ahamo(アハモ)から楽天モバイルへ乗り換え手順やポイント解説。SIMやスマホの契約手順、メリット・デメリット、発生する費用などを徹底解説しています。
楽天モバイル申込と同時にRakuten Hand 5GまたはRakuten WiFI Pocketを購入で一括1円!
楽天モバイルでは2023年4月14日から、楽天モバイルの契約と同時にRakuten Hand 5GまたはRakuten WiFi Pocket 2Cを同時購入すると、販売価格が一括1円になります。
また、楽天モバイルは2023年6月1日から「Rakuten最強プラン」を提供を開始します。Rakuten最強プランでは、パートナー回線エリア(au回線エリア)でもデータ無制限で利用できるようになります!
UQモバイルのSIMカード/eSIM契約でau PAY残高還元!スマホは最大2万2000円値引き!
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ahamo(アハモ)から楽天モバイルに乗り換え(MNP)手順を解説
【手順①】SIMカード/eSIMを入れて使いたいスマホが「楽天回線対応製品」であるか確認する
- 楽天モバイルではSIMカードのみ/eSIMのみ契約する
- ドコモ/ahamoで購入したAndroidスマホやiPhoneを楽天モバイルで使う
- Amazonや家電量販店で自分で買ってきた新しいSIMフリー版AndroidスマホやiPhoneを楽天モバイルで使う
というときは、ご利用製品の対応状況確認もしくは楽天回線対応製品を見て、自分の使いたいスマホが「楽天回線対応製品」であるかどうか確認してください。
楽天回線対応製品とは、楽天モバイルが楽天回線で接続性検証に確認が取れていて、楽天モバイルで絶対に使えるスマホのことを言います。
楽天回線対応製品ではない場合は、そのスマホを使うときは完全に自己責任となります。
【eSIM版】楽天モバイルで使いたいスマホが動作確認されているか見る
楽天回線対応製品 | 製品 | 楽天モバイルを見て、楽天モバイルのeSIMをインストールして使いたいスマホが動作確認されていることを確認してください。
楽天回線対応製品のスマホであれば、楽天モバイルのeSIMが利用可能です。動作確認されていないeSIM対応スマホにeSIMを入れて使うときは自己責任での利用となります。
たとえばこちらは楽天回線対応製品のOPPO Reno5 Aの動作確認情報ですが、SIMタイプを見ると「eSIM」の記載があるので、OPPO Reno5 AがeSIMに対応していることが分かります。
【手順②】ドコモスマホを楽天モバイルでも使うなら、My docomoなどでスマホのSIMロック解除手続きをする
- ドコモからahamoに移行した
- SIMロックを解除していないドコモのスマホをそのまま使っている、もしくはahamo契約中にドコモオンラインショップなどでスマホを購入した
- ahamoから楽天モバイルに乗り換たい
- ドコモやahamoで購入したスマホを楽天モバイルでも使いたい
という場合は、楽天モバイルを契約する前にドコモやahamoで購入したスマホのSIMロック解除手続きが必須です。絶対にSIMロック解除してください。
ドコモからahamoに移行するときは、スマホのSIMロック解除不要でOKだったので、ドコモでSIMロックを解除していない人が多いと思います。
ドコモやahamoで購入したAndroidスマホやiPhoneはSIMロックがかかっています。
SIMロックがかかっているAndroidスマホやiPhoneに楽天モバイルのSIMカードを挿しても、スマホは楽天モバイルのSIMカードを認識しません。
スマホを購入した時期によっては、SIMロック解除手続きが実施されていたり、SIMロックを設定していない状態で製品が渡されていますが、絶対にSIMロック解除状態か確認してください。
SIMロック解除の流れを正しく言うとこう
- ahamoのお手続きページでSIMロック解除手続きをする/my docomoでSIMロック解除手続きをする
- AndroidスマホのみSIMロック解除コードが発行される
- スマホにahamoのSIMカードを挿す
- iPhoneならアクティベーション(Apple IDとパスワード入力)、AndroidスマホならSIMロック解除コードを入力する
- SIMロック解除が正式に完了
