【Haswell Refresh】デスクトップ版CPUスペックまとめと比較!

投稿日:2015/01/28 更新日:

デスクトップ版Core i7, Core i5, Core i3, Pentium, Celeronのスペック/性能まとめと比較。CPUの選び方についても解説しています。

新第4世代「Haswell Refreshは動作周波数がわずかに上昇

カタログスペックだけの話をすれば、Haswell RefreshはHaswellよりも動作周波数が100MHz高くなっただけで製造プロセスやL3キャッシュやTDPなどその他のスペックは全て同じ。大幅に性能が向上しているわけではないので、Haswellから買い換える必要はありません。Sandy Bridgeよりも前のCore 2世代などからの買い替え・組み直しの人にオススメします。

8シリーズマザーでもHaswell Refresh搭載可能

Haswell RefreshはZ97, H97マザーボードで搭載可能ですが、同じLGA1150ソケットであるHaswell世代のZ87, H87, B85, H81マザーボードでもHaswell Refreshに対応しているUEFI(BIOS)のバージョンに更新することにより搭載可能になります。大抵のCPUが搭載可能。

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IntelがDevil's Canyon対応マザーボードリストを公開

IntelがDevil's Canyonに対応しているマザーボードのリストを公開しています。全部が全部調べたわけではありませんが、8シリーズのマザーボードでもDevil's Canyonが搭載出来るようになっています。これはZ87マザーボードの人気機種(値段の高いもの)に大金を費やしたユーザーの救済のため、という話もあります。

Core i7-4790Kに対応しているマザーボード一覧(Intel)
Compatible Motherboards(i7-4790K)
Core i5-4690Kに対応しているマザーボード一覧(Intel)
Compatible Motherboards(i5-4690K)

CPUの選び方

CPUはパソコンの頭脳に当たる最も重要なパーツで、演算処理を行う装置。PC全体の処理能力を一番左右します。
Intel Core i7, Core i5, Core i3, Pentium, CeleronというのはCPUのブランド名のことで、ハイエンドなCore i7、ミドルレンジのCore i5、ローエンドのCore i3と低価格なPentiumとCeleronの5つに分けられます。
Core i7
動画のエンコードやゲーム、動画の編集など高い処理能力が要求される・CPUの負荷の大きな作業をしたい・パソコン1台で何でもやりたいと考えている人にオススメ。
Core i5
Core i7までは予算を出せないけども、動画のエンコードやゲーム、動画の編集でそこそこの処理能力が欲しいと考えている人にオススメ。
Core i3
Webブラウジングや動画鑑賞、ブラウザゲームをプレイする程度で性能が求められるような作業をしない・普通にPCを使う人ならばこれで十分です。
Pentium, Celeron
極限まで予算が限られているならばCore i3よりも下のPentiumやCeleronを選びましょう。Pentium, Celeronなんて…と思う人もいますが、Celeron最上位モデルのPentium G1850でも動作周波数が2.9GHzありますし、昔のそれとは全然違います。

表について

  1. 性能はCore i7>Core i5>Core i3>Pentium>Celeronの順に高いです。この順に価格も高いです
  2. 簡潔に言うと表内の各項目の数値が高ければ高いほど性能がいいです(TDP除く)
  3. コア数 : CPU内部に存在するプロセッサコアの数。コア数が多いほど性能が高い。4コアのCPUだと同時に4つの処理をまとめてこなせる
  4. スレッド数 : CPUが同時に処理できる命令の数。スレッド数が多いほど並行作業できる数も増える
  5. CPU定格/TB : 定格時の動作周波数とターボ・ブースト・テクノロジーが有効になっている時の最大動作周波数。値が大きいほど処理速度は高速になる
  6. L3 : L3キャッシュのこと。データを一時的に保存する場所。キャッシュの容量が大きいほど高機能
  7. TDP : CPUの冷却に必要とする最低限の冷却処理能力のこと。こちらは低いほど省電力ということになります。しかしCPUの負荷状態に合わせて消費電力も変化するため、常にTDP欄の数値の消費電力で動作しているわけではありません

 

Core i7(ハイエンド)

モデルコアスレッドCPU定格/TB内蔵GPUL3TDPHTTB
i7-4790K4 8 4.0 / 4.4 GHz HD4600 8MB 88W
i7-4790483.6 / 4.0 GHzHD46008MB84W
i7-4790S483.2 / 4.0 GHzHD46008MB65W
i7-4790T482.7 / 3.9 GHzHD46008MB45W
i7-4785T482.2 / 3.2 GHzHD46008MB35W

 

Core i5(ミドルレンジ)

モデルコアスレッドCPU定格/TB内蔵GPUL3TDPHTTB
i5-4690K4 4 3.5 / 3.9 GHz HD4600 6MB 88W ×
i5-4690443.5 / 3.9 GHzHD46006MB84W×
i5-4590443.3 / 3.7 GHzHD46006MB84W×
i5-4460443.2 / 3.4 GHzHD46006MB84W×
i5-4690S443.2 / 3.9 GHzHD46006MB65W×
i5-4590S443.0 / 3.7 GHzHD46006MB65W×
i5-4460S442.9 / 3.4 GHzHD46006MB65W×
i5-4690T442.5 / 3.5 GHzHD46006MB45W×
i5-4590T442.0 / 3.0 GHzHD46006MB35W×
i5-4460T441.9 / 2.7 GHzHD46006MB35W×

