デスクトップパソコンのCPUの交換方法を解説

デスクトップパソコンのCPUの交換方法・交換の流れを解説。

     

デスクトップパソコンのCPUは交換できる

デスクトップパソコンのCPUは交換できます。ご安心ください。

ただし、発売されてから数年経過したCPUはすでに生産が終了していて、Amazon、ドスパラ、パソコン工房では取り扱いをしていない可能性があります。

一番分かりやすいのはYouTubeで見ること

文章で説明するのは限界があります。デスクトップパソコンのCPU交換で一番分かりやすいのはYouTubeを見ることです。

CPUの交換、CPUクーラーの取り付け部分は特に参考になります。

デスクトップのCPU交換の流れ

  1. マザーボードの型番やソケットをチェックする
  2. どのCPUが載せられるかチェックする
  3. CPU、グリスを通販サイトなどで調達する
  4. CPUクーラーをいいものに買えたい時はCPUクーラーも調達する
  5. パソコンのフタを開ける
  6. CPUクーラーを取り外す
  7. CPUを取り外す
  8. 新しいCPUを取り付ける
  9. CPU表面にグリスを塗る
  10. CPUクーラーを取り付ける
  11. パソコンのフタを閉じる
  12. パソコンが起動できることを確認する
  13. ベンチマークなどの高負荷になる作業をしてみて、CPUの温度が異常に上がらなかったら成功

Core i3-9100からCore i9-9900に交換したいときの実例

前提条件

  • Core i3-9100を搭載している
  • Core i9-9900に交換したい
  • マザーボードの型番を調べてみると、メーカーはASUSで、マザーボードの型番「PRIME H310M-A R2.0」であることが分かった

【手順①】マザーボードの型番を確認する

デスクトップパソコンのCPUを交換するときは、まずは今使っているデスクトップパソコンのマザーボードの型番は何なのかを確認する必要があります。

マザーボードの型番が確認できれば、搭載できるCPUがどれなのかを調べることができます。

  1. パソコンのフタを開けて、マザーボード基板のどこかに書かれている型番で検索する
  2. 「Windowsキー」と「R」キーを同時押しして「ファイル名を指定して実行」を開き、名前欄に「msinfo32」と入力してOKをクリックして、「システムモデル」を確認

おそらくmsinfo32で見るのが分かりやすいと思います。

msinfo32を実行すると「システム情報」の画面が表示されます。この中に「システムモデル」という項目があります。ここに表示されているのがマザーボードの型番です。

たとえばmsinfo32などでチェックした結果、あなたが使っているデスクトップパソコンに搭載されているマザーボードが、ASUSの「PRIME H310M-A R2.0」だったとしましょう。

私の環境でmsinfo32を実行すると、システムモデルは「Z390 AORUS PRO」と表示されました。

私はこのマザーボードを使って自作PCを組んだので、正しいものが表示されていることが分かります。

【手順②】マザーボードの型番でGoogleなどで検索して、どのCPUが載せられるかチェックする

マザーボードの型番が分かったところで、GoogleやYahoo!などでマザーボードの型番で検索しましょう。

マザーボードの型番で検索するとそのメーカーの製品公式ページが出てきます。そのページでは、対応しているCPUやメモリ、マニュアルやドキュメントなどがダウンロードできるようになっています。

GoogleでPRIME H310M-A R2.0で検索すると、一番最初にASUSの製品公式サイトのPRIME H310M-A R2.0 | マザーボード | ASUS 日本が表示されるのでアクセスしてください。

アクセスしたら右上の「サポート」をクリックして、「CPU/メモリサポート」をクリックしてください。

そうするとPRIME H310M-A R2.0 CPUサポートページが表示されます。このページに表示されているCPUであれば搭載できます。

Core i3-9100からもっと性能のいいCPUにアップグレードしようと考えていたあなたは、どうするか考えた結果Core i9-9900を買うことにしました。

【手順③】BIOSバージョンを確認する

搭載できるCPUが分かったら、次はマザーボードのBIOSバージョンを調べましょう。

  1. コマンドプロンプトを開く
  2. コマンド画面が表示されたら wmic bios get smbiosbiosversion と入力してエンターを押す
  3. SMBBIOSBIOSVersion に続く文字列と数字がBIOSのバージョン

私の環境でコマンドを実行すると「F5」と表示されました

【手順④】新CPUを載せるときにBIOSバージョンの更新が必要かどうかチェック

新しいCPUを載せるためには、マザーボードのBIOSバージョンの更新が必要になる可能性があります。

たとえばPRIME H310M-A R2.0にCore i9-9900を載せるためには、BIOSバージョンを0606にする必要があります。

PRIME H310M-A R2.0のBIOSバージョンが0606よりも前のバージョンだと、Core i9-9900を乗せる前にBIOSバージョンのアップデートが必要です。

これはどのマザーボードメーカーでもそうなんですが、マザーボードを購入した時期によってBIOSバージョンが異なる可能性があります。発売当初だとバージョン①だけど、発売から数ヶ月するとバージョン②みたいなことがよくあります。

