ノートパソコンに搭載されているSSDやHDDを新しいSSDに交換・換装して、OSなどのデータも移行(コピー・クローン)するときの手順を解説。
irumoサイトで他社からirumoに乗り換え+0.5GBプラン契約でdポイント3,300ptプレゼント!
irumoサイトで他社から乗り換え(MNP)で0.5GBプランを契約するとdポイント(期間・用途限定)3,300ポイント貰えるオトクなキャンペーンが実施中です!
mineo(マイネオ)契約時の事務手数料になるキャンペーン実施中!
- 契約事務手数料3300円無料キャンペーン実施中!
- 1GBプランは月額770円、5GBプランは月額990円から利用可能!
- ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線が選べる
- SIMカード/eSIMどちらも契約可能
- 基本データ容量で選ぶ「マイピタ」、通信速度で選ぶ「マイそく」が選べる
※SIMカード発行手数料/eSIMプロファイル発行料440円は必要
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトを申し込みの場合は適用対象外
ノートパソコンのHDDやSSDを新しいSSDに交換するときの手順を詳しくまとめます
新しいSSDに交換するときの簡単な手順
- 新しいSSDをフォーマットする
- データ移行ソフトをインストールする
- データを新しいSSDに移行する
- ノートパソコンのSSDやHDDを取り外して、新しいSSDと入れ替える
- ノートパソコンが起動することを確認する
ノートパソコンに搭載されているのがSSDでもHDDでもやることは同じ
- ノートパソコンの2.5インチHDDを、新しい2.5インチSSDやM.2 SSDに交換したい
- ノートパソコンの2.5インチSSDを、新しい2.5インチSSDやM.2 SSDに交換したい
- OSなどのデータはそのまま新しいSSDに移行したい
どちらのときでもやることは同じです。
この記事では以下の機材を使用して、M.2 SSD(GPT)から2.5インチSSD(GPT)にデータを移行しています
Lenovo ThinkPad E495はM.2 SSDにOSがインストールされています。注文時の構成で2.5インチSSD/HDDは搭載しないようにしました。
そのため、この記事ではM.2 SSDから2.5インチSSDへのデータ移行になります。
【はじめに】ブラウザキャッシュなどのいらないデータ類は消す
HDDに入っているデータをまるごとSSDに移動してしまうので、HDDで貯まりに溜まったブラウザキャッシュやダウンロードファイルなどのデータも移動することになります。
余分なデータ、つまりゴミデータが多ければ多いほどデータ移行に時間があかかかかるので、あらかじめゴミデータは消しておきましょう。
パソコンに新SSDを接続して、移行元のHDD/SSDと同じフォーマット形式で新SSDをフォーマットする
MBR→MBR、GPT→GPTに統一するべき。MBR→GPT、GPT→MBRは絶対にトラブルの元
- 今使っているHDD/SSDのフォーマット形式がMBRだったら、新しいSSDもMBRでフォーマットする
- 今使っているHDD/SSDのフォーマット形式がGPTだったら、新しいSSDもGPTでフォーマットする
- MBRのSSD→GPTのSSD、GPTのSSD→MBRのSSD、はデータ移行やクローンに失敗する可能性が高い
- もしも2TB以上のSSDを使うときはGPTでフォーマットする。MBRは2TB以上は認識しない
- SSDの容量が2TB以下だからMBRでフォーマットしないとダメとかそういうことは絶対にない
移行元HDD/SSD(WindowsがインストールされているHDD/SSD)と同じフォーマット形式で新しいSSDをフォーマットしましょう。
一例として、Lenovo ThinkPad E495に搭載されているSSDのフォーマット形式はどれなのかを調べてみます。
フォーマット形式を調べる方法
タスクバーのWindowsロゴを右クリックして、「ディスクの管理」をクリックしてディスクの管理画面を開いてください。
ディスクの管理画面内にある「ディスク0」の上で右クリックして、「プロパティ」をクリックしてください。
プロパティ画面が開くので「ボリューム」タブをクリックして、「パーティションのスタイル」を確認してください。
GUID パーティション テーブル(GPT)と表示されているので、ThinkPad E495に搭載されているSSDはGPT形式でフォーマットされていることが分かりました。
もしも「ディスク0」「ディスク1」などディスクが複数存在して、どれがWindowsがインストールされているディスクかわからない時は、「Windows」とか「C:」という文字を探してください。
そのディスクがWindowsがインストールされているディスクです。Windowsのシステムドライブは絶対Cドライブです。
2.5インチSSDを外付けケースに取り付けて、パソコンと外付けケースを接続する
次はノートパソコンにSSDを接続しましょう。
今回は2.5インチSSDは Western Digital SSD 500GB WD Blue PC PS4 2.5インチ 内蔵SSD WDS500G2B0A-EC 【国内正規代理店品】 を、2.5インチ外付けケースORICO 2.5インチ 高放熱 HDDケース USB3.0接続 金属製 SATA ハードディスクケース 4TBのSSD対応 放熱穴付 ネジ固定 UASP加速+TRIM指令 耐震 ブラック 2169U3-BKを使用します。