My docomoでSIMロック解除手続きが完了すると、Androidスマホのみ「SIMロック解除コード」が発行されるので、メモしておいてください。SIMロック解除コードはメールでも送られてきます。
ドコモのAndroidスマホに楽天モバイルのSIMカードを入れて初めて起動したときに、「SIMロック解除コードの入力画面」が表示されます。この画面でSIMロック解除コードを入力してください。
スマホを1台しか持っていない人はSIMロック解除コードが確認できないので、絶対にメモしてください。
ドコモで購入したスマホのSIMロック解除について
ahamoで購入したスマホのSIMロック解除について
【手順③】ahamoでMNP予約番号を取得する
ahamoから楽天モバイルに乗り換えるときは、ahamoでMNP予約番号を発行する必要があります。MNP予約番号はahamoお手続きページで24時間行えます。
楽天モバイルをオンラインで申し込むときには、MNP予約番号のMNP有効期限が7日以上残っている必要があります。MNP予約番号を発行したらすぐに楽天モバイルに申し込むようにしましょう。
有効期限が9日以内の場合は再度MNP予約番号を取り直してください。MNP予約番号は何回発行しても無料です。
ahampでMNP予約番号を発行した=その時点でahamoが解約されるということは絶対にありません。ahamoが解約されるのは、ahamoから楽天モバイルに回線切替が完了したときです。
【手順④】楽天モバイルのSIMカード/eSIM/スマホを他社から乗り換えで申し込む
クレジットカード、本人確認書類、楽天会員ID/パスワードなどの契約に必要なものを用意して、楽天モバイルのSIMカード/eSIM/スマホを、他社から乗り換えで契約してください。
楽天モバイルの申し込みの流れは、以下のページが参考になります。
eSIMを最短5分で開通させたいときは、本人確認方法は「AIかんたん本人確認(eKYC)を選択してください。
eSIMを契約するのに、AIかんたん本人確認(eKYC)を使わない人は、大人気の飲食店で行列に並ばなくても食事できる権利があるのに、わざわざ行列に並んでグダグダ待ってるようなものですよ。
手順
- スマホから楽天モバイル公式サイトにアクセスして、「新規/乗り換え(MNP) お申し込み」を押す
- 「Rakuten最強プラン」の「プランを選択する」を押す
- 「SIMカード」または「eSIM」の選択肢があるので、どちらか好きな方を選択する
- スマホセットを契約する人は、「製品選択へ進む」を選択する。SIMカード/eSIMのみ欲しい人は「この内容で申し込む」を選択する
- 申し込みたいスマホの本体カラーや容量を選ぶ。製品保証サービスが選択されているので、不要なら外しておく
- 選んだスマホの対応していないSIMタイプを選ぶと警告が出る(例 : SIMカードのみ対応スマホなのに、SIMタイプではeSIMを選択しているとき)
- 画面の指示に従って進めていくと、途中で「電話番号の選択」画面になるので、ここで「他社から乗り換え(MNP)を選択する
- eSIMのみ契約するときは、本人確認方法は「AIかんたん本人確認(eKYC)」を選択すること。最短5分で楽天モバイルが開通する
- あとは画面の指示に従って楽天モバイルの契約を完了させる
SIMタイプは、SIMカードまたはeSIMを選択してください。
SIMカードのみ/eSIMのみ契約したいときは、「この内容で申し込む」を選択することで、スマホを選択する画面をスルーできます。
スマホを一緒に契約したいときは、「製品選択へ進む」を選択することで、AndroidスマホやiPhoneの選択画面に移動します。
スマホの本体カラーや容量を選択する画面で、「対応しているSIMタイプ(SIMの種類)」が表示されます。
最初に自分が選んだSIMタイプと、選んだスマホの対応しているSIMタイプが一致していることを確認してください。「eSIMを選んだはずなのにSIMカードになっていた」なんてことが無いように注意してください。
あとは画面の指示に従って操作してください。
eSIMを契約するときの本人確認方法は、運転免許証またはマイナンバーカードを持っている人は、AIかんたん本人確認(eKYC)を絶対に利用するべきです。最短5分で楽天モバイルが開通します。
楽天モバイルの回線切り替え、初期設定手順を解説
他社から乗り換え時は、my楽天モバイルから「MNP開通手続き」が必要
楽天モバイルを他社から乗り換えで契約している場合は、my楽天モバイルで「MNP開通手続き」(回線切り替え手続き)が必要です。(新規契約時は不要)
