UQモバイルとワイモバイルの違い、UQモバイルのくりこしプランとワイモバイルのシンプルプラン(シンプルS/M/L)の比較も。
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- ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線が選べる
- SIMカード/eSIMどちらも契約可能
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ワイモバイルとUQモバイルを料金プラン・割引サービスで比較
UQモバイルとワイモバイルの料金プランを比較(割引なし)
UQモバイルとワイモバイルで、1人で1回線しか契約しないなど、各種割引サービスが利用できない場合の料金の比較は以下の通り。
ワイモバイル | UQモバイル | |
プランS (月3GB) | 月額2178円 シンプルS | 月額1628円 くりこしプランS+5G |
プランM (月15GB) | 月額3278円 シンプルM | 月額2728円 くりこしプランM+5G |
プランL (月25GB) | 月額4158円 シンプルL | 月額3828円 くりこしプランL+5G |
比較した結果、1人で利用するならUQモバイルのほうが安いです。
UQモバイルとワイモバイルの料金プランを比較(割引あり)
UQモバイルで「自宅セット割」、ワイモバイルで「家族割引サービス」か「おうち割」が利用できる場合の料金の比較は以下の通り。
ワイモバイル | UQモバイル | |
プランS (月3GB) | 月額990円 シンプルS | 月額990円 くりこしプランS+5G |
プランM (月15GB) | 月額2090円 シンプルM | 月額2090円 くりこしプランM+5G |
プランL (月25GB) | 月額2970円 シンプルL | 月額2970円 くりこしプランL+5G |
実はワイモバイルもUQモバイルも割引後の料金は同じです。
ワイモバイルの家族割引サービスはでんきサービスや回線契約不要で利用できる
UQモバイルの自宅セット割が利用できるのは、auでんきやauのインターネットサービスを契約している人だけなので、意外と条件を満たすためのハードルが高いです。
一方でワイモバイルの家族割引サービスは、でんきサービスや回線不要で、1人や家族で複数回線契約していれば利用できるので良心的なんです。
家族割引サービス
UQモバイル | ワイモバイル |
なし | あり |
UQモバイルには家族割引サービスがありませんが、ワイモバイルには家族割引サービスがあります。
ワイモバイルの家族割引サービス
ワイモバイルを家族で複数回線契約すると、2回線目以降は毎月1188円の割引が適用されます。(最大9回線まで割引が適用)
割引は同居の家族だけでなく、遠くの親戚や同居している恋人やパートナーでも対象になります。
割引が適用されることにより、シンプルSだと月額990円から利用可能です。なお、家族割引サービスと固定回線セット割の併用はできません。
他にも、SoftBank光やSoftBank Airとワイモバイルのスマホをセットで利用するだけで月々のワイモバイル料金が1人あたり毎月最大1188円割引される「おうち割光セット(A)」などのお得な割引サービスも用意されています。
固定回線・インターネットサービスとのセット割
UQモバイル | ワイモバイル |
自宅セット割 | おうち割光セット(A) |
固定回線やインターネットサービスとのセット割は、UQモバイルでは「自宅セット割」、ワイモバイルでは「おうち割光セット(A)」が用意されています。
UQモバイルの自宅セット割について
UQモバイルでは、でんきまたはネットとセットで家族全員スマホ料金がお得になる「自宅セット割」が提供されています。
- auでんきまたはUQでんき
- 「auひかり/auひかり ちゅら」など「ご自宅のインターネットサービス」(ネット+電話)
- 「au ホームルーター 5G/auスマートポート」
- 一部の対象ケーブルテレビ局を利用している人は「ネット+テレビ」「テレビ+電話」
は、自宅セット割を申し込むことで、くりこしプランS+5Gだと月額990円から、くりこしプランM+5Gだと月額2090円から、くりこしプランL+5Gだと月額2970円から利用できます。
auでんきまたはUQでんきは利用するハードルが高いですが、auひかりだと利用できる人も多いのではないでしょうか。
ワイモバイルのおうち割光セット(A)について
SoftBank Airまたはソフトバンク光を契約している人がワイモバイルをセットで契約すると、シンプルプランなら毎月1188円割引、スマホベーシックプランだと毎月550円割引になります。
たまたまSoftBank Airやソフトバンク光を利用している人であれば、ワイモバイルでの契約がオススメです。