ORICOの2.5インチ外付けケースの中には、USBケーブル、マニュアル、外付けケース本体、ドライバー、固定用ネジ、衝撃吸収用スポンジマットが付属しています。
外付けケースのこの紐部分を引っ張るとケースが開きます。
開くとこんな感じ。
2.5インチSSDを取り付けます。ケース側のコネクタは少し浮いているので、2.5インチSSDもほんの少し浮かせた状態で差し込むと奥まで装着できます。
装着完了。
あとはフタをして・・・
ネジでケースを固定させましょう。
ぶっちゃけケース内でSSDが揺れたりガタンガタンなったりすることはないので、面倒ならネジはつけなくていいです。どうせデータを移したら取り外さないといけないですし。
付属しているUSBケーブルを使って、ノートパソコンと外付けケースを接続しましょう。
SSDをフォーマットして、パソコンがSSDを認識できるようにする
パソコンにSSDを接続したらまずはSSDをフォーマットしましょう。フォーマットしないとパソコンがSSDを認識してくれません。
どうにかして「ディスクの管理」画面にたどりついてください。Windows 10ならタスクバーのWindowsロゴを右クリックすると、表示された一覧の中に「ディスクの管理」があります。
ノートパソコンにSSDを接続した状態でディスクの管理画面を開くと、「ディスクの初期化」というウィンドウが表示されるはずです。
移行元HDD/SSDと同じフォーマット形式を選択して、「OK」をクリックしてください。
私の場合は、ThinkPad E495に搭載されているSSDはGPTでフォーマットされていたので、新SSDもGPTでフォーマットすることになります。
ちなみにディスクの初期化画面では最初からGPTが選択されていました。
あなたのノートパソコンに搭載されているSSDがMBRでフォーマットされているなら、新SSDもMBRでフォーマットしましょう。
OKをクリックすると、「ディスク1」が「不明」「初期化されていません」みたいな表示から、「オンライン」「未割り当て」という表示に変わります。
これでMBR形式かGPT形式でのフォーマットは終わりです。パソコンはSSDをきちんと認識しています。
フォーマットしたSSDをDドライブなどに設定する
パソコンがSSDを認識したことを確認したら、新しいシンプルボリュームウィザードでSSDをDドライブなどに設定しましょう。別にGでもZでもいいです。
この未割り当てのディスクの上で右クリックしましょう。右クリックするとメニューが表示されるので、「新しいシンプルボリューム」をクリック。
「新しいシンプルボリュームウィザードの開始」という画面が表示されるので、「次へ」をクリック。
この部分の操作については何もしなくていいです。数値を変えたりしないでください。
シンプルボリュームサイズは最大ディスク領域と同じ数値にしてください。「次へ」をクリック。
ドライブ文字またはパスの割り当ては適当でいいです。ドライブ文字は変えなくてもいいですし、GとかXとかZにしてもいいです。
好きなドライブ文字を割り当ててください。「次の空のNTFSフォルダーにマウントする」や「ドライブ文字またはドライブパスを割り当てない」は選択しないでください。
この画面でも設定をいじったりしなくていいです。
クイックフォーマットもチェックをいれておいてください。「次へ」をクリック。
新しい シンプル ボリューム ウィザートの完了画面になったらフォーマットは終わりです。完了をクリックして閉じましょう。
これで外付けケースの中に入っているSSDが、Windows側で「Dドライブ」として認識されるようになります。
EaseUS Todo Backup Freeを使ってデータを新しいSSDに移行する
EaseUS Todo Backup Freeの無料版をインストールする
EaseUS®完璧な無料データバックアップソフト - EaseUS Todo Backup Freeの公式サイトにアクセスして、EaseUS Todo Backup Freeのインストールを完了させてください。
インストールするのは無料版なので、「無料インストール」をクリックして無料版をインストールするようにしてください。Homeエディションじゃなくてもデータ移行ができます。
インストールが完了したら、「今すぐ始める」をクリックしてください。
ライセンス認証画面になりますが、ここでは「後で」をクリックしてください。
そうするとEaseUS Todo Backup Freeのトップ画面になります。
EaseUS Todo Backup Freeを使って新しいSSDにデータ移行するときの手順
この手順は、
- シンプルボリュームウィザードでドライレターを割り当てたとき
- MBRまたはGPTでフォーマットして、シンプルボリュームウィザードは実行せずに未割り当て状態のままのとき
どちらも同じです。
EaseUS Todo Backup Freeを起動しましょう。起動したら赤枠部分のアイコンをクリック。
「ディスク/パーティションクローン」画面が表示されます。
まずはソース(移行元HDD/SSD)を選択しましょう。左上のチェックボックスにチェックを入れてください。