楽天モバイルは、SIMカード契約時はWEB版のmy楽天モバイルで、eSIM契約時はmy楽天モバイルアプリでMNP開通手続きを推奨しています。
このMNP開通手続きが完了した時点で、今契約している携帯電話会社・格安SIMとの契約は自動で解約され、楽天モバイルが開通します。
MNP開通手続きの受付時間
受付時間 | MNP完了時間 |
---|---|
9:00~21:00 | 当日中 |
21:01~翌8:59 | 翌9:00以降 |
MNP開通手続きは、手続きをした時間帯によって完了時間が異なるので注意してください。21時直前に申し込むと、当日の開通手続きに間に合わず翌日開通となる場合があります。
MNP予約番号の有効期限終了日に近くなると自動的にMNP開通作業を行います。
SIMカード/eSIMの初期設定手順
SIMのみ契約+手持ちのiPhoneを使う人の初期設定
SIMロック解除済みキャリア版iPhoneとSIMフリー版iPhoneは「楽天回線対応製品」です。楽天モバイルのSIMを入れると自動でAPN設定が完了します。
SIMを入れてもなかなか「4G」「5G」表示にならない場合は、機内モードオンオフやiPhoneの再起動をすると表示されるようになります。
iPhoneは少し初期設定の手順が多めで、①iOSバージョンを最新状態にすること、②MNP開通手続き完了後に他社APN構成プロファイルの削除、③SIMカードやeSIMを入れた後に「キャリア設定」のアップデート、3つの作業が必要です。
どれか1つでも手順が欠けていると、楽天モバイル回線につながらない原因となるので注意してください。
SIMのみ契約+手持ちのAndroidスマホを使う人の初期設定
SIMカードやeSIMを入れて使いたいAndroidスマホが「楽天回線対応製品」であれば、楽天モバイルのSIMを入れると自動でAPN設定が完了します。
SIMを入れてもなかなか「4G」「5G」表示にならない場合は、機内モードオンオフやAndroidスマホの再起動をすると表示されるようになります。
eSIMの開通手続き(eSIMのインストール)手順は、楽天モバイルで購入した各種製品の初期設定 | Android製品の設定手順も参考になります。
自己責任で楽天回線対応製品ではないAndroidスマホを利用している場合は、手動でAPN設定が必要です。
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
スマホセットの初期設定手順
SIMカードとスマホセット契約時は、スマホにSIMカードを入れて初期設定を完了させる→MNP開通手続きの順に設定してください。
eSIMとスマホセット契約時は、スマホの初期設定を完了させる→my楽天モバイルアプリからMNP開通手続き→my楽天モバイルアプリからeSIMのインストール(楽天回線の開通手続き)の順に設定してください。
スマホセットはAPN設定不要で、SIMカード/eSIMが通信できるようになったらAPN設定が自動で完了します。
iPhone+プランをセット契約した人の初期設定
- iPhone+プランセット購入者向け初期設定方法(SIMカード)
- iPhone+プランセット購入者向け初期設定方法(eSIM利用)
- iPhone 14+プランセット購入者向け初期設定方法(eSIM利用)「AIかんたん本人確認(eKYC)」にてご契約の方
Androidスマホ+プランをセット契約した人の初期設定
ahamoから楽天モバイルに乗り換えるメリット
メリット
- 楽天モバイルの料金プランは1プラン。月額3278円でデータ使い放題。テザリングも無制限
- Rakuten Linkアプリを使って通話すれば通話料無料に
- ドコモで購入したスマホが楽天回線対応製品であれば、SIMの入れ替えだけで楽天モバイルでも使える
- 楽天ポイントがたまる・楽天モバイルの支払いに楽天ポイントが使える
- 楽天銀行デビットカード、口座振替で支払いが可能
- 楽天モバイル実店舗が近くにあれば、各種手続きが対面で可能
利用に波がある人は楽天モバイルがお得
楽天モバイルは段階制プランなので、毎月のデータ利用量に波がある人もお得ですよ。
キャリア | 料金プラン名 | 料金 |
ahamo | 基本料金 | 【20GBまで】2970円 |
ahamo | 基本料金 +大盛りオプション | 【100GB】4950円 |
楽天モバイル | Rakuten UN-LIMIT | 【20GB超過後】3278円 【20GBまで】2178円 【3GBまで】1078円 |
