ASRockのオーバークロック向けマザー「Z170M OC Formula」が発売されます。
ASRockの販売代理店であるアスクおよびマスタードシードは2016年4月22日、Intel Z170チップセットを搭載したmicroATX規格のマザーボード「Z170M OC Formula」を4月29日より発売することを発表しました。予想市場価格は税別2万7680円前後。
Z170M OC Formulaのスペックは以下の通り。
型番 | Z170M OC Formula |
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フォームファクター | Micro ATX |
対応CPU |
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チップセット | インテル Z170チップセット |
メインメモリ |
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搭載グラフィック機能 | インテル HD Graphics(CPUに依存) |
※DisplayPortは4K解像度出力(4096×2304@60Hz)に対応 | |
ストレージコネクタ |
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拡張スロット | CPU寄りから順番に・・・PCI Express 3.0(x16) (空間)←ここにUltra M.2ソケット PCI Express 3.0(x16) ※x8動作 PCI Express 3.0(x16) ※x4動作 |
オーディオ |
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LAN | ギガビットLAN(インテルI219V) |
USB | USB3.1×2(リア×2(Type-A×1、Type-C×1)、ASMedia ASM1142) USB3.0×6(リア×4/フロント×2、チップセット) USB2.0×6(リア×2/フロント×4) |
付属品 | ドライバディスク マニュアル I/Oシールド SATAケーブル×2 M.2カード取り付け用ネジ×1 SLIブリッジ(フレキシブルタイプ)×1 |
メーカーサポートOS | Microsoft Windows 10(64bit)、8.1(64bit)、7(32/64bit) |
製品公式 | ASRock > Z170M OC Formula |
Z170M OC Formulaは、世界でも著名なASRock社の専任オーバークロックマスター「Nick Shih」氏が参加して開発された、オーバークロック特化モデルのインテルZ170チップセット搭載Micro ATX規格モデル。オーバークロッカーのJohn Lam氏によりCore i7-6700Kを7025.66MHzまでオーバークロックすることに成功しています。
Micro ATXサイズとなったことで、信号がより明瞭になる副次的効果が加わったほか、10層PCBの採用、極冷環境下におけるハードウェアクラッシュを防ぐ「CPU Cold Bug Killer」、精確で安定した電力供給をもたらす「IR PowIRStage PWM」を搭載。また、余分な信号伝達や回路を減らすためにメモリスロットは2つだけになっています。
電源回路にプレミアム60Aパワーチョーク、プレミアムメモリ合金チョーク、Dual-Stack MOSFET、12Kプラチナコンデンサ、Combo Capsを使用。冷却面ではXXLアルミ合金ヒートシンク、I/Oコネクタ付近を保護するI/O Armorを搭載し、高い信頼性と安定性を実現しています。
電源周りにはCPUの14電源フェーズ+メモリの2電源フェーズ、Multiple Filter Cap(MFC)、Digi Powerを採用。コネクタ周りには高密度電源コネクタ、15μ厚のゴールドメッキ端子を採用。そして、「Cooling Kit」として先述の10層PCB基板、ヒートパイプをヒートシンクに採用するなど、オーバークロックだけのために様々な強化がほど個されています。
その他オーバークロック向けの機能としては、0.0625MHz単位でBCLKを最大650MHzまで調整できる「Hyper BCLK Engine」、マザーボード上には電源・リセットなど様々なスイッチが配置され、CPUの動作周波数を強制的に最低に下げる「Slow Mode」、CPUの熱保護機能を無効にする「LN2 Mode」、メモリのXMP設定を切り替える「XMP Switch」、2つのBIOSなどを搭載。
UEFIにはNick Shih氏のノウハウが詰まったNickShih's OC Profileがプリセット。ソフトウェアとしては、メモリタイミングや電圧調整をWindows上から設定できるアプリケーション「Formula Drive」などが用意されています。