私の場合はハードディスク 0が搭載されているSSDになります。
チェックボックスにチェックを入れたら、「次へ」をクリックしましょう。
ターゲット(移行先SSD)の選択をしましょう。左上のチェックボックスにチェックを入れてください。
チェックを入れたら、次は「編集」をクリックしてください。
この画面でクローン後のレイアウトの編集をします。
この画面で何もいじらないと、パーティションが117.6GBとかで区切られてしまいます。
私はSSDはパーティションを切らずに全て1つのドライブとして使いたいのでこんな感じにしました。
左下にある「高度なオプション」をクリックしてください。
高度なオプションのウィンドウが表示されるので、「SSDに最適化」にチェックを入れて「OK」をクリックしてください。
OKをクリックしたら、「次へ」をクリックしてください。
確認画面になるので、移行元HDD/SSDを選択していること、移行先SSDを選択していることをしっかり確認して、「実行」をk類っくしてください。
実行をクリックすると「ターゲットディスクのデータが消去されますが、本当に続けますか?」という注意画面が出てくるので、「はい」を選んでください。
ターゲットディスクとは移行先SSDのことです。データは何も入っていないので安心してください。
ディスク/パーティションクローンが始まります。残り時間は表示されるので気長に待ちましょう。
ちなみにこのクローン画面において、以上の画像のように、
- 「MBRのクローンを開始します。」
- 「MBRのクローンが完了しました。」
と表示されますが、これはメチャクチャ簡単に言うと、今使っているノートパソコンのHDD/SSDのWindowsのシステムファイルなどを新しいSSDにクローンします・しました、ということです。
GPTでフォーマットしたのにMBRでフォーマットし直されてる!というわけじゃないです。
「ディスククローンが正常に完了しました。」と表示されたらクローン成功です。
「完了」をクリックしてEaseUS Todo Backup Freeを終了させましょう。
移行元HDD/SSDを取り外して新SSDを取り付ける(画像例はM.2 SSD取り外し+2.5インチSSD取り付け)
データ移行・クローンが成功したら、ノートパソコンに搭載されているHDD/SSDを取り外して、新しいSSDを取り付けてください。
取り外し方はノートパソコンやメーカーによって本当に色々あるので網羅しきれません。保守マニュアルなどを探してみてください。
- ノートパソコンのフタを開ける
- 2.5インチHDD/SSDを取り外す
- 2.5インチSSD/M.2 SSDを取り付ける
- ノートパソコンのフタを閉じる
Lenovo ThinkPad E495でのM.2 SSDの取り外し・2.5インチSSD取り付けの流れ
今回は、ThinkPad E495に搭載されているM.2 SSDを取り外して、2.5インチSSDを取り付けます。
Lenovoのノートパソコンはハードウェア保守マニュアルのPDFが用意されていて、あらゆる部品の取り外し方が記載されています。
Lenovoはこういうところのホスピタリティが溢れているため、部品の交換がとてもやりやすくなっています。色々いじりたい!おもちゃがほしい!という人はLenovoのノートパソコンがオススメですよ。
ThinkPad E495のフタを開けます。
2.5インチSSD/HDDはここに搭載します。
注文時に2.5インチHDD/SSDを追加していない場合は、2.5インチHDD/SSDと同じ大きさをしたダミー(模型みたいなの)が搭載されています。
M.2 SSDはここに搭載されています。M.2 type2242のPCIe Gen3 NVMe M.2 SSDを搭載しています、
今回はM.2 SSDから2.5インチSSDへの交換のため、プラスドライバーを使ってこのM.2 SSDを取り外します。
ネジを外すとM.2 SSDがこんな感じでぴょんと跳ねた状態になるので、そのまま引き抜いてください。
M.2 SSDを引き抜いたら、外したネジをまた留めておいてください。M.2 SSDの取り外しはこれで終わりです。
ダミーを取り外すとこういう感じになってます。取り外すときにはフラットケーブルに注意してください。
このコの字になっているのはブラケットです。ブラケットの内側には突起があるので、この突起をSSD本体横にある穴に挿して固定します
ブラケットを2.5インチSSDに取り付けた様子。
2.5インチSSDをノートパソコン本体に取り付けてみました。
取り付ける時はフラットケーブルがちゃんと奥まで刺さっているか確認してください。ちゃんと起動しない可能性があります。
SSDやHDDの取り外し、新しいSSDの取り付けが終わったらノートパソコンのフタをまた閉めてください。
BIOSで起動順位を変更して、新SSDが一番最初に起動するようにする
ノートパソコンのBIOS画面で、新SSDが一番最初に起動するように起動順位を変更しましょう。
BIOS画面で「Boot」とか「起動」とか書かれてる画面を見つけ出してください。
新SSDでパソコン(Windows)が起動するか確認する
新SSDをノートパソコンに取り付けたら、新SSDでパソコン(Windows)が起動するか確認してください。
無事に起動すれば成功です。
すんなり起動しない、エラーコードを吐くときは
- 高度なオプションの「SSDに最適化」にチェックを入れているか?
