先日複数の海外サイトにて、「ECSが自作向けマザーボード事業から撤退する」というニュースがありましたが、ECSが早速その噂を否定しました。これで今年2回めの否定とのこと。
ニュースの内容としては、「作向けマザーボード市場からの段階的撤退・縮小」「クライアントが要求してきたらマザーボードのODM / OEM生産はする」「タブレットやノートパソコン、小型PCの生産へとシフトしていく」「GIGABYTEとASUSTekとの競争がつらい」といった感じ。
ASUSTekやGIGABYTEといったメーカーよりも遥かに流通している数が少ないし、そもそもマザーボードを購入する際の選択肢にも入ってこない(個人的意見)のであぁついに撤退かぁ、と思ったら撤退しないようです。
今となってはそうでもないですが、ECSは一時的に多くのマザーボードを発売しており、ASUSTekやGIGABYTEと競合することがあっても利益は一定のレベルを維持することが出来ます。したがって、ECSが自社ブランドのマザーボードを生産し続けたいということは驚くべきことではありません。
まあそもそも、ECSはCOMPUTEX TAIPEI 2015でLGA1151のZ170マザーボードを展示していたので自作向けマザーボード事業から撤退するわけがないんですよね。
情報元 : ECS: We will not quit branded motherboard market | KitGuru