楽天モバイルで使える、SIMフリー版/ドコモ版/au版/ソフトバンク版Xperiaまとめ。
1年間無料キャンペーンは2021年4月7日23時59分で終了!
1年間無料キャンペーンが2021年4月7日23時59分に終了することが決定しました。
2021年4月1日から提供開始される新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」発表以降、楽天モバイルへの申し込みが急増しており、まもなく累計申し込みが300万人を突破するようです。
300万人突破したらすぐに終了するかと思ったら、ちょうど3月4月は繁忙期なので少しでもユーザー数を獲得するために延長したようです。
楽天モバイルは新規契約事務手数料、契約解除料、MNP転出手数料などの費用は無料なので、気軽にお試しできます。メイン回線があるという人もサブ回線としていかがでしょうか。
【最初のまとめ】楽天モバイルで販売されているXperiaを買うのが一番良いです
楽天モバイルで販売されているXperiaを使うのが一番いいです。トラブル無しです。
楽天モバイルでは、Xperia Aceを販売しています。
楽天モバイルで販売されているXperiaを買えば楽天モバイルで提供されている機能が全て使えますし、データ通信、音声通話、テザリングが可能です。
楽天モバイルで動作確認されている他社のXperiaも、突然データ通信や音声通話ができなくなってしまう可能性もあります。
とにかくトラブルを避けたい人、ここで書いてあることが全く理解できない人は、楽天モバイルでXperia Aceを買うか、他のスマホを買ったほうがいいです。
楽天モバイルは何をもって「利用できる」「利用できない」と判断しているか?(個人の推測です)
【はじめに】楽天モバイルはLTE Band 3と18/26を使ってサービスを提供
楽天モバイルは
- LTE Band 3(楽天の自社回線)
- LTE Band 18(パートナー回線)
- LTE Band 26(パートナー回線)
を使ってサービスを提供しています。
貸してもらっている周波数帯は800Mhz帯(基本)で、800MHz帯はLTE Band 18/26に相当します。
楽天回線を利用するにはLTE Band 3に対応していないとダメです
スマホがLTE Band 3に対応していない場合は、楽天回線エリアで楽天回線で通信することができません。
楽天回線で通信できないということは、データ使い放題にならないということです。
パートナー回線エリアを利用するにはLTE Band 18/26はどちらか対応していればOK
LTE Band 18/26は同じものと扱っていいです。(厳密に言うと違うけど、周波数帯はどちらも800MHz帯)
楽天モバイルで使いたいスマホがLTE Band 26に対応していれば、LTE Band 18に対応していなくても、問題なく楽天モバイルで使えます。
楽天モバイルで使いたいスマホがLTE Band 18に対応していれば、LTE Band 26に対応していなくても、問題なく楽天モバイルで使えます。
LTE Band 3/18/26に対応しているのに「使えない」判断されているものもあるので注意
LTE Band 3/18/26に対応しているのに、使えないと判断されてしまったスマホも中にはあります。
もしも自分の持っているスマホが楽天モバイルに対応していたらラッキー、対応していなかったら買い換えるか楽天モバイルで買う、くらいの気持ちでいましょう。
APN自動設定や接続回線の自動切替などの機能は楽天版Xperiaしか対応していないと思っていい
- APN自動設定 海外/国内
- 接続回線の自動切替(楽天回線⇔パートナー回線)
- ETWS
- 110/119通話などでの高精度な位置情報測位
これらの機能については、楽天モバイルで販売されているXperiaでしか利用できないと思ってください。