- 移行元のSSDやHDDがMBR形式でフォーマットされているのに、新SSDはGPTでフォーマットしていないか?
- 新SSDをフォーマットし直して、データ移行をやり直してみる
- スタートアップ修復を複数回試してみる
- エラーコードで検索してでてくるサイトに書いてある対処法を手当り次第試してみる
- BIOS画面でセキュアブートを無効にする
スタートアップ修復とかエラーコードが出てくると対処にマジで面倒で数時間は溶けるので、まずはSSDに最適化にチェック、フォーマットデータ移行やり直し、セキュアブート無効を試してください。
それぞれの作業時のポイントやコツなどまとめ
Dドライブなどに設定せずに「未割り当て」のままでも問題ないですが、EaseUS Todo Backup Free側が勝手にAドライブとかにします
この新しいシンプルボリュームの作業はやらなくても問題ないですが、試しに未割り当て状態のままEaseUS Todo Backup Freeを使ってデータ移行をしてみたら、「Aドライブ」に割り当てられていました。
自分でドライブレター(ドライブ文字)を指定するか、Windows側が勝手にドライブレターを決めてくるかの違いです。
また、未割り当てでもシンプルボリュームウィザードをやっていても、データ移行後のSSDの容量などもほとんど変わりませんでした。
【おまけ】WindowsがインストールされたドライブがCドライブとして認識されます
WindowsがインストールされたドライブをCドライブとして認識するようになっているので、あなたはSSDに交換した後にドライブレター(ドライブ文字)を変更する必要はないです。
- 2.5インチHDDにWindowsがインストールされている
- 2.5インチHDDがCドライブである
- 2.5インチHDDから、2.5インチSSDに交換するものとする
- 2.5インチSSDをフォーマット&シンプルボリュームウィザードで「Dドライブ」に設定したとする
- EaseUS Todo Backup Freeを使って、2.5インチHDDから2.5インチSSDにデータを移行した
- 2.5インチHDDを取り外して、2.5インチSSDを取り付けた
- パソコンを起動すると、2.5インチSSDは「Cドライブ」として認識されている
ということです。大丈夫ですよ。
SSDはMBR形式でフォーマット推奨!とか言ってるサイトは絶対おかしいですよ
ThinkPad E495に搭載されているM.2 SSDはGPT形式でフォーマットされていました。
SSDを絶対にMBR形式でフォーマットしないと絶対にダメなのであれば、ThinkPad E495に搭載されている2.5インチSSDはMBR形式でフォーマットされているはずです。
MBRが絶対!と書いているサイトは、だいたいは以下のパターンです。
- 今使っているSSDはMBRでフォーマットされている
- 新しいSSDはGPTでフォーマットされている
- 今のSSDと新しいSSDでフォーマット形式が違うのでエラーが起きる、クローン失敗する
- 新しいSSDをGPTではなくMBRでフォーマットし直した
- そうするとエラーが起きずにクローン成功した
- つまり、SSDは絶対にMBRでフォーマットするべき!
みたいな感じです。
外付けケースはUSB3.0/3.1ポートに接続するようにしてください
ノートパソコンと外付けケースを接続するときは、ノートパソコンのUSBポートはUSB3.0/USB3.1のほうに接続してください。USB2.0のポートに接続すると時間がかかります。
たとえばUSB3.0の最大転送速度は5Gbpsで、USB2.0の最大転送速度は480Mbpsです。およそ10倍の速度差があります。
もちろん常に最大転送速度でデータのやり取りができるわけじゃありませんがそれでもまだマシです。
ノートパソコンにUSB2.0ポートしかないなら諦めてください。
データ移行後にディスクの管理画面でパーティションの拡張はしないほうがいい
新しいSSDにデータを移行した後にディスクの管理画面を見てみると、未割り当てのボリュームが1つ2つあるかもしれません。
未割り当てのボリュームあってもったいないからといって、ディスクの管理画面で「ボリュームの拡張ウィザート」をして空き容量を増やすと、OSが起動しない、エラーコードを吐きまくる可能性があります。
果たしてこれが原因なのかどうかはわかりませんが、私はこれで4時間くらいドハマリしてしまいました。
- 新SSDをフォーマットし直す
- 新SSDにデータを移行させる
- ボリュームの拡張ウィザードをしない
- 新SSDをノートパソコンに取り付ける
これでスムーズに起動しました。
1つのストレージから複数のSSDにコピーした場合は、最後にコピーSSDを取り付けると起動?