 

Core i3(ローエンド)

内蔵GPUがIntel HD Graphics4600、L3キャッシュ4MBのモデルとIntel HD Graphics4400、L3キャッシュ3MBのモデルが混合しています。

モデルコアスレッドCPU定格/TB内蔵GPUL3TDPHTTB
i3-4370243.8 GHzHD46004MB54W×
i3-4360243.7 GHzHD46004MB54W×
i3-4350243.6 GHzHD46004MB54W×
i3-4170243.7 GHzHD44003MB54W×
i3-4160243.6 GHzHD44003MB54W×
i3-4150243.5 GHzHD44003MB54W×
i3-4370T243.3 GHzHD44004MB35W×
i3-4350T243.1 GHzHD46004MB35W×
i3-4170T243.2 GHzHD44003MB35W×
i3-4150T243.0 GHzHD44003MB35W×

 

Core i7 Core i5 Core i3の違い

Core i7

  • 全モデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーとハイパースレッディング・テクノロジーが有効
  • L3キャッシュが8MB

Core i5

  • 全モデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが有効
  • 全モデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが無効化されている
  • L3キャッシュが6MBに削減されている

Core i3

  1. 全モデルにおいてターボ・ブースト・テクノロジーが無効化されている
  2. 全モデルにおいてハイパースレッディング・テクノロジーが有効
  3. L3キャッシュは4MBか3MB
  4. 内蔵GPUがIntel HD Graphics 4600か4400と混合している

ターボ・ブースト・テクノロジー
自動的に定格の動作周波数より高速でCPUを動作させる機能。ただし、CPUが電源、温度、電流仕様のTDPの限界未満で稼働している必要があります。この機能により、シングルスレッドとマルチスレッド双方のアプリケーションでパフォーマンスが向上します。

ハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)
一つの物理的なCPUをOS上で2つの論理CPUに見せる技術。 CPUに対して与えられた複数の命令を同時に処理するため、ソフトやシステムの動作が高速になる。

末尾にK, S, TがついているCPUについて

末尾なし : 通常版CPU。
末尾K : 倍率ロックフリー、オーバークロックが可能なCPU。一番性能がいい。
末尾S : 省電力版CPU。通常版よりも多少処理能力が低下します。
末尾T : 超省電力CPU。末尾Sモデルよりも更に省電力なCPUで、主にショップの販売しているデスクトップパソコンに搭載されています。残念ながら通販ではCPU単体での販売はされておらず、CPUクーラーやメモリとセットで販売しています。

S、Tモデルは省電力になることと引き換えに性能が低下しています。小型のPCケースだから発熱を抑えたい、などの理由が特に無いのであれば通常版のモデルを、より高い性能を求めるならKモデルを選びましょう。

Pentium(低価格ブランド)

Pentium G3258がオーバークロック可能なPentium。

モデルコアスレッドCPU定格/TB内蔵GPUL3TDPHTTB
G32582 2 3.2 GHz HD無印 3MB 53W ××
G3470223.6 GHzHD無印3MB53W××
G3460223.5 GHzHD無印3MB53W××
G3450 223.4 GHzHD無印3MB54W××
G3440223.3 GHzHD無印3MB54W××
G3260223.3 GHzHD無印3MB53W××
G3250223.2 GHzHD無印3MB53W××
G3240223.1 GHzHD無印3MB54W××
G3440T222.8 GHzHD無印3MB35W××
G3260T222.9 GHzHD無印3MB35Q××
G3240T222.7 GHzHD無印3MB35W××

 

Celeron(低価格ブランド)

モデルコアスレッドCPU定格/TBGPUL3TDPHTTB
G1850 2 2 2.9 GHzHD無印 2MB 53W ××
G1840222.8 GHzHD無印2MB53W××
G1840T222.5 GHzHD無印2MB35W××

 

オススメマザー

Z97 Extreme6 SATA3ポート10個、SATA ExpressとM.2の両方を搭載し、ASRock独自の最大転送速度32Gbpsを実現したUltra M.2ソケットを搭載した高機能マザーボード。
H97-PRO SATAポート6個。SATA ExpressとM.2の両方、LANはIntel I218Vを搭載しているASUSのH87マザーボード上位モデル。

CPUも大事だけどHDDよりもSSDで

i7+HDDの組み合わせよりもi5+SSDのほうが幸せになれます。i5とi7の差額でSSDを購入すれば更に快適な動作が望めます。予算がある人はもちろんi7+SSDで。
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Haswell Refreshは買いなのか?

Ivy BridgeやHaswell世代からの移行には向いていませんが、Sandy Bridge世代より前のCPUを積んでて「古くなったし新しく1台組もう!」って人にオススメです。Z97, H97マザーは第5世代CPU「Broadwell」も搭載出来る予定なので、Haswell Refreshはとりあえずの繋ぎとして、Broadwellが発売されたら上位のCPUを購入して搭載、などのグレードアップも出来そうです。





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荒巻大輔(管理人)

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