをご覧ください。おそらく自動でdアカウントの取得時にポイントクラブに入会しているはずです。
③「オンライン発行dポイントカード番号」を登録する
ahamoを契約する場合は、dアカウントの発行とdポイントクラブの入会に加えて、必ず「オンライン発行dポイントカード番号」の登録が必要です。
dポイントクラブ会員情報をすでに登録している場合、ahamoに申し込んだ際にdポイントクラブ会員情報がahamo契約回線の利用者情報に更新されます。
簡単な流れ
- dポイント利用者情報登録|NTTドコモにアクセス
- 「登録する」を選択
- 「オンライン発行dポイントカード番号」を選択
- 必要な情報を入力
- 入力内容を確認
- dポイント利用者情報登録/オンライン発行dポイントカード番号の発行が完了
【手順②】使いたいLINEモバイルのスマホがドコモの周波数帯に対応しているか、SIMサイズの確認
ahamoで使いたいLINEモバイルで購入したAndroidスマホやiPhoneがahamoで動作確認されているかを確認してください。
LINEモバイルは最初にドコモ回線を使用してサービスの提供を開始したので、LINEモバイルで取り扱っていたスマホは絶対にドコモ回線に対応しています。
ahamoで提供されているSIMカードのサイズはnanoSIMのみです。ahamoでの正式名称は「ahamo UIMカード GD01」です。
【手順③】スマホのSIMロックを解除する(購入時期によりiPhoneのみSIMロックあり)
LINEモバイルで販売されたAndroidスマホは全てSIMフリーです。SIMロックを解除する必要はありません。
LINEモバイルで販売されたiPhoneは購入下敷きによってはSIMロックがかかっています。ahamoでも使う場合は、ahamoを契約する前にLINEモバイルでSIMロックの解除が絶対に必要です。
2020年4月6日以降にiPhoneを購入した場合はSIMロックが解除された状態になっています。
2020年4月5日以前にiPhoneを購入した場合は、SIMロックの解除が必要です。
【手順④】LINEモバイルでMNP予約番号を取得する
LINEモバイルからahamoに乗り換えるときは、LINEモバイル側でMNP予約番号の発行が必要になります。
ahamoをMNPで申し込むときは、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があります。MNP予約番号を取得したらすぐにahamoに申し込むようにしましょう。
マイページから申し込み後、当日から3日程度で発行されます。日数に幅があるので、申し込むときは気をつけてください。狙った日に申し込めない可能性があります。
LINEモバイルでMNP予約番号の発行方法は、LINEモバイルのマイページから行えます。電話や店舗などではMNP予約番号の発行はしていません。
【手順⑤】ahamoのSIMカードやeSIMを「他社からの乗り換え(MNP)」で申し込む
必要なものを用意してahamoをMNP転入で申し込みましょう。
ahamoをMNPで申し込むときは、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があります。MNP予約番号を取得したらすぐにahamoに申し込むようにしましょう。
docomoを契約していない方の「SIMカードで契約」か「eSIMで契約」を選択
LINEモバイルからahamoに乗り換えでSIMカードで契約するときは、「契約形態の選択」画面で、「docomo・irumoを契約していない方」の「SIMのみ購入」を選んで、「次へ」を選択してください。
eSIMで契約するときは、「docomo・irumoを契約していない方」の「eSIMで契約」を選んで、「次へ」を選択してください。
契約形態・オプションを選択
「契約形態・オプションの選択」の項目になるので、「他社からの乗り換え(MNP)」を選択してください。
後は画面の指示に従って手続きを進めていってください。
お客さま情報入力の開始画面でdアカウントにログインが必要なので、あらかじめdアカウントを取得しておきましょう。
MNP予約番号は申込時に入力
dアカウントにログインするとMNP予約番号の入力画面になり、MNP予約番号、MNP予約番号予約番号有効期限、MNPで引き継ぎ電話番号の入力を求められます。
この入力欄のすぐ下にある「MNP予約番号を取得されていない方」というのは、これはキャリア別にMNP予約番号の発行方法を案内するだけのものです。契約に必要な選択肢ではありません。
