楽天モバイル版OPPO Reno7 A(CPH2353)の実機レビュー。基本性能を備えたミドルレンジスマホです。
楽天モバイル版OPPO Reno7 A(CPH2353)レビュー
製品外観フォトレビュー
楽天モバイルから販売されるOPPO Reno7 A(CPH2353)を試用する機会があったため、簡単にレビューを行います。
本体正面。
6.4インチフルHD+(2400×1080)の有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載しています。大画面でありながら約74mmの横幅で絶妙なホールド感を実現しています。
リフレッシュレートは最大90Hzですが、一部アプリやコンテンツはリフレッシュレート60Hzで駆動します。画面のスクロールもスムーズに行えます。
インカメラは約1600万画素です。
本体背面。OPPO独自の背面加工「OPPO Glow」が施されています。
広角カメラ(約4800万画素)、超広角カメラ(約800万画素)、マクロカメラ(約200万画素)の3つのカメラを搭載しています。
OPPO Reno5 Aとくらべて約0.6mm薄く、約7g軽量化しています。
本体上部。端子類はありません。
本体右側面。
電源ボタンのみ搭載されています。
本体左側面
SIMトレイ、音量ボタン上下が搭載されています。
本体下部。
3.5mmイヤホンジャック、USB type-C端子、スピーカーが搭載されています。有線イヤホン派も安心です。
急速充電はUSB PD(18W)に対応しています。
SIMカードスロット。
SIMカードスロットは排他仕様になっていて、SIMカードスロット1はnanoSIMカードだけセットできます。
SIMカードスロット2は、nanoSIMカードもしくはmicroSDカードがセットできます。
nanoSIMカードを入れるとmicroSDカードは使用できません。microSDカードを入れるとnanoSIMカードは使用できません。
保護ケースが付属しているのですぐ使える
OPPO Reno7 Aは保護ケースが付属しています。実際に装着しましたが、当然ながら問題なくフィットしています。
そのまま保護ケースを使ってもいいですし、自分の好きなメーカーのケースを購入するまでのつなぎとして使ってもいいですね。
OPPO Reno7 Aのスペック
製品仕様
システム | ColorOS 12 (based on Android 11) |
CPU | Qualcomm Snapdragon™695 5G オクタコアCPU:2.2GHz×2+1.8GHz×6 |
メモリ(RAM) | 6GB |
ストレージ(ROM) | 128GB |
外部メモリ | microSDXC 最大1TB |
SIMカードスロット | 排他的デュアルSIMスロット SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM) / microSD |
SIMタイプ | nanoSIM+eSIM |
ディスプレイサイズ 種類 | 約6.4inch FHD+ 有機EL(AMOLED) リフレッシュレート90Hz |
アウトカメラ | [広角] 約4,800万画素 [超広角] 約800万画素 [マクロ] 約200万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 |
USBポート | USB Type-C™ / USB2.0対応 OTG対応 |
生体認証 | 顔・ディスプレイ指紋認証 |
WiFi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac テザリング対応 |
Bluetooth® | Ver 5.1 |
FMラジオ | 対応(有線イヤホン(別売)使用時) |
重量 | 約175g |
サイズ(mm) | 約73.4×159.7×7.6 (mm) |
防水・防塵機能 | IPX8/IP6X |
バッテリー | 4,500mAh |
充電時間 | 約125分 |
OPPO Reno7 AとOPPO Reno5 Aの比較
OPPO Reno7 A | OPPO Reno5 A | |
システム | ColorOS 12 (based on Android 11) | ColorOS 11 (based on Android 11) |
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 765G |
メモリ(RAM) | 6GB | 6GB |
ストレージ(ROM) | 128GB | 128GB |
外部メモリ | microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大1TB |
SIMカードスロット | 排他的デュアルSIMスロット SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM) /microSD | 排他的デュアルSIMスロット SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM) /microSD |
SIMタイプ | nanoSIM+eSIM | nanoSIM+eSIM |
