「CHUWI HiBook Pro」レビュー。
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CHUWI HiBook Pro フォトレビュー
スマートフォンやタブレットなどを販売している海外通販サイトのGEARBEST様より「CHUWI HiBook Pro」を提供していただきましたのでレビューを行いたいと思います。
タブレット本体、マニュアル、保証書、電源アダプタ、USB Type-Cコネクタが付属。
付属している電源アダプタは外観からして分かるように海外製のものなので注意が必要。付属しているケーブルはUSB Type-C。
本体右側にはスピーカーのみ。
本体左側には3.5mmヘッドフォンジャック、microHDMI、microUSB、USB Type-C、microSDカードスロット、スピーカー。充電はUSB Type-Cコネクタで行います。
本体上部には電源ボタンとボリュームキー。
本体下部にはドッキング用のコネクタ。今回提供していただいたのは本体のみ。キーボードドックは別売なのでガッツリ使うという人は購入したほうがいいです。
ディスプレイはOGSフルラミネーション技術を採用しており、液晶画面とタッチスクリーンを圧着され一体化しています。タッチパネルとガラスの間の内部が減少することで光の反射が抑えられ、画像がより明るく鮮やかになります。
Android 5.1起動時。まさかの初期設定済みでした。GEARBEST側が初期設定をしているのかどうかは不明ですが、気になる人は初期化しましょう。私は初期化しました。なお、Windows 10側も初期設定済みでした。
CHUWI HiBook Proの詳細スペックは以下の通り。
製品名 | CHUWI HiBook Pro |
OS | Windows 10 + Android 5.1 |
ディスプレイ | 10.1インチ (2560×1600, WQXGA, 16:10) IPSパネル 10点マルチタッチ対応 |
CPU | Intel Atom x5-Z8300 (1.44GHz~1.84GHz, クアッドコア) |
GPU | Intel HD Graphics |
メモリ | 4GB |
ストレージ(eMMC) | 64GB |
外部メディア | microSD(最大128GBまで認識) |
カメラ | 背面カメラ500万画素・前面カメラ200万画素 |
WiFi | IEEE802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
バッテリー容量 | 8000mAh |
本体サイズ | 262mm×167.5mm×8.8mm |
重量 | 550g |
製品公式 | 10.1 inch Chuwi HiBook pro Dualboot 2-in-1 Tablet |
起動時にAndroidかWindowsか選択
デュアルブートってどういう挙動をするのか全く知りませんでしたが、本体起動時は最初にAndroidかWindowsかを選択する画面になります。選択しなかった場合はそのまま電源が切れるようです。
Android 5.1側
Android 5.1が搭載されており、初期設定画面で日本語を選択できます。初期設定済みだったのでリセットしました。
セットアップ終了後の画面。
プリインストールされているアプリは最小限です。
内部ストレージの合計容量は9.72GB、空き容量は9.32GB。
ベンチマーク
AnTuTu Benchmark v6.2.1を実行してみました。総スコアは56308。3Dが12277、UXが20273、CPUが19204、RAMが4554。
Windows 10側
デスクトップ画面。Windows 10 Home 64bitが搭載されており、初期状態での言語は画像のように英語になっています。起動したら初期設定済みでした。
このように縦表示も横表示も可能。
初期状態は英語ですが、Windows 10(正しくはWindows 8.1より)は多言語化に対応しているため、簡単に日本語にすることができます。
日本語化しました。長くなるので方法は別の記事にでも。
日本語化後のストレージ容量は27.6GBでした。日本語化前は30.9GBほどありました。ストレージはデバイスマネージャで確認してみたところ、「Toshiba 064EGA」と表示されていました。
プリインストールされているソフトは最小限かとおもいきや、「Korea Media Player Center」「Korea Messenger Center」というショートカットがありました。韓国語の言語パックを入れると追加されるもののようで、これらは日本語OSでは必要ではないので削除しましょう。
CrystalDiskMark
----------------------------------------------------------------------- CrystalDiskMark 5.2.0 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo Crystal Dew World : http://crystalmark.info/ ----------------------------------------------------------------------- * MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s] * KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 127.111 MB/s Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 36.018 MB/s Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 17.985 MB/s [ 4390.9 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 20.245 MB/s [ 4942.6 IOPS] Sequential Read (T= 1) : 151.835 MB/s Sequential Write (T= 1) : 44.670 MB/s Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 15.549 MB/s [ 3796.1 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 12.961 MB/s [ 3164.3 IOPS] Test : 1024 MiB [C: 42.1% (18.6/44.1 GiB)] (x5) [Interval=5 sec] Date : 2016/11/07 1:19:29 OS : Windows 10 [10.0 Build 10586] (x64)
CrystalDiskMarkを実行するとこんな感じ。シーケンシャルリードは100MB/sを超えており、ランダムアクセスもそこそこあります。
ベンチマーク
PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0でベンチマークしてみるとスコアは「925」でした。
OSの切替方法
Android 5.1→Windows 10
Android 5.1からWindows 10に切り替える場合は電源ボタンを長押しするとメニューが表示され、その中の「Switch fto Windows」をタップすることでWindows 10に切り替えられます。
もしくは、ステータスバーを下にスワイプすると現れるクイック設定の「Switch to Windows」でもWindows 10に切り替えられます。自分の好きな方法で切り替えて下さい。
Windows 10→Android 5.1
Windows 10からAndroid 5.1に切り替える場合は、デスクトップ上にある「Switch Now」というアプリのショートカットから行います。
所感
タブレットとしての操作感や精度は特に不満はないですが、Windows 10の場合はディスプレイのカスタマイズで200%(標準設定)よりも小さくするとメニューなどをタップするときに苦労するので注意が必要。細かな操作が必要な人は小さくするとイラっとくることがあるかもしれません。
タブレットにはスタンドなどは一切ないので自立できません。純正キーボードドックかよくあるタブレット用のスタンドを購入したほうがいいでしょう。
文字入力については、Android側はGoogleやYahoo!などキーワード入力欄をタップするとソフトウェアキーボードがでてきますが、Windows側では「タブレットモード」にしないとソフトウェアキーボードが出てきません。注意しましょう。これでWindows 10側での文字入力のストレスが軽減されるはずです。
AndroidもWindowsも容量的に少し厳しいところがあるので、電子書籍や動画鑑賞などの用途での使用を検討している人は大容量のmicroSDカードの購入をオススメします。そうでなくても使っているうちに容量が減少していきますよ。
初めていわゆる「中華タブレット」を触ってみましたが意外と悪くないですね。用途については色々思いついてはいるのでこれからも使ってみようと思います。
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