たとえばワイモバイルを選ぶと、ただワイモバイルのMNP予約番号の発行方法を案内してくれます。ただそれだけです。
【おまけ】eSIM契約時の「EID」の確認方法
eSIMを契約するときに、手続きの途中で途中でEIDの入力を求められます。
EIDは、iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」の真ん中らへんにあります。このEIDはコピーできるようになっています。コピーして貼り付ければOKです。
ahamo申し込みで必要なもの
- 本人確認書類
- クレジットカード
- 通帳やキャッシュカードなどの銀行口座の分かるもの
- MNP予約番号
- キャリアメールアドレス以外の連絡用メールアドレス
- カメラ付きスマホ(eKYC用)
ahamo(アハモ)のSIMカードが手元に届いてからの手順
【手順①】新スマホの初期設定、データ移行を行う(乗り換えと同時に新スマホを使うとき)
ahamoを契約するついでに、自分で用意した新しいスマホを使うときは、新スマホの初期設定やデータ移行を行ってください。
ahamoの開通前に新スマホの初期設定やデータ移行をやっておけば、開通後に新スマホにahamoのSIMカードを入れればすぐにahamo回線が利用できるようになります。
のんびり作業したい人は、ahamoの開通後に新スマホにahamoのSIMカードを入れて、新スマホの初期設定・データ移行を行いましょう。
SIMカードを入れていなくても新スマホのセットアップやデータ移行はできます。大丈夫です。
iPhoneならクイックスタート機能を利用すれば簡単にデータ移行できますし、Androidスマホもデータ移行が簡単になっています。メーカーによっては写真・動画・アプリや各種設定などまるごと新スマホにデータ移行してくれるものもあります。
【手順②】ahamoで開通手続きをする(午前9時から午後9時まで)
今の携帯電話会社からahamoに回線を切り替えるために、ahamo側で開通手続きをする必要があります。
他社から乗り換え時は電話での開通手続きができないので、WEBサイトから開通手続きしてください。
この開通手続きをした瞬間に携帯電話会社との契約が自動解約され、ahamoの利用・課金が開始します。
たとえばauからahamoに乗り換えるときの回線切替手続きの流れには以下のようになります。
- ahamoのWEBサイトで開通手続きをする
- auのSIMカードを挿しているスマホの電波表示が圏外になる
- 回線がauからahamoに切り替わり、ahamoが開通する
- auとの契約が自動解約される
他社から乗り換えの場合は、午前9時から午後9時まで
他社から乗り換えでahamoを契約している場合は、事業者間でシステムを連携する都合上、開通手続きの受付時間は午前9時から午後9時までとなります。
受付時間外での手続きの場合はエラーとなるのでご注意ください。
24時間受け付けているのは機種変更・新規契約したときだけです。
ahamoは毎週火曜日の22時から翌日8時30分時まで定期メンテナンスを実施
毎週火曜日の22時から翌日8時30分までは定期メンテナンスを実施しているため、新規契約・乗り換え・プラン変更の手続きができなくなります。
Webでの開通手続き
WEBでの開通手続き
- ahamoの手続きサイトまたはahamoアプリを起動してログインページを開く
- 「受付番号でログイン」を選択
- 「受付番号」「連絡先電話番号」「暗証番号」を入力してログイン
- 商品が出荷されると「切り替え(開通)」手続きのボタンが表示される
- 開通情報を確認して、問題がなければ「開通する」ボタンをクリックする
- 開通処理完了画面が表示されたら完了
「受付番号でログイン」を選択
受付番号、連絡先電話番号、ネットワーク暗証番号を入力してログイン
【手順③】スマホにahamoのSIMカードを入れる/eSIMプロファイルを設定する
スマホにahamoのSIMカードを入れる
回線切替手続きをすると、今契約している携帯電話会社のSIMカードを挿しているスマホの電波が圏外表示になっているはずです。
AndroidスマホやiPhoneから他社SIMカードを取り出して、ahamoのSIMカードを入れてください。
SIMカードの入れ替え方が分からない場合は、YouTubeで「SIMカード 入れ替え」などで検索するといっぱい動画が出てくるので、それを見て参考にしてください。
スマホにahamoのSIMカードを入れて起動したら、いったんスマホを再起動させてください。
iPhoneの場合
