ASUSTek MAXIMUS VII RANGER レビュー
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MAXIMUS VII HEROはZ97チップセットを搭載しているオーバークロッカー・ゲーマー向けのROG(Republic of Gamers)シリーズの下位モデルにあたるマザーボード。
外箱。
内容物。ユーザーマニュアル、I/Oシールド、SATA3ケーブル4本、SLIブリッジ1個、Q-コネクタ1個などが付属。
マザーボード表面。相変わらず赤と黒が基調のデザインです。
CPUは第4世代(Haswell, Haswell Refresh)および第5世代(Broadwell)のCore i7, i5, i3, Pentium, Celeronに対応。
電源は8フェーズで、通常動作時に90%の電源効率を提供するNexFET™ パワー MOSFET、新型チョークコイル、低温耐性の高い日本製10Kブラックメタリックコンデンサーといった高品質なコンポーネントを採用。
メモリスロットは4つ。デュアルチャネルをサポートし、最大で32GBまで認識。
DDR3-1600のメモリを標準でサポートし、メモリのオーバークロックはDDR3-3200まで対応。
SATA3ポートはZ97チップセット制御で6個搭載。
M.2スロット。TYpe 2260, 2280サイズのKey MのSokect3に対応。インターフェースはPCI Express接続のみ対応。SATAインターフェースの物は搭載できないので注意。他にもM.2スロットはPCI Express
2.0×16(PCIEX4_3)スロットと内部で帯域を共有しているため、どちらかを使うとどちらかが使用不可になります。
拡張スロット。上から順番に
PCI Express 2.0 x1スロット
PCI Express 3.0 x16スロット
PCI Express 2.0 x1スロット
PCI Express 3.0 x16スロット(最大x8動作)
PCI Express 2.0 x1スロット
PCI Express 2.0 x16スロット(最大x4動作)
SupremeFXサウンドテクノロジーはオーディオ性能にもこだわるユーザーのために、オーディオカードを使用することなくクリアで迫力のある音を楽しめるオンボード7.1chサウンド機能です。基板上をデジタルエリアとアナログエリア(基板上の赤い線より外側)に分け、オーディオ関連の部品や配線をアナログエリアにのみ搭載することでノイズの影響を最小限に抑えています。
バックパネルコネクターは以下の通り。
PS/2 | 1 |
DVI-D | 1 |
HDMI | 1 |
D-Sub | 1 |
LAN(RJ45) | 1 |
USB3.0(Blue) | 4 |
USB2.0 | 2 |
光デジタルS/PDIF出力 | 1 |
オーディオジャック | 6 |
USB BIOS Flashbackボタン | 1 |
MAXIMUS VII RANGERでCore i7-4790Kが4.8GHz安定動作
今回も空冷での常用を前提に,Thermalright製のサイドフロー型クーラー「Silver Arrow SB-E Extreme」を取り付けつつ,動作クロックを引き上げ,常用可能かどうかをチェックしたいと思う。
具体的には,マザーボードのUEFI(≒BIOS)からTurbo Boostの動作倍率を高め,システムに100%の負荷を与えるストレスツール「OCCT」(Version 4.4.0)を6時間実行。そこで問題が生じないことをもって「安定動作」と判断することにした。
まず,MAXIMUS VII RANGERのCPUコア電圧設定を標準の「Auto」にしたまま倍率を高めていったところ,4コア全部で48倍,つまり,4.8GHzが安定動作の上限となった。
このとき,CPU情報表示ツールである「CPU-Z」で見ると,コア電圧は1.374V。オーバークロック設定を行わない状態でOCCTを実行し,全コアが44倍設定で駆動しているときのコア電圧は1.198Vだったため,Auto設定では,リファレンスの最大クロック動作時と比べて0.176V高いコア電圧で,全CPUコアの4.8GHz動作を実現できたということになる。引用 : Devil’s Canyon「Core i7-4790K」レビュー。4コアすべてが定格4GHz駆動の倍率ロックフリーCPUはゲーマーを幸せにするか - 4Gamer.net
4Gamerよるオーバークロック検証済みなので安心、お墨付きのマザーボードです。
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