- M.2 SSDにインストールされているWindows 10を、WDの2.5インチSSDにデータ移行した
- その後、M.2 SSDにインストールされているWindows 10を、Crucialの2.5インチSSDにもデータを移行した
- WDの2.5インチSSDをノートパソコンに取り付けると起動しなかった。ブルースクリーンになった
- WDの2.5インチSSDを取り外して、Crucialの2.5インチSSDを取り付けると普通に起動した
1つのストレージにインストールされているWindows 10を複数のSSDにデータ移行することなんて無いと思いますが、検証してみたところこういうことが起きました。
大容量SSDをおすすめします
2020年6月現在、500GBクラスのSSDであれば8000円前後で、1TBクラスのSSDは1万2000円~1万3000円前後で購入できるようになっています。
空き容量を気にしながら使うのってストレス貯まりませんか?新SSDにするタイミングで大容量のSSDにしませんか?
個人的にはSSDは500GBはほしいです。メイン用途として使わないサブPCとかなら240GBのSSDでもいいかと思いますが、あれもこれもCドライブに入れる人はあっという間に足りなくなってきますよ。
格安SIMでお得なキャンペーン実施中!
irumoサイトで他社からirumoに乗り換え+0.5GBプラン契約でdポイント3,300ptプレゼント!
irumoサイトで他社から乗り換え(MNP)で0.5GBプランを契約するとdポイント(期間・用途限定)3,300ポイント貰えるオトクなキャンペーンが実施中です!
ahamoがオススメ
- ドコモの高品質な4G/5Gネットワークが利用できる
- 基本料金月額2970円(機種代金別途)
- 月間データ容量20GB
- 国内通話5分無料付き(超過後は22円/30秒)
- SIMカード/eSIMのみで契約できるし、スマホとSIMを購入も可能
広告
ノートパソコンのSSDやHDDを新SSDに交換、データ移行時の手順を解説
ノートパソコンに搭載されているSSDやHDDを新しいSSDに交換・換装して、OSなどのデータも移行(コピー・クローン)するときの手順を解説。
irumoサイトで他社からirumoに乗り換え+0.5GBプラン契約でdポイント3,300ptプレゼント!
irumoサイトで他社から乗り換え(MNP)で0.5GBプランを契約するとdポイント(期間・用途限定)3,300ポイント貰えるオトクなキャンペーンが実施中です!
irumo(イルモ) 詳細はこちら
mineo(マイネオ)契約時の事務手数料になるキャンペーン実施中!
※SIM カード発行手数料/eSIMプロファイル発行料440円は必要 場合は適用対象外
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトを申し込みの
キャンペーン解説記事へ
mineo公式サイト
ノートパソコンのHDDやSSDを新しいSSDに交換するときの手順を詳しくまとめます
新しいSSDに交換するときの簡単な手順
ノートパソコンに搭載されているのがSSDでもHDDでもやることは同じ
どちらのときでもやることは同じです。
この記事では以下の機材を使用して、M.2 SSD(GPT)から2.5インチSSD(GPT)にデータを移行しています
Lenovo ThinkPad E495はM.2 SSDにOSがインストールされています。注文時の構成で2.5インチSSD/HDDは搭載しないようにしました。
そのため、この記事ではM.2 SSDから2.5インチSSDへのデータ移行になります。
【はじめに】ブラウザキャッシュなどのいらないデータ類は消す
HDDに入っているデータをまるごとSSDに移動してしまうので、HDDで貯まりに溜まったブラウザキャッシュやダウンロードファイルなどのデータも移動することになります。
余分なデータ、つまりゴミデータが多ければ多いほどデータ移行に時間があかかかかるので、あらかじめゴミデータは消しておきましょう。
パソコンに新SSDを接続して、移行元のHDD/SSDと同じフォーマット形式で新SSDをフォーマットする
MBR→MBR、GPT→GPTに統一するべき。MBR→GPT、GPT→MBRは絶対にトラブルの元
移行元HDD/SSD(WindowsがインストールされているHDD/SSD)と同じフォーマット形式で新しいSSDをフォーマットしましょう。
一例として、Lenovo ThinkPad E495に搭載されているSSDのフォーマット形式はどれなのかを調べてみます。
フォーマット形式を調べる方法
タスクバーのWindowsロゴを右クリックして、「ディスクの管理」をクリックしてディスクの管理画面を開いてください。
ディスクの管理画面内にある「ディスク0」の上で右クリックして、「プロパティ」をクリックしてください。
プロパティ画面が開くので「ボリューム」タブをクリックして、「パーティションのスタイル」を確認してください。
GUID パーティション テーブル(GPT)と表示されているので、ThinkPad E495に搭載されているSSDはGPT形式でフォーマットされていることが分かりました。