ahamoのSIMカードをiPhoneに入れて起動すると、iPhoneのアクティベーション(Apple IDやパスワード入力)を求められることがあります。
画面の指示に従ってApple IDとパスワードを入力しましょう。
Androidスマホの場合
ソフトバンクやワイモバイルなどで購入したAndroidスマホにahamoのSIMカードを入れて起動すると、「ロック解除PIN」とか「SIMロックの解除コード」を求められることがあります。求められたら画面の指示に従い操作・設定すると、スマホ側のSIMロック解除が完了します。
auやUQモバイルで購入したAndroidスマホは、ahamoのSIMカードを入れた後に「利用設定(スマホの設定メニュー操作)」が必要です。利用設定をするとスマホ側のSIMロック解除手が完了します。
スマホが1台しかない、パソコンもない人はメールが見れないので注意してください。メモしときましょう。
eSIMプロファイルを設定する
eSIM契約時は、スマホに「eSIMプロファイル」のダウンロードおよび設定が必要です。
iPhoneのeSIM設定方法は、①これからiPhoneの初期設定を行う人、②すでにiPhoneの初期設定を行った人、③手動でプロファイルのダウンロードをする人、の3つの設定方法があります。
どの設定方法でも、iPhone1台だけあればeSIMの設定が完結するのでとても簡単です。操作で迷うことはありません。
AndroidスマホのeSIM設定方法は、「QRコード読み取り」のみです。iPhoneと比べると設定の手順が少し多いですが、こちらも一度設定すれば誰でもできるようになる簡単な設定です。
【手順④】スマホでAPN設定を行う(Androdスマホのみ、iPhoneにある他社APN構成プロファイルは削除)
SIMカードをスマホに入れたら、次はAPN設定が必要になります。
APN設定とは、簡単に言うとスマホがahamoの回線に接続できるようにするための設定のことです。
iPhoneの場合
iPhoneの場合はAPN設定が不要です。SIMカードをiPhoneに挿して開通手続きが完了すると、APN設定が自動で完了します。
iPhoneにUQモバイルやワイモバイルなどのahamo以外のAPN構成プロファイルがインストールされている場合は、あらかじめ削除しておいてください。
他社APN構成プロファイルがahamo(ドコモ回線)のデータ通信や音声通話を邪魔してしまいます。
Androidスマホの場合
Androidスマホは機種にもよりますが、
- ①SIMカードを入れるとAPN設定が自動で完了する機種
- ②SIMカードを入れてAPN設定画面でドコモ(ahamo)のAPNを設定すると完了する機種
- ③APN設定が完全に手動でAPN設定で手打ち入力が必要なもの
の3種類あります。SIMフリー版Androidスマホは①②が多く、不親切なキャリア版Androidスマホは③が多いです。
APN設定については以下を御覧ください。
名前 | 好きな名前を設定(ahamoなど) |
APN | spmode.ne.jp |
【手順⑤】発信テスト用番号へ電話をかけ、正常に利用できることを確認して利用開始
スマホにSIMカードを入れてAPN設定をしたら、発信テスト用番号(111/通話料無料)に電話をかけて、正常に利用できることを確認してください。
Wi-Fiをオフにして。モバイルデータ回線を使ってSafariやChromeなどのブラウザアプリでWebサイトが見れることを確認してください。
音声通話やデータ通信が問題なく利用できればahamoの開通手続きは完了です。
事前に確認してトラブル回避!ahamoが繋がらないときによくある原因
ahamoが繋がらないときによくあるのが、
- ahamoで回線切り替え手続き・開通手続きが完了していない
- ahamoの発信テスト用番号に発信していない
- ahamoのeSIMプロファイルをスマホにダウンロード・設定していない
- AndroidスマホでAPN設定をしていない
- iPhone内にある他社APN構成プロファイルを削除していない
- AndroidスマホやiPhoneのSIMロックを解除していない
- auやUQモバイルで購入したAndroidスマホの場合、「利用設定」が完了していない(スマホ側の操作)
- 機内モードが知らないうちにオンになっている
- データ通信が知らないうちにオフになっている
です。データ通信や音声通話ができないときはまずこれを確認してください。
LINEモバイルで買ったスマホはahamoでも使える?
