楽天モバイルからワイモバイルに乗り換えるときの手順やポイントまとめ。
楽天モバイルからワイモバイルへ乗り換え手順やポイントを最初にまとめ
SIMのみ契約+楽天モバイルスマホを使い続ける
- 楽天モバイルで購入したAndroidスマホやiPhoneがワイモバイルで使えるか確認
- 楽天モバイルでMNP予約番号を発行する
- MNPでワイモバイルのSIMのみを申し込む
- SIMが手元に届き次第、MNP開通手続きを行う
- SIMをスマホに挿してAPN設定をする
- Wi-Fiをオフにして、ブラウザアプリでWebサイトが見れること、電話ができることを確認して利用開始
SIMのみ契約+SIMフリースマホを使う
- ワイモバイルで動作確認されているSIMフリーのAndroidスマホやiPhoneを用意する
- 楽天モバイルでMNP予約番号を発行する
- MNPでワイモバイルのSIMのみを申し込む
- SIMが手元に届き次第、MNP開通手続きを行う
- SIMをスマホに挿してAPN設定をする
- Wi-Fiをオフにして、ブラウザアプリでWebサイトが見れること、電話ができることを確認して利用開始
ワイモバイルのスマホを契約
- 楽天モバイルでMNP予約番号を発行する
- ワイモバイルのスマホをを申し込む
- スマホが手元に届き次第。MNP開通手続きを行う
- スマホの初期設定・セットアップを完了させる
- Wi-Fiをオフにして、ブラウザアプリでWebサイトが見れること、電話ができることを確認して利用開始
ワイモバイルではiPhone 12/12 mini/SE(第2世代)を販売中
ワイモバイルでは2021年2月26日時点で、iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone SE(第2世代)を販売しています。
iPhone 12/iPhone 12 miniは5Gに対応しています。5G対応エリアでは5Gでの通信が可能ですが、5Gで通信できるエリアはまだ限定されます。5Gで通信するための追加費用はありません。0円で利用できます。
楽天モバイルからワイモバイルに乗り換えるときの流れ(SIMのみ乗り換え)
必要なものを用意する・事前準備をする
ワイモバイルにスムーズに乗り換えるために、必要なものの用意、事前準備をしておきましょう。
必要なもの
- 本人確認書類
- 契約者名義のクレジットカード
- フリーメールアドレス
- ワイモバイルで動作確認されているスマートフォン
事前準備
- スマホを変えるならLINEのトーク履歴などのデータのバックアップ
- 今使っているスマホのSIMロック解除
- キャリアメールアドレスで利用しているWebサービスでフリーメールアドレスへの変更
- iPhoneなら、古いiPhoneと新しいiPhoneでiOSバージョンを同じにする
SIMのみ契約するときは、スマホのデータが消えることはないです。ご安心ください。
データのバックアップなどが必要になるのはスマホを変えるときだけです。
【手順①】使いたいスマホがワイモバイルで動作確認されているか確認
- 楽天モバイルで購入したAndroidスマホをワイモバイルでも使いたい
- 新たに購入したSIMフリーのAndroidスマホかiPhoneをワイモバイルで使いたい
ときは、その使いたいスマホがワイモバイルで動作確認されているかを確認してください。
【手順②】楽天モバイルでMNP予約番号を取得する
楽天モバイルからワイモバイルに乗り換えるときは、楽天モバイル側でMNP予約番号が必要になります。
楽天モバイルでMNP予約番号の発行方法はWebだけです。電話や店舗に行ってもMNP予約番号は発行できません。
楽天モバイル Rakuten UN-LIMITの場合は、[my 楽天モバイル]→[契約プラン]→[各種手続き]→[MNP番号発行]より手続きしてください。
【ポイント】MNP予約番号は10日以上残っていないとダメ
ワイモバイルをオンラインで申し込むときには、MNP予約番号のMNP有効期限が10日以上残っている必要があります。
MNP予約番号を発行したらすぐにワイモバイルに申し込むようにしましょう。
有効期限が9日以内の場合は再度MNP予約番号を取り直してください。MNP予約番号は何回発行しても無料です。
MNP予約番号を発行しただけで楽天モバイルが解約されることは無い
楽天モバイルでMNP予約番号を発行した=その時点で楽天モバイルが解約されるということは絶対にありません。
楽天モバイルが解約されるのは、ワイモバイルに回線切替が完了したときです。
【手順③】ワイモバイルを申し込む
契約に必要なものを用意してワイモバイルをMNPで申し込みましょう。
ワイモバイルでも使いたいスマホのSIMサイズを確認してください。
たとえばiPhoneはnanoSIMですが、間違えてmicroSIMで申し込んでしまった場合は、SIMカード交換手続きが必要になります。