60歳以上を対象にした通話定額オプションの割引で比較
UQモバイル | ワイモバイル |
60歳以上通話割 | 60歳以上通話 ずーっと割引キャンペーン |
UQモバイル
60歳以上の人がくりこしプラン5G+と通話オプション「かけ放題(24時間いつでも)」に加入すると、「60歳以上通話割」が適用されます。
月額1870円の「かけ放題(24時間いつでも)」が、60歳以上通話割で毎月1100円割引されて、月額770円で利用できます。
また、UQモバイルのキャリアメールアドレス(月額220円)も無料で利用できます。
ワイモバイル
60歳以上の人がシンプルS/M/Lと通話オプション「スーパーだれとでも定額(S)」に加入すると、「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」が適用されます。
月額1870円の「スーパーだれとでも定額(S)」が、毎月1100円割引されて、月額770円で利用できます。
料金プラン重視の選び方まとめ
- 1人で1回線契約するならUQモバイルがオススメ
- たまたま「auでんき」や「auのインターネットサービス」を利用しているならUQモバイルがオススメ
- たまたま「SoftBank光」や「SoftBank Air」を利用しているならワイモバイルがオススメ
- でんきサービスや固定回線を利用していないが、家族で2~3回線以上契約するなら家族割引サービスがあるワイモバイルがオススメ
UQモバイルとワイモバイルで共通していること
契約解除料無料、2年縛りなし、MNP転出手数料無料
UQモバイルとワイモバイルは、契約解除料無料、2年縛りなし、MNP転出手数料無料です。
なお、ワイモバイルは契約解除料も無料です。UQモバイルは契約解除料3300円かかります。
キャリアよりも料金が安い
UQモバイルとワイモバイルは、キャリアよりも料金が間違いなく安いです。
他社格安SIMと比べると高いですが、他社格安SIMはUQモバイルとワイモバイルの通信品質・安定さには絶対に勝てません。
他社格安SIMでどれだけ速度改善を頑張っても、UQモバイルとワイモバイルには勝てません。
どちらもサブブランドなので通信品質は問題なし
格安SIMではよく、
- 通信速度が遅い
- 昼時になると通信速度が急激に低下する
と言われていますが、少なくともUQモバイルとワイモバイルはその心配はありません。
どちらも本家が運営・サービスを提供しているので、回線の品質はかなり期待できます。少なくともそこらへんの格安SIMよりは間違いなく快適に通信できます。
余ったデータ容量の翌月繰り越しができる
UQモバイルもワイモバイルも、前月使いきれなかったデータ容量は翌月に繰越されます。繰り越したデータ容量は翌月末まで使えます。
UQモバイルはずっと翌月繰越が可能で、ワイモバイルは2021年8月18日から翌月繰越が可能になりました。
データ容量を消費する順番は、前月繰り越したデータ容量→基本データ容量→追加購入データ容量の順に消費していきます。
5G通信ができる
UQモバイルは2021年9月2日から5Gサービスの提供を開始しています。5Gを利用するためには、「くりこしプラン+5G」の契約が必要です。
ワイモバイルは2021年2月18日以降5Gサービスの提供を開始しています。
5Gサービスエリアに行って、5Gに対応したAndroidスマホやiPhoneで5Gデータ通信が可能です。
SIMカード/eSIMが利用できる
UQモバイルもワイモバイルも、SIMカード単体契約・eSIM単体契約が可能です。
手持ちのAndroidスマホやiPhoneをそのままUQモバイル/ワイモバイルでも利用できます。
ハイスペックのAndroidスマホは取扱なし、iPhoneは取り扱いが遅い
UQモバイルとワイモバイルは、ハイスペックなAndroidスマホは取り扱っていません。性能は上中下でいうと中と下しかないです。
iPhoneは最新機種の取り扱いが遅いです。iPhone SE(第3世代)はメインキャリアと同タイミングで発売しましたが、iPhone 13シリーズは2022年8月2日時点で販売していません。
最新iPhoneが欲しい人は、Apple Storeやビックカメラ・ヨドバシカメラなどでSIMフリー版を購入したほうがいいでしょう。
LINEの年齢認証・ID検索が利用できる
UQモバイルは「くりこしプラン」+5Gを契約している人は、LINEの年齢認証ができます。LINEのID検索が利用できます。
ワイモバイルは「My SoftBank」を利用して年齢確認ができます。LINEのID検索が利用できます。
実店舗などでサポートが受けられる
UQモバイル | ワイモバイル | |
電話サポート | あり | あり |
チャットサポート | あり | あり |
実店舗での 対面サポート | あり | あり |
UQモバイルもワイモバイルも実店舗があるので、対面でのサポートが受けられます。