ドコモで利用されている通信方式(LTE Bandなど)
ドコモで利用されている通信方式・周波数帯は、5Gはn78/n79、LTE BandはBand 1/3/19/21/28/42、W-CDMA BandはBand 1/6/19です。
通信方式・周波数帯の詳細は、総務省のサイト→各携帯電話事業者の通信方式と周波数帯についてで確認できます。
ドコモから販売されているAndroidスマホが必ず対応しているのはLTE Band 1/3/19
ドコモから発売されているスマホ(※ガラケー&らくらくスマホ除く)がすべて対応しているLTE周波数帯は、LTE Band 1/3/19になります。
つまり、スマホにahamo(ドコモ)のSIMを挿して使いたいなら、最低でもLTE Band 1/3/19の3つに対応していればいいことが分かります。
ドコモのLTE Band 19は「プラチナバンド」と呼ばれる重要なもの
ドコモのLTE Band 19は、プラチナバンドと呼ばれる重要なものです。
LTE Band 19は郊外や山間部を中心に展開しています。速度的には早いわけではないですが、周波数が低いので、建物内や山間部などで電波が回り込んで拾いやすくなります。
都市部から離れた場所でも快適に通信できるでしょう。もちろん、都市部に住んでいるからLTE Band 19はいらないというわけではないです。
自分が使いたいスマホがLTE Band 19に対応しているかどうかは、SIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧 | スマートフォン・携帯電話をご利用の方 | auを御覧ください。
LTE Band 21/28/42に対応していなくても特に問題ない
LTE Band 21/28/42に対応していないと利用時に圏外になったり繋がりにくいなどの問題が発生するのか?と言われたらそうではないです。安心してください。
ドコモから販売されているスマホでも、LTE Band 21/28/42に対応していないものがあります。大丈夫ですよ。
もしもLTE Band 21/28/42に対応していないせいで通信で問題が発生するなら、ドコモ側が「うちから出すスマホはLTE Band 21/28/42にも完璧に対応させろ」と言って対応させるはずです。
それをしていないということは、別にLTE Band 21/28/42に対応していなくても特に問題ないということです。
Androidスマホは絶対に使える
LINEモバイルは最初にドコモ回線を使用してサービスの提供を開始したので、LINEモバイルで販売されているスマホは絶対にドコモ回線に対応しています。
ただし、動作確認されていないAndroidスマホを使うときは自己責任になります。
iPhoneはahamoでも使える
LINEモバイルでは、
- iPhone SE(第1世代/第2世代)
- iPhone 6s
- iPhone 7
- iPhone X
- iPhone 8
を販売していましたが、SIMロックを解除すればahamoに乗り換えてもLINEモバイルで買ったiPhoneが使えます。
iPhone SE(第2世代)はeSIMに対応しています。
ahamo(アハモ)のメリットや特徴を解説
メリット
- ahamoは申し込みからサポートまでオンラインで受付するプラン
- 安心と信頼のドコモ回線を使用
- 月額2970円(機種代金別途)で月間データ容量20GB、20GB超過後は通信速度最大1Mbpsで通信できる
- 大盛りオプション契約で月100GBまで使える
- 5分以内の通話が無料、かけ放題オプションもあり
- 2年縛りや解約金は無い、各種事務手数料が無料
- dカードボーナスパケット特典
- 対象サービス契約でdポイント(期間・用途限定)が貰える「爆アゲセレクション」
- ahamoでSIMのみ契約しても、ドコモオンラインショップで機種変更手続きが可能
ahamoは申し込みからサポートまでオンラインで受付するプラン(有料で店舗でのサポートあり)
ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。オンラインから24時間受付できます。(サイトメンテナンス中などは受付出来ない場合があります)
