PS5で使える・対応しているM.2 SSD、オススメM.2 SSDについて解説。実際にM.2 SSDとヒートシンクを買って取り付けました。
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M.2 SSDとは?
M.2 SSDデバイス(別途購入が必要)は高速のソリッドステートドライブメディアで、PS5ベータ版ユーザーはこれを取り付けることでPS5またはPS5デジタル・エディションのストレージ容量を拡張できます。
M.2 SSDはカード状です
M.2 SSDはこのようにカード状になっています。細長い基板にチップがいくつも搭載されています。
基板がむき出しになっているものもあれば、発熱対策でヒートシンク(金属)がついているものもあります。
M.2 SSDはM.2 type 2280というサイズの製品が主流。PS5もM.2 type 2280に対応
M.2 SSDの大きさの規格は、
- M.2 type 2230(縦幅22mm×横幅30mm)
- M.2 type 2242(縦幅22mm×横幅42mm)
- M.2 type 2260(縦幅22mm×横幅60mm)
- M.2 type 2280(縦幅22mm×横幅80mm)
- M.2 type 22110(縦幅22mm×横幅110mm)
の5つがありますが、最も製品数が多いのはM.2 type 2280になります。この記事で紹介しているのもM.2 type 2280のM.2 SSDです。
M.2 type 2280ってなんかデカくね?と感じる人もいるかと思いますが、縦22mm横80mmとめちゃくちゃ小さいです。こんなサイズでも1TBとか2TBとかあります。
PS5はM.2 SATA SSDは非対応
M.2 SATA SSDには対応していません。Amazonとかで検索すると出てくる安いM.2 SSDはほぼ確実にこのM.2 SATA SSDです。
PS5で使えるM.2 SSDの条件
インターフェース: PCIe Gen4x4 M.2 NVMe SSD
容量:250GB~4TB
放熱構造: PS5でM.2 SSDを使用する場合、ヒートシンクなどの放熱構造が必要です。片面あるいは両面のヒートシンクをご自身でM.2 SSDに取り付けていただくか、あらかじめ放熱構造(ヒートシンクなど)が組み込まれたM.2 SSDをご利用ください。
シーケンシャル読み込み速度:5,500MB/秒以上を推奨
モジュールの幅:22mm幅(25mm幅は非対応)
対応サイズ:M.2 type 2230、2242、2260、2280、22110
これらの番号はM.2 SSDデバイスの製品情報に記載されています。最初の2桁は幅を表し、残りの桁は長さを表します。
ソケットタイプ:Socket 3 (Key M)
放熱構造(ヒートシンクなど)を含むサイズ:
ミリメートル単位:110mm (L) x 25mm (W) x 11.25mm (H)未満
より詳細な要件については以下をご覧ください。
長さ
次の長さのM.2 SSDがPS5で使用可能です:
30mm、42mm、60mm、80mm、110mm(上記のサイズに対応)
幅
22mm幅のM.2 SSDモジュールが必要です。
全体の構造(追加した放熱構造を含む)が25mmを超えないようにしてください。
高さ
M.2 SSDと放熱構造(ヒートシンクなど)の合計の高さ(内蔵または別途取り付けのどちらの場合も)は11.25mm未満である必要があります。
また、以下のとおりM.2 SSDの基板に対して適切な位置になくてはなりません。
- 基板から下2.45mmまで
- 基板から上8.0mmまで
PS5にM.2 SSDを取り付ける方法 日本
ヒートシンク組み込み済みのM.2 SSDのサイズ
横幅がひっかかることは無いと思います。
基板から上8mmまで、基板から下2.45mmまでのヒートシンク組み込み済みM.2 SSDを探す必要があります。
片面ヒートシンク取り付け時のM.2 SSDのサイズ
横幅がひっかかることは無いと思います。
ヒートシンクの無いM.2 SSDを購入して、自分で基板の上に好きなヒートシンクを取り付けて使う場合は、基板から上8mmまでにおさまる熱伝導シートとヒートシンクを探す必要があります。
WD Black SN850 NVMe SSDのヒートシンク搭載モデルのサイズは、縦幅23.4mm×横幅80mm×高さ8.8mmなので、PS5にピッタリのサイズで取り付けられます。
両面ヒートシンク取り付け時のM.2 SSDのサイズ
横幅がひっかかることは無いと思います。
ヒートシンクの無いM.2 SSDを購入して、自分で基板の上下に好きなヒートシンクを取り付けて使う場合は、基板から上8mmまで、基板から下2.45mmまでにおさまる熱伝導シートとヒートシンクを探す必要があります。
とりあえずシーケンシャルリード(読込速度)が5500MB/s以上のものから探していけばOK