APN自動設定
スマホにSIMを挿すだけでAPN設定を自動でしてくれるかどうかです。別にAPN設定は手動でやればいいので、✕マークになっていても気にする必要はありません。
接続回線の自動切替(楽天回線⇔パートナー回線)
楽天回線エリアでの、楽天回線への自動接続機能のことです。自動接続が出来ない場合、楽天回線エリアでもパートナー回線エリアのデータ容量5GB/月を消費する場合があります。
ETWS
緊急地震速報・津波警報の受信・緊急情報発信時の高精度な位置情報測位などの機能です。
110/119通話などでの高精度な位置情報測位
緊急通報に発信したときに、通話が接続された緊急通報受理機関に対して、発信された場所に関する情報を自動的に通知します。
具体例(LTE Band 3しか対応していないドコモのXperia Ace)
こちらはLTE Band 3しか対応していない、ドコモから発売されたXperia Ace SO-02Lの動作確認状況です。
これを見ると、SMS(楽天回線)のみチェックマークになっていて、残りの機能はすべて✕です。
理由は先程述べたとおり、
- LTE Band 3には対応しているけど、LTE Band 18/26に対応していないからデータ通信と音声通話が✕マーク
- LTE Band 3に対応しているので、SMS(楽天回線)はチェックマーク
- LTE band 18/26に対応していないので、SMS(パートナー回線)は✕マーク
- 残りすべての機能は✕マーク
まとめ
- 楽天モバイルでXperiaを使うなら、LTE Band 3/18か、LTE Band 3/26、LTE Band 3/18/26のどれか対応している必要がある
- 両方対応していれば、データ通信、音声通話、SMS楽天回線)、SMS(パートナー回線)が利用できる
- APN自動設定などはそのスマホ次第である(ソフトウェア次第?)
- SIMフリー版と楽天モバイル版以外は利用できないと思っていい
キャリア版・SIMフリー版の動作確認状況まとめ
最新の動作確認状況は、ご利用製品の対応状況確認をご覧ください。
SIMフリー版Xperiaはデータ通信、音声通話、SMS送受信、ETWS受信が可能
ソニーストアなどでSIMフリー版Xperiaが販売されています。利用できるSIMフリー版Xperiaは以下の通り。
- Xperia 5
- Xperia 1
Xperia 1, Xperia 5が動作確認が実施されています。
利用できる機能
- データ通信
- 通話
- SMS(楽天回線)
- SMS(パートナー回線)
- ETWS
利用できない機能
- APN自動設定 海外/国内
- 接続回線の自動切替(楽天回線⇔パートナー回線)
- 110/119通話などでの高精度な位置情報測位
ドコモ版XperiaはSMS(楽天回線)だけ利用可能。音声通話・データ通信できません
- Xperia 1 SO-03L
- Xperia Ace SO-02L
- Xperia 5 SO-01M
- Xperia XZ3 SO-01L
- Xperia XZ2 Premium SO-04K
- Xperia XZ2 Compact SO-05K
- Xperia XZ2 SO-03K
上記のXperiaは、SMS(楽天回線)だけ利用できます。残りの機能はすべて利用できません。
つまり、ドコモ版Xperiaを楽天モバイルで使うのは無理です。利用不可です。SMSだけ受信できても何の意味もないです。
利用できる機能
- SMS(楽天回線)
利用できない機能
- データ通信
- 通話
- SMS(パートナー回線)
- APN自動設定 海外/国内
- 接続回線の自動切替(楽天回線⇔パートナー回線)
- ETWS
- 110/119通話などでの高精度な位置情報測位
au版Xperiaはデータ通信・音声通話・SMS(楽天回線/パートナー回線)が利用可能!