楽天モバイルの料金プランは1プラン。最大月額3278円でデータ使い放題。テザリングも無制限で使い放題
楽天モバイルの料金プランはすべての人に最適なワンプランです。楽天モバイルの月額料金は、毎月のデータ利用量で支払金額が決まります。
3GBまでは月額1078円、20GBまでは月額2178円、20GB以降は20GB超過後はどれだけ使っても月額3278円です。100GB使っても200GB使っても、300GB使っても月額3278円で無制限に利用できます。(1日10GB以上通信した場合は速度制限される可能性あり)
楽天モバイルのテザリングは、「1ヶ月で○GB以内しかテザリングできない」みたいな制約はなく、無制限で利用できます。(1日10GB以上通信した場合は速度制限される可能性あり)
Twitterなどを見ていると、入院しているときに楽天モバイルのSIMを入れたスマホをテザリングして、固定回線代わりに使っている人も多かったです。
2月はほとんどデータ通信しなかったけど、3月は旅行に行って20GB近くデータ通信するなど、毎月のデータ利用量に波がある人も安心ですね。
データ利用量 | 1回線目 | 2~5回線目 |
---|---|---|
3GBまで | 1078円 | 1078円 |
20GBまで | 2178円 | 2178円 |
無制限 楽天回線エリア外は最大 1Mbpsで使い放題 | 3278円 | 3278円 |
新型iPhoneをキャリア最安値・楽天ポイント還元で安く契約できる
楽天モバイルでは、「iPhone 14 Pro Max」「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Plus」「iPhone 14」を含む、最も進化した最新の「iPhone 14」ラインアップや、「iPhone SE(第3世代)」などを国内の携帯キャリアにおいて最安値※の本体価格で販売しています。
最新のiPhoneを購入するなら、楽天モバイルが1番お得です。
iPhoneとSIMをセットで契約すると楽天ポイントが貰えるキャンペーンも常時実施されています。
Rakuten Linkアプリを使って通話すれば通話料無料に
楽天モバイルで提供されている「Rakuten Link」アプリを使って電話をかけると、今お使いの電話番号そのままで、他の携帯電話会社のケータイ、固定電話を含む国内通話が無料でかけられます。
Rakuten Linkアプリを使っていない人に電話をかけても、無料で国内通話がかけ放題になります。また、海外の対象国と地域からであれば、日本国内へは無料で電話がかけられます。
Android版とiOS版でアプリの挙動が異なるので、詳細はRakuten Link | オプションサービス | 楽天モバイルをご覧ください。
ドコモ/ahamoで購入したスマホが楽天回線対応製品であれば、SIMの入れ替えだけで楽天モバイルでも使える
ドコモで購入したAndroidスマホやiPhoneが、楽天モバイルで「楽天回線対応製品」になっていれば、楽天モバイルでも引き続き使えます。
楽天回線対応製品のドコモスマホのSIMロックを解除して、楽天モバイルのSIMカードを入れると、楽天モバイルの回線を使ってデータ通信や音声通話ができるようになります。
キャリア版Androidスマホは楽天回線対応製品になっているものはかなり少ないです。自分で「楽天回線対応製品」になっているSIMフリー版Androidスマホを購入して使ってもいいでしょう。
iPhoneは、SIMロック解除済みのキャリア版iPhoneと、SIMフリー版iPhoneが楽天回線対応製品になっています。iPhoneであれば楽天モバイルで絶対に利用できるのでご安心ください。
楽天ポイントがたまる・使える(楽天モバイルの支払い充当OK)
楽天モバイルを契約している間は、楽天市場での買い物がポイント+1倍になります。(楽天モバイルはSPU対象サービス)
楽天モバイルの支払い方法に楽天カードを設定しておけば、楽天モバイルの支払額100円につき1円相当の楽天ポイントがたまります。
たまった楽天ポイント、楽天モバイルのキャンペーンで貰ったポイントは楽天市場での買い物に使うのもいいですし、楽天モバイルの支払料金に充当も可能ですよ。
楽天モバイルは、楽天ポイントで月額料金・各種手数料と製品代金の一括払いができます。楽天モバイルでiPhoneを一括払いで購入するときに楽天ポイントを使って安くする、みたいなこともできますよ。
楽天銀行デビットカードで支払いが可能
