ASRock Z170 Extreme7+, Z170 Extreme6+, Z170 Extreme6, Z170 Extreme4のスペック比較。
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スペック比較
製品名 | Z170 Extreme7+ | Z170 Extreme6+ |
チップセット | Z170チップセット | |
フォームファクタ | ATX | |
CPU | Intel 第6世代(Skylake) Core i7, Core i5, Core i3, Pentium, Celeron | |
ソケット | LGA1151 | |
電源フェーズ数 | 12 | 12 |
メモリ | DDR4-3600+/3200/2933/2800/2400/2133 (DDR4-2400以上はOCでの対応、動作保証はなし) (※Z170 Extreme4はDDR4-3200までのサポート) | |
メモリスロット数 | 4(最大で64GBまで認識) | |
【ストレージ】 | ||
SATA3ポート(Z170) | 6 | 6 |
SATA3ポート(外部) | 4 (ASMedia ASM1061) | 2 (ASMedia ASM1061) |
SATA Express | 3 | 2 |
Ultra M.2 | 3 | 1 |
【拡張スロット】 | ||
PCI Ex 3.0 x16 | 4 | 3 |
PCI Ex 3.0 x1 | 1 | 3 |
PCI Ex 2.0 x1 | 1 | - |
miinPCIe | 1 | - |
【その他】 | ||
LAN | Intel I219V Intel I211AT | Intel I219V |
オーディオ | Realtek ALC1150 | Realtek ALC1150 |
【バックパネル】 | ||
PS/2 | 1 | 1 |
DisplayPort | 1 | 1 |
HDMI | 1 | 1 |
DVI-D | 1 | 1 |
LAN(RJ45) | 2 | 1 |
USB3.1 type-A | 1 (ASMedia ASM1142) | 1 (ASMedia ASM1142) |
USB3.1 type-C | 1 (ASMedia ASM1142) | 1 (ASMedia ASM1142) |
USB3.0 | 4 | 6 |
USB2.0 | 2 | - |
光デジタル音声出力端子 | 1 | 1 |
オーディオジャック | 5 | 5 |
Z170 Extreme7+はIntel Z170チップセットを搭載するATXマザーボードのフラグシップモデル。3つのUltra M.2ソケット、4つのPCIe x16スロットを搭載。高速ストレージや強力なグラフィック性能が求められるワークステーションや究極性能を追求するエンスージアストにオススメです。SATA Express接続のFront USB 3.1 Panelがバンドルされています。
Z170 Extreme6+はIntel Z170チップセットを搭載するATXマザーボードのハイエンドモデル。Ultra M.2ソケットや、3つのPCIe x16スロットを搭載。リアI/OにはUSB3.1を2ポート(Type-A+Type-C)搭載します。さらにSATA Express接続のFront USB 3.1 Panelがバンドルされています。
DDR4メモリしかサポートしません
Z97マザーボードではDDR3メモリが使えましたが、Z170マザーボードではDDR4メモリしか使えなくなります。このためメモリを別途購入する必要があるため出費がかさみます。
Z170 Extreme7+およびZ170 Extreme6+はDDR4-3600+/3200/2933/2800/2400/2133メモリに対応していますが、DDR4-2400以上はOCでの対応となり、動作保証はありません。
Z170 Extreme7+はSATA3ポートが10個
Z170 Extreme7+はSATA3ポートが10個搭載されています。そのうち6個がZ170チップセット制御で、残り4個はASMedia ASM1061チップが制御するといういつものパターンです。
Z170 Extreme6+はSATA3ポートが8個搭載されています。こちらも同様に6個がZ170チップセット制御、残り4個はASMedia ASM1061チップが制御します。
なるべくZ170チップセット制御のSATA3ポートを
なお、ASM1061チップが制御しているSATA3ポートにストレージ類を接続すると、Z170チップセットが制御しているSATA3ポートと比較して約2割程度性能が落ちます。
極端な例を出すと、Z170チップセット制御のSATA3ポートにSSDを接続したらシーケンシャルリードが500MB/s出るのに対し、ASM1061制御のSATA3ポートだと480MB/sしか出ない、なんていうこともありえます。
Z170 Extreme7+はSATA Expressコネクタが3つ
ここで比較している全てのマザーボードがSATA Expressコネクタを搭載しています。この画像だと左側にあるのがSATA Expressコネクタです。
SATA ExpressはストレージとのインタフェースにPCI Expressを採用することで、現行のSATA3の6Gbpsを上回る10Gbps帯域を実現するもの。SATA ExpressはSATA3の帯域を上回るというメリットがありますが、SATA Expressコネクタを使うとSATA3ポート2個が使えなくなるというデメリットもあります。
Z97マザーボードではSATA Expressは1個しか搭載していなかったんですが、Z170マザーボードになると最大で3個まで搭載するようになりました。
Z170 Extreme7+はUltra M.2スロットが3つ
Z170 Extreme7+のみUltra M.2スロットが3個、それ以外は1個搭載しています。
Ultra M.2スロットはASRock独自のM.2スロットで、PCI-Express3.0(x4)をCPUに直結したことにより最大帯域幅32Gbpsを実現。SSDを接続した場合でもUltra M.2は通常のM.2よりもパフォーマンスが8.8%向上するなどのメリットがあります。
Z97マザーボードではUltra M.2スロットだけでなく通常のM.2スロットもあったんですが、Z170マザーボードではM.2スロットは無くなりUltra M.2スロットだけの搭載となりました。
また、ASRock U.2 Kitを使えばU.2接続のSSDも接続が可能です。
USB3.1 type-A, USB3.1 type-Cポートが搭載される
Z170マザーボードではUSB3.1 type-Aポート、USB3.1 type-Cポートがオンボードで搭載されています。
なお、USB3.1ポートを実装するために搭載されているチップ・コントローラはASMedia ASM1142なのでIntel純正のものではないことに注意。
USB3.1はUSB3.0の拡張規格として策定されたもので、理論上の転送速度は10GbpsとUSB3.0の2倍の転送速度を誇ります。あくまで理論上なのでフルに発揮されるというわけではありません。
USB3.1 type-CではUSBの裏表の関係なく挿せる(リバーシブル)ようになるため、USB機器をポートに挿す時に「あれ?こっちが表だっけ?」と悩むことがなくなります。ちなみに、USB3.1 type-Aは従来通り表裏があります。
Z170 Extreme7はLANポートを2つ搭載
Z170 Extreme7+だけはLANポートを2つ搭載しています。2つのLANポートをチーミング動作させることで2倍の帯域幅で通信が可能になります。
チーミングとは、コンピュータに装着された複数のネットワークアダプタを束ねて1つのアダプタとして運用し、負荷分散や帯域向上、耐障害性の向上を図る技術のこと。
以上。参考になれば幸いです。
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