どのM.2 SSDを探せば良いのか?については、とりあえずシーケンシャルリード(読込速度)が5500MB/s以上のM.2 SSDを探せばOKです。
シーケンシャルリードが5500MB/s以上あるM.2 SSDは、確実にインターフェースがPCIe Gen4x4 M.2 NVMe SSDです。
ヒートシンクの無いM.2 SSDの高さはだいたい2~3mm程度
製品にもよりますが、M.2 SSDだけの厚さは全体で2~3mm程度です。
多くの人に選ばれるであろうWestern DigitalのWD Black SN850やSamsungの980 PROの厚さは2.38mmです。
ヒートシンクの無いM.2 SSDの横幅縦幅は22mm×80mmなので気にしなくていい
ヒートシンクの搭載されているM.2 SSDの横幅と縦幅のサイズは間違いなく22mm×80mm(2280)なので、まずサイズは気にしなくてOKです。
PS5の増設にオススメのM.2 SSD
M.2 SSDを買うなら、Western DigitalかSamsungのM.2 SSDを買っておくのが一番いいですよ。
私もPS5を持っているのでM.2 SSDを取り付ける予定ですが、Western DigitalかSamsungのSSDを絶対に買います。
【ポイント】容量によって読み込み速度・書き込み速度が異なる製品がある
M.2 SSDは、同じ製品でも容量によっては読み込み速度や書き込み速度が異なることがあります。
だいたいは一番容量の大きいモデルが一番いいものになっています。まあ一番容量の大きいモデルを選ばないとダメとか、性能に大きな差が出る、とかいうことは無いのでご安心ください。
ダウンロード版はゲーム1つで30GBとか使う。タイトルによってはそれ以上使うので1TBがオススメ
PS4とかPS4 Proに搭載されているHDDを交換するときもそうでしたが、M.2 SSDは1TB以上のものを搭載することをオススメします。
ダウンロード版はゲーム1つで30GBとか使いますし、タイトルによってはそれ以上使います。
WD Black SN850 NVMe SSD(ヒートシンク付き・無しモデルの2モデル存在)
ヒートシンク無しモデルとヒートシンクありモデルの2つのモデルがあります。ヒートシンク搭載モデルを買ったほうが楽です。
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Seagate FireCuda 530シリーズ(ヒートシンク無しモデル)
こちらはFireCuda 530シリーズのヒートシンク無しモデルです。別途ヒートシンクの購入が必要です。
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Seagate FireCuda 530 Heatsinkシリーズ(ヒートシンク付きモデル)
こちらはFireCuda 530シリーズのヒートシンク搭載モデルです。PS5にも対応しています、とメーカー公式サイトで名言されているので、問題なくPS5に取り付けて使用できます。
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ソニーのグループ会社の「Nextorage」社製のSSDもオススメ
Nextorage株式会社(ネクストレージ株式会社)はメモリー・ストレージ・ソリューション事業に特化したソニーグループ会社として2019年10月1日に発足しました。
メモリーストレージ20年の歴史を継ぐ技術者とスタッフ集団中心に創られた会社です。
Nextorage NEM-Hシリーズ(ヒートシンク無しモデル)
Nextorage NEM-Hシリーズ 2000GB 内蔵SSD M.2 2280 最大転送速度7100MB/s PCIe Gen 4.0 x 4 NVMe 1.4 NEM-HA2TB/E J
Nextorage NEM-PAシリーズ(ヒートシンク付きモデル)
PS5との互換性をNextorageにて動作確認済です。
PS5における読み込み速度は 6,500 MB/sを超えるパフォーマンスを達成しています。
Nextorage
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オススメのヒートシンク
長尾製作所 SS-M2S-HS01
1.5mm厚のアルミニウムと、熱伝導率が極めて高い超低硬度放熱シリコーンパッドを組み合わせる事で熱暴走を効果的に抑えます。
ヒートリンクの板厚が1.5mmで、全体の厚さは6mm、シリコーンパッドの厚さは0.5mmで、このヒートリンクの合計の高さは6.5mmとなります。
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Samsung 980 PROと長尾製作所のヒートシンク SS-M2S-HS01を購入して実際に増設しました!