楽天モバイルは、楽天銀行デビットカード・口座振替で支払いが可能です。
楽天銀行デビットカード
楽天銀行デビットカードは、月額料金や各種手数料の支払い、スマホ代金の一括払いで利用できます。
楽天銀行デビットカードを使って、スマホ代金を24回払い・48回払いで支払いは不可能です。
また、楽天銀行デビットカードは楽天モバイルの支払額100円につき1円相当の楽天ポイントがたまりますよ。
口座振替
口座振替は、月額料金や各種手数料の支払いで利用できます。
なお、毎月の口座引き落とし時に手数料110円かかります。1年間で1320円かかるので、口座振替で契約したいと考えている人は、本当に口座振替でいいのか熟考したほうがいいですよ。
楽天モバイル実店舗が近くにあれば、各種手続きが対面で可能
もしも現在住んでいる地域に楽天モバイルの実店舗があれば、楽天モバイルの各種手続きが対面でできます。
2022年3月8日時点で、全都道府県に出店している楽天モバイルショップの店舗数が合計1000店舗を突破しています。
楽天モバイル店舗では、
- 回線契約や名義変更などの各種手続き
- Rakutenオリジナル製品の故障受付
- あんしん操作サポート
- データ移行サポート
などを受けられます。検索してもどうしても解決できないときは、楽天モバイルショップに行くといいでしょう。
ahamoから楽天モバイルに乗り換えるデメリット・注意点まとめ
乗り換えるデメリット
- データ使い放題なのは「楽天回線エリア」のみで、楽天回線エリアはまだまだ狭い
- Rakuten Linkを使わずに通話した場合、30秒ごとに22円かかる&通話無料対象外の通話あり
- ドコモのAndroidスマホと楽天モバイル回線は相性が悪い
- 5分かけ放題が無くなる
データ使い放題なのは「楽天回線エリア」のみで、楽天回線エリアはまだまだ狭い
楽天モバイルには、
- 楽天モバイルが自社で基地局を整備している「楽天回線エリア」
- auから回線を借りてサービスを提供している「パートナー回線エリア」
の2つのサービスエリアがあります。
楽天モバイルで、データ使い放題になるのは楽天回線エリアでデータ通信しているときだけです。
パートナー回線エリアは月5GBまで高速通信できます。楽天回線とパートナー回線どちらで通信しても、データ利用量としてカウントされます。
楽天回線のサービスエリアは、ドコモ/au/ソフトバンクと比べるとまだまだ劣ります。
田舎はまだまだ「楽天回線」の整備が追いついておらず、パートナー回線での通信となる可能性があります。
同じ「楽天モバイル町」でも、「楽天モバイル町1丁目~3丁目」までは楽天回線エリアだけど、「楽天モバイル町4丁目~6丁目」はパートナー回線エリアである可能性もあります。
なお、パートナー回線には余ったデータ容量の翌月繰り越しという概念はありません。
Rakuten Linkを使わずに通話した場合、30秒ごとに22円&通話無料対象外の通話あり
Rakuten Linkアプリを使った通話は無料になりますが、うっかりRakuten Linkアプリを使わずに電話を発信した場合、30秒ごとに22円かかります。
また、Rakuten Linkアプリを使って電話を発信しても(0180)(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話については、無料通話の対象外となります。詳細は対象外番号一覧をご確認ください。
OS標準アプリで、1回15分以内の国内通話がかけ放題になる「15分(標準)通話かけ放題」オプションがありますが、こちらもRakuten Linkアプリ同様、対象外番号があります。
ドコモのAndroidスマホと楽天モバイル回線は相性が悪い
ドコモで販売されているAndroidスマホは、楽天モバイル回線との相性が非常に悪いです。
楽天モバイルで動作確認されているドコモから販売されたAndroidスマホで、楽天回線対応製品になっているものはほぼありません。無いと言っていいです。
それはなぜかというと、楽天モバイルのパートナー回線として使用している「LTE Band 18/26」に対応していない製品が多いからです。
楽天モバイルのパートナー回線は、auから回線を借りてサービスを提供しています。(ローミング)
ドコモで販売しているAndroidスマホは、au回線やソフトバンク回線に対応していないものが非常に多いです。
ahamoから楽天モバイルに乗り換えでよくある質問
ahamoから楽天モバイルに乗り換えるときに発生する費用は何円?