ワイモバイルオンラインストアで、楽天モバイルからワイモバイルに乗り換えるときは、「他社からのりかえ」を選んでください。
また、楽天モバイルからワイモバイルに乗り換えるときは、SIMカードのみ契約するときは合計最大1万円相当のPayPayボーナス、スマホは最大8555円相当のPayPayボーナスが貰えます。
ワイモバイルの申し込み窓口は2つあり、それぞれで独自キャンペーンを実施
ワイモバイルの申し込み窓口は、
- ワイモバイルオンラインストア(公式、ソフトバンクが運営)
- ワイモバイルオンラインストアヤフー店(代理店、ヤフーが運営)
の2つあります。
どちらで申し込んでも事務手数料3300円は無料になりますが、それぞれの窓口で独自のキャンペーンを実施しています。
キャンペーンの詳細については、【最新】ワイモバイルキャンペーンまとめを御覧ください。
まずは「どこでももらえる特典」にエントリーをしましょう
「どこでももらえる特典」にエントリーしてからワイモバイルのSIMやスマホを契約すると、PayPayボーナスが3000円相当還元されます。
エントリーには、前月までに取得したYahoo! JAPAN IDが必要になります。持っていない人は取得してから翌月に申し込みましょう。
音声通話SIMを新規契約またはMNP転入で契約すると最大1万円相当還元!
ワイモバイルオンラインストア(ワイモバイル)またはワイモバイルオンラインストアヤフー店(Yahoo!モバイル)で、音声通話SIMを新規契約またはMNP転入で契約すると、合計最大1万円相当のPayPayボーナスが還元されます。
お得になる金額と比較表は以下の通り。
ワイモバイルヤフー店 5のつく日 毎週日曜日 | ワイモバイルヤフー店 通常日 | ワイモバイル公式 いつでも | |
音声通話SIM 新規契約orMNP転入 シンプルS | 3000円 相当還元 | 3000円 相当還元 | 3000円 相当還元 |
音声通話SIM 新規契約orMNP転入 シンプルM | 合計8000円 相当還元 | 3000円 相当還元 | 合計8000円 相当還元 |
音声通話SIM 新規契約orMNP転入 シンプルL | 合計1万円 相当還元 | 3000円 相当還元 | 合計8000円 相当還元 |
音声通話SIMをシンプルSで契約するときはどっちでもOKです。
音声通話SIMをシンプルMで契約するときは、いつでもワイモバイルオンラインストアのほうがお得です。5のつく日・毎週日曜日まで待っても8000円相当還元って待つメリットありません。
音声通話SIMをシンプルLで契約するときは、5のつく日・毎週日曜日にワイモバイルオンラインストアヤフー店で契約するのがお得です。
スマホを新規契約またはMNP転入で契約すると最大8555円相当還元!
ワイモバイルオンラインストアヤフー店で、5のつく日・毎週日曜日にスマホを新規契約またはMNP転入で契約すると、合計最大8555円相当のPayPayボーナスが還元されます。
5のつく日・毎週日曜日まで待てるなら絶対に待ったほうがいいです。
Yahoo!モバイル 5のつく日 毎週日曜日 | Yahoo!モバイル 通常日 | ワイモバイル いつでも | |
スマホ 新規契約orMNP転入 シンプルS/M/L | 合計8555円 相当還元 | 合計3000円 相当還元 | 合計3000円 相当還元 |
ワイモバイル契約で必要なもの
必要なもの
- 契約者本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類
- メールアドレスと電話番号
- MNP予約番号
ドコモ/au/ソフトバンクで提供されているキャリアメールアドレスは、キャリア解約後はメールの送受信が一切できません。フリーメールアドレスを取得して申し込んでください。
本人確認書類は運転免許証などを用意しておきましょう。
申し込み時に使える本人確認書類については、本人確認書類の送付について|ご利用ガイド|オンラインストア|Y!mobile - 格安SIM・スマホはワイモバイルでをご覧ください。
【手順④】手元にSIMやスマホが到着次第回線切替手続きを行う
ワイモバイルのSIMやスマホは、審査に問題がなければ17時までの申し込みは、最短翌日発送・翌々日到着で発送されます。
ただし、本人確認書類が必要な申し込みで書類に不備があった場合や、商品出荷元倉庫や交通事情などにより遅れる場合があります。
数日後に手元にでワイモバイルのSIMやスマホが届きます。届いたら次は「回線切替手続き」が必要になります。
現在契約している携帯電話会社からワイモバイルに回線を切り替えるためには、回線切替窓口への電話が必要になります。Webからはできません。
対応時間は午前10時から午後7時まで、固定電話からでも可能です。
- 0800-919-9809に電話をかける
- 音声ガイダンスにしたがって電話番号を入力する
- 携帯電話番号を入力
- 契約時に決めた4桁の暗証番号を入力
- 切り替え確認(はい/いいえ)
