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デスクトップパソコンのCPUの交換方法を解説

デスクトップパソコンのCPUの交換方法・交換の流れを解説。

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デスクトップパソコンのCPUは交換できます

デスクトップパソコンのCPUは交換できます。ご安心ください。

ただし、発売されてから数年経過したCPUはすでに生産が終了していて、Amazon、ドスパラ、パソコン工房では取り扱いをしていない可能性があります。

一番分かりやすいのはYouTubeで見ること

文章で説明するのは限界があります。デスクトップパソコンのCPU交換で一番分かりやすいのはYouTubeを見ることです。

CPUの交換、CPUクーラーの取り付け部分は特に参考になります。

デスクトップのCPU交換の流れ

  1. マザーボードの型番やソケットをチェックする
  2. どのCPUが載せられるかチェックする
  3. CPU、グリスを通販サイトなどで調達する
  4. CPUクーラーをいいものに買えたい時はCPUクーラーも調達する
  5. パソコンのフタを開ける
  6. CPUクーラーを取り外す
  7. CPUを取り外す
  8. 新しいCPUを取り付ける
  9. CPU表面にグリスを塗る
  10. CPUクーラーを取り付ける
  11. パソコンのフタを閉じる
  12. パソコンが起動できることを確認する
  13. ベンチマークなどの高負荷になる作業をしてみて、CPUの温度が異常に上がらなかったら成功

デスクトップのCPU交換で必要なもの

  • 新しいCPU
  • 新しいマザーボード
  • CPUに塗るグリス
  • CPUクーラー(性能のいい製品に交換したい場合、新CPUに付属していない場合)

新しいマザーボード

今使っているマザーボードと新しいCPUのソケット形状(LGA○○○○)が一致していれば、新しいマザーボードの購入は不要です。

今使っているマザーボードと新しいCPUのソケットが一致して胃内場合は、新しいマザーボードの購入が必要です。

CPUに塗るグリス

CPUに塗るグリスが見つからない場合、「このグリスを使いたいんだ」というこだわりがある人はグリスを購入してください。Amazonなどでいくらでも売っています。

以前CPUクーラーを購入したことがある人は付属しているグリスがまだ手元にあるかもしれません。グリスが固まっていなければ使えるでしょう。

なお、別途CPUクーラーを新規購入する場合は、大抵の場合はグリスが同梱されているため購入不要です。

CPUクーラー(性能のいい製品に交換したい場合、新CPUに付属していない場合)

  • CPUに同梱されていたリテールクーラーを使っている
  • 最近マシンパワーを使う作業をするようになって、CPUの冷却面について興味が湧いてきた

という人は、お好みでDEEPCOOLとかサイズなどが販売しているCPUクーラーを購入してください。リテールクーラーよりも確実にCPUを冷却することができます。

Core i9-13900Kなどの末尾に「K」や「KS」「KF」のついたモデルは、CPUクーラーが同梱されていないため、自分でCPUクーラーを購入する必要があります。「末尾KのCPUを買うなら知識あるでしょ?自分で好きなCPUクーラーを買ってね」というスタンスです。

 

Core i3-9100からCore i9-9900に交換したいときの実例

前提条件

  • Core i3-9100を搭載している
  • Core i9-9900に交換したい
  • マザーボードの型番を調べてみると、メーカーはASUSで型番は「PRIME H310M-A R2.0」であることが分かった

【手順①】マザーボードの型番を確認する

デスクトップパソコンのCPUを交換するときは、まずは今使っているデスクトップパソコンのマザーボードの型番は何なのかを確認する必要があります。

マザーボードの型番が確認できれば、搭載できるCPUがどれなのかを調べることができます。

  1. パソコンのフタを開けて、マザーボード基板のどこかに書かれている型番で検索する
  2. 「Windowsキー」と「R」キーを同時押しして「ファイル名を指定して実行」を開き、名前欄に「msinfo32」と入力してOKをクリックして、「システムモデル」を確認

おそらくmsinfo32で見るのが分かりやすいと思います。

msinfo32を実行すると「システム情報」の画面が表示されます。この中に「システムモデル」という項目があります。ここに表示されているのがマザーボードの型番です。