各マザーボードメーカーは、BIOSアップデートなどを簡単に行えるソフトウェア/ユーティリティを各自で配布しています。

アップデートが必要ならそちらを利用して対応するBIOSバージョンまでアップデートしてください。

 

【手順⑤】新CPUを通販や店舗などで調達する

新CPUが今使っているマザーボードに搭載できるかどうかが分かったところで、Amazonやドスパラ、パソコン工房などでCPUを購入しましょう。

CPUを古いものから新しいものに交換する

パソコンのフタを開ける

手元にCPU、グリス、CPUクーラーが届いたらやっと交換できます。

まずはデスクトップパソコンのフタを開けてください。

CPUクーラーとCPUを取り外す

フタを開けたら、CPUクーラーとCPUをマザーボードから取り外してください。

CPUクーラーを取り外す時は、CPU表面とCPUクーラーの接着面のグリスが固まってなかなか取れない可能性があります。

CPU交換前に事前に高負荷をかけてCPU表面を熱くしておくと、グリスがゆるくなって取り外しやすくなるかもしれません。

CPUクーラーを取り外そうとしたらCPUごと外れてしまう、いわゆる「スッポン」にも注意してください。

新しいCPUを取り付けて、CPU表面にグリスを塗ってCPUクーラーを取り付ける

CPUとCPUクーラーを外したら、新しいCPUを取り付けてください。

CPUを取り付けたらCPUクーラーも取り付けてください。CPUクーラーの取り付け方はCPUクーラーなどのマニュアルを見てください。

CPUクーラーのCPU表面と接着する部分に透明なシールが貼ってあることがあります。ちゃんと剥がしてからCPUクーラーを取り付けてください。

パソコンのフタを閉じる

CPUとCPUクーラーの交換が終わったらパソコンのフタを閉じてください。

パソコンが起動できることを確認する

パソコンがちゃんと起動することを確認してください。

ベンチマークなどの高負荷になる作業をしてみて、CPUの温度が異常に上がらなかったら成功

パソコンが無事に起動したら、ベンチマークなどの高負荷になる作業をしてみて、CPUの温度が異常に上がらなかったり、OSが落ちたりしなければ成功です。

CPU交換時の注意点やポイント

末尾に「F」がついているCPUは別途グラボ必須なので注意

  • Core i9-9900KF
  • Core i7-9700KF

などの末尾にFがついているCPUを搭載すると、マザーボード側に搭載されているHDMI端子やDisplayPort端子を使っても液晶ディスプレイに映像は映りません。

末尾にFがついているCPUは、Intel UHD Graphicsなどが最初から無効化されたモデルです。無効化されているならユーザー側で有効化できるのでは?と考える人が少数いますが無理です。

末尾にFがついているCPUはグラフィックボードが必須です。

グラフィックボードを取り付けて、グラフィックボード側に搭載されているHDMI端子やDisplayPort端子を使うと液晶ディスプレイに映像が映るようになります。

CPUをもっと冷やしたいならリテールクーラーを卒業しましょう

リテールクーラーでも十分冷える説もありますが、CPUをもっと冷やしたいならリテールクーラーを卒業して、サードパーティ製CPUクーラーを載せるようにしましょう

サイズの虎徹Mark IIあたりがオススメです。ド定番のCPUクーラーです。

CPUクーラーにグリスが付属してきますが、こだわりたい人は別途購入するようにしましょう。

CPUの温度が異常に上がっている場合は、CPUクーラーの取り付けミスなどが考えられる

  • CPUクーラーの取り付けミス
  • CPUクーラーとCPUがちゃんと接していない
  • CPUクーラー側に貼られている透明なシールを剥がしてない
  • CPUクーラーのファンコネクタをマザーボード上のファンコネクタに接続していない
  • CPU表面にグリスを塗っていない
  • CPUクーラーのマウンティングプレート、バックプレート(金属パーツ)の取り付けミス

そのマザーボードがサポートしていないCPUは搭載できない

マザーボードの型番やサポートしているCPUを調べた結果、自分が搭載したいCPUが搭載できない、サポートしていない、となった場合は、当然ながらそのCPUは搭載できません。

よくあるのが、4~5年前くらいに発売されたマザーボードに最新世代のCPUを搭載したい!というパターンです。

2015年にIntel Z170チップセットを搭載したマザーボードが発売されましたが、Intel Z170チップセットは第6世代CPUと第7世代CPUだけサポートしています。

たとえばZ170-A CPUサポート | マザーボード | ASUS 日本は、2020年9月現在でインテルの最新CPUである第10世代CPUはサポートしていません。

  • ASUS Z170-AにCore i7-7700を載せて使っている人がいる
  • CPUの性能がちょっと不満に思ってきた
  • すごい奮発して最新CPUのCore i9-10900に交換したい

というのは当然ながら無理です。

Z170-AがCore i9-10900をサポートしていないからです。搭載できません。諦めてください。


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荒巻大輔(管理人)

公安9課の管理人。パソコン・PCパーツ・スマートフォン・格安SIM関連に興味があります。

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