- 切り替え完了(はい/いいえ)
詳細は以下のページをご覧ください。
【手順⑤】スマホに挿さっている楽天モバイルのSIMカードとワイモバイルのSIMカードを入れ替える
スマホに挿さっている楽天モバイルのSIMカードを取り出して、ワイモバイルのSIMカードと入れ替えましょう。
SIMカードの入れ替え方が分からない場合は、YouTubeで「SIMカード 入れ替え」などで検索するといっぱい動画が出てくるので、それを見て参考にしてください。
【手順⑤】APN設定や初期設定を行う
回線を楽天モバイルからワイモバイルに切り替える手続きをした後は、スマートフォン本体で「APN設定」をする必要ああります。
APN設定とは、簡単に言えば「ワイモバイルの回線にログインするために必要なIDとパスワードを入力する」作業と思ってください。
Androidスマホの場合
Androidスマホは、SIMフリーであればAPN設定があらかじめインストールされています。SIMを挿したら勝手にAPN設定してくれるもの、SIMを挿してAPNリストの中から選択するものがあります。
キャリア版Androidスマホは、ほぼ確実に手動でAPN設定しないといけません。
iPhoneの場合
iPhoneは、機種によってAPN設定が自動で行われるもの、APN構成プロファイルをインストールしないといけない機種があります。
iPhone 12シリーズ以外のiPhoneの場合は、SIMカードを挿したら勝手にAPN設定をやってくれます。何もしなくていいです。
iPhone 12シリーズはAPN構成プロファイルのインストールが必須です。APN構成プロファイルのインストールにはWi-Fi環境が必要になります。
家にWi-Fi環境がない人はコンビニとかカフェに行ってください。
初期設定とは?
ワイモバイルを契約するとYahoo!プレミアムの会員となり、Y!mobileメール、Yahoo!ショッピングのポイント特典、Yahoo!かんたんバックアップを容量無制限で利用できるなど、便利なお得なサービスを利用できます。
ワイモバイル回線とYahoo! JAPAN IDの紐付けとか、PayPayアカウントとの紐付けする作業になります。
ワイモバイルユーザーだとPayPayキャンペーンなどで色々優遇してくれるので、初期設定しておくことをオススメします。
【手順⑥】開通していることを確認してワイモバイルの利用開始
- 利用開始手続きが完了している
- APN設定が完了している
- SIMカードを使いたいスマホに挿している
順番は前後してもいいので、この3つの作業が完璧であればワイモバイルが開通しています。
天気予報や時報に電話をかけたり、Wi-Fiをオフにしてネットを見たりして、しっかり開通していることを確認してください。
楽天モバイルの契約はワイモバイル開通後に自動解約されます。乗り換え時は楽天モバイルを解約しないでください
楽天モバイルの契約はワイモバイル開通後に自動解約されます。開通するまでは楽天モバイルが使えます。
「ネットでMNPで手続きすると使えなくなる期間がある」などという古い情報をいつまでたっても掲載しているサイトがありますが、今は使えなくなる期間はありません。
- 楽天モバイルを解約する
- 楽天モバイルでMNP予約番号を発行した後に楽天モバイルを解約する
- 楽天モバイルを解約してワイモバイルを契約する
といった行為は絶対にしないでください。
楽天モバイルのスマホをワイモバイルで使うときの注意点
ワイモバイルに乗り換え+今のスマホを使うときは、データ移行などは一切不要
- ワイモバイルに乗り換える
- SIMカードのみ契約する
- 楽天モバイルで買ったスマホを使い続ける
というときは、電話帳やらのデータ移行やバックアップなどは一切不要です。
SIMカードを差し替えただけでデータが消えるようなことはありません。
データ移行やバックアップが必要なのは、古いスマホから新しいスマホに買い換えるときだけです。
楽天モバイルのスマホはSIMフリー、SIMロック解除不要
楽天モバイルで販売されているAndroidスマホはSIMフリーの状態で販売されています。
ワイモバイルを契約するときにSIロック解除は不要です。
楽天モバイルのAndroidスマホはソフトバンクのプラチナバンドに対応していないものがある
ワイモバイル(ソフトバンク)は、LTE Band 1, 3, 8, 28, 42を使ってサービスを提供しています。
楽天モバイルのAndroidスマホは、LTE Band 1, 3に対応しているけど、LTE Band 8に対応していないものがあります。自分の楽天モバイルのスマホがLTE Band 8に対応しているかどうかしっかり確認してください。
LTE Band 8はワイモバイル(ソフトバンク)のプラチナバンドに相当します。
プラチナバンドの特徴としては、①より遠くまで電波が届く、②室内にも電波が入りやすい、③ビルの影などでも電波が届きやすくなる、といった特徴があります。