ドコモショップなどでのサポートを希望する場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円)をご利用ください。
なお、申し込み時の端末操作は自分で行う形になります。また、端末初期設定およびデータ移行などは本サポートの範囲外となります。
端末初期設定およびデータ移行の補助を希望する人は「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途申し込みしてください。
※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。
安心と信頼のドコモ回線を使用
ahamoではドコモの高品質な回線を利用できます。ドコモとahamoの通信エリアは同じで、「ドコモだと通信できるけどahamoだと通信できないエリアがある」みたいなことは絶対にありません。
4Gネットワークだけでなく5Gネットワークにも対応しているので、高速・大容量のドコモの瞬速5Gをahamoでも体験できます。
月額2970円(機種代金別途)で月間データ容量20GB、超過後は最大1Mbpsで通信できる
ahamoは月額2970円(機種代金別途)で月間データ容量は20GBで、20GB超過後は通信速度最大1Mbpsで通信できます。もしも20GBを超えた場合は1GBを550円で追加できます。
追加料金不要で、海外91の国・地域でのパケット通信(海外ローミング)も20GBまで無料です。日本人の渡航先約95%のエリアをカバーしています。
海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなります。本速度制限は、利用可能データ量を追加購入しても日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されませんのでご注意ください。
当月の利用可能データ量を超えた場合、通信速度が送受信時最大1Mbpsとなります。国内同様、利用可能データ量の追加購入により速度制限は解除されます。ただし、海外データ通信利用月に大盛りオプションに加入している場合、当月末まで解除されないためご注意ください。
大盛りオプション契約で月100GBまで使える
データ容量80GBを1,980円で追加可能な「大盛りオプション」を組み合わせることで、テザリングでの利用を含めて毎月合計100GBが月額4950円で利用できます。100GB超過後は最大1Mbpsでデータ通信できます。
Wi-Fiスポットはあるけど回線がゴミなときに、100GBもあれば気にせずにWi-Fiをオフにしてahamoでデータ回線できます。外出先で空き時間にちょっとYouTubeで動画を見ても問題ないでしょう。
WiMAXやポケットWi-Fiを利用している人は解約してahamoで大盛りオプションを契約すれば節約することも可能です。
ahamo大盛り | 内訳 | ||
---|---|---|---|
ahamo | 大盛りオプション | ||
毎月の利用料金 | 4,950円 | 2,970円 | +1,980円 |
利用可能な データ容量 | 100GB | 20GB | +80GB |
容量超過時の 通信速度 | 1Mbps | 1Mbps | - |
データ容量追加 | 550円/GB | 550円/GB | - |
テザリング | ○ 100GB | ○ 20GB | ○ +80GB |
海外ローミング | ○ 20GBまで無料 | ○ 20GBまで無料※1 | - |
国内通話料金は5分以内無料、かけ放題オプションもあり
ahamoは国内通話料金は5分以内なら無料になります。5分かけ放題が料金に含まれていると思ってください。ちょっとした電話や店の予約であれば5分以内で終わるでしょう。
5分超過後は22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」や他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