たとえばmsinfo32などでチェックした結果、あなたが使っているデスクトップパソコンに搭載されているマザーボードが、ASUSの「PRIME H310M-A R2.0」だったとしましょう。

私の環境でmsinfo32を実行すると、システムモデルは「Z390 AORUS PRO」と表示されました。

私はこのマザーボードを使って自作PCを組んだので、正しいものが表示されていることが分かります。

【手順②】マザーボードの型番でGoogleなどで検索して、どのCPUを搭載できるかチェックする

マザーボードの型番が分かったところで、GoogleやYahoo!などでマザーボードの型番で検索しましょう。

マザーボードの型番で検索するとそのメーカーの製品公式ページが出てきます。そのページでは、対応しているCPUやメモリ、マニュアルやドキュメントなどがダウンロードできるようになっています。

GoogleでPRIME H310M-A R2.0で検索すると、一番最初にASUSの製品公式サイトのPRIME H310M-A R2.0 | マザーボード | ASUS 日本が表示されるのでアクセスしてください。

アクセスしたら右上の「サポート」をクリックして、「CPU/メモリサポート」をクリックしてください。

そうするとPRIME H310M-A R2.0 CPUサポートページが表示されます。このページに表示されているCPUであれば搭載できます。

Core i3-9100からもっと性能のいいCPUにアップグレードしようと考えていたあなたは、どうするか考えた結果Core i9-9900を買うことにしました。

【手順③】今使っているマザーボードのBIOSバージョンを確認する

搭載できるCPUが分かったら、次は今使っているマザーボードのBIOSバージョンを調べましょう。

  1. コマンドプロンプトを開く
  2. コマンド画面が表示されたら wmic bios get smbiosbiosversion と入力してエンターを押す
  3. SMBBIOSBIOSVersion に続く文字列と数字がBIOSのバージョン

私の環境でコマンドを実行すると「F5」と表示されました

【手順④】新CPUを載せるときにBIOSバージョンの更新が必要かどうかチェック

新しいCPUを載せるためには、マザーボードのBIOSバージョンの更新が必要になる可能性があります。

たとえばPRIME H310M-A R2.0にCore i9-9900を載せるためには、BIOSバージョンを0606にする必要があります。

PRIME H310M-A R2.0のBIOSバージョンが0606よりも前のバージョンだと、Core i9-9900を乗せる前にBIOSバージョンのアップデートが必要です。

これはどのマザーボードメーカーでもそうなんですが、マザーボードを購入した時期によってBIOSバージョンが異なる可能性があります。発売当初だとバージョン①だけど、発売から数ヶ月するとバージョン②みたいなことがよくあります。

各マザーボードメーカーは、BIOSアップデートなどを簡単に行えるソフトウェア/ユーティリティを各自で配布しています。

アップデートが必要ならそちらを利用して対応するBIOSバージョンまでアップデートしてください。

 