もしも「ディスク0」「ディスク1」などディスクが複数存在して、どれがWindowsがインストールされているディスクかわからない時は、「Windows」とか「C:」という文字を探してください。
そのディスクがWindowsがインストールされているディスクです。Windowsのシステムドライブは絶対Cドライブです。
2.5インチSSDを外付けケースに取り付けて、パソコンと外付けケースを接続する
次はノートパソコンにSSDを接続しましょう。
今回は2.5インチSSDは Western Digital SSD 500GB WD Blue PC PS4 2.5インチ 内蔵SSD WDS500G2B0A-EC 【国内正規代理店品】 を、2.5インチ外付けケースORICO 2.5インチ 高放熱 HDDケース USB3.0接続 金属製 SATA ハードディスクケース 4TBのSSD対応 放熱穴付 ネジ固定 UASP加速+TRIM指令 耐震 ブラック 2169U3-BKを使用します。
ORICOの2.5インチ外付けケースの中には、USBケーブル、マニュアル、外付けケース本体、ドライバー、固定用ネジ、衝撃吸収用スポンジマットが付属しています。
外付けケースのこの紐部分を引っ張るとケースが開きます。
開くとこんな感じ。
2.5インチSSDを取り付けます。ケース側のコネクタは少し浮いているので、2.5インチSSDもほんの少し浮かせた状態で差し込むと奥まで装着できます。
装着完了。
あとはフタをして・・・
ネジでケースを固定させましょう。
ぶっちゃけケース内でSSDが揺れたりガタンガタンなったりすることはないので、面倒ならネジはつけなくていいです。どうせデータを移したら取り外さないといけないですし。
付属しているUSBケーブルを使って、ノートパソコンと外付けケースを接続しましょう。
SSDをフォーマットして、パソコンがSSDを認識できるようにする
パソコンにSSDを接続したらまずはSSDをフォーマットしましょう。フォーマットしないとパソコンがSSDを認識してくれません。
どうにかして「ディスクの管理」画面にたどりついてください。Windows 10ならタスクバーのWindowsロゴを右クリックすると、表示された一覧の中に「ディスクの管理」があります。
ノートパソコンにSSDを接続した状態でディスクの管理画面を開くと、「ディスクの初期化」というウィンドウが表示されるはずです。
移行元HDD/SSDと同じフォーマット形式を選択して、「OK」をクリックしてください。
私の場合は、ThinkPad E495に搭載されているSSDはGPTでフォーマットされていたので、新SSDもGPTでフォーマットすることになります。
ちなみにディスクの初期化画面では最初からGPTが選択されていました。
あなたのノートパソコンに搭載されているSSDがMBRでフォーマットされているなら、新SSDもMBRでフォーマットしましょう。
OKをクリックすると、「ディスク1」が「不明」「初期化されていません」みたいな表示から、「オンライン」「未割り当て」という表示に変わります。
これでMBR形式かGPT形式でのフォーマットは終わりです。パソコンはSSDをきちんと認識しています。
フォーマットしたSSDをDドライブなどに設定する
パソコンがSSDを認識したことを確認したら、新しいシンプルボリュームウィザードでSSDをDドライブなどに設定しましょう。別にGでもZでもいいです。
この未割り当てのディスクの上で右クリックしましょう。右クリックするとメニューが表示されるので、「新しいシンプルボリューム」をクリック。
「新しいシンプルボリュームウィザードの開始」という画面が表示されるので、「次へ」をクリック。
この部分の操作については何もしなくていいです。数値を変えたりしないでください。
シンプルボリュームサイズは最大ディスク領域と同じ数値にしてください。「次へ」をクリック。
ドライブ文字またはパスの割り当ては適当でいいです。ドライブ文字は変えなくてもいいですし、GとかXとかZにしてもいいです。
好きなドライブ文字を割り当ててください。「次の空のNTFSフォルダーにマウントする」や「ドライブ文字またはドライブパスを割り当てない」は選択しないでください。
この画面でも設定をいじったりしなくていいです。
クイックフォーマットもチェックをいれておいてください。「次へ」をクリック。
新しい シンプル ボリューム ウィザートの完了画面になったらフォーマットは終わりです。完了をクリックして閉じましょう。
これで外付けケースの中に入っているSSDが、Windows側で「Dドライブ」として認識されるようになります。
EaseUS Todo Backup Freeを使ってデータを新しいSSDに移行する
EaseUS Todo Backup Freeの無料版をインストールする
EaseUS®完璧な無料データバックアップソフト - EaseUS Todo Backup Freeの公式サイトにアクセスして、EaseUS Todo Backup Freeのインストールを完了させてください。
インストールするのは無料版なので、「無料インストール」をクリックして無料版をインストールするようにしてください。Homeエディションじゃなくてもデータ移行ができます。