家族や友達と長電話をするなら今ならLINEの通話を利用すればいいだけです。
5分じゃ足りないという人は、月額1100円でかけ放題オプションも用意されています。
2年縛りや解約金は無い、各種事務手数料が無料
ahamoは2年縛りや解約金はありません。途中で解約すると契約解除料が求められる、なんてことは絶対にありません。
また、
- 新規契約事務手数料
- 機種変更手数料
- MNP転出手数料
- SIMロック解除手数料
も無料です。気軽にahamoを試すことができます。
なお、解約した月や他社に転出した月は、その月の月額基本料金、通話料、オプション料金などの支払いは必要です。
口座振替でも申し込める
ahamoの料金支払い方法は、クレジットカードか口座振替が利用できます。
クレジットカードを持っていない人でもahamoを契約できますよ。
dカードボーナスパケット特典
ahamoの料金の支払いを「dカード」または「dカードGOLD」に設定すると、毎月のデータ容量が増量します。
- dカードの場合 : +1GB/月
- dカード GOLDの場合 : +5GB/月
- ahamoの電話番号を「dカード」もしくは「dカード GOLD」の利用中の携帯電話番号として登録しているお客さま。
- ahamoの料金の支払いを「dカード」もしくは「dカード GOLD」に設定しているお客さま。
(一括請求代表回線の支払い方法が「dカード」もしくは「dカード GOLD」でも対象)
爆アゲセレクション
ドコモやahamoを契約している人を対象に、人気の高い対象サービスの利用でサービス利用料金の最大20%のdポイント(期間・用途限定)を毎月還元する特典「爆アゲセレクション」の提供が2023年4月1日より開始されています。
Netflix, YouTube Premium, LeminoPremium,ディズニープラス、DAZN for docomoが対象です。たとえばNetflixベーシックを契約するとdポイントが90ポイント貰えます。
LINEモバイルからahamoに乗り換え時の注意点
契約解除料1100円が発生する
LINEモバイルを解約するときには、解約手数料として1100円かかります。
それ以外に発生する手数料はありませんが、解約や乗り換えた月の月額基本料金、通話料、オプション料金の支払いは必要です。
端末代金の分割支払は継続
LINEモバイルで分割払いでスマホを購入していて、その支払が終わっていない場合は、LINEモバイルからahamoに乗り換えても支払いは継続します。
2020年8月26までに申し込み、請求元がLINEモバイルの場合は請求元がLINEモバイルの場合は、マイページから残金一括払いの手続きを行えばその時点で決済されます。
2020年8月26日以降に申し込み、請求元がクレジットカード会社の場合は、分割払いの支払期間中にMNP転出や解約した場合でも、分割払いのお支払いは、完了するまでクレジットカード会社から請求があります。
購入時に登録したクレジットカード会社にお問い合わせください。
月の途中で解約しても日割り計算はされません
LINEモバイルを月の途中で解約する場合、利用料金は日割りになりません。MNP転出時もこれは同じです。
月の途中で解約手続きを行っても、解約日は末日付けとなります。
解約後SIMカードの返却が必要です
LINEモバイルからahamoに乗り換えた後(解約後)は、SIMカードを送料自己負担でLINEモバイルに返却する必要があります。
ハガキにSIMカードをセロハンテープで貼り付けて送ればいいだけですよ。
ご解約手続き後に、SIMカードを送料自己負担でご返却いただく必要があります。
下記の住所宛までご送付ください。▼SIMカード返送先
〒272-0001
千葉県市川市二俣678-55
ESR市川ディストリビューションセンター3F 南棟
LINEモバイル株式会社 返却窓口【注意事項】
※必ずご解約手続きを行った後にご返却ください。SIMカードの返却だけでは解約となりませんのでご注意ください。
※SDカードやSIMトレー、スマホ本体など、SIMカード以外を誤って同封しないようにご注意ください。万が一同封されても返送できません。