用意したもの
増設用M.2 SSD、ヒートシンク、精密ドライバーは以下の3つを用意しました。精密ドライバーはPS5のネジを外すときに必要になります。普通の家庭だとこのサイズのドライバーは無いので、無かったら買いましょう。
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増設の手順
PS5のフタを外してM.2ソケットまでたどり着いてください。
M.2ソケットを覆っているカバーはネジ留めされているので、ドライバーを使ってネジを外してください。
このとき使えるのはです。
カバーを取り外すとM.2ソケットが出現します。
M.2ソケットの110の部分にスペーサーとネジが取り付けられているので、これも取り外しましょう。
取外ぃたスペーサーは「80」の部分に移動させましょう。
こちらがM.2 SSDとM.2 SSD用ヒートシンクです。
M.2 SSDの半月状になっている部分とヒートシンクの半月状になっている部分が合うようにヒートシンクをM.2 SSDに貼り付けてください。
WD Black SN850とかシールが貼り付けられている面が表面になります。この表面にヒートシンクを貼り付けてください。
ヒートシンクをM.2 SSDに貼り付けるとこのようになります。
M.2 SSDとヒートシンクを貼り付けたら、次は絶縁用テープをM.2 SSDに貼り付けてください。
絶縁用テープを貼り付けたら、次はPS5のM.2ソケットにM.2 SSDを差し込んでください。
M.2 SSDのコネクタとPS5のM.2ソケットはこんな感じになっています。
M.2 SSDを差し込んだらネジで固定してください。
あとはM.2ソケットのカバーをネジ留めして、PS5のカバーを取り付けてください。これでPS5本体でやる作業は終わりです。
M.2 SSDを取り付けた状態でPS5を起動するとフォーマットを求められる画面になるので、M.2 SSDをフォーマットしてください。
フォーマットが終わってPS5が起動して、ストレージ画面にいってM.2 SSDが認識されていればM.2 SSDの増設は完了です。
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M.2 SSDとは?
M.2 SSDデバイス(別途購入が必要)は高速のソリッドステートドライブメディアで、PS5ベータ版ユーザーはこれを取り付けることでPS5またはPS5デジタル・エディションのストレージ容量を拡張できます。
M.2 SSDはカード状です
M.2 SSDはこのようにカード状になっています。細長い基板にチップがいくつも搭載されています。
基板がむき出しになっているものもあれば、発熱対策でヒートシンク(金属)がついているものもあります。
M.2 SSDはM.2 type 2280というサイズの製品が主流。PS5もM.2 type 2280に対応
M.2 SSDの大きさの規格は、
の5つがありますが、最も製品数が多いのはM.2 type 2280になります。この記事で紹介しているのもM.2 type 2280のM.2 SSDです。
M.2 type 2280ってなんかデカくね?と感じる人もいるかと思いますが、縦22mm横80mmとめちゃくちゃ小さいです。こんなサイズでも1TBとか2TBとかあります。
PS5はM.2 SATA SSDは非対応
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ヒートシンク組み込み済みのM.2 SSDのサイズ
横幅がひっかかることは無いと思います。
基板から上8mmまで、基板から下2.45mmまでのヒートシンク組み込み済みM.2 SSDを探す必要があります。
片面ヒートシンク取り付け時のM.2 SSDのサイズ
横幅がひっかかることは無いと思います。
ヒートシンクの無いM.2 SSDを購入して、自分で基板の上に好きなヒートシンクを取り付けて使う場合は、基板から上8mmまでにおさまる熱伝導シートとヒートシンクを探す必要があります。
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両面ヒートシンク取り付け時のM.2 SSDのサイズ
横幅がひっかかることは無いと思います。
ヒートシンクの無いM.2 SSDを購入して、自分で基板の上下に好きなヒートシンクを取り付けて使う場合は、基板から上8mmまで、基板から下2.45mmまでにおさまる熱伝導シートとヒートシンクを探す必要があります。
とりあえずシーケンシャルリード(読込速度)が5500MB/s以上のものから探していけばOK
どのM.2 SSDを探せば良いのか?については、とりあえずシーケンシャルリード(読込速度)が5500MB/s以上のM.2 SSDを探せばOKです。
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ヒートシンクの無いM.2 SSDの高さはだいたい2~3mm程度
製品にもよりますが、M.2 SSDだけの厚さは全体で2~3mm程度です。
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WD Black SN850とかシールが貼り付けられている面が表面になります。この表面にヒートシンクを貼り付けてください。
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M.2 SSDとヒートシンクを貼り付けたら、次は絶縁用テープをM.2 SSDに貼り付けてください。
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