ディスプレイサイズ 種類 | 約6.4inch FHD+ 有機EL(AMOLED) リフレッシュレート90Hz | 約6.4inch FHD+ LCD リフレッシュレート90Hz |
アウトカメラ | [広角] 約4,800万画素(F1.7) [超広角] 約800万画素(F2.2) [マクロ] 約200万画素(F2.4) | [メイン]約6400万画素(F/1.7) [超広角]約800万画素(F.2.2) [モノクロ]約200万画素(F2.4) [マクロ]約200万画素(F2.4) |
インカメラ | 約1,600万画素 | 約1,600万画素 |
重量 | 約175g | 約182g |
サイズ(mm) | 約73.4×159.7×7.6 (mm) | 約74.6×162.0×8.2 (mm) |
OPPO Reno7 Aは動画撮影時の性能がダウン
OPPO Reno7 A | OPPO Reno5 A |
アウトカメラ:1080P/720P@ 30fps スローモーション撮影:720P@ 120fps 電子式手ブレ補正対応:1080P@ 30fps ズーム撮影:1080P@ 30fps | アウトカメラ: 最大4K(30fps)1080P(60fps/30fps)、720P(60fps/30fps) ビデオスローモーション: 1080P(240fps)、720P(480fps) ビデオ手ブレ補正【EIS】 とビデオズーム |
OPPO Reno7 Aのアウトカメラの動画撮影時の性能は、OPPO Reno5 Aよりもダウンしています。
多くの人が動画撮影時に求めるであろう1080P/60fpsでの動作撮影ができなくなっています。1080P/30fpsでしか撮影できません。また、4K@30fpsでの動画も撮影できなくなっています。(4Kで撮らない人は特に関係なし)
楽天モバイルのOPPO Reno7 AはSIMロックなしのSIMフリー状態で販売
楽天モバイルから販売されているOPPO Reno7 Aは、SIMロックなしのSIMフリー状態で販売されています。
SIMカードとeSIMどちらも対応。SIMカード2枚、SIMカード+eSIMのDSDVにも対応
楽天モバイルから販売されているOPPO Reno7 Aは、SIMカードとeSIMどちらも対応しています。
楽天モバイルのVoLTEの他に、ドコモ/au/UQモバイル/ソフトバンク/ワイモバイルのVoLTEをサポートしています。
デュアルSIM(DSDV)で可能なSIMの組み合わせ
OPPO Reno7 AはDSDVに対応しています。
- SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM)
- SIM1(nanoSIM)+eSIM
なお、au/UQモバイル/ワイモバイルの取扱製品は、シングルSIMスロット(nanoSIM+microSD)となります。
対応している周波数帯
- 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
- 3G: UMTS(WCDMA) Band 1/4/5/6/8/19
- 4G: TD-LTE Band 38/40/41/42
- 4G: LTE FDD Band 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28
- 5G: n3/n28/n41/n77/n78
OPPO Reno7 AはどのキャリアのSIMカードやeSIMが使える?
楽天モバイル
楽天モバイルで楽天回線として使用されているLTE Band 3、パートナー回線として使用されているLTE Band 18に対応しています。
楽天モバイルからも販売されるので、楽天モバイルのSIMカードとeSIMは絶対に利用できます。
ドコモ/ahamo/格安SIMのドコモ回線プラン
NTTドコモで使用されているLTE Band 1/3/19/26/28/42に対応しています。
ドコモ回線のSIMカードやeSIMでも問題なく利用できます。
au/UQモバイル/povo/格安SIMのau回線プラン
auで使用されているLTE Band 1/18/26/28/42に対応しています。
au回線のSIMカードやeSIMでも問題なく利用できます。
ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMO/格安SIMのソフトバンク回線プラン
ソフトバンクで使用されているLTE Band 1/3/8/28/42に対応しています。
ソフトバンク回線のSIMカードやeSIMでも問題なく利用できます。
ベンチマークや電池持ちなど検証
Antutu BenchmarkとGeekbench 5でベンチマーク
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Antutu Benchmarkのスコアは385986でした。CPUが119354、GPUが100448、MEMが62081、UXが104103でした。
Geenbenchのスコアはシングルコアが685、マルチコアが1972でした。
朝から夜まで持ち歩いたときの電池持ち
楽天モバイルのeSIMを入れたOPPO Reno7 Aを朝8時から夜10時まで持ち歩いたときの電池持ちです。