- Xperia 8 SOV42
- Xperia 5 SOV41
- Xperia 1 SOV40
- Xperia XZ3 SOV39
- Xperia XZ2 Premium SOV38
- Xperia XZ2 SOV37
- Xperia XZ1 SOV36
上記のXperiaは、LTE Band 3とLTE Band 18どちらも対応しています。
データ通信、音声通話、SMS(楽天回線)、SMS(パートナー回線)が利用可能です。APN自動設定などは利用できません。
利用できる機能
- データ通信
- 通話
- SMS(楽天回線)
- SMS(パートナー回線)
利用できない機能
- APN自動設定 海外/国内
- 接続回線の自動切替(楽天回線⇔パートナー回線)
- ETWS
- 110/119通話などでの高精度な位置情報測位
ソフトバンク版Xperiaは利用不可
ソフトバンクから販売されているXperiaは、楽天回線エリアでのSMS送受信のみ対応しています。
データ通信や音声通話が出来ないので、利用不可と言っていいです。楽天モバイルじゃなくてワイモバイルのほうがいいですよ。
楽天モバイルのSIMを申し込むときの手順
手順
- 楽天モバイルのSIMを挿して使いたいXperiaが動作確認されていることを確認
- キャリア版Xperiaの場合はSIMロックを解除しておく
- 今契約している携帯電話会社でMNP予約番号を取得する
- 本人確認書類などを用意して楽天モバイルのSIMを申し込む
- 数日で手元に楽天モバイルのSIMが届く
【手順1】楽天モバイルで使いたいXperiaが動作確認されているかを確認する
楽天モバイルで使いたいXperiaが動作確認されているかを、ご利用製品の対応状況確認 | 製品 | 楽天モバイルを見てしっかり確認してください。
動作確認が実施されているXperiaであっても、
- ある日突然動作不可になってしまう可能性
- ソフトウェアのバージョンアップデートするとデータ通信ができなくなる可能性
もあります。最新情報をしっかり確認してください。
【手順2】XperiaのSIMロックを解除しておく
楽天モバイルで使いたいXperiaが動作確認されていることを確認したら、XperiaのSIMロックを解除しておきましょう。
SIMロック解除でかかる費用
Web上で解除 | ショップで解除 | |
ドコモ | 無料 (My docomo) | 3000円 |
au | 無料 (My au) | 3000円 |
ソフトバンク | 無料 (My SoftBank) | 3000円 |
SIMロック解除にかかる費用は、Web上で行えばどのキャリアにおいても無料です。
ドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップでもSIMロック解除でも行うことは可能ですが、3000円の手数料がかかります。 Web上でのSIMロック解除をオススメします。
【手順3】MNP予約番号を取得する
ドコモ/au/ソフトバンクでMNP予約番号を取得してください。
MNP予約番号の有効期限は15日間です。
楽天モバイルを申し込むときは、MNP予約番号の有効期限が7日以上残っている必要があります。
また、現在契約中の名義と楽天モバイルで契約する名義が同一である必要があります。名義が事な場合は現在の携帯電話会社で名義変更をした後に、MNP予約番号を取得してください。
MNP予約番号の発行方法
Webで発行 | 電話で発行 | |
NTTドコモ | My docomo | 携帯なら151 一般電話は0120-800-800 |
au | My au | 携帯電話/一般電話 0077-75470 |
SoftBank | My SoftBank | 携帯電話/一般電話 0800-100-5533 |
ワイモバイル | My Y!mobile | 携帯電話/一般電話 0570-039-151 |
UQモバイル | 無し | 携帯電話/一般電話 0120-929-818 |
【手順4】楽天モバイルの音声通話SIMを「nanoSIM」で申し込む
本人確認書類、楽天会員ユーザーID/パスワード、クレジットカード、MNP予約番号などの必要なものを用意して楽天モバイルの音声通話SIMを申し込みましょう。
Xperiaに楽天モバイルのSIMを挿して利用する場合は「nanoSIM」で申し込んでください。
必要なもの
- 本人確認書類
- 楽天会員ユーザーID/パスワード
- 契約者本人名義のクレジットカードや銀行口座
- MNP予約番号
ドコモ/au/ソフトバンクで提供されているキャリアメールアドレスは、キャリア解約後はメールの送受信が一切できません。