【手順⑤】新CPUを通販や店舗などで調達する

新CPUが今使っているマザーボードに搭載できるかどうかが分かったところで、Amazonやドスパラ、パソコン工房などでCPUを購入しましょう。

CPUを古いものから新しいものに交換する

パソコンのフタを開ける

手元にCPU、グリス、CPUクーラーが届いたらやっと交換できます。

まずはデスクトップパソコンのフタを開けてください。

CPUクーラーとCPUを取り外す

フタを開けたら、CPUクーラーとCPUをマザーボードから取り外してください。

CPUクーラーを取り外す時は、CPU表面とCPUクーラーの接着面のグリスが固まってなかなか取れない可能性があります。

CPU交換前に事前に高負荷をかけてCPU表面を熱くしておくと、グリスがゆるくなって取り外しやすくなるかもしれません。

CPUクーラーを取り外そうとしたらCPUごと外れてしまう、いわゆる「スッポン」にも注意してください。

新しいCPUを取り付けて、CPU表面にグリスを塗ってCPUクーラーを取り付ける

CPUとCPUクーラーを外したら、新しいCPUを取り付けてください。

CPUを取り付けたらCPUクーラーも取り付けてください。CPUクーラーの取り付け方はCPUクーラーなどのマニュアルを見てください。

CPUクーラーのCPU表面と接着する部分に透明なシールが貼ってあることがあります。ちゃんと剥がしてからCPUクーラーを取り付けてください。

パソコンのフタを閉じる

CPUとCPUクーラーの交換が終わったらパソコンのフタを閉じてください。

パソコンが起動できることを確認する

パソコンがちゃんと起動することを確認してください。

ベンチマークなどの高負荷になる作業をしてみて、CPUの温度が異常に上がらなかったら成功

パソコンが無事に起動したら、ベンチマークなどの高負荷になる作業をしてみて、CPUの温度が異常に上がらなかったり、OSが落ちたりしなければ成功です。

CPU交換時の注意点やポイント

末尾に「F」がついているCPUは別途グラボ必須なので注意

  • Core i9-9900KF
  • Core i7-9700KF

などの末尾にFがついているCPUを搭載すると、マザーボード側に搭載されているHDMI端子やDisplayPort端子を使っても液晶ディスプレイに映像は映りません。

末尾にFがついているCPUは、Intel UHD Graphicsなどが最初から無効化されたモデルです。無効化されているならユーザー側で有効化できるのでは?と考える人が少数いますが無理です。

末尾にFがついているCPUはグラフィックボードが必須です。

グラフィックボードを取り付けて、グラフィックボード側に搭載されているHDMI端子やDisplayPort端子を使うと液晶ディスプレイに映像が映るようになります。

CPUをもっと冷やしたいならリテールクーラーを卒業しましょう

リテールクーラーでも十分冷える説もありますが、CPUをもっと冷やしたいならリテールクーラーを卒業して、サードパーティ製CPUクーラーを載せるようにしましょう

サイズの虎徹Mark IIあたりがオススメです。ド定番のCPUクーラーです。

CPUクーラーにグリスが付属してきますが、こだわりたい人は別途購入するようにしましょう。

CPUの温度が異常に上がっている場合は、CPUクーラーの取り付けミスなどが考えられる

  • CPUクーラーの取り付けミス
  • CPUクーラーとCPUがちゃんと接していない
  • CPUクーラー側に貼られている透明なシールを剥がしてない
  • CPUクーラーのファンコネクタをマザーボード上のファンコネクタに接続していない
  • CPU表面にグリスを塗っていない
  • CPUクーラーのマウンティングプレート、バックプレート(金属パーツ)の取り付けミス

そのマザーボードがサポートしていないCPUは搭載できない

マザーボードの型番やサポートしているCPUを調べた結果、自分が搭載したいCPUが搭載できない、サポートしていない、となった場合は、当然ながらそのCPUは搭載できません。

よくあるのが、4~5年前くらいに発売されたマザーボードに最新世代のCPUを搭載したい!というパターンです。

2015年にIntel Z170チップセットを搭載したマザーボードが発売されましたが、Intel Z170チップセットは第6世代CPUと第7世代CPUだけサポートしています。

たとえばZ170-A CPUサポート | マザーボード | ASUS 日本は、2020年9月現在でインテルの最新CPUである第10世代CPUはサポートしていません。

  • ASUS Z170-AにCore i7-7700を載せて使っている人がいる
  • CPUの性能がちょっと不満に思ってきた
  • すごい奮発して最新CPUのCore i9-10900に交換したい

というのは当然ながら無理です。

Z170-AがCore i9-10900をサポートしていないからです。搭載できません。諦めてください。

CPUとマザーボードのソケット形状が一致しない場合、交換・新規購入が必要

たとえば、

  • Core i9-9100(LGA1151)とH370マザーボード(LGA1151)を使っている
  • スペック・性能・動きに何か不満を感じてきた
  • 第13世代CPU(LGA1700)に交換したい

という場合は、第13世代CPUと一緒に、Intel 600シリーズ/700シリーズチップセット(LGA1700)を搭載したマザーボードの購入が必要です。

第13世代CPUのソケット形状はLGA1700なので、ソケットがLGA1151のH370マザーボードのまま第13世代CPUを搭載することはできません。

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  • この記事を書いた人

荒巻大輔(管理人)

公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。

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