AMD Ryzen Threadripperの詳細が明かされています。
AMDはCOMPUTEX TAIPEI 2017において、16コア43スレッド・ハイエンドデスクトップ向けCPU「Ryzen Threadripper」の実物や詳細を明かしました。
こちらはRyzen Threadripperのデモとして32スレッドで動作させている様子。
AMDは現時点ではクロックスピードや価格はまだ発表していませんが、同社はRyzen Threadripperには複数のプロセッサSKUが存在することを明かしています。最上位には16コア32スレッドモデルが存在します。
Ryzen Threadripperのために特別に設計された新しいチップセットであるX399チップセットも発表されました。このチップセットはThreadripperプロセッサをサポートし、64のPCIe Gen3レーン、8個のメモリスロットを搭載したクワッドチャネルDDR4メモリをサポートします。
PCIe Gen3レーンは64とKaby Lake-XやSkylake-Xよりも遥かに多いのが特徴。
Core i7-7820X/7800Xは28レーン、Core i9-7900Xは44レーンなので、Ryzen Threadripperの64レーンがいかに多いか分かります。
発売日などはまだ明らかにされていませんが、今年の夏にはRyzen ThreadripperやX399マザーボードを購入することができるでしょう。