インストールが完了したら、「今すぐ始める」をクリックしてください。
ライセンス認証画面になりますが、ここでは「後で」をクリックしてください。
そうするとEaseUS Todo Backup Freeのトップ画面になります。
EaseUS Todo Backup Freeを使って新しいSSDにデータ移行するときの手順
この手順は、
どちらも同じです。
EaseUS Todo Backup Freeを起動しましょう。起動したら赤枠部分のアイコンをクリック。
「ディスク/パーティションクローン」画面が表示されます。
まずはソース(移行元HDD/SSD)を選択しましょう。左上のチェックボックスにチェックを入れてください。
私の場合はハードディスク 0が搭載されているSSDになります。
チェックボックスにチェックを入れたら、「次へ」をクリックしましょう。
ターゲット(移行先SSD)の選択をしましょう。左上のチェックボックスにチェックを入れてください。
チェックを入れたら、次は「編集」をクリックしてください。
この画面でクローン後のレイアウトの編集をします。
この画面で何もいじらないと、パーティションが117.6GBとかで区切られてしまいます。
私はSSDはパーティションを切らずに全て1つのドライブとして使いたいのでこんな感じにしました。
左下にある「高度なオプション」をクリックしてください。
高度なオプションのウィンドウが表示されるので、「SSDに最適化」にチェックを入れて「OK」をクリックしてください。
OKをクリックしたら、「次へ」をクリックしてください。
確認画面になるので、移行元HDD/SSDを選択していること、移行先SSDを選択していることをしっかり確認して、「実行」をk類っくしてください。
実行をクリックすると「ターゲットディスクのデータが消去されますが、本当に続けますか?」という注意画面が出てくるので、「はい」を選んでください。
ターゲットディスクとは移行先SSDのことです。データは何も入っていないので安心してください。
ディスク/パーティションクローンが始まります。残り時間は表示されるので気長に待ちましょう。
ちなみにこのクローン画面において、以上の画像のように、
と表示されますが、これはメチャクチャ簡単に言うと、今使っているノートパソコンのHDD/SSDのWindowsのシステムファイルなどを新しいSSDにクローンします・しました、ということです。
GPTでフォーマットしたのにMBRでフォーマットし直されてる!というわけじゃないです。
「ディスククローンが正常に完了しました。」と表示されたらクローン成功です。
「完了」をクリックしてEaseUS Todo Backup Freeを終了させましょう。
移行元HDD/SSDを取り外して新SSDを取り付ける(画像例はM.2 SSD取り外し+2.5インチSSD取り付け)
データ移行・クローンが成功したら、ノートパソコンに搭載されているHDD/SSDを取り外して、新しいSSDを取り付けてください。
取り外し方はノートパソコンやメーカーによって本当に色々あるので網羅しきれません。保守マニュアルなどを探してみてください。
Lenovo ThinkPad E495でのM.2 SSDの取り外し・2.5インチSSD取り付けの流れ
今回は、ThinkPad E495に搭載されているM.2 SSDを取り外して、2.5インチSSDを取り付けます。
Lenovoのノートパソコンはハードウェア保守マニュアルのPDFが用意されていて、あらゆる部品の取り外し方が記載されています。
Lenovoはこういうところのホスピタリティが溢れているため、部品の交換がとてもやりやすくなっています。色々いじりたい!おもちゃがほしい!という人はLenovoのノートパソコンがオススメですよ。
ThinkPad E495のフタを開けます。
2.5インチSSD/HDDはここに搭載します。
注文時に2.5インチHDD/SSDを追加していない場合は、2.5インチHDD/SSDと同じ大きさをしたダミー(模型みたいなの)が搭載されています。
M.2 SSDはここに搭載されています。M.2 type2242のPCIe Gen3 NVMe M.2 SSDを搭載しています、
今回はM.2 SSDから2.5インチSSDへの交換のため、プラスドライバーを使ってこのM.2 SSDを取り外します。
ネジを外すとM.2 SSDがこんな感じでぴょんと跳ねた状態になるので、そのまま引き抜いてください。
M.2 SSDを引き抜いたら、外したネジをまた留めておいてください。M.2 SSDの取り外しはこれで終わりです。
ダミーを取り外すとこういう感じになってます。取り外すときにはフラットケーブルに注意してください。
このコの字になっているのはブラケットです。ブラケットの内側には突起があるので、この突起をSSD本体横にある穴に挿して固定します
ブラケットを2.5インチSSDに取り付けた様子。
2.5インチSSDをノートパソコン本体に取り付けてみました。
取り付ける時はフラットケーブルがちゃんと奥まで刺さっているか確認してください。ちゃんと起動しない可能性があります。