発生する費用
- 【ahamoで発生】MNP転出手数料は無し
- 【ahamoで発生】解約金は無し
- 【ahamoで発生】端末代金の支払いの残り
- 【ahamoで発生】ahamoから楽天モバイルに乗り換えた月の、ahamoの利用料金
【ahamoで発生】端末代金の支払いの残りの支払い
ahamoら楽天モバイルに乗り換えても、端末代金の支払いの残りの支払いは必要です。
たとえばahamoでiPhone 11を24回払いで購入して、20回目の支払いでahamoから楽天モバイルに乗り換えたときは、残り4回の支払いが必要です。
ahamoから楽天モバイルに乗り換えたからといって、端末代金の支払いがチャラになることは絶対にありません。
引き続き分割払いで支払いを続けるか、解約とともに一括で返済するか、どちらかの方法で残金の支払いを行います。
【ahamoで発生】解約月の月額料金の支払い
ahamoを月の途中で解約する場合は、日割り計算されずに月額料金が満額請求されます。その他通話料やオプション料金もかかります。
ahamoとの契約はどのタイミングで解約される?
ahamoから楽天モバイルに乗り換えで契約するときは、my楽天モバイルでMNP開通手続きが完了すると、楽天モバイルが開通し、ahamoとの契約が自動で解約されます。
「他社から乗り換え」で契約するときは、楽天モバイルを申し込む前、MNP予約番号を発行した後にahamoを解約しないでください。
申し込みから開通・自動解約までの一例
- 3月1日にahamoでMNP予約番号を発行した
- 3月2日に楽天モバイルを他社から乗り換えで申し込んだ
- 3月3日に楽天モバイルのSIMカードが発送された
- 3月4日に楽天モバイルのSIMカードが届いたので、my楽天モバイルでMNP開通手続きをした
- 3月4日付でahamoとの契約が自動で解約され、楽天モバイルが開通
- 後日、3月分のahamoの利用料金が請求される
楽天モバイルが開通するまで何日かかる?
申し込むもの | 開通までの日数 |
SIMカード | 配送日時指定なしなら 最短2日でお届け |
スマホセット | 配送日時指定なしなら 最短2日でお届け |
eSIM | 最短5分で開通 MNPの場合は受付時間に注意 |
乗り換え・MNPで楽天モバイルを契約した場合、MNP開通受付時間によっては当日の開通に間に合わない可能性があります。新規契約時はMNP開通受付時間は関係ないので気にしなくていいです。
eSIMであっても、MNP開通受付時間に間に合わなければ最短即日開通はできません。
楽天モバイルの初月の料金は日割り計算される?
楽天モバイルを契約した初月の料金は日割り計算されません。利用したデータ量によって料金が決まります。
初月の利用データ量が3GB以下なら1078円になります。(通話料別)
スマホの分割払い途中でも、MNP予約番号の発行、楽天モバイルへの乗り換え、解約は可能です
購入したスマホの分割払いが終わっていなくても、
- ahamoでMNP予約番号を発行
- ahamoから楽天モバイルに乗り換え
- ahamoの解約(乗り換えずに純粋に解約する)
は可能です。
分割払いが終わっていないという理由で、MNP予約番号の発行、ahamoから他社への乗り換え、ahamoの解約ができませんよ、なんて言われることは絶対にありません。
なお、ahamoから楽天モバイルに乗り換えたからといって、ahamoの分割払いがチャラになることは絶対にありません。
分割払いが残っている状態でも
楽天モバイルに乗り換えるついでに、楽天モバイルのiPhoneやAndroidスマホは契約できる?
契約できます。楽天モバイルではAndroidスマホやiPhoneを販売しているため、SIMとスマホをセット契約できます。
楽天モバイルを他社から乗り換えで契約する場合、キャンペーン特典額や割引額が増額することがあるので、ahamoを解約してから楽天モバイルを新規契約するよりも、ahamoから楽天モバイルに乗り換え・MNPしたほうが圧倒的にお得です。
なかにはポイント還元や割引によって実質0円になるスマホもあります。
乗り換えは可能ですが、楽天モバイルでスマホセットを購入する場合は、そちらの支払いも必要になるため、ahamoと楽天モバイルで二重で端末代金を支払うことになります。