実店舗での対面サポートを受けたい場合は、自分の住んでいるエリアにUQモバイルショップ実店舗やワイモバイルショップ実店舗実店舗があるか確認してみましょう。
UQモバイルはauショップ実店舗、ワイモバイルはソフトバンク実店舗と併設されていることも多いですよ。
Wi-Fiスポットが利用できる
UQモバイルユーザーは、auのWi-Fiスポットが無料で使い放題です。
駅や空港、カフェなど全国のau Wi-Fiスポットで高速インターネットが無料で利用できます。また、au Wi-Fiアクセスユーザなら暗号化でフリーWi-Fiを保護するため、安心してインターネットを楽しむことができます。
ワイモバイルユーザーは、ソフトバンクWi-Fiスポットが無料で利用可能です。
ソフトバンクWi-Fiスポットとは、ソフトバンクが提供する公衆無線LANサービスエリアの総称です。JRの主要駅や空港、カフェなど日本全国のソフトバンクWi-Fiスポットで高速インターネットが利用できるサービスです。
UQモバイルとワイモバイルの違い
使用している回線・通信サービスエリアが違う
UQモバイル | ワイモバイル | |
使用している回線 | au回線 | ソフトバンク回線 |
サービスエリア | au本家と 同等エリアで通信可能 | ソフトバンク本家と 同等エリアで通信可能 |
UQモバイルとワイモバイルの大きな違いとしてまず挙げられるのは、「使用している回線が違う」ということです。同じような名前ですが中身は全然違います。
UQモバイルはau回線を使用してサービスを提供しています。通信サービスエリアはauと同じです。
ワイモバイルはソフトバンク回線を使用してサービスを提供しています。通信サービスエリアはソフトバンクと同じです。
auからUQモバイルに乗り換えたから電波が悪くなるということは絶対にありえません。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えたから電波が悪くということは絶対にありえません。
販売している端末/販売価格が違う
UQモバイルとワイモバイルは、販売しているAndroidスマホやiPhoneが微妙に異なります。
また、同じスマホでもワイモバイルとUQモバイルで販売価格が異なることがあります。
たとえばUQモバイルではiPhone SE(第3世代) 64GBモデルは4万8935円~で販売されていますが、ワイモバイルでは5万1840円~で販売されています。(2022年8月2日時点)
販売端末ラインナップ比較(2022年8月2日時点)
UQモバイル | ワイモバイル |
iPhone 11 iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone SE(第3世代) | iPhone 12 iPhone SE(第3世代) |
Xperia 10 IV SOG07 OPPO Reno7 A Xperia Ace III Galaxy A53 5G AQUOS sense6s AQUOS wish arrows We Xiaomi Redmi Note 10 JE OPPO A54 5G AQUOS sense3 basic BASIO4 | AQUOS wish2 Xperia Ace III OPPO Reno7 A OPPO Reno5 A Android One S9 かんたんスマホ2+ AQUOS wish Libero 5G II Xperia 10 III Libero 5G かんたんスマホ2 Android One X5 AQUOS sense4 basic Xiaomi Redmi 9T |
UQモバイルは高速通信と低速通信を切り替えられる「節約モード」が使えるが、ワイモバイルでは同様機能はない
UQモバイルでは、低速通信に切り替えることでデータ容量を消費せず、節約することができる機能「節約モード」機能が提供されています。
節約モードに切り替えると、くりこしプランS+5Gは最大300kbps、くりこしプランM/L+5Gは最大1Mbpsで通信できます。くりこしプランM以上であれば意外と常用できる速度ではないでしょうか。
通話定額サービスは、10分かけ放題と通話かけ放題は共通、UQモバイルだけ「60分通話定額」がある
UQモバイル | ワイモバイル | |
最大60分/月の 国内通話が定額 | 月額550円 【通話パック(60分/月)】 | なし |
国内通話が 10分かけ放題 | 月額770円 【かけ放題(10分/月)】 | 月額770円 【だれとでも定額】 |
国内通話が 24時間かけ放題 | 月額1870円 【かけ放題(24時間いつでも)】 | 月額1870円 【スーパーだれとでも定額(S)】 |
UQモバイルとワイモバイルは、どちらも10分かけ放題オプション、24時間かけ放題オプションがあります。
UQモバイルだけは、最大60分/月の国内通話が定額になる「通話パック(60分/月)」が用意されています。
なお、通話料は30秒で22円=60秒/1分で44円=10分で440円=20分で880円=30分で1320円=60分で2640円なので、本当に通話定額オプションをつけたほうがいいかよく考えましょう。
ワイモバイルを契約すると無料でYahoo!プレミアム会員になれる
ワイモバイルを契約すると、Yahoo!プレミアムの会員料金月額508円が無料で利用できます。UQモバイルには同等の特典はありません。
Yahoo!プレミアム会員は、PayPayモール・Yahoo!ショッピングでのお買い物が通常よりおトクになります。
PayPayあと払い、PayPay残高またはPayPayカード、ヤフーカードでの決済額の最大+2%相当がもらえます。
ワイモバイルはキャリアメールアドレスが無料だが、UQモバイルは有料
ワイモバイル
ワイモバイルでは、「@ymobile.ne.jp」というキャリアメールアドレスを無料で提供しています。
ワイモバイルならNTTドコモ、au、ソフトバンクなどキャリア(MNO)と同じように、申し込み不要、月額無料でキャリアメールが使えます。
UQモバイル
UQモバイルはキャリアメールアドレスが提供されていますが、利用料が月額220円かかります。
まとめ
UQモバイルがオススメな人
- auを契約している人
- auでんきやauのインターネットサービスを利用している人
- au PAYを日常的に利用している人
- 1人で1回線のみ利用する独身の人
ワイモバイルがオススメな人
- ソフトバンクを契約している人
- SoftBank光やSoftBank Airを利用している人
- PayPayを利用している人
- Yahoo!ショッピングやPayPayモールを利用しているヤフー経済圏の人
- 家族で複数回線契約して利用したい人
SIMカード/eSIMのみ契約する場合、そのスマホの対応している回線に注意
使用している回線が違うということは、UQモバイルやワイモバイルで使用できるスマートフォンについても大きく異なります。
UQモバイル (au回線) | ワイモバイル (ソフトバンク回線) | |
ドコモの Androidスマホ | △ | △ |
auの Androidスマホ | ◯ | △ |
ソフトバンクの Androidスマホ | △ | ◯ |
ドコモ/au/ソフトバンクの iPhone 6s以降のiPhone | ◯ | ◯ |
SIMフリー版iPhone (iPhone 6s以降) | ◯ | ◯ |
SIMフリー版 Androidスマホ | ◯ | ◯ |
UQモバイルでは、ドコモやソフトバンクのAndroidスマホは使えない可能性が高い
ドコモやソフトバンクから販売されたAndroidスマホは、メーカーやスマホの発売時期にもよりますが、au回線に対応していない可能性が高いです。
2022年以降に販売されたモデルであれば、ドコモやソフトバンクのAndroidスマホでもau回線に対応している機種が存在します。
ドコモやauのAndroidスマホはワイモバイルで使えない可能性が高い
ドコモやauから販売されたAndroidスマホは、メーカーやスマホの発売時期にもよりますが、ソフトバンク回線に対応していない可能性が高いです。
2022年以降に販売されたモデルであれば、ドコモやauのAndroidスマホでもソフトバンク回線に対応している機種が存在します。
SIMフリー版Androidスマホは、au回線もソフトバンク回線も使える可能性が非常に高い
日本国内で販売されているSIMフリー版Androidスマホは、au回線もソフトバンク回線も使える可能性が非常に高いです。
そのSIMフリー版Androidスマホのパンフレット・製品カタログやスペック表などを見て、au回線やソフトバンク回線に言及していれば間違いなく使えます。
SIMロック解除済みのキャリア版iPhone 6s以降のiPhoneはUQモバイルもワイモバイルもOK
ドコモ/au/ソフトバンク/UQモバイル/ワイモバイルなどから販売されたiPhoneは、SIMロックを解除すれば絶対にUQモバイルもワイモバイルも利用できます。
たとえばドコモで購入したiPhone 12は、SIMロックあり状態だとドコモ回線のSIMカードしか利用できません。
しかし、my docomo等でiPhone 12のSIMロックを解除すると、ドコモ回線だけでなく、au回線/ソフトバンク回線/楽天モバイル回線が利用できるようになります。
iPhoneは全キャリアで使える無敵のスマホです。
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ahamoがオススメ
- ドコモの高品質な4G/5Gネットワークが利用できる
- 基本料金月額2970円(機種代金別途)
- 月間データ容量20GB
- 国内通話5分無料付き(超過後は22円/30秒)
- SIMカード/eSIMのみで契約できるし、スマホとSIMを購入も可能