SSDやHDDの取り外し、新しいSSDの取り付けが終わったらノートパソコンのフタをまた閉めてください。
BIOSで起動順位を変更して、新SSDが一番最初に起動するようにする
ノートパソコンのBIOS画面で、新SSDが一番最初に起動するように起動順位を変更しましょう。
BIOS画面で「Boot」とか「起動」とか書かれてる画面を見つけ出してください。
新SSDでパソコン(Windows)が起動するか確認する
新SSDをノートパソコンに取り付けたら、新SSDでパソコン(Windows)が起動するか確認してください。
無事に起動すれば成功です。
すんなり起動しない、エラーコードを吐くときは
スタートアップ修復とかエラーコードが出てくると対処にマジで面倒で数時間は溶けるので、まずはSSDに最適化にチェック、フォーマットデータ移行やり直し、セキュアブート無効を試してください。
それぞれの作業時のポイントやコツなどまとめ
Dドライブなどに設定せずに「未割り当て」のままでも問題ないですが、EaseUS Todo Backup Free側が勝手にAドライブとかにします
この新しいシンプルボリュームの作業はやらなくても問題ないですが、試しに未割り当て状態のままEaseUS Todo Backup Freeを使ってデータ移行をしてみたら、「Aドライブ」に割り当てられていました。
自分でドライブレター(ドライブ文字)を指定するか、Windows側が勝手にドライブレターを決めてくるかの違いです。
また、未割り当てでもシンプルボリュームウィザードをやっていても、データ移行後のSSDの容量などもほとんど変わりませんでした。
【おまけ】WindowsがインストールされたドライブがCドライブとして認識されます
WindowsがインストールされたドライブをCドライブとして認識するようになっているので、あなたはSSDに交換した後にドライブレター(ドライブ文字)を変更する必要はないです。
ということです。大丈夫ですよ。
SSDはMBR形式でフォーマット推奨!とか言ってるサイトは絶対おかしいですよ
ThinkPad E495に搭載されているM.2 SSDはGPT形式でフォーマットされていました。
SSDを絶対にMBR形式でフォーマットしないと絶対にダメなのであれば、ThinkPad E495に搭載されている2.5インチSSDはMBR形式でフォーマットされているはずです。
MBRが絶対!と書いているサイトは、だいたいは以下のパターンです。
みたいな感じです。
外付けケースはUSB3.0/3.1ポートに接続するようにしてください
ノートパソコンと外付けケースを接続するときは、ノートパソコンのUSBポートはUSB3.0/USB3.1のほうに接続してください。USB2.0のポートに接続すると時間がかかります。
たとえばUSB3.0の最大転送速度は5Gbpsで、USB2.0の最大転送速度は480Mbpsです。およそ10倍の速度差があります。
もちろん常に最大転送速度でデータのやり取りができるわけじゃありませんがそれでもまだマシです。
ノートパソコンにUSB2.0ポートしかないなら諦めてください。
データ移行後にディスクの管理画面でパーティションの拡張はしないほうがいい
新しいSSDにデータを移行した後にディスクの管理画面を見てみると、未割り当てのボリュームが1つ2つあるかもしれません。
未割り当てのボリュームあってもったいないからといって、ディスクの管理画面で「ボリュームの拡張ウィザート」をして空き容量を増やすと、OSが起動しない、エラーコードを吐きまくる可能性があります。
果たしてこれが原因なのかどうかはわかりませんが、私はこれで4時間くらいドハマリしてしまいました。
これでスムーズに起動しました。
1つのストレージから複数のSSDにコピーした場合は、最後にコピーSSDを取り付けると起動?
1つのストレージにインストールされているWindows 10を複数のSSDにデータ移行することなんて無いと思いますが、検証してみたところこういうことが起きました。
大容量SSDをおすすめします
2020年6月現在、500GBクラスのSSDであれば8000円前後で、1TBクラスのSSDは1万2000円~1万3000円前後で購入できるようになっています。
空き容量を気にしながら使うのってストレス貯まりませんか?新SSDにするタイミングで大容量のSSDにしませんか?
個人的にはSSDは500GBはほしいです。メイン用途として使わないサブPCとかなら240GBのSSDでもいいかと思いますが、あれもこれもCドライブに入れる人はあっという間に足りなくなってきますよ。
格安SIMでお得なキャンペーン実施中!
irumoサイトで他社からirumoに乗り換え+0.5GBプラン契約でdポイント3,300ptプレゼント!
irumoサイトで他社から乗り換え(MNP)で0.5GBプランを契約するとdポイント(期間・用途限定)3,300ポイント貰えるオトクなキャンペーンが実施中です!
irumo(イルモ) 詳細はこちら
ahamoがオススメ
キャンペーン解説記事へ
ahamo(公式サイト)
荒巻大輔(管理人)
公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。
-解説