朝8時から9時までバス移動、9時45分から12時前まで映画鑑賞、12~13時に昼飯と写真撮影、13時から18時までカラオケ&Twitter閲覧、18時に晩飯と写真撮影、20時頃に夜景撮影~22時頃帰宅といったスケジュールで使いましたが、50%は残っていました。
楽天モバイルのeSIMを入れてスピードテスト
OPPO Reno7 Aに楽天モバイルのeSIMを入れてスピードテストしてみました。
私が住んでいるのは割と田舎の方ですが、my楽天モバイルで接続回線エリアを見てみると、しっかり楽天回線エリアで接続できていました。
カメラ作例
夜景
同じ場所から超広角・広角・2倍ズーム・5倍ズームで撮影
超広角カメラで撮影。
広角カメラで撮影。
2倍ズームで撮影。
5倍ズームで撮影。
OPPO Reno7 Aの便利機能
画面内指紋センサーの反応は良い、顔認証も問題なし
OPPO Reno7 Aは画面内指紋センサーが搭載されています。画面上の指紋認証部に触れると画面ロックが解除できます。指紋認証の精度も問題ないです。
端末を持ち上げたら電源オン、ダブルタップで画面を起動またはオフもできます。
顔認証も搭載されています。顔認証の精度も問題ありません。
顔認証と指紋認証の併用も可能です。
3本指操作でスクリーンショット、画面分割ができる
- 保存したい画面を3本指で上から下にスライドすると、表示されている画面のスクリーンショットが撮影できる
- 縦長の画面を1枚の画像として保存したいときは、左下に表示される「スクロール」をタップすると、1ページまるごとスクリーンショットが撮影できる
- 部分的なスクリーンショットが撮影できる
- 画面分割できる
ゲームフォーカスモード
ゲームや動画視聴中に通話やLINEなどの通知を出さないようにできる、ゲームプレイ中のミスタッチを防止できる「ゲームフォーカスモード」が搭載されています。
リズムゲームなどをプレイしているときに通知が来るとミスしてしまい腹が立ってしまうことが多々あると思いますが、ゲームフォーカスモードを利用することでそのストレスを無くせます。
おサイフケータイ対応
OPPO Reno7 Aはおサイフケータイに対応しています。スマートフォンをかざすだけで電車やバス、買い物の支払いが完了します。
システム劣化防止機能
メモリ圧縮方式の変更により、効率よくシステム稼働領域を維持。これにより長期間利用に伴うシステムの劣化を防ぎます。システム劣化具合を5%以下に抑えることで、日常でよく使うブラウザやカメラ等のアプリの使用時に、36ヶ月間使っても購入時のようなサクサク操作感が持続し、もたつきなく快適に使えます。
OPPO Reno7 Aまとめ
オススメポイント
- 本体背面デザインが良い
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzでなめらかに引っかかりなくスクロール可能。スクロールがガクガクすることは無い
- 気温31度の直射日光下で写真を撮りまくっても「本体温度が上昇しています」等と表示されることが無い
- SIMカードとeSIMのデュアルSIMに対応しているので、楽天モバイルと他キャリアとの併用できる
- microSDカードで容量拡張できる。本体ストレージ(ROM)をあまり使いたくない人も安心
- 防水防塵・おサイフケータイに対応
- 電池持ちが良い
日本人が求めるであろう防水・防塵・おサイフケータイ、そしてeSIMを搭載した基本を抑えているミドルレンジスマホです。
性能は決してハイエンドとはいえませんが、普通に使うなら十分な性能を備えているでしょう。
いまいちなところ・気になるところ
- フルHD(1080P)60fpsでの動画撮影ができない。1080P/30fpsでしか撮影できない
- 4K動画撮影ができない
- のぞき見を防ぐ機能が搭載されているが、通知画面のみしかこの機能が使えない
- Wi-Fi 6非対応
- スピーカーがモノラル
動画性能周りがOPPO Reno5 Aなどよりもダウンしてしまっています。
楽天モバイルでOPPO Reno7 A契約で楽天ポイント最大ポイント還元!
楽天モバイルで販売されているOPPO Reno7 Aを新規契約または他社から乗り換えで契約すると、楽天ポイントが最大2万3000ポイント還元されるお得なキャンペーンが実施されています。
- 「【Rakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典】だれでも5,000ポイントプレゼント
- 「他社から乗り換え(MNP)の方限定!通常のRakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典に加えて、さらに15,000ポイントプレゼントキャンペーン
- 「回線契約のみでOK!通常のRakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典に加えて、さらに3,000ポイントプレゼントキャンペーン
OPPO Reno7 Aの販売価格は4万5800円で、上記3つのキャンペーンを併用して最大2万3000ポイント還元されることで、実質2万2800円で購入できます。
また、楽天モバイルのOPPO Reno7 Aを購入して応募すると、ワイヤレスイヤホン「OPPO Enco Buds」が貰えるキャンペーンも実施されています。