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを取得して申し込んでください。
本人確認書類は運転免許証などを用意しておきましょう。 申し込み時に使える本人確認書類については、本人確認書類 | お客様サポート | 楽天モバイルをご覧ください。
楽天モバイルのSIMが手元に届いてからの手順
手順
- MNP転入手続きを行う(楽天回線に切り替える)
- XperiaにモバイルのSIMを挿す
- スマホを起動して解除コードを入力する
- XperiaでAPN設定をする
- 楽天モバイルの利用開始
- Rakuten Linkアプリの初期設定をする
【手順1】MNP転入手続きを行う(MNP転入時のみ)
他社から乗り換えで楽天モバイルを契約した人はMNP転入手続きが必要です。MNP転入手続きはmy 楽天モバイルからできます。
新規契約した人はこの手続きは不要です。
MNP受付時間
手元にSIMやスマホが届いたらすぐに手続きすれば当日の開通に間に合うはずです。
受付時間と完了時間の目安は以下の通り。
受付時間 | MNP完了時間 |
---|---|
9:00~21:00 | 当日中 |
21:01~翌8:59 | 翌9:00以降 |
商品の受け取り直後や21時以降に申し込むと、当日の開通手続きに間に合わず翌日開通となる場合があります。
MNP予約番号の有効期限終了日近くになると、自動的にMNP開通作業を行います。
MNP開通手続きの手順
- 手持ちのスマートフォンやタブレット、パソコンから「my 楽天モバイル」にアクセス
- my 楽天モバイル内 右上メニューをタップし、「お申し込み履歴」を選択
- 「申込番号」を選択
- 「転入を開始する」を選択
【手順2】Xperiaに楽天モバイルのSIMを挿す
SIMカードが手元に届いたら、以下の手順に沿ってSIMの設定を行ってください。
楽天モバイルを申し込むときは「nanoSIM」で申し込みますが、実際に手元に届くのは「マルチサイズSIM」です。
マルチサイズSIMは自分で任意のSIMサイズに切り取るタイプです。
XperiaのSIMサイズはnanoSIMです。nanoSIMは一番サイズが小さいので、切り取りで失敗することは絶対にありません。
①台紙からSIMカードを切り取る
マルチサイズSIMの台紙からSIMカードをnanoSIMサイズに切り取ってください。
②他社のSIMカードを抜いて楽天モバイルのSIMを挿す
Xperia刺さっている他社のSIMカードを抜いて、楽天モバイルのSIMを刺してください。
【手順3】スマホを起動して解除コードを入力する
SIMロックを解除したAndroidスマホに他社のSIMを挿して初めて起動するときに、SIMロック解除コードの入力が必要になります。
SIMロック解除コードは、SIMロック解除画面か送られてくるメールで確認できます。
スマホを1台しか持っていない、パソコンを持っていない人はSIMロック解除コードをメモしておきましょう。
【手順4】APN設定を行う
Xperiaに楽天モバイルのSIMを挿して使う場合は、手動でAPN設定が必要です。
APN設定をするとアンテナピクトが立ち、データ通信、音声通話、テザリングができるようになります。
楽天モバイルで販売されているXperiaの場合は、APN設定は不要です。
PN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
【手順5】開通したことを確認して楽天モバイルの利用開始
- MNP転入手続きを行う(楽天回線に切り替える)
- XperiaにモバイルのSIMを挿す
- APN設定をする
順番は問わないので、以上の4つの作業が完璧にできていれば、楽天モバイルの回線に繋がっているはずです。
Wi-Fiをオフにしてブラウザで適当なWebページが表示されることを確認したり、時報に電話するなどしてみましょう。
【手順6】Rakuten Linkアプリの初期設定をする
楽天モバイルで実施されている楽天ポイントが貰える系キャンペーンは、楽天モバイルの契約だけでなく、Rakuten Linkアプリのインストール、初期設定、利用が必須です。
Rakuten Linkアプリとは、無料通話、無料SMS、グループチャットに、ニュースの閲覧やお支払い機能が加わった、楽天モバイルオリジナルの次世代メッセージサービスアプリです。要はLINEのパクリアプリです。
また、Rakuten UN-LIMITの国内通話かけ放題の利用にはRakuten Linkが必要です。必ず設定を行うようにしてください。