プラチナバンドに対応していないということは、あなたの活動エリア次第ではワイモバイルが繋がりにくかったり圏外になる可能性があります。
LTE Band 8に対応していないのはリスキー
他社の話になりますが、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線を使用してサービスを提供している「mineo」で販売している「arrows M05」は、ドコモプラン・auプランに対応していますがソフトバンクプランに対応していません。
なぜかというと、arrows M05はLTE Band 8に対応していないからです。
LTE Band 8が使えないだけで「対応していない」判定されるということは、それだけLTE Band 8が重要であるということです。
スマホが古いならSIMフリー版Androidスマホを買うのもいい
ワイモバイルは、キャリアから発売されたAndroidスマホはほぼ動作確認を実施していませんが、SIMフリー版Androidスマホであれば動作確認を頻繁に実施しています。
手持ちのスマホが古い人は、ワイモバイルに乗り換えるついでにSIMフリー版Androidスマホを購入することをオススメします。
SIMフリー版Androidスマホは、ドコモ/楽天モバイル/ソフトバンク回線にフル対応しているものが多いので、もしもワイモバイルから他の格安SIMに乗り換えたくなった時にも引き続き利用できます。
ワイモバイルで使えるiPhone
SIMフリー版またはSIMロックを解除したドコモ版/au版/ソフトバンク版iPhoneが利用できます。
- iPhone 6s, iPhone 6s Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone 7, iPHone 7 Plus
- iPhone 8, iPhone 8 Plus
- iPhone X
- iPhone XS, iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone 11, iPhone 11 Pro, iPhone 11 Pro Max
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 12, iPhone 12 mini, iPhone 12 Pro, iPhone 12 Pro Max
使いたいスマホの動作確認情報を見て、「機能」の部分が全部◯になっていればOK
ワイモバイルで使いたいスマホの動作確認情報の「機能」欄を見てみて、音声通話、SMS、データ通信、テザリング、5G(スマホによる)が全部◯になっていればOKです。
5Gに対応しているかどうかはスマホ次第です。この画像で使用しているiPhone 12 miniは5Gに対応しているので5Gが◯になっています。
5Gに対応していないスマホは最初から5Gの項目がありません。料金プランやSIMカードが5Gに対応していたとしても、スマホが5Gに対応していなかったら、もちろん5Gで通信することはできません。
スマホのSIMサイズもチェックを
スマホのSIMサイズも確認しておきましょう。
動作確認情報の赤枠部分の「SIMサイズ」欄に書かれているSIMサイズで申し込みが必要です。大抵の人のスマホは「nanoSIM」と記載されているはずです。
ちなみにiPhoneのSIMサイズは、iPhone 5シリーズ以降から全て「nanoSIM」が採用されています。
楽天モバイルからワイモバイルに乗り換えるときのメリット
家族割引サービスがある
ワイモバイルのシンプルS/M/Lを複数回線契約すると、2台目以降は毎月1188円割引になる「家族割引サービス」が適用されます。
割引が適用されることにより、シンプルSだと月額990円から利用可能です。
なお、家族割引サービスと固定回線セット割の併用はできません。
固定回線セット割がある
SoftBank AirやSoftBank光を契約している人がワイモバイルのシンプルS/M/Lを契約すると、毎月1188円割引になる「おうち割 光セット(A)」が適用されます。
割引が適用されることにより、シンプルSだと月額990円から利用可能です。
LINEのID検索や年齢認証が可能に
楽天モバイルではLINEのID検索や年齢認証が不可能でしたが、ワイモバイルではLINEのID検索や年齢認証が可能です。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、「My Softbank」を利用して「年齢確認」ができ、LINEのID検索が利用できます。
キャリアメールが無料
ワイモバイルでは、「@ymobile.ne.jp」というキャリアメールアドレスを無料で提供しています。
ワイモバイルならNTTドコモ、au、ソフトバンクなどキャリア(MNO)と同じように、申し込み不要、月額無